彼女の親(両親)に結婚の挨拶！実家への挨拶で気をつける言葉

彼女へのプロポーズが成功したら、次の難関は彼女の両親への結婚の挨拶になります。彼女の両親への結婚の挨拶は、どんな男性でもドキドキするものでしょう。

彼女の両親とは会ったことがあるという男性でも、彼氏として会う場合と旦那様候補として会う場合では、両親がチェックするポイントは変わってくるはずです。

彼女の両親への結婚の挨拶を、つつがなく無事に終わらせたい、そんな時にはどんなことに注意をして挨拶をするといいのでしょうか。

彼女の両親へ結婚の挨拶をしに行くためには、当然のことではありますが、彼女の実家の両親のところへ行くことになります。彼女の実家へ結婚の挨拶に行くというときには、どのタイミングで挨拶に行くようにするといいのでしょうか。

プロポーズをしてから、彼女の実家へ結婚の挨拶に行くまでをまとめていきましょう。

彼女の実家へ結婚の挨拶に行くタイミングになるのは、彼女にプロポーズをして相手と結婚をすると決めてから1ヶ月前後がいいでしょう。プロポーズしてすぐでも、あまり先に延ばしすぎてもいけません。

彼女も実家の両親にプロポーズされたことを連絡しているはずです。プロポーズをしたとはきいたけど、半年たっても実家に挨拶にも来ないというようでは、相手の両親もどういうつもりなのだろうと悩むことになってしまうでしょう。

彼女の実家の両親への挨拶は、できるだけプロポーズから1ヶ月の間を目安に考えるようにしていきましょう。

彼女の実家に挨拶に行く時には、事前に日時を決める必要があります。彼女の実家が近くであったとしても、突然相手の実家を訪れるのは、相手にも失礼になります。

色々と準備もあると思うので、彼女の両親の実家へ挨拶に行く時には、遅くても2週間前には連絡をして予定を入れておいてもらうのがおすすめです。

「今週末お邪魔してもいいですか？」というのはOKの場合もあれば、ちょっと用事があるという場合もあります。今週か来週くらいにお邪魔したいと伝えれば、相手の実家でも予定が立てやすくなるでしょう。

彼女の実家に毛今の挨拶をしに行く日が決定したら、その日に向けて男性は準備を始めましょう。彼女の実家へ結婚の挨拶をしに行くためには、男性はどんな準備をする必要があるのでしょうか。

彼女の実家へ結婚の挨拶をしに行く時には、手土産を準備する必要があります。例え男性と彼女の実家の両親が顔見知りであったとしても、結婚の挨拶をしに行くというのは別ものです。

知っている相手だから必要ない、ではなく、知っている相手だからこそ礼儀を重んじるようにしていきましょう。

彼女の実家の両親へ挨拶に行く時の手土産の金額の相場は、だいたい3,000円程度になります。購入するものによっては多少高くなったり安くなったりすることはあるかもしれませんが、1,000円以上差がでるような手土産にならないようにしましょう。

安っぽく見えてしまうようなものや、あまりにも高級感が溢れすぎているものもよくありません。

安っぽいものだど「うちの娘をこの程度だと思っているのか」と相手の両親に思われてしまうことがあります。逆に高級すぎるとひんしゅくを買ってしまうこともあるでしょう。

彼女の実家の両親へ挨拶に行く時の手土産は、できれば相手の両親の好きなものを選べるといいでしょう。彼女にも相談をして、両親がどんなものが好きなのかをリサーチしておいてください。

甘いものが好きだという場合は、バームクーヘンやもなかなどがおすすめです。甘いものが苦手な両親へは、あられやコーヒーの詰め合わせなどを選ぶのもいいようです。いつ食べてもらえるかわかないので、賞味期限が長いものを選ぶのもポイントです。

彼女の両親が、糖尿病などの病気で食べられないものがないかということも、あらかじめ聞いておくと手土産を選びやすくなるでしょう。

手土産を選ぶことができたら、男性自身のみだしなみを整えていきましょう。彼女の実家の両親への挨拶というのは、いわば面接のようなものです。彼女の両親という面接官に、彼女の旦那様としてふさわしいかどうかの面接をされるものだと思ってください。

彼女の両親と会うというときには、すっきりとした髪型で両親に挨拶に行くのがおすすめです。仕事の都合などで、長髪にしているという人は、結ぶことができるならしっかりと結んでおきましょう。

