無口な人の心理や性格!喋らない人って?
何を考えているのかわからない、無口な人がいることがあります。あなたの周りには、そんな無口な人はいるでしょうか。今回は無口な人の心理や性格の特徴を紹介します。無口な人とのコミュニケーションの取り方や、コミュニケーションをとる時の注意点などもみておきましょう。
目次
あなたの周りに喋らない無口な人っている?
会話はコミュニケーションを築いていく上でも大切なことです。しかし中には「この人、ほとんんど喋らないな」と思う無口な人がいます。あなたの周りには、いるのかいないのかわからなくなるほど無口な人はいるでしょうか。
今回は無口な人の心理や性格について紹介していきます。あなた自身が無口な人だという場合には、周りの人にどんな印象を持たれているのかも確認してみましょう。
無口な人の心理
無口な人というのはどんな心理から喋らないという心理になっているのでしょうか。何か思うところがあって喋らないのでしょうか。無口で喋らない人か何を考えているのか心理をまとめていきましょう。
本心を知られたくない
無口で喋らない人の心理には、自分の本心を知られたくないという心理があるようです。会話をすることで、その人が何を考えているのかとか、どんなことを思っているのか心理を探ったりするものです。
しかし無口な人の中には、それが嫌だから喋らないという人もいるようです。自分の本心は誰にも知られたくないと考えているのです。
不用意に本心を会話で話してしまって、相手や誰かを不快にさせてしまったり、誰かに嫌われるのが怖いと考えている心理であることもあるようです。
考えている時間が長い
無口な人は、喋らないのではなく喋れないということもあります。無口な人の中には、会話をしたいという気持ちはあるのだけれど、何を話したらいいのか考える時間が長くて、考えている間に違う会話になっていて喋らないという場合もあるのです。
こういう言葉を使ったらいいだろうか、こっちのほうがいいだろうかと頭の中では考えているのです。ある意味で真面目ではありますが、頭の回転がそれほど速くないことが原因になっているかもしれません。
また嫌われたくないという心理や、人に気を使いすぎてしまう心理が影響していることもあるようです。
自分に自信がない
自分に自信を持つことができないという心理から、無口で喋らないという人もいるようです。自分に自信を持つことができない人は、自分の言葉に自信を持つこともできません。
そのため自分の言葉で誰かを不快にするのではないかとか、嫌われてしまうのを怖いと感じて喋れないということもあるようです。
心理的に自分を押さえつけているような状態になるようです。自分に自信がないので、無口な人になって影も少し薄いという特徴もあるようです。
気にしていない
知っている人が近くにいる時でも、初めて会った人であっても、同じ空間に2人でいるのに無言でいるのは居心地が悪いという人もいます。
無口な人の心理には、自分が無口な人であることを全く気にしていないという心理であることもあります。喋らないのは、会話したくないからです。会話をしたくない時には無理に喋らないという心理である無口な人もいます。
気にしていない心理の無口な人は、沈黙の時間も気になりません。自分には考えることや、何かをする時間なので、誰かがいるからといって無理に会話をする必要はないだろうと考えているのです。
無口な人の性格
無口な人の心理についてみてきましたが、無口な人の性格とはどんな性格なのでしょうか。無口な人ならではの特徴がみられるのでしょうか。無口な人の特徴にもなる性格についてみていくことにしましょう。
人見知りである
無口な人の性格には、人見知りであるという特徴があります。人見知りな人というのは、親しくなって会話をするようになれば、気になるほど無口な人ではなくなりますが、最初はほとんど喋らないという特徴があります。
人見知りな人で無口な人は、極度に緊張をするという特徴もあります。まだそれほど親しくない人と会話をすることが、ちょっとしたストレスに感じてしまう性格なのです。
初めてあう人と会話をするのがストレスに感じることから、普段はストレスをかんじなくてもいいように自分からは話かけることがないという特徴があります。
恥ずかしがりや
無口な人の性格には恥ずかしがりやであるという性格もあります。無口な人が喋らないのは、自分から会話をするのを恥ずかしいと感じているからです。自分の声や話し方にコンプレックスを感じているからということもあります。
