金子一馬の現在!退社した?今の活動や最近は何をしているのか?

最近メディアへの露出が減った金子一馬さんの現在の活動は何をしているのでしょうか?アトラスを退社してしまったのではという噂もある金子一馬さんですが、その噂は本当なのでしょうか?金子一馬さんの幼少時代から現在に至るまでの活動について触れながら紹介していきます。

金子一馬の現在!退社した?今の活動や最近は何をしているのか?のイメージ

目次

  1. 1金子一馬について調査!悪魔絵師の現在は?
  2. 2金子一馬の経歴と人物像
  3. 3金子一馬の現在
  4. 4金子一馬のこれまでの仕事内容・活動は?
  5. 5金子一馬が関わったゲーム作品一覧
  6. 6金子一馬が手がけたイラスト[女神転生]
  7. 7金子一馬さんは今もアトラスで活躍している

金子一馬について調査!悪魔絵師の現在は?

独特なセンスを持ち数多くのファンを持つ金子一馬さんですが、最近ではメディアへの露出が少なくなり現在の姿やアトラスを退社してるのではないかと気になる方が多いようです。

そこで、本記事では金子一馬さんの現在の活動や、今に至るまでの経緯を様々なエピソードを交えながらご紹介します。金子一馬さんの画風は何に影響されたものなのか、金子一馬さんの素顔はどういったものなのかなど、多くのファンが疑問に思うことについてもまとめていきます。

金子一馬の経歴と人物像

イラストレーター女神転生Ⅱで1990年にデビューした金子一馬さんですが、今でも根強い人気を持っています。果たして、そのセンスはどのように身に着けてきたものなのでしょうか。幼少時代から現在までの経歴から金子一馬さんという人物を見ていきましょう。

寿司屋の息子として生まれる

金子一馬さんは、東京の下町に店を構えるお寿司屋さんに生まれました。お寿司屋さんの息子となると跡継ぎとして育てられることも多いです。

しかし、金子一馬さんのお父様の教育方針はそうではなかったようです。金子一馬さんは、自由でのびのびと育てられ、様々なことへ興味を持っていきました。

ファッションや音楽に興味を持つ子供時代

金子一馬さんは、やがてファッションや音楽に強い興味をもっていくようになりました。きっかけは女の子にもてたかったからという動機からのようでしたが、やがて本格的にのめり込むようになり、独特の感性を身につけていきました。

それは現在の仕事に大きく影響していくようになりました。幼少時代からイラストを描くことが好きで、当初は漫画家を目指していた金子一馬さんでしたが、途中で断念してしまったようです。その後金子一馬さんは新しい道を見つけます。

アトラスへ入社!アニメーターから「悪魔絵師」へ

金子一馬さんが初めて就いた職業はアニメーターでした。絵を書くことが好きだった金子一馬さんは、そのまま好きなことを仕事に選んだようです。やがて転職の機会を得てアニメーターの会社を退社し、1988年にゲーム会社アトラスへ入社しました。

金子一馬さんはアニメーターで仕事していた経験を活かし、キャラクターや敵モンスターなどのデザインを手がけるようになりました。金子一馬さんが担当した仕事は神話をモチーフにしたゲームで、敵モンスターとして悪魔が多くでてきました。金子一馬さんが描くダークで無機質な悪魔のイラストは、ゲームの世界観を構築するのに大きく貢献しました。

そうしたことから、今でも金子一馬さんはファンの間で悪魔絵師とも呼ばれているようです。悪魔絵師である金子一馬さんのイラストを好むファンは多く、数多くの画集が今でも販売されています。

常に黒服とサングラス姿の金子一馬

メディアへ出る際の金子一馬さんは、常に黒服とサングラスという出で立ちでした。それは、ファッションやイメージを重視する金子一馬さんのこだわりでした。金子一馬さんのファッションは10代の頃に、ディスコブームやドラマ「探偵物語」などから強く影響を受けたようです。

その風貌から、他人からは強面のイメージが強く萎縮されてしまうことが多かったようです。しかし、金子一馬さんはファッションに興味を持ったきっかけのエピソードからわかるように、実はとてもフランクな人なのです。

今では黒服を身に着けた姿を見ることは少なくなりましたが、サングラスをつけるこだわりはここ最近までも続けているようです。

金子一馬の現在

現在ではメディアへの露出が少なくなり、金子一馬さんはアトラスを退社したのではないか?という声が最近になって挙がっています。

本当に仕事をやめて退社してしまったのでしょうか?金子一馬さんの最近や現在の活動についてまとめていきます。

金子一馬はアトラスを退社したのか?

