器が大きいの意味とは?器の広い人の特徴!人間の器の大きさって?

器が大きい人にはかなわないと感じた事はありませんか?いつの時代も器が大きい人は尊敬されます。器の広い人に憧れる人は多いですが、果たして自分も器が大きい人になれるのでしょうか。器が大きい人の意味とは何なのか、男性、女性の器の広い人の特徴について説明します。

器が大きいの意味とは?器の広い人の特徴!人間の器の大きさって?のイメージ

目次

  1. 1器の広い人に憧れる!どうしたらなれるの?
  2. 2「器が大きい」の意味とは?
  3. 3器が大きくなったら忍耐が必要?
  4. 4器が大きい人の特徴【男性編】
  5. 5器が大きい人の特徴【女性編】
  6. 6器が大きい人になるには?
  7. 7器が大きい人と器が小さい人の見分け方
  8. 8女性は器が大きい男性が好きなの?
  9. 9器の大きさ診断で今すぐチェック
  10. 10器が大きい人を目指そう!

器の広い人に憧れる!どうしたらなれるの?

器の大きい人には敵わない、そう感じた事はありませんか?知識が豊富な人や仕事が出来る人であっても、器が大きい人の前では自分がチッポケに見え「あの人にはかなわない」と思います。

いつの時代も器が大きい人は尊敬の目で見られます。器の広い人に憧れる男性、女性は多いですが果たして今から器が大きい人になれるものでしょうか。器が大きいの意味とは何なのか、男性、女性それぞれの器が大きい人の特徴について説明します。

「器が大きい」の意味とは?

まず初めに、器が大きいの意味から説明します。器が大きいとは、多少の事では動じない、細かいことを気にしないという意味があります。

器という漢字の意味は、物を入れる器そのものの意味の他に、人の能力を表す言葉としても使われます。器が大きいとは、何かを受け入れる能力が大きいと言うことであり、受け入れる物とは人であったり、状況であったり様々です。

例えば、普通の人なら、パニックになってしまうような事でも動じず最後に丸く収めてくれるような人には器が大きいと感じます。また、通常なら許せないような事をされても広い心で許してしまう人にも器の大きさを感じます。

器が大きくなったら忍耐が必要?

器の広い人になりたい!そう思う男性、女性は多いと思います。器が広い人になる方法については後述しますが、その前に器が大きい人になるのも、そしてなってからも忍耐と苦難が待っていることを先に申し添えておきます。

一朝一夕に器が大きい人になろうと思っている人はいないと思いますが、目標を達成した後も相当の忍耐が必要になります。なぜなら器が大きい人には「受け入れるべきものがどんどん増えていくから」です。器が大きい人は人の上に立つ人が多いです。

例えば、会社の社長は器が大きい人の代表格ですが時には解雇、減給などの厳しい対処もしなければなりません。場合によっては部下に恨まれてしまう事もあります。器が大きいのは、決して楽ではなく永遠に忍耐が必要になるのです。

器が大きい人の特徴【男性編】

器が大きいという言葉の意味を見て参りましたが、今度は器の大きい人の特徴を見ていきます。最初は男性編です。元々男性には強い、大きい、といった体格や性格上の素質があります。女性に比べると男性は鈍感で細かい事を気にしない人が多いでしょう。

また、女性よりも男性の方が「男は器が大きくなければ」という価値観の押し付けがあるのも事実です。男は度胸、女は愛嬌という昔からの言葉がありますが、世間一般で見ると男女で求められるものが違うのです。

従って、男性の場合は「器が大きい人」と認定されるには女性よりも厳しめになっています。さて、条件厳しめの男性で器の大きい人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。

与える人

器が大きい男性の最大の特徴は「人に与えられる人」であることです。心の余裕がない人は与えるより奪おうとします。奢るより奢られる方が好き、人に高い物をプレゼントすると損をしたような気分になる、見返りを求める、そのような人は奪う人です。

器が大きい男性の特徴は、奢られるより自分が奢る、何かを与えても見返りは求めないといった心の余裕を感じさせるところです。

器が大きい人は、ケチケチせず気前が良い人が多いですが金銭や物だけでなく目に見えない貢献、例えばボランティアであるとか、時間を割いて相談に乗るなどの無償の働きも自然にする人が多いようです。