会話をする内容が思いつかなくて、何も話せなくなる自分をイメージすると恥ずかしく無口な人になってしまうという性格でもあることがあります。
恥ずかしいことを恥ずかしいということもできなくて、無口な人の性格だと言われてしまうということもあるようです。
警戒心が強い
警戒心が強い性格をしているというのも無口な人の性格の特徴になります。警戒心が強い人というのも、相手に本心をみせたくないと考えていることが多いものです。
会話の中で、相手が何か自分を陥れることを言ってくれないかどうか、じっと聞いているということもあるでしょう。じっと聞くということを会話の間でも重視しているので、自分から何か会話を発信していこうという気持ちを持つことができないのです。
自分が何かを話すことよりも、相手が何を話すのかに意識を集中していることで、無口な人になってしまうこともあるようです。
真面目である
真面目な性格であるというのも無口な人の性格の特徴です。無口な人は、会話の間でもどうやって相手に言葉で伝えたら相手を不快にさせないか、じっくりと言葉を選んで話をしていくところがあります。
そのため会話の返事でもほかの人よりも時間がかかってしまうということがあるのです。ただ外に向かって話していないだけで、無口な人の中では色々な会話が繰り広げられていることもあるのです。
真面目に答えを考える性格ではあるものの、引っ込み思案な性格ではあります。自分が考えている間にコミュニケーションの話題が移っていたら、その会話に執着するようなことはないのです。
目立ちたくない
目立ちたがりな人というのは、大きな声でみんなに話をするというような特徴があります。しかし無口な人はその反対です。
無口な人の中には目立ちたくないという性格から無口な人であることもあります。会話が得意な人は、それだけで周りの人から注目を浴びるものです。無口な人は、誰かから注目を浴びたりするのが嫌な性格をしている特徴があります。
できるだけ誰かの影に隠れて、自分の存在を知られたくないと思っている場合もあるようです。目立たないように自分の意見はできるだけ言わないようにして、じっと周りをうかがっているというのが、無口な人の性格です。
無口な人の特徴
無口な人には、どんな特徴があるのでしょうか。無口で喋らない人の心理や性格をみてきましたが、言動などには特徴があるのでしょうか。無口な人の心理や性格以外の特徴もまとめていきましょう。
口下手である
無口な人の特徴には、口下手であるという特徴があります。もともと無口な人は、自分から話すということがほとんどありません。話す経験が少ないことから、無口な人はどんな風に話すと、相手に伝わりやすいのかということがわからないという場合もあるのです。
会話をする経験が少なく、喋る内容などを考えることができないということから、口下手である無口な人は多いようです。
口下手なので人を楽しませるということができません。話してみたけれど、楽しんでもらえなかったというネガティブな経験がさらに無口な人にしてしまうこともあります。
1人でいることが好き
1人でいることが好きだというのも無口な人の特徴です。大勢でいることよりも、1人でいることのほうが気楽なのです。無口な人は、誰かに嫌われたくないとか、一緒にいる人に気を使いすぎてしまう心理を持っていることがあります。
気を使いすぎてしまってストレスをためてしまうのが、無口な人の特徴です。ストレスをためないように、自己防衛のために1人でいることを好むという特徴もあります。
また1人でいることが好きな人は、自分の中に世界観がある人もいます。自分の世界観があるので、周りの人に簡単に踏み込んできたほしくはないのです。
考えていることが分かりにくい
無口な人の特徴には、考えていることが分かりにくいという特徴もあります。無口な人というのは、自分から話すことがないということもあり、表情の変化がわかりにくいという特徴があるようです。
無口な人自体、本心を隠そうとして表情をつくらないようにしている場合もあります。
会話をしていても、どこか淡々としているような雰囲気が出ていることが多いようです。本人としては驚いたり悲しんだりしているのかもしれませんが、それが周りの人に伝わりにくいというのが、無口な人の特徴だと言えそうです。
話しかけられるのが苦手
話しかけられるのが苦手だというのも、無口な人の特徴になります。自分から話しかけるのはさらに苦手ですが、話しかけられるのも得意ではありません。
