気分が晴れない時！気持ちや心が晴れる方法とは？

「大切な仕事がある日なのにやる気が出ない」「試験前なのに集中できない」など、日々の生活の中で突然心や気持ちが落ち込んでしまうことはありませんか？自分の気持ち次第だと切り替えようとしても上手くいかない時には、心が晴れない原因が潜んでいます。

今回はそんな心や気分が晴れない原因は何なのか、そうすれば解消できるのかについて調べてみました。上手く気持ちを切り替えられない人はぜひ試してみて下さい。

では説明に入る前に、そもそも「気分が晴れない」とはどういった状態を表しているのでしょうか？それは「不安」や「悩み」また言葉では言い表せないようなモヤモヤした心の状態を指します。

なぜ気分が晴れないかはその人によって違いがありますが、共通しているのは「憂鬱」であり「気分が乗らない」ということ。精神的にあまり良い状態ではないと言えるでしょう。

では「気分が晴れない」という言葉の定義がわかったところで、早速原因について見ていきましょう。出かける時に気分が晴れない場所の１位とも言える仕事。出社前に毎日気持ちが落ち込むという人もいるのではないでしょうか？

なぜ仕事に行く時に心が晴れないのか、どんなところに原因が潜んでいるのかを確認してみましょう。

気分が晴れない原因の1つ目は「仕事がうまくいかない」です。

慣れない仕事でミスが続いている・計画通りに進まないなど、仕事にはトラブルがつきもの。一つ一つ解決していくしかありませんが、何度もトラブルが続くと気持ちが滅入ってしまいます。

うまくいかない時は何をしてもダメなもの。やりきれない気持ちはわかりますが、気持ちを切り替えて目の前の問題を一つずつ解決していきましょう。

気分が晴れない原因の2つ目は「人間関係」です。

日本人が１日に働く時間は基本的に8時間。オフィスなどで働いている人だと、家族と過ごすより会社の人と過ごす時間の方が長いという人の方が多いのではないでしょうか？

そんな長時間を共にする人との人間関係は非常に大切で、馬が合わないとかなりのストレスを抱えることになってしまいます。また上司・同僚・部下など様々な立場の人を相手にしないといけないので、精神的に疲れることも原因の一つだと言えるでしょう。

気分が晴れない原因の3つ目は「仕事内容が合わない」です。

「人と話すことが好き」「事務作業が得意」「力仕事なら自信がある」など、人によって仕事には適性があります。しかしながら自分が望んだ職種や職業につけないことは珍しいことではありません。

自分の興味の持てない仕事や不得意な仕事はやりがいが見つけにくいもの。モチベーションも上がらず評価もされないので悪循環に陥る可能性もあります。

ここまでは気分が晴れない原因【仕事編】についてご紹介しました。どの原因も特別なものではなく、誰にでも心当たりのあるような身近なものばかりだったと思います。

では続いては気分が晴れない原因【プライベート編】について見てみましょう。

気分が晴れない原因の1つ目は「将来の不安」です。

「今の仕事に就いたままでいいのか」「結婚できないかもしれない」「進学できるか不安」など、将来に対する不安を抱えている人は多いもの。今の自分に自信がなかったり、やりたいことが見つからない人に多くみられる傾向です。

しかし未来のことは誰にもわからないもの。心配しても仕方がありません。気分が晴れないのもわかりますが、今自分にできる精一杯のことをして将来に役立てましょう。

気分が晴れない原因の2つ目は「お金」です。

「今月の生活費が足りない」という切羽詰ったものから「老後のお金が心配」といった長期的な物まで、お金にまつわる悩みは様々。特に今の若い世代の人は年金の問題などもあり、気分が落ち込んでしまうのも当然です。

しかしこの悩みは宝くじでも当たらない限り、すぐに解決できる問題ではありません。経済や投資の勉強をするなど前向きに行動し、心が軽くなる方法を探しましょう。

気分が晴れない原因の3つ目は「家族や友人との関係」です。

「友人や家族と喧嘩をしてしまった」「奥さんの機嫌が悪い」など、プライベートでの人間関係も大人になるにつれて複雑になるもの。自分の意志だけではどうにもできないこともあります。

