冷たい人間の心理や特徴とは?冷淡な性格だと言われる!

自分ではそんなつもりがないのに「冷たい人」と言われることはありませんか?周囲から「冷たい」と言われてしまう人の心理や性格の特徴、NG行動、冷たい性格を直す方法などをまとめました。周りから「冷たい人」と言われて気になっている人は必見です!

冷たい人間の心理や特徴とは?冷淡な性格だと言われる!のイメージ

目次

  1. 1周りから冷たい人と思われていませんか?
  2. 2「冷たい人」とは?
  3. 3冷たい人の心理とは?
  4. 4冷たい人の特徴【性格編】
  5. 5冷たい人の特徴【態度・行動編】
  6. 6冷たい人だと周りから言われるNG行動
  7. 7冷たい性格を直す方法とは?
  8. 8冷たい人を好きになってしまう理由とは?
  9. 9優しい?冷たい?あなたの冷酷度診断
  10. 10冷たい人は本当は優しい面も?
  11. 11周囲と理解し合う努力で人間関係が改善!

周りから冷たい人と思われていませんか?

誰だって人から「冷たい人」とは思われたくはありません。けれど、悪気はないのに、周りから「冷たい」「クール」という印象を抱かれがちな人がいます。

なぜいつも「冷たい人」と思われてしまうのでしょうか?冷たい印象を与える人の特徴や心理、性格を見ていきましょう。あなたに当てはまるものはあるでしょうか?

「冷たい人」とは?

冷たい人は、「クール」「冷静」「冷淡」「冷酷」などと言われます。決して意地悪な人ではないのですが、まるで血が通っていないかのように、人に対する思いやりが感じられず、何を考えているかもわからないという印象を持たれることが多いようです。

冷たい人の心理とは?

冷たいと言われる人には特徴があります。冷淡に見られがちな人の心理とはどんなものなのでしょうか?大きく3つの特徴を紹介します。

他人に興味がない

冷たい人は、「自分は自分、他人は他人」と考えています。誰かが困っていても、自分に関係がなければ声をかけたりしません。人から悩み相談を受けても、基本的に興味がないので少し経つと話の内容を忘れてしまい、「前に話したよね?」と相手がガッカリすることもあります。

自分さえよければいいというマイペースな性格でもあるので、他人に共感することがありません。そのことで「冷たい」と言われると、むしろ「助けて欲しいならそう言えばいいのに」と思ってしまうのです。

合理的・理性的に考える

合理的で理性的な考え方をする人は「冷たい」と思われがちです。合理的・理性的であることは、仕事などでは必要な面もありますし、決して悪いことではありません。

けれど、冷たい人はプライベートな場面でも合理的・理性的に考えてしまい、意図せず相手を傷つけてしまうことがあります。「気持ちをわかって欲しい」「優しい言葉をかけて欲しかった」という相手の心理を汲み取れず、人間関係がうまくいかなくなってしまいます。

人を信用しない

冷たいと思われている人は、基本的に人を信用していません。人を信用できないから、出会ったばかりの人に自分の気持ちを話すことはありませんし、長い付き合いでも本音をすべてさらけ出すことはしません。感情をすべて相手に見せることは恥ずかしいことだし、相手にとっても迷惑だろうと考えているようです。

そんな心理が態度に表れ、「何を考えているかわからない」「距離を感じる」という印象を持たれ、冷たい人と思われてしまうのです。

冷たい人の特徴【性格編】

冷たい人はいくつか性格的な特徴があります。どんな性格の人が冷たいと思われがちなのか、見ていきましょう。あなたは思い当たることはありますか?

