【手相占い】生命線の枝分かれ・分岐している意味や見方

手相占いの基本である生命線を取り上げたいと思います。今回は生命線の中でも枝分かれした生命線について詳しく皆さんにお伝えします。生命線はどのように見ればいいのか、枝分かれした生命線はどんな意味を持つのか詳しくご紹介します。

生命線は手相占いで基本線とされています。手相の線は全部で600種類以上もあり、その線の中で四大基本線と言われるものがあります。「生命線」「頭脳線」「運動線」「運命線」の４つです。この４つの線はとてもはっきりとしており、手相占いの基本となります。

皆さん自分の手のひらを見て下さい。親指と人差し指の間から手首に向かって弧を描くような線がありますよね、この線が生命線です。生命線は人によって大きく違います。くっきり線がついていたり薄かったり、長かったり短かったり。

人によって生命線は様々です。人の人生が生命線に表れると言われています。ご自身の生命線はどんな形をしているの、今一度注目してみてください。

手相占いでは、生命線から生命力や健康状態、精神力や体力、生活環境、人生のトラブルなどを読み取ります。その人が今どんな環境でどのような状態で活動しており、今後どのような人生を送るのかを占います。生命線は手相占いの基本線にして人生を表すものなのです。

生命線は、線の中央あたりを35歳前後ととらえます。中央より親指側を若い時代、小指側を中年や老後の人生と考えます。生命線の長い短いは寿命を表しているのではなく、生命力の強弱を表しています。これらを踏まえて下記の情報をご覧ください。

生命線の意味や見方についてお伝えしてきましたが、ここからは生命線でも「枝分かれした」生命線に着目していきたいと思います。生命線は人によって様々な形をしていますが、１本線ではなく枝分かれしている方も多いのではなしでしょうか。

健康や人生を意味する生命線が枝分かれしている。ちょっと心配ですよね。では実際に手相占いではどんな意味を持つのかまとめてみましたので、自分の手のひらを見ながらご覧ください。

分かれている生命線の支線が親指に向かう手相の意味は、貴方が生まれ育った場所に密着していくということを意味しています。親指の付け根の膨らみがある部分は、金星丘と呼びます。この金星丘は家族などの近しい人の意味を持ちます。

この金星丘に生命線が枝分かれしているということは、家族や家と密接に関わりあっていく人生ということを意味します。生命線の支線が親指に向かう人は、親や身内に義理堅く、親孝行をする人、悪く言えば親離れできないマザコンともいえます。

生命線から分かれた支線が小指側に向かう手相、この手相は移動が多い人生を送るという意味を持ちます。小指側のゾーンは月丘と呼び、先程ご紹介した親指近くの金星丘と逆の意味、家族や身内以外と強い関わり合いを持つという意味があります。

小指側の月丘に生命線が枝分かれして関わるということは、家族や身内以外と結びつき人生を送るという意味です。旅行好きな人が多かったり、地元から遠く離れた場所で暮らしたりする人が多い手相です。また転勤族だったりと、忙しい人生を送るのではないでしょうか。

分かれた生命線の支線が下に伸びる、それも手首にまでかかる手相は不幸せな人生を送りやすいことを意味します。下向きの線を持つ人は、神経質や心配性な人が多いです。その為、他の人では満足する結果でも、心配だったり気になったりで、本人が満足しません。

その為、仕事や学業にストレスを抱えたり、周りからの評価に納得いかなかったりします。この線があるから不幸ではなく、考え過ぎるから不幸な人生を送りやすいということです。物事を気にしないことを気にするようにしましょう。

続いては生命線の下が小さく二つに分かれている手相についてお伝えします。先程お伝えしたのは生命線の下が大きく枝分かれしたものですが、ここからは小さく枝分かれしているものです。どのような意味の違いがあるのかお伝えします。

生命線の末端が小さく枝分かれしている手相の意味。これは晩年に激しく体力の低下が起こることを暗示しています。生命線の末端、つまり人生の晩年に体力の低下が起こるようなことが起きてしまうということです。この線がある方は日ごろから病気や怪我に気をつけてください。

小さく枝分かれした支線が小指に向かう手相の意味は、家や別荘、仕事の事務所など、複数の住居や活動拠点を持つことを意味します。小指側に向かう手相は「旅行線」とも呼びます。この手相があると一か所にとどまらず、コロコロと居場所を変えるような生活になります。

地元を飛び出し、都会にでたり、日本を飛び出し海外にでたりします。非常にアグレッシブな生活ですが、同時に体力を消耗しやすいです。ゆっくり落ち着いて体力を回復することも意識して下さい。

生命線が三つに枝分かれした手相はどのような意味をもつのでしょうか。生命線が二つに枝分かれしただけで意味が大きく異なるのに、三つともなると少し怖いような気もしますよね。詳しく情報をまとめてみましたので、ご覧ください。

生命線が大きく三つに分かれている手相の意味ですが、線の強弱によって意味がことなります。弱々しい線は迷いの多い人生になるということを意味します。人生に決断がくだせず、フラフラする人生になりそうです。無理に決断せず上手にフラフラ生きることが良いかもしれません。

くっきりとした強い線だと、複数のことを同時にこなせるマルチタスクで、様々ことに興味関心を持つことを意味します。明瞭な線は複数のことに興味をもち、それを同時にこなせる力強さを意味します。この線がある人は色々なことに挑戦し続けるのが良いでしょう。

生命線が小さく三つに枝分かれした手相、この手相は貴方が現在非常に多忙で、体力の消耗やストレスが蓄積されており、過労や病気のトラブルに見舞われてしまうことを暗示しています。この手相が印象的に出ている時は無理せず休養を取って下さい。