また仕事で疲れているところにプライベートでも問題が発生するとテンションは急降下。「プライベートくらい安らぎたい」と気持ちが落ち込んでしまいます。他の人への思いやりを持ちつつ、自分の時間も大切にしましょう。

ここまでは気分が晴れない原因についてご紹介してきました。「仕事は仕事」と割り切れる人や、「プライベートは自分次第」という考えの人なら気分が晴れないなんてことはありませんが、人が悩みを抱えるタイミングはそれぞれ。自分に合った解決法を探す必要があります。

そこで次は気分や心が晴れる方法についてご紹介しましょう。まずは一人でも簡単に取り入れられる【屋内編】についてまとめてみました。

気持ちや心が晴れる方法の1つ目は「部屋の掃除をする」です。

はやの乱れは心の乱れという言葉があるほど、部屋の状態は自分の心模様を映し出すものです。乱雑に置かれたものや、散らかったままのゴミは気分が晴れない原因かもしれません。

身の回りを整理整頓して掃除することによって気分転換にもなりますし、掃除をしながら考え事をすることで気持ちの整理をすることもできます。まとまった時間を作って部屋をピカピカにしてみましょう。

気持ちや心が晴れる方法の2つ目は「リフレッシュできる場所へ行く」です。

何をしても気分が晴れない時こそ、温泉やサウナ・エステや美容院などのリフレッシュできる施設へ出かけてみましょう。日頃の慌しい生活や疲れを癒してくれる効果が期待できます。

少し費用はかさむかもしれませんが、日頃頑張っている自分へのご褒美です。難しいことは考えずに、のんびり・ゆったりとした時間を過ごし心を軽くしてあげましょう。

気持ちや心が晴れる方法の3つ目は「音楽を聴く」です。

もし音楽好きな人ならば、家で音楽を聴くことで気分転換をすることができます。大好きなミュージシャンの音楽を大音量で聴くのもいいですし、ゆったりしたいならばクラシックを聴くのもいいでしょう。

誰にも邪魔されず音楽を聴くことによって、自分だけの世界に集中することができます。イヤホンを用意して日頃のストレスを発散させましょう。

気持ちや心が晴れる方法の4つ目は「趣味に没頭する」です。

人は何もすることがないとあれこれ不要なことを考えてしまうもの。モヤモヤした気分を晴らすためにも趣味に没頭して退屈な時間を無くしてみましょう。

趣味の内容はあなたが興味のあることならなんでもOK。趣味がないという人は何かを新しく始めるチャンスでもあります。好きなことに集中して、気持ちや心を晴らしましょう。

ここまでは気分や心が晴れる方法【屋内編】についてご紹介しました。家の中で簡単に取り組めるものから、少し贅沢なものまで幅広い方法があったと思います。

しかしせっかくなら開放的な気分を味わいたい、外の空気に触れたいという人も多いはず。そこで次は気分や心が晴れる方法【屋外編】についてご紹介していきたいと思います。

気持ちや心が晴れる方法の1つ目は「体を動かす」です。

気分が晴れない時には、何も考えずにとにかく体を動かしてみましょう。適度な運動は体を健康にし、気持ちをリフレッシュさせる効果があります。

手軽に始めたいという人ならシューズさえあれば始められるランニングがおすすめ。走るコースを変えるだけでも気分が変わったり、新しい景色を楽しむことができます。

気持ちや心が晴れる方法の2つ目は「買い物をする」です。

新しい服や物を手に入れた時にワクワクするもの。モヤモヤした気持ちを吹き飛ばすためにも、心が踊るような商品を買いに行きましょう。憧れていたブランド物を購入してもいいですし、古くなった服や靴を新調するのもおすすめです。

自分の身の回りのものが新しくなると、同じことをするのでも気分が変わってきます。お気に入りのものを見て「よし、また頑張ろう」と思えるなら大成功。自分にご褒美を与えてあげましょう。

気持ちや心が晴れる方法の3つ目は「美味しいものを食べに行く」です。

睡眠欲・性欲と並ぶ、人間の三大欲求でもある「食欲」。そんな食欲を特別な食事で満たすことも気分を晴らす方法の一つです。ただ満腹になるだけの食事ではなく、厳選された食材やお店の雰囲気を味わえる特別な時間を設けましょう。