結論から言うと、金子一馬さんはアトラスを退社していません。現在はイラストレーターとしての活動は少なく、最近噂されている金子一馬さんの退社については、最近名前がメディアへ露出することが少なくなったために起こった噂です。

2017年6月に角川から出版された「角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 織田信長」のカバーイラストをアトラス社員の金子一馬さんとして描かれています。

現在はプロデューサーとしての活動が中心

最近金子一馬さんの名前がメディアへ露出しないのは、ゲーム制作においてプロデューサー業に専念しているからです。2003年に「女神転生」シリーズの世界観や設定製作を担当していた岡田耕始さんが退社したことにより、金子一馬さんが代わりに務めるようになりました。

金子一馬さんはイラストレーターとして仕事をしていましたが、デザインを描く上で世界観などの構成について、岡田耕始さんとともに作り上げてきた経験がありました。やがて岡田耕始は独立し、「女神転生」のプロデュースは金子一馬さんへ一任されるようになりました。

その後、後輩育成のため、イラスト制作は後輩に任せることが多くなり、最近ではプロデューサー業を中心に活動していきます。

金子一馬の活動はアトラス外でも

金子一馬さんの活動はアトラス社外にも渡ります。先ほど紹介したように本のカバーイラストを手がけたり、他社製品のゲームのデザインやイラストを手がけることもあります。

代表的なのは「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」のベルグバウ、ディス・アストラナガン、ケイサル・エフェスなどのロボットデザインや、「デビルメイクライ3」のダンテやバージルの魔人化状態のデザインです。

金子一馬さんはロボットアニメや特撮モノも好むようで、「女神転生」においてもロボットや特撮モノの元ネタがあるデザインなどが多く見られました。

金子一馬のこれまでの仕事内容・活動は?

金子一馬さんの仕事や活動はゲーム内にとどまらず、今では画集や公式の画像配布などが販売・配布されています。

それらの作品も大変人気を集めており、最近ファンの間では金子一馬画集の新作などが待たれています。新しい画集の販売予定は発表されているのでしょうか。

新しい画集の販売は?


金子一馬さんといえば、画集が大変人気で2004年に金子一馬画集Ⅰが発売されて以来、今までで合計7冊の画集が販売されています。気になる最新作である金子一馬画集Ⅵの発売は2018年現在では発表されていません。

最後に発売された画集が金子一馬画集Ⅴで2017年8月に販売されました。それぞれの画集が販売されるのは数年おきですので、最近発売されたばかりの画集はまだしばらく新作の発表はないかも知れません。

壁紙など公式の新作画像配布は?

金子一馬さんの活動や仕事は、画集だけではなく壁紙などの公式配布画像も大変注目されています。しかし、こちらも2018年現在新しい配布は予定されていません。今までに主に「女神転生」シリーズの壁紙などが多数配布されており、中にはゲーム購入特典のものもあります。

まだ手に入れていない壁紙があるかも知れませんので、まだ入手していない壁紙などを探しながら新作を待つと良いでしょう。

金子一馬さんの新作を見たいファンの数は多いですが、ゲーム雑誌への提供や販売促進イラストなど基本的に「女神転生」シリーズに関わる作品を描くことが多く、作品となるまでのラフ画像が販売されることも少ないです。

描き下ろしのイラストは多いですが、それらは様々な雑誌に単発で提供されているため、まとめて見ることが困難です。今まで販売されてきた雑誌は入手が困難になっているものもありますので、新作を待つファンはアンテナを高くして見逃さないよう注意したいところです。

金子一馬が関わったゲーム作品一覧


金子一馬さんの経歴や、仕事内容についてご紹介してきました。本項では、具体的にどのようなゲーム作品に関わってきたのかを見ていきましょう。

RPG『真・女神転生』シリーズ

金子一馬さんといえば、「女神転生」シリーズが代表されるでしょう。普段ゲームをしない方でも、見たことだけはあるという人も多いようです。「女神転生」シリーズはその独特の世界観が人気の理由ですが、金子一馬さんのイラストはその世界観を構築する大きな要素となっています。

「女神転生」シリーズは2017年には全世界累計売上720万本を記録する、大ヒットゲームです。その「女神転生」シリーズは金子一馬さん無しでは作れなかったといっても過言ではありません。