少々の事では動じない

器が大きい人は「少しの事では動じない」といった特徴もあります。ちょっとしたことで不安感を口にして焦ってしまうと、周囲の人にも不安が伝線してしまいます。例えば、社長がいつもそのような態度でいると社員は不安に感じるものです。

器が大きい男性は、普通なら慌ててしまうような状況でもパニックになるようなことがありません。どっしりと構えて落ち着いた行動をします。なぜ動じないでいられるかと言えば、素質があること、生育環境がよいこと、経験が多いことが要因です。

素質や生育環境(親にどう育てられたか)は変える事はできませんが、経験なら積むことができます。動じないでいられるのは他でもない「過去に同じような経験をしたから」です。従って、自己の責任による経験が多い人は動じない性格になるようです。

許容範囲が広い

許容範囲が広いというのは、言い換えると「来る者拒まず去る者追わず」又は「他者を許せる人」というところでしょうか。このような特徴を持つ男性も器が大きい人と言えそうです。

似たような意味で「清濁併せ吞む」という言葉があります。人は清いものだけを求める傾向がありますが、物事には表だけでなく必ず裏も存在します。何かを受け入れる事は良いところだけでなく悪いところも一緒に受け入れる事に他なりません。

器が大きい人はそういった視点を持っているため、男性も女性も全てを受け入れてもらっているという安心感が得られるのかもしれません。

物事を大局で捉える

物事を大局で捉えることが出来る人も、器が大きい男性の特徴です。「大局」とは物事の全容や成り行きを指します。大局で捉えることができると少々の事では慌てません。

人の心理として、何か問題が起こると、どうしても目の前の事に注意が向いてしまいます。特に女性ではそのような人が多いかもしれません。しかし、目の前の小さいことに一喜一憂するよりも大局を捉えて対策を立てた方が状況が好転することがあります。

また、大局を捉えるとは成り行きを見守る事でもありますが、これも大切になってきます。投資をしている人は良く分かると思いますが、少しばかり株が下がったからといって焦って売ってしまうと後で後悔することになりかねないからです。

器が大きい人の特徴【女性編】

器が大きい男性の特徴を見てきました。今度は女性の特徴です。女性は性質上細かな事に目が行き届くようになっています。探し物をしていて先に見つけるのは大抵の場合は女性の方です。

女性は大局で物事を捉えるのは男性よりも苦手。でも丁寧に物事を見るので大きな失敗もしません。金銭感覚があるのも女性の大きな特徴です。従って、男性のように気前よく奢る事も少ないでしょう。

では、そんな元々の女性の性質を背景にした器が大きい女性の特徴とは一体どんなものがあるのでしょうか。

世話好きである

器が大きい女性の特徴として最初に挙げられるのは「世話好きである」ということです。これは男性の「人に与えられる人」に相当します。

心に余裕のない人は、人のお世話をするよりも自分が世話してほしい、と思うものです。心に余裕のある「器が大きい女性」は積極的に他人のお世話をします。ところでお世話をする人と言えば誰を思い浮かべますか?きっと「お母さん」ではないかと思います。

子供の頃、お母さんに抱っこされて安心するのは「お母さん」=「器の広い人」だからです。自分の欠点も「しょうがないな~」と受け入れてくれる心の広さを感じた時に、きっと人は安心するのです。

細かい事にこだわらない

細かいことにこだわらない特徴のある女性も、器が大きい人であると言えます。元々女性は細かいことに目が行き届いてしまう性質があります。そんな中、細かい事にこだわらないタイプの女性も確かにいるのです。

細かい人にも良い面はあるのですが、女性が多い集団では同じ性質の人が集まるので少し窮屈に感じてしまうものです。サッパリ気質の女性は女性特有のネチネチした感じがないので「かっこいい!」と同性から慕われやすいのです。

噂話や悪口を言わない

噂話や悪口を言わない女性も、器が大きい人の特徴です。器が大きい女性は、相手に不満があった時は直接言う強さと潔さをもっています。

対峙した後は、いつまでも根を持たず水に流せます。とはいっても、社内で直接対決するのは並大抵ではありません。時には悪口や愚痴を言ってしまうこともあるでしょうが、少なくても自分から言わない、しょっちゅう言わない性格ではあるようです。

落ち着きがある

女性で器が大きい人は落ち着きがあります。動きは軽やかなのですが、比較的どんなときにも冷静で精神が安定しているのです。

女性は精神の安定しない人が多いです。女性の場合はホルモンが関係しているので仕方がないのですが、そんな中でいつも笑顔で心に落ち着きがある女性は魅力的で安心感を覚えるのです。

器が大きい人になるには?