2人きりになったときに「今日は寒いですね」という世間話さえも返事をするのが面倒くさいと感じるのが無口な人です。無口な人は、喋らなくていい時には喋りたくないのです。
世間話をすることでコミュニケーションを図ろうとする意味がわからないというのが、無口な人の特徴になります。
無口な人の印象
無口な人の心理や性格、特徴をみてきましたが、人間としてみた時、周りの人は無口な人のことをどんな風に感じているのでしょうか。周りの人からみた無口な人の印象について考えてみましょう。
無口な男性の印象
無口な男性の印象はどんな印象になるのでしょうか。男性が無口な人であるというのは、好印象に受け取られることが多いようです。なんだか仕事ができそう、クールでかっこいいという評価を受けることが多いようです。
無口な男性を同性がみると、何を考えているかよくわからないという印象になります。
しかし女性からみると、おしゃべりな男性よりは無口な人のほうが女性からの人気もあるようです。年齢を重ねるほど、無口な人のほうが、男性はかっこいいという印象に見られることが多いのです。
無口な女性の印象
無口な女性の印象はどうでしょうか。女性は男性とは反対で、無口な女性というと暗いというようなイメージを持たれることが多いようです。無口な女性も、年齢を重ねることで、仕事ができてかっこいい女性という印象に変わることはあります。
しかし男性からみると、無口な人というのはなんだかとっつきにくく、気難しい女性であるという印象が強くなってしまうようです。
無口な人との会話・接し方
無口な人というのは、会話をするのが苦手です。できれば話しかけてほしくないと感じている無口な人とコミュニケーションをとろうと思ったときには、どんな会話をしたり接し方をすればいいのでしょうか。無口な人との会話や接し方を紹介していきます。
緊張させない
無口な人との会話や接し方に悩んだ時には、まずは緊張させないようにすることが大切です。無口な人の中には、自分の言葉で相手を不快にさせてしまうことを恐れている人もいます。とても警戒をしているという人もいるかもしれません。
緊張や警戒をほぐすために、何かを飲みながらや食べながら話をすると和やかに会話をすることができるかもしれません。同じ動作をするように心がけるということも有効です。
無口な人が足を組んで座っているなら、同じように足を組んですわってみてください。無口な人が飲み物を飲んだら同じように飲み物を飲んでみるという方法でも相手の緊張を和らげることができるかもしれません。
2択の質問をしてみる
無口な人との会話をするときには、無口な人にする質問は、できるだけ2択のものを選ぶことも大切です。無口な人は、会話をする経験が少なかったことで、たくさん話をするのが苦手だということもあります。
「休みの日は何をしているの?」ではなくて「休みの日は外に行く?それとも家にいる人?」というように、どちらかでこたえられる質問をしたほうが無理なく無口な人との会話をしていくことができるでしょう。
答えをせかすのではなく、無口な人のペースに合わせて質問をしていくという方法がおすすめです。
話したいと思うことを探す
無口な人と会話をして、無口な人に話してほしいと思った時には、無口な人が話したいと思う会話の内容を探っていくという方法もあります。
無口な人に「話したいことはある?」と聞いても答えてくれないことが多いでしょう。少しずつ質問の幅を狭めていって、無口な人が話したいと思うことを探していくといいようです。
例えば「最近は、仕事とプライベート、どちらが充実している?」という質問から、どちらが充実しているか聞きだして、例えばプライベートなら「外に行くの?家の中にいるの?」というように、どんどんジャンルを絞っていくという方法になります。
沈黙も楽しむ
無口な人との会話や接し方で悩んだ時には、沈黙も楽しむようにすることが大切です。無口な人は、早口な人よりもスローテンポの人のほうが多いものです。無口な人というのは、考えている時間が長いために無口な人になってしまうこともあるのです。
あなたが何かを話しかけてもなかなか返事がこなくても、今は考えている時間なのかなと思って少し待ってあげるようにしましょう。
会話が終わってしまったとしても、ここまでが無口な人との会話の限界なんだろうと思って無理に話をしないで、沈黙をそのまま楽しんでしまうことも大切です。
無口な人とのNGな会話