思いやりや共感ができない

冷たい人は、人の気持ちに関心がなく、理解することができないという性格的な特徴があります。思いやりや共感ができず、誰かが悲しんでいたら一緒に悲しんだり励ましたりする、喜んでいたら自分のことのように喜ぶといった、普通の人にとっては当たり前のことができないのです。

誰かが悲しんでいたり悩んでいたりしても、「泣くくらいならまず解決策を考えるべき」「そのくらいみんな経験しているからたいしたことない」などと、見当違いなアドバイスをしてしまいます。

マイペースで自己中心的

冷たい人は、「自分さえよければいい」「人からどう思われようと気にしない」という性格の人が多いようです。よく言えば、他人の評価に左右されない自立心がある人なのですが、それが前面に出すぎてしまうと、「自己中心的」と思われてしまいます。

他の人が大変そうでも手を差し伸べない、人から非難されても気にしないなど、マイペースで自己中心的な面が「冷たい人」という評価になってしまいます。また、損得で考える面があり、自分の得にならないことはしないというのも、「冷たい人」と思われる一因です。

つねに冷静で理性的

感情よりも理性を優先するのが冷たい人の性格的特徴の一つです。たとえ感情的になってしまいそうなトラブルなどがあっても、物事を頭で考え、冷静に理性的に判断します。そうすることで最善の答えが見つかると考えているからなのですが、それが周りからすると「感情がない」「冷たい」という評価になってしまいます。

感情を表に出さない

うれしいときも悲しいときも感情をあらわにしないのも冷たい人と思われる一因です。感情的に振る舞ったところで、状況は何も変わらないと思っているのかもしれません。

人から何かしてもらって「ありがとう」と言葉では言うものの無表情、つらい状況にいるはずなのにいつもと変わらず淡々としているといったところが、周りから見たら「何を考えているかわからない」「気持ちが通っていない」と思われてしまいます。

冷たい人の特徴【態度・行動編】

態度や行動にも、冷たいと思われがちな人の特徴がよく表れています。次の4つに思い当たるものがある人は、周りの人から「あの人は冷たい」と思われている可能性が高いのでチェックしてみましょう。

笑顔がなく無表情

冷たい人は感情を表すことが不得意で、うれしいときも悲しいときも、つねに無表情です。いつも真顔で、よほど面白いことがない限り、笑顔を見せることがありません。そのため、「怒っているのかな」「つまらなそう」と誤解されてしまうことが多いのです。

キツいことを言いがち

冷たい人は人の気持ちに鈍感で思いやることができないため、ついキツいことを言いがちです。本人は正論や現実的な考えを述べているだけで、悪気はないのですが、周囲の人から見ると「人の気持ちがわからない冷たい人」「性格が悪い」という評価になってしまいます。

困っている人に対して励ますつもりで「そのくらいどうってことない」などと言ってしまったり、ブラックジョークのつもりで言ったことが人を傷つけてしまったり、自分でも意図しないところで人間関係のトラブルを起こしてしまうこともあります。

困っている人や悲しんでいる人に無関心

困っている人や悲しんでいる人がいても手を差し伸べないのも、冷たい人の特徴です。普通の人なら、手伝ってあげたり、寄り添って共感してあげる場面でも、何もしようとしません。

決して意地悪な気持ちで放置しているわけではなく、「自分は自分、他人は他人」という性格なので、求められないかぎり自分から動くことがないのです。「相手が助けて欲しいと言えば助ける」「自分が解決できることならするけど、役に立たないならするだけ無駄」と思っているのでしょう。

人と距離を置く

人との距離があるのも、冷たいと言われる人の特徴です。マイペースに生きることを重視しているので、たとえ恋人同士でも、一日に何度も連絡をとる、毎日のように会うなんてことはあり得ないと思っています。友人同士でも相手から誘われない限り自分から連絡することはありませんし、1年くらい連絡をとらなくても寂しいと思うことはありません。

心理的な距離もあるので、なかなか自分の本音を話すことはありませんし、相手の気持ちを汲み取ろうとすることもありません。「すべてを人に話す必要はない」「言いたいことがあれば言えばいい」という考え方のせいで、「他人行儀で冷たい人」と思われてしまいます。

冷たい人だと周りから言われるNG行動

これまでに冷たいと思われる人の性格や態度、行動の特徴を見てきました。ここでは、周りから特に冷たいと思われてしまうNG行動をチェックしましょう。思い当たるものがある人は要注意です。