器が大きいという言葉の意味、器の大きい人の心理や特徴を見ていきます。では、器が大きい人にはなれるのでしょうか?前述したとおり、器が大きい人になるには覚悟と忍耐が必要です。

器が大きいかどうかは他人が判断することでもありますし、もともとの素質や親の教育なども関わってくるからです。でも器が小さいよりも大きい方がいいに決まっています。人として成長するためにも器が大きい人を目指してみましょう。

自分の器を測る

器が大きいか小さいかは、自分自身で自覚できる場合もありますが、多くの場合は他者が感じるものです。自分では心が広いな~と思っていても他の人にはそう思ってもらっていないかもしれません。

器が大きい人になりたかったら、まずは自分の器がどれぐらいか確認したほうが良さそうです。後程紹介する器の大きさ診断を参考にしてみましょう。

また、ご自分の周りに器が大きい憧れの存在がいたら、その人と自分を比べてみてもいいでしょう。そうすると自分の心が狭いのか少しは広いのか分かるかもしれません。

無理にでも笑顔

器が大きい人になりたい場合は、少しだけ頑張る事が必要です。精神が安定していてポジティブな人が器が大きいと認定されるからです。

ポジティブな思考はすぐになれるものでもないですが、笑う機会が少ない人は笑顔を作るようにしてみましょう。「楽しくもないのに笑顔なんて作れないよ!」と思うかもしれません。でも作り笑顔でもいいので鏡の前で笑顔を作ってみましょう。

何もせずジッとしているよりも体を動かした方が心が晴れます。同じように表情筋を動かして笑顔を作るだけで心に余裕が生まれます。騙されたと思ってやってみてください。

動作を丁寧に行う

器が大きい人になりたい時は、一つ一つの動作を丁寧にゆっくり行うようにしてみましょう。人間は心に余裕のない時、焦っているときは呼吸が浅く早くなり行動が浮つきます。あなたにも、きっと経験があるはずです。

そういう時こそ、深くてゆっくりとした呼吸をして、あたりを見渡してみましょう。今まで見えていなかったものが見えてくるときがあると思います。

器が大きい人ほど、焦る様子はあまり見せません。もしかしたら心の中では焦っているのかもしれませんが、動作をゆっくり丁寧に行うと気持ちも付いてくることを知っているのです。

不安や悩みは打ち明けない

器が大きい人とは、自己コントロールができる人とも言えます。現在の心理状態が悪くても他者に安易に相談したり不安を打ち明ける事は滅多にありません。

例えば、会社の社長は滅多なことで動揺しないでしょう?不安そうな様子を見せたり社員に「実はうちの会社危なくて・・」などと安易には言わないはずです。そんなことを言ってしまったら、不安が社員に伝染するからです。

ある意味やせ我慢ともいえる行動ですが、上に立つ人ほど、そういった我慢や忍耐を強いられる事があるのです。

器が大きい人と器が小さい人の見分け方

では、器が大きい人と器が小さい人にはどんな違いがあるのでしょう。器が大きいとは、多少の事では動じない、細かいことを気にしないことです。それに加えて、何かを受け入れる能力が大きいと言うことでもあります。

器が大きいフリをしていても、実際は小さい人はちょっとした場面で小ささが垣間見えてしまいます。器が大きい人と器が小さい人の見分け方をご紹介します。

言い訳の多さ

器が大きい人は、人に依存することがありません。従って、起こってしまった問題に対しても他者や環境のせいにして丸投げするようなことはしません。自分事として捉えて解決に向けて対策を立てるでしょう。言い訳することは滅多にありません。

反対に器が小さい人は、人に依存するので、問題が起きたら他の人が何とかしてくれると思っています。基本的に何かあっても自分ではなく他人か環境のせい、です。必然的に言い訳も多くなります。

与えると貰うの割合

器が大きい人は、貰うより与える割合の方が断然多いです。「人には与えてナンボなんだ」と思い込んでいるかのように、人に与えようとします。もちろん見返りは求めません。それどころか人にしてあげた事は忘れてしまいます。