七三分けにまでする必要はありませんが、相手の両親に挨拶をするためにお辞儀をしたときに、髪の毛がバサバサと前後しないように、ある程度ワックスなどで固めておくのもおすすめです。

彼女の両親に会う日に突然髪型を変えると、なんとなく不自然な印象になるので、挨拶に行くと決めた日からちょくちょく挨拶に行く時の髪型に慣れておくと安心です。

先ほども書いたように、彼女の両親に結婚の挨拶に行くというのは、いわば面接に行くようなものです。基本的にはスーツで挨拶に伺うようにしましょう。スーツを持っていないという人は、この機会に1着シンプルなスーツを購入するのがおすすめです。

「ラフな格好で」と相手の両親から言われても、基本的にはスーツがおすすめです。間違ってもTシャツにジーンズという格好で挨拶には行かないようにしてください。

またラフな格好でと、「気軽にいらしてください」は言葉の意味が違います。ラフな格好と言われたときにはパンツスタイルにジャケットという格好でかまいませんが、気軽にと言われたときには緊張しないで来てくださいという意味です。スーツで行った方がいいでしょう。

彼女の実家に遊びに行ったという時であれば、靴下に穴が開いていても笑い話になりますが、結婚の挨拶に行った時に、靴下に穴が開いていたという場合は、相手の両親に不安を与えてしまうことがあるかもしれません。

もしかしたら靴下も買えないほどお金に困っているのではないか･･･。彼女の両親にそんな心配をさせないためにも、靴下や靴も手を抜かないでしっかりとしたものを選んでいくようにしましょう。

男性は彼女の実家の両親に挨拶に行くと決まったら色々と準備をしなくてはいけないことがたくさんあります。では女性はどんな準備をすればいいのでしょうか。

女性は基本的には連絡係になります。彼氏が挨拶に行く日にちの段取りが中心の準備になります。彼氏が手土産や着ていく服で迷っている時には、両親の好みを考えながらアドバイスをしてあげるのもおすすめです。

挨拶に行く前日には、念のため両親に電話を入れてご機嫌をとっておくようにするのも大切です。

事前準備ができたら、いよいよ彼女の実家へ訪問することになります。男性が1番緊張をする瞬間です。彼女の実家を訪問するときには、あらかじめマナーを確認して失礼がないように行動をしていきましょう。

これから紹介する彼女の実家へ能門する際のマナーは、基本的には一軒家を想定していますが、相手の家がマンションであった場合も大きくかわりません。

彼女の実家へ訪問するときには、相手側の準備の時間を考えることも大切です。学生の頃には5分前行動なんてことを言われたりすることがありましたが、彼女の実家に行く時には、約束の時間よりも2～3分遅れていくというのがマナーになります。

念のために彼女から両親に「時間よりちょっと遅れていく」と連絡を淹れてもらうようにしておくといいかもしれません。ポイントは、遅すぎず早すぎずです。

5分遅くなると「遅刻」になってしまうかもしれませんが、ぴったりに行ったり、少し前に着くと相手がまだ準備ができていないこともあるので注意をしましょう。

呼び鈴を鳴らして、中から彼女の両親が出てきたら、玄関に入る前に挨拶をします。「本日はお時間をいただいてありがとうございます。○○です」というように、ハキハキとした声で挨拶をするようにしましょう。

彼女の実家の両親が顔見知り出会ったとしても、挨拶はした方がいいでしょう。その場合には「ご無沙汰しております。本日はお時間をいただきありがとうございます」が適当な挨拶となります。

玄関に入ったら靴を脱ぐことになります。靴を脱ぐときは、前向きのまま靴を脱いで家にあがり、くるっと体を回転させて靴を反対側に向けておきます。脱ぎっぱなしにすることがないようにしましょう。

脱いだ靴は玄関の中央に置くのではなく、玄関の下座になる方向へ寄せて並べます。玄関にある靴箱の上に花などが飾られていると言う場合はそちらが上座になります。靴箱とは反対側に靴をおきます。

下駄箱があるけれど、下駄箱とは反対側に花などが飾られている棚があるという場合には、下駄箱側が下座になります。

せっかく用意した手土産はどのタイミングで渡すものなのでしょうか。手土産を渡すタイミングは、部屋に通された後になります。

彼女の実家の両親と話す部屋に通されたら、男性が手土産を渡します。手土産は紙袋から出して、両親の真ん中にくるように渡すようにします。もしも両親がかなり離れて座っているという場合は、彼女の父親に渡すようにしましょう。