気持ちを態度に表さない

何かしてあげても「ありがとう」の一言がない、恋人に一度も「好き」と言ったことがない、楽しいはずの場面でも無表情…など、心当たりがある人は周りから「冷たい人」と思われている可能性が高いです。「気持ちをいちいち態度に出さなくてもわかるだろう」と思っているのかもしれませんが、それでは相手には伝わりません。

相手のことを思ってした行動に対して笑顔で感謝されればうれしくなりますし、恋人同士で愛情表現がなければ相手は不安になってしまいます。人間関係は気持ちのやりとりで成り立っているので、「あえて態度に表す」ことを心がけるだけで人付き合いがスムーズになることもあるのです。

困っている人がいても何もしない

冷たい人は、人の気持ちを理解していたとしても、何も行動に移さないために「他人に関心がない」と思われがちです。「自分には解決できないから手伝っても迷惑だろう」「何もできないのに言葉だけで励ますのは無責任」と思っているとしたら、あなたは周りから「冷たい人」だと思われているでしょう。

自分が役に立てるかどうかは関係ありません。困っている人がいたら「何かできることはある?」と声をかけたり、悲しんでいる人がいたらなぐさめたり元気が出るプレゼントをするなど、「あなたのことを思っている」という態度を表すことが大切なのです。

厳しいことや正論を言う

冷たい性格の人は言葉にもトゲがあり、いらぬ一言を言って相手を不快にさせてしまうことがあります。本人は相手のためを思って厳しいことや正しいことを言っているつもりでも、「こう言われたら相手がどう思うか」という視点が抜けているため、人を傷つけてしまうことがあります。

厳しくも現実的なアドバイスや正論は、相手がそれを求めているときにだけ力を発揮します。ただ話を聞いて共感して欲しい人には受け入れられません。相手が何を求めているかをまず考えましょう。

冷たい性格を直す方法とは?

冷たい性格というのは生まれつきのものではありません。これまでの人間関係や経験によって作られたものなので、習慣や考え方を変えれば、少しずつ直していくことができます。3つの方法を紹介しますので、冷たい性格を直したい人は、1つずつ実践してみましょう。

「ありがとう」や「好き」を言葉で表す

まずは、気持ちを言葉で表すことから始めてみましょう。相手から何かしてもらったら「ありがとう」と言う、好きな人には「好き」と言う、といったシンプルなことが人間関係を円滑に進めるにはとても大切です。「言わなくてもわかる」は、あなたが思うほど相手には伝わっていないものです。

気持ちを言葉で表すことができたら、次は笑顔になりましょう。笑顔は言葉の何倍も気持ちが伝わります。うれしいことがあったらニッコリ笑う、楽しいときは声をあげて笑う、ということを続けているうちに、周りからの「冷たい人」という評価も変わっていくでしょう。愛想笑いはできないという人は、口角を少し上げることから始めてみてください。

相手の気持ちを想像して行動する

合理的・理性的に考える冷たい人は、人の気持ちを思いやることが苦手です。けれど、人は気持ちで動く生き物です。人の行動の裏には、その人の気持ちが反映されていることが多いので、相手の気持ちを知ろうとしないと人付き合いがうまくいきません。

相手は今どんな気持ち?相手がして欲しいことは何?と、相手の気持ちを想像する「思いやり」の習慣を持ちましょう。相手の気持ちがわかったら、言葉をかける、相手のして欲しいことをするといった、行動をとることも大切です。たとえそれが見当違いだったとしても「あなたを思っている」という気持ちが伝わるだけで喜ばれるものです。

ときには理性より感情で行動する

つねに冷静で合理的・理性的な人には難しいかもしれませんが、ときには感情に任せて考えたり、行動したりすることも大切です。人間関係が気持ちのやりとりで成り立っている以上、合理的に考えて出した答えが正しいとは限りません。理性より感情がいい結果をもたらすこともあるのです。

合理的でないと思ってもあえて気持ちの赴くままに行動をするうちに、周りの人の気持ちも自然と理解できるようになっていくはずです。

冷たい人を好きになってしまう理由とは?

自分のことを好きかどうかわからない、そっけなくて大事にされていない、そんな冷たい人を好きになってしまうことがあります。苦しい気持ちになるだけなのに、冷たい人を好きになってしまうのはなぜなのでしょうか?