とくに支線が弱弱しく出ている時は、体調が弱ってきています。休養をとり体力が回復していくと、枝分かれした生命線の支線の印象が異なってくるはずです。

今までご紹介してきた分かれている生命線は中間や末端で分かれているものでした。では生命線が起点で分かれているのはどのような意味をもつのか。詳しくまとめてみましたのでご覧ください。

生命線と頭脳線の間に線がある手相の意味をお教えします。まず、生命線と頭脳戦の間にある線が生命線によっているか頭脳線によっているか判断します。生命線によっているのは二重生命線、頭脳線によっているのは二重頭脳線と呼びます。

二重生命線を持つ人は、他者より生命力に溢れ、健康で長生きすると言われています。心身ともに頑丈な人に多い手相です。

二重頭脳線を持つ人は、人より二倍賢い、二つの頭脳を持つと言われています。賢い人に多い手相であり、頭の回転がはやく回りとかみ合わない、変人扱いされるという人も多いです。

最後に生命線の上が分かれている手相についてご紹介していきたいと思います。生命線が下向きに分かれている手相はあまりよくない意味が多いのですが、上に分かれている手相は良い意味を持ちます。生命線から上に分かれている線のことを努力線といいます。

努力線とは、その名が示す通り、努力が出来る頑張り屋さんの手相です。努力が出来ることによって、人から評価される、認めれるという縁起の良い手相です。

また努力線がくっきりある場合、伸びていく方向によって意味が異なってきます。分かれている方向別に詳しくまとめてみましたのでご覧ください。

生命線から分かれている支線が人差し指に向かう努力線を「向上線」や「希望線」と呼びます。この向上線があると、目標に向かって努力を続けることが出来る、その気持ちが強いという意味になります。自分を変えたいという気持ちを強く持て、行動が出来ます。

手相占いでは人差し指は、支配力や指導力を意味します。この人差し指に向かって努力線が伸びているということは、将来人の上に立って行動したいという野心家なのです。

この手相を持っている人は、リーダーシップがあり、努力も出来るので、将来は企業の管理職や経営者として、多くの人材をまとめることでしょう。

生命線から分かれている支線が中指に向かう努力線は「運命線」と呼びます。運命線は社会性や仕事運を占う線ですから、努力を続ければ、仕事が上手くいき、社会的立場が向上するという意味です。

周りから指示されて行動するのではなく、自身で道筋を決めて、努力されるかたが多い手相でもあります。そして将来は独立して自分の力だけで道を切り開いていくことでしょう。

生命線から分かれている支線が薬指に向かう努力線は「太陽線」と呼びます。太陽線は、人気運や幸福度を占う線のことです。生命線から分かれている努力線が人気や幸福にかかわるということですから、努力次第で名声や幸福を手に入れるという占いです。

この線がある人は人気者であることが多く、周りから好意を受けて育ちますので幸福になりやすいと言われています。しかし、それは本人の努力があるからこそです。努力する姿が周囲の好感に繋がるのです。

生命線から分かれている支線が小指に向かう努力線は「財運線」と呼びます。財運線とは、金運を占う線のことです。つまり、努力することによって財産を築き上げることが出来るという意味を持ちます。

この手相を持つ人は起業家など、一代で富を築く人が多いです。それも、運や人の力を借りるのではなく、努力をして自身を高め成功する人でしょう。

生命線から分かれている支線が第一火星丘に向かう手相の意味をお伝えします。まず初めに、この支線も生命線から分かれる線ですが努力線ではありません。第一火星丘は親指の付け根と生命線の下のゾーンのことです。第一火星丘は「行動力」や「闘争心」といった意味を持ちます。

この第一火星丘に向かって生命線から線が分かれている意味は、行動力と闘争心がみなぎり、何事も情熱を持って行うことができるという意味を持ちます。積極的な人ということです。

しかし、この線が明瞭に出ていると少し悪い意味を持ちます。それは、行動力がありすぎて、周囲から粗暴と思われてしまうことです。この線がある人は、常に積極的に行動するのではなく、要所要所でセーブして行動しましょう。

生命線は１本線だと思っているかたが多かったのではないでしょうか。分かれている生命線があったり、色々な方向に伸びて行ったりと、実にバラエティ豊かです。では他にどんな生命線があるのかご紹介していきます。ご自身の手のひらを眺めながらご覧ください。

成り上がり線とは、人差し指と親指の間から、中指に向かってカーブして伸びる線です。見た目はまさしく右肩上がりのような線です。線の始まりが生命線の始まりと重なることが多いです。これは千金紋とも呼ばれています。

この成り上がり線あると、どんな悪い境遇でも、逆境を跳ね返し、一気に大金持ちになれる豪運を持っていると言われています。一発逆転、大器晩成といった手相でもあります。

カリスマ性を意味することも多く、人気芸能人は、この成り上がり線を持っている人が多いと言われています。まさに成り上がりの線です。

占いで一番気になるのが健康だというかたもいるのではないでしょうか。健康線は生命線や生命線付近から小指の付け根の水星丘と呼ばれるゾーンに斜めに伸びる線のことです。この健康線は循環器系、胃腸系、呼吸器系などの内臓が弱い人が出やすい相です。

この健康線が変形していたり濃かったりすると不健康な状態にあると言われています。ストレスや疲労で体調を崩していたり、病気を抱えている可能性があります。逆に、真っ直ぐ伸びている線は健康の証とされています。

あくまで占いですので、体調に違和感を感じたら、占いだけで判断せず、病院で診てもらいましょう。

生命線が枝分かれする手相占い、いかがだったでしょうか。生命力や人生を意味する生命線、その生命線が枝分かれしていると多くの意味を持ちます。手相占いは人の色々な部分を占い、意味し、暗示します。

人生が貴方にとって少しでも良くなるよう、手相占いの結果を見て、人生に向き合ってみてはいかかでしょうか。