イラスト・挿絵コラボ作品


金子一馬さんは「女神転生」シリーズの他にも「女神転生」シリーズの外伝的位置づけの「ペルソナ」「デビルサマナー」シリーズでもデザインを手がけています。

また、「えりかとさとるの夢大冒険」や「グルーヴ オン ファイト」、「デジタル・デビル・サーガ アバタール・チューナー」などのデザインやイラストを担当しています。

先ほども紹介したとおり、本の表紙や挿絵なども描く事があり、金子一馬さんの活躍は媒体を選びません。2011年には「Persona4 the ANIMATION」のデザインコンセプトを担当するなど、アニメでも活躍しています。

金子一馬さんの独特な世界観により描かれたキャラクターは、そのクールでダークな人物像を見事に表現しています。

他のスタッフを育成

しかしながら、「ペルソナ」シリーズなど「女神転生」の外伝的なゲームでは、金子一馬さんはデザインを担当したことはあるものの、実際にイラストを描いているのは金子一馬さんの後輩である副島成記さんがメインとなって描いているようです。

金子一馬さんは後輩の育成などの仕事にも力を入れており、金子一馬さんだけでなくその後輩もたくさんの成功を収めていき、やがて多くの工程を後輩に任せるようになりました。

そのため、最近ではメディアへの露出も少なくなりアトラス退社の噂がたったのでしょう。

金子一馬が手がけたイラスト[女神転生]


さて、数多くの作品を手がけてきた金子一馬さんですが、現在のイラストに至るまでには時代の流れとともに様々な手法をとってきました。デビュー作のドット絵から最新のデジタル絵までのイラストについて深く掘り下げてみていきます。

ファミコン時代のイラスト

アニメーターだった金子一馬さんは会社を退職し、ゲーム会社へ転職してイラストレーターとなりました。転職当初のゲームはドット絵が主体の時代で、絵を描くのとはまた違う仕事でした。

しかし、金子一馬さんはドット絵の特色を大いに活かし、無機質で不気味な悪魔のイラストを多く制作してきました。結果、「女神転生」のダークな世界観をうまく表現し、大変人気のあるタイトルへになっていきました。

デジタル絵へ移行


時代はドット絵からデジタル絵へ移行していきました。しかし、金子一馬さんはそれまでの絵の特色を崩すことなく、デジタル絵では更にパワーアップした悪魔を描きました。金子一馬さんは絵を描く際にできるだけ無駄なデザインを省くようにしているようです。

これは、金子一馬さんの元からのセンスもありますが、容量的制限の多かったドット絵を手がけていたのも大きな要因の一つでしょう。結果、デジタルへ移行しても金子一馬さんの良さは失われることなく、さらにリアルになった悪魔のデザインを多く生み出しました。

現在の金子一馬さんの画風


デジタル絵へ移行したばかりの金子一馬さんは、Photoshopを使った光沢感の強い絵を得意としていました。テクスチャーや撮影した写真などを素材とし、一層現実的な画風へと変わっていきました。

現在では、手書きで描いたような手法が主で、まるで油絵のような特徴を持ちます。時代とともに手法を進化させてきた金子一馬さんですが、その本質はまるで変わることなく金子一馬さんらしい絵を描き続けています。

ファンが描く金子一馬ライクなイラスト

金子一馬さんの描く絵は大変独特で、その絵をひと目見ただけで金子一馬さんの作品であるとわかるほどです。ファンの人気も高く、様々なイラストをあえて金子一馬さんに似せて描くというファンも少なくありません。

ピクシブが運営するイラストを中心としたSNSサービスであるpixivでは#金子一馬というタグがあるほどです。金子一馬さんの活動は世界的に大きな影響を与えていることが伺えます。

金子一馬さんは今もアトラスで活躍している

メディアへの露出が少なくなり、アトラスを退社しているのではないかという噂も立っている金子一馬さんですが、アトラスは退社しておらず、今でも仕事を続けています。今ではイラストレーターだけでなく、プロデューサーとしても活動されており、後輩の育成にも余念がありません。

たとえ金子一馬さんがアトラスを退社したとしても、最近まで描かれてきた作品は今後も後輩やファンなどから末永く受け継がれていくことでしょう。

金子一馬さんの作品はゲームに関わるもの以外では数は少なく、プロデューサー業に専念している現状では手に入れるのが困難な場合もあります。新作が発表されるまでの間、もう一度過去に販売された「女神転生」シリーズを遊び直してもう一度金子一馬さんの世界観に再度浸ってその魅力を再確認してみても良いかも知れません。

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