一つには、人間が恋愛にときめきや刺激を求めているからです。相手が自分のことが好きだとわかっていて、何の障害もない恋は、最初は楽しくてもいずれ物足りなくなってしまうものです。冷たい人につれなくされると胸が苦しくなり、恋をしている実感が得られるため、不毛だとわかっていても相手を好きになってしまうのです。

もう一つは、冷たい人がときどき見せる優しさが忘れられずに好きになってしまうパターンがあります。冷たい人の優しさは、もともと優しい人の優しさよりも何倍も価値があるように思えてしまいます。その優しさはごくたまにしか味わえない分、印象強く心に残って諦められなくなってしまうのです。

優しい?冷たい?あなたの冷酷度診断

ここまで冷たい人の特徴や行動について説明してきましたが、心当たりはあったでしょうか。あなたが優しい人か冷たい人かさらに分析するために、あなたの冷酷度を診断してみましょう。何気ない行動や考え方に性格や心理が表れるので、チェックしてみることであなたの冷酷度がわかります。

冷酷度診断


次の10の項目のうち、当てはまるものの数を数えましょう。

□「クールな人」「冷静だね」とよく言われる

□他人の評価は気にならない

□連絡をもらってもすぐには返さないことが多い

□悩み相談を受けたら、現実的な解決策をアドバイスする

□合理的・効率的であることを重視している

□愛想笑いはしたくないし、できない

□感情をあらわにするのは恥ずかしいことだ

□自分が損をすることはしたくない

□人の行動と結果はすべて自己責任だと思う

□ケンカしたとき、なぜ相手が怒っているのかわからないことが多い

診断結果

【当てはまるものが0〜1つ:冷たい人ではなく優しい人】
当てはまるものがほとんどないあなたは優しい人です。人の気持ちを第一に考え、自分の気持ちを伝えることもでき、人間関係を上手に築くことができます。

【当てはまるものが2〜4つ:ちょっと冷たいけど優しさもある人】
当てはまる項目が半分以下のあなたは、少し冷たいところがあるものの基本的に優しい人です。クールに見られることはあっても「根は優しい人」と周りに理解されているでしょう。

【当てはまるものが5〜7つ:冷たい人と思われていそう】
半分以上の項目が当てはまったあなたは、周りから「冷たい人」と思われている可能性が高いです。人への気持ちや思いやりを行動に示すことを意識しましょう。

【当てはまるものが8つ以上:かなり冷たい人】
ほとんどの項目に当てはまったあなたは、自他ともに認める冷たい人です。冷たいと思われない努力をして、周囲との関係を改善していきましょう。

冷たい人は本当は優しい面も?

冷たいと言われる人は不器用な人が多いため、実は、冷たいと思われる人の言動の裏に優しさが隠れている場合もあります。

困っている人を助けないのは力になれるかわからないのに無責任に声をかけられないから、合理的・理性的に考えるのは一番いい解決策を提案したいから、人との距離があるのはみんなに平等でいたいからなど、その人なりの優しさが「冷たい」と思われてしまっていることがあるのです。

冷たい人なりに周囲のことを考えた言動なのですが、不器用で自分の気持ちを上手に伝えられないせいで、誤解されてしまいます。冷たいと言われがちな人は自分の本心を周りに伝える努力をして、身近に冷たい人がいる人はそんな裏の心理も汲み取ってあげると、お互いにいい人間関係を築けそうです。

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周囲と理解し合う努力で人間関係が改善!

「冷たい人」というとマイナスのイメージを抱きがちですが、大人の世界では人にだまされたりしないために、ある程度のクールさが必要な場面もあります。また、合理的な考え方が周囲の役に立つ場面もあります。冷たい人の特徴は、マイナス面ばかりではなくプラスの面もあるのです。

人間の性格を180度変えることはできません。冷たい性格の利点を生かしながら、マイナス面から人間関係に悪影響が出ないように、周りの人の気持ちを理解し、自分のことも理解してもらう努力をしましょう。誤解さえ解ければ、「クールな印象だけど、実はいい人」と好感度がグンとアップすること間違いなしです!

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