いつもとは違う特別な食事は、あなたに満足感を与えてくれるはずです。美味しい食事をゆっくりと味わい、日頃の疲れを癒しましょう。

気持ちや心が晴れる方法の4つ目は「誰かに話す」です。

気分が晴れない時に話を聞いてくれる人がいるのなら、自分の心のうちを思う存分打ち明けてみましょう。頭の中で考えているだけではまとまらなかった考えが、すっきりとまとまることがあります。

また自分の考えを言葉にすることで、不思議と気持ちがすっきりするものです。うちに溜め込むばかりでなく、言葉にしてモヤモヤを吐き出しましょう。

ここまでは気分や心が晴れる方法についてご紹介しました。しかし中には紹介した方法を試してみても改善しないほど疲れ切っている人もいます。そんな気分が晴れない時にはどうしたら良いのでしょうか？

気持ちが晴れない時の対処法の1つ目は「無理に元気を出さない」です。

何をしても気分が晴れない時、あなたは周りの人に気を使いすぎている可能性があります。そんな時は無理に明るく振る舞わず、ゆっくりと過ごすようにしましょう。

また休暇を取ることができるのなら一人で過ごすこともおすすめ。たまには一人きりになって自分自身と向き合う時間を作りましょう。

気持ちが晴れない時の対処法の2つ目は「ゆっくり眠る」です。

仕事や勉強で忙しくて睡眠時間が十分に確保できていないと、無意識のうちにイライラしてしまうことも。そんな疲れた状態の人は、ゆっくりと睡眠を取るようにしてみましょう。

時間を決めずにゆっくりと眠ることで疲れが取れると同時に心の余裕も生まれます。何をしてもうまくいかない時は、思い切って一度休息するよう心がけましょう。

気持ちが晴れない時の対処法の3つ目は「何もしない」です。

いつも仕事や時間に追われて慌ただしい時間を過ごしている人は、予定やスケジュールを決めずにのんびり過ごすのがおすすめ。何も考えずにただただのんびり過ごす時間は心にゆとりを与えてくれます。

家でダラダラ過ごすのもいいですが、海辺や山まで出かけて景色をみながらゆっくりするのも効果的。自分が一番くつろげる場所を探してみてください。

ここまで様々な対処法をお伝えしてきましたが、気分が晴れない時が長く続く場合は病気の可能性もあります。一体どんな病気の可能性があるのでしょうか？

まず一つ目は「うつ病」の可能性です。

うつ病とは抑うつ気分や疲労感・倦怠感を伴う心の病です。「気持ちの問題だ」と思い込んでいる人もまだまだ多いですが、気力で治せる病気ではありません。

すぐに改善する病気ではありませんが、薬を服用することで症状を緩和することはできます。あまりに長く気分が晴れない時にはうつ病の可能性を疑ってみましょう。

2つ目の可能性は「更年期」です。

更年期障害といえば火照りやのぼせなどの症状を思い浮かべる人も多いですが、憂鬱感や集中力の低下などの症状が出る人もいます。主に年配の女性に見られることが多い症状ですので、思い当たる症状がある方は病院で相談してみましょう。

うつ病や更年期障害などの病気の可能性をご紹介しましたが、それ以外にも自律神経の乱れが大きく関係しています。自律神経は交感神経と副交感神経から構成されているのですが、その二つの神経の働きのバランスが崩れると精神状態が悪くなると言われています。

自律神経のバランスが悪くなる原因として代表的なものは不規則な生活や過度なストレスです。心も体も健康的な生活を送るにはきちんとした食事や適度な運動など、本来の人間らしい生活が大切だと認識しておきましょう。

今回は気分が晴れない時の原因や対処法についてご紹介してきました。今まではなんとなくモヤモヤする、やる気が出ないと思っていた気持ちにも原因があることを理解していただけたと思います。

普段から頑張りすぎていたり、頑張りぎて病気になってしまっている可能性がある人もいるでしょう。気分が晴れない時には無理しすぎずに、自分のペースで生活していきましょう。