手土産を渡すときには「○○がお好きだとうかがいましたので」や「つまらないものですが」と一言添えて渡すようにしましょう。

手土産を渡す前に、どこに座るのかというのも大切になります。いつもならお客様として扱われるのでどこに座ろうと関係ないかもしれませんが、今回は結婚の挨拶でお邪魔しています。基本的には下座に座るようにしましょう。

相手の両親が「そんなこと言わず」と上座を進めてきたときには、1度は必ず断ってください。「本日はご挨拶でうかがいましたので、こちらで結構です」と下座に座ります。

それでもどうぞどうぞと言われたときにはムキになって嫌ですとは言わずに「それではお言葉に甘えまして」と指定された場所に座るようにしましょう。

下座というのは、部屋の入り口に一番近い位置になります。入り口の対角線上にある部屋の奥にあたる部分が上座と呼ばれるところです。

基本的には上座に彼女の父親が座り、その隣に母親、父親の前に彼女が座り、彼女の母親の前に男性が座るという構図になるでしょう。

座る位置が決まってほっとしたところで、いよいよ結婚の挨拶をすることになります。ここからはマナーに気をつけることも大切ですが、どんな言葉を使うのかということも大切になってきます。

それでは彼女の両親に結婚の挨拶をするまでの流れをみていきましょう。

玄関で1度挨拶はしているものの、みんなが座って落ち着いたところでもう一度挨拶をします。玄関で言った挨拶と同じでもかまいません。

「お時間をいただきましてありがとうございます。○○さんとお付き合いさせて頂いている△△と申します」というような挨拶を改めてするといいでしょう。

彼女の実家に結婚の挨拶にきているので、当然結婚の話はするのですが、突然結婚の話をするのは相手の両親の心臓にもよくありません。

まずは軽く世間話をして、場の空気になれるといいでしょう。「最近は寒くなりましたね」とか「もうこんな季節なんですね」というように、天気や季節の話題が当たり障りのない会話になるでしょう。

ペットを飼っている実家であれば、ペットのことを話題に選ぶのもいいかもしれません。

場が和んできたところで、いよいよ結婚の話を切り出すことになります。結婚の話は、女性ではなく男性から切り出すようにしましょう。男性のタイミングで両親に結婚の話を切り出すことになります。

ちょっと話題が途切れたところを見計らって、切り出していきます。座敷に通されている場合は、座布団から降りて結婚の話をしていくことになります。

座布団の上というのはお客様の場所です。お願いしに来たというときには、そこから降りるのもマナーです。

いざ彼女の実家の両親に挨拶をしようと思っても、これという言葉が出てこない時もあります。彼女の両親に挨拶に行く前に、どんな結婚の挨拶をするのかあらかじめ決めていくのがおすすめです。ここではシンプルな結婚の挨拶の言葉を紹介させていただきます。

シンプルな結婚の挨拶の言葉です。
「○○さんを幸せにします。
○○さんと結婚させていただけないでしょうか。お願いします」

誠実さを出したいという時の結婚の挨拶の言葉です。
「まだ未熟者ではありますが、精一杯○○さんを大切にします。
○○さんと結婚させていただけないでしょうか。」

彼女の両親とは何度か会っているという場合もあります。そんな場合の結婚式の挨拶の言葉です。
「○○さんにプロポーズをさせていただき、結婚の承諾をいただけました。
○○さんを必ず幸せにします。結婚をお許しいただけるでしょうか」

彼女の両親への結婚の挨拶では、男性が気をつけなくてはいけない言葉が色々とあります。つい結婚の挨拶で使ってしまうような言葉も、彼女の両親の怒りをかう言葉になってしまうことがあります。注意して言葉は選ぶようにしていきましょう。

彼女の両親への挨拶で、男性が気をつけなくてはいけない言葉にはお父さん、お母さんがあります。彼女の父親や母親のことをお父さんお母さんと呼んでしまう男性がいますが、少し気が早いかも知れません。

中には「まだ君のお父さんになったつもりはない」なんて怒られてしまうこともあるかもしれません。「お父様、お母様」というように、正しい言葉を選んで使うようにしてください。