無口な人との会話は、色々と気を使わなくてはいけないところも出てくるかもしれません。普通に話すよりもテンポが遅かったりして、会話がしにくいと感じるかもしれません。
それでもコミュニケーションをとろうと思ったときには、やらないほうがいいNGなこともあります。どんなことはやめておいたほうがいいのでしょうか。
否定的になる
無口な人との会話でNGとなるのは、無口な人の話を否定的に聞いてしまうことです。
無口な人が無口な人になってしまうのは、相手を不快にしてしまうのではないかという心理からです。無口な人の会話を頭ごなしに否定してしまうことで、さらに無口な人になってしまうこともあります。
何を言っているかわからないというようなネガティブな発言もあまりよくありません。具体的に「こういうとろこがわからない」と伝えるなど、伝え方にも注意をしたほうがいいようです。
話の結論をせかす
無口な人との会話では、話の結論をせかすのもNGです。できれば無口な人のスピードに合わせて会話をしてあげるといいでしょう。
ゆっくりと話すタイプの人なら、あなたも同じようにゆっくりと話しかけてあげたほうが無口な人は話を理解しやすいかもしれません。
あなたが何か質問して返事がくるまでに少し時間がかかったら、無口な人の処理能力はそれくらいのスピードなのだと理解して次に話しかけるタイミングも考えらえるといいでしょう。
無口な人に合う仕事・職業
無口な人というのは人とのコミュニケーションをとるのが、少し苦手なところもあります。仕事をするということは、全くコミュニケーションをとらなくてもいいということはありません。
それでもできるかぎり、話さなくてもいい仕事にはどんな仕事があるのでしょうか。無口な人に合う仕事や職業を紹介していきます。
1.会計士
無口な人に合う仕事や職業には会計士がいます。数字と向き合う仕事をする会計士は、仕事での会話は必要になりますが、プライベートな話はほとんど必要ありません。
ただしプライベートな会話が必要ないのは、雇われている会計士です。会計事務所のオーナーである場合には、付き合いをしていかなくてはいけないので、会話をしなくてもいいということはありません。
会計事務所などで雇われている会計士であれば、無口な人でも十分楽しんで仕事ができる環境になります。
2.工場ライン
会話をしなくてもいい仕事といえば、工場ラインの仕事を思い描く人も多いでしょう。
休憩時間などには、誰かとコミュニケーションをとりたければ会話をする必要がありますが、1人で問題ないという人であれば、必要以上に誰かと話さなくてはいけないということはありません。
仕事中には私語は慎んだほうがいいというのが工場ラインの仕事なので、無口な人にとっては気を遣わずに仕事ができるよい場所になりそうです。
3.トラック運転手
トラック運転手も無口な人に合う仕事や職業になります。特に長距離のトラック運転手であれば、出発するときと到着した時には誰かと話す必要がありますが、移動中は必要なこと以外は話す必要がありません。
運転中は運転だけに集中できます。休憩している時も、トラックの中にいれば基本的には1人でいることができるでしょう。
自分だけの時間を楽しみながら目的地に向かうことができるので、誰ともできるだけ話をしたくないという無口な人にはおすすめの仕事になります。
4.在宅でできる仕事
無口な人に合う仕事や職業には、在宅でできる仕事もあります。誰とも絶対に話したくないという人には、究極に話さなくてもいい仕事になるでしょう。
インターネットとパソコンさえあればできる仕事もたくさんあるようです。例えばエンジニアやデザイナー、ライターなどの仕事もあります。
連絡も電話ではなくメールやチャットでのやり取りがほとんどなので、できるだけ誰とも話したくない人にはおすすめの仕事や職業になりそうです。
無口な人もコミュニショーンをとりたがっていることも
今回は無口な人の心理や性格について紹介させていただきました。無口な人は、人と話すのが嫌いだという人もいますが、本当はコミュニケーションをとりたいけれど、相手に嫌われたくないという心理から無口な人になっていることもあるようです。
本当はコミュニケーションをとりたいけれど、自分からは話しかけることができなくて無口な人だと思われている人は、勇気をもって自分から話しかけてみることも大切です。
無口な人ともっとコミュニケーションをとっていきたいと思っている人は、無口な人のペースに合わせて会話をしてあげるようにしましょう。