反対に器が小さい人は、滅多に人に与える事はしません。どちらかというと「奪う」「してもらう」事が多いです。時々、他者に与えたとしても、どこか恩着せがましいところがあるので、見せかけかどうかはすぐわかります。

感情が顔に出るか

器が大きい人は、感情を顔に出す事は滅多にありません。器の大きさとは、経験に比例する面もあります。大きな人は人生においてシビアな局面を乗り切った人に多いです。必然的に立場が上になる人もいるので、あまり突飛な喜怒哀楽を表しません。

反対に器が小さい人は、精神が安定していない人が多いので、少しのことで不安になりそれが顔に出てしまいます。すぐ怒る、機嫌が悪くなる頻度が多いのも特徴です。

女性は器が大きい男性が好きなの?

男性は、女性に比べて体格ももともとの気質からも器が大きい人が多いです。女性にも器が大きい人はいますが、どちらかというとしまり屋(節約家)で細かい人が多いです。

そのため、女性は大らかな人に惹かれる傾向があるようです。また、包容力のある男性はいつの時代も人気です。一緒にいて居心地が良く安心感がある器が大きい男性は女性にモテるでしょう。

器の大きさ診断で今すぐチェック

最後に、器の大きさ診断を行います。意外にこの診断であなたの器の大きさが測れてしまうかもしれません。早速チェックしてみましょう!

あなたの器の大きさは?診断

今から10個の質問をします。yesかnoで答えてください。yesの数で判定します。

□ 黄色信号では無理して渡らない

□ 知らない事は知らないと言える

□ 過去の失敗は割と忘れる方だ

□ LINEの返信がなくても気にならない

□ 友人が困っていたら必ず手を差し伸べる。

□ 人に対して滅多に怒ることはない

□ 奢られるより奢る方が多い

□ 待ち合わせより早めに行く事が多い

□ 反対意見を言われたら「新しい視点が持てた」と考える

□ 自分の周りには違う価値観の人が大勢いる

あなたの器の大きさは?診断結果

では、診断結果の発表です。

【10個】大皿
あなたの器の大きさは大皿です。昔から人に頼られる事が多くありませんでしたか?現在すでに人の上に立っている人かもしれません。器が大きい人は、いいことも悪いことも受け入れてしまうのでストレスが溜まりがち。時々息抜きをしましょう。

【6個~9個】中皿
あなたの器の大きさは中皿です。元々はそれほど器が大きくなかった貴方。でも多くの失敗や苦い経験をするなかで「なるようになるさ」と思えるようになったのかもしれません。これからも適度にストレス発散をして大皿を目指して下さい。

【2個~5個】小皿
あなたの器の大きさは小皿です。現時点では器はあまり大きくありませんが、伸びしろはあるようです。「器が大きい人になるには?」を参考に頑張ってみてください。

【0個~1個】デザートスプーン
あなたの器の大きさはデザートを食べる時のスプーンぐらいの大きさです。素質はあるのですが、現在は自分の事で精一杯で他人を受け入れる余裕がないのかもしれません。時々深呼吸して気持ちにゆとりを持つようにしてみましょう。

器が大きい人を目指そう!

器が大きいの意味の説明、男性、女性それぞれの器が大きい人の特徴について見てきましたが、いかがでしたか?実は本当に器が大きい人は、少ないです。どんなことも受け入れる勇気や覚悟はなかなかできるものではないからです。

でも、どうしても器の大きい人になりたい!と思ったら、実生活で経験を積んでいけば必ずなれるはずです。時に痛い思いをするかもしれませんが、それも人生の通過点と考えて気楽にやっていきましょう!

性格に関する記事はこちら!

Thumb適応力とは?環境適応能力が高い人の性格や特徴!
適応力という言葉をご存じですか?適応力は高い人のほうが、仕事の成果をあげやすいなど様々なメリ...
Thumb肝が据わるの意味とは?肝が据わっている人の特徴や肝が据わる方法
あなたは肝が据わるとはどういう意味か知っていますか?ここでは、肝が据わるとはどういう意味かと...
Thumbすごい人になりたい!すごい人に共通する特徴を紹介
あなたにとって「すごい人」とはどんな人ですか?仕事ができる、気がつく、頭が良い、才能があるな...

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