彼女の実家に挨拶に行った時に気をつけなくてはいけないのが、彼女の呼び方です。ついいつものクセで呼び捨てやニックネームになってしまわないように注意が必要です。

特に彼女の両親の前では、「○○さん」というように、さん付けで名前を呼ぶようにしなくてはいけません。

うっかり男性が言ってしまうのが「結婚することに決めました」です。もしかしたら彼女の両親も結婚に賛成してくれているかもしれません。しかし結婚の挨拶に行く時点ではまだ、彼女の両親から結婚の承諾を得てはいないという前提です。

まるで事後報告をされているような気分になる「決めました」という言葉はNGです。「お許しいただけるでしょうか」という言葉を使うようにしましょう。

テレビなどでは彼女の両親への挨拶の時に、「娘さんをください」という言葉を使っていますが、彼女の両親にとってはあまりいい言葉とはいえないので使わないほうがいいでしょう。「娘はものではないからあげられない」なんて言われてしまうかもしれません。

結婚の挨拶に言った時には、彼女の両親から色々と聞かれることもあるでしょう。あらかじめ彼女の両親から聞かれることを想定して話しを考えておくのもポイントです。

彼女から両親に、男性のことがある程度伝わっていることもあります。どんな風に話してあるのかも聞いておくといいかもしれません。

おそらく必ず聞かれる質問が、彼女と付き合うことになったきっかけです。嘘をつく必要はありませんが、彼女が両親には言わないで欲しいことがあるかもしれないので、一応話しを合せておくといいかもしれません。

どちらからアプローチをしたとか、どこで出会ったなど、エピソードを交えて簡潔に話すことができるとよさそうです。

次に多く聞かれるのが、仕事は何をしているのかということです。おそらく彼女から両親にどんな仕事をしている人かということは聞いているはずです。それでもあなたに質問をするのは、仕事に対してどれだけの責任感を持っているのかを聞きたいからでしょう。

彼女の両親に説明するときには、専門用語は避けてわかりやすく説明できるように考えておくといいでしょう。

ただし「こんなことを言ってもわからないだろう」という気持ちは持たないようにしてください。どうせ言っても分からないという気持ちは相手に伝わってしまうものです。

無事に結婚の挨拶が済んだら、きりがいいところで帰宅することになります。挨拶をした後から帰宅までには、どんなことに注意をするといいのでしょうか。最後まで気を抜かないように、しっかりと確認をしておきましょう。

無事に彼女の両親から結婚の許しをいただけたら、今後のことを簡単に話しておきましょう。通常は彼女の両親への挨拶が終わった後に、男性の両親へ結婚の挨拶をしに行きます。

その後に両家の顔合わせや結婚式の話をしていくことになります。だいたいこれくらいの期間のイメージで考えているというような話ができるといいかもしれません。

居心地のいい実家であっても、長居をしすぎるのはよくありません。訪問からおいとままではだいたい2時間くらいを目安に考えておくといいでしょう。

結婚の挨拶後の歓談まで終わったところで、「すみません。つい長居をしてしまいました」と男性から帰る旨を申し出るようにしましょう。

「本日はご挨拶にと思い伺いましたので、そろそろ失礼いたします」というような言葉を添えるといいでしょう。

帰るときにも部屋を出るときと玄関を出るときの2回挨拶をするようにします。部屋を出る時には、「ありがとうございました。今後のことについては、○○さんとも話し合って相談させてください。どうぞよろしくお願いします」などの挨拶をします。

玄関では「本日はありがとうございました。また伺わせてください」とお礼を伝えるようにしましょう。

挨拶を終えて無事に帰宅したら、最後の段階です。帰宅をしたらお礼の電話を入れるか、お礼状を書くようにしましょう。電話をする時には帰宅時間が遅くなった時には次の日に電話をしてもかまいません。

彼女から電話をしてもらうのではなく、男性からも必ず電話をするか、お礼状を書くようにしましょう。

今回は彼女の親に結婚の挨拶をする時に、実家への挨拶で気をつける言葉などを紹介させていただきました。結婚の挨拶というのは、何かをされるわけではないの緊張してしまうものです。

マナーを覚えることができたら、後は落ち着いて、あなたの誠実な気持ちが彼女の両親にわかっていただけるようにゆっくりと話すことが大切です。多少マナーを間違えても問題はありません。落ち着いて頑張ってください。