図太いの意味とは?神経が図太い人の性格や特徴を紹介

図太いの意味とは?神経が図太い人というのは、どんな性格をしていて、どんな特徴を持っているのかをご紹介します。また、神経が図太い人との上手な付き合い方や神経が図太い人になるためにはどうしたら良いのかということも解説していますので、チェックしてみてください。

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目次

  1. 1「図太い」は褒め言葉なのか?
  2. 2「図太い」の意味とは?
  3. 3図太い人の心理とは?
  4. 4図太い人の特徴【性格編】
  5. 5図太い人の特徴【行動編】
  6. 6神経が図太い人との上手な付き合い方
  7. 7図太い神経になるには?なるための方法を紹介
  8. 8あなたのメンタルは?図太さ度診断チェック
  9. 9神経が図太い人の性格診断結果
  10. 10良い図太い人と悪い図太い人
  11. 11「図太い」という響きは悪いけれど

「図太い」は褒め言葉なのか?

「図太い」とはどのような意味なのでしょうか。1度は見聞きしたことがあるであろう、この「図太い」という言葉の意味は褒め言葉なのか、それともけなし言葉なのか、というところをご紹介します。

また、そもそもの「図太い」の意味の他にも、「図太い人」の性格や行動など、よく見られる特徴も紹介しますので、そういった面からの「図太い」の意味も確認してみてください。

「図太い」の意味とは?

「図太い」という言葉のそもそもの意味を確認していきましょう。「図太い」とは、「神経が太い」という言葉が省略されたような意味になっています。

神経が太いというのは、物怖じしない、とか、周囲の目を気にせず行動する、という意味が含まれていて、一見良い意味に見えますが、「人のことを考えない」ということも言える「良し悪し」のある言葉となります。

図太い人の心理とは?

図太い人というのはどのような心理を持っているのでしょうか。その人の持っている心理によって行動や態度、言動などが決められているものなので、「心理」という部分はその人を知る上で非常に重要です。

当然、「図太い人」の心理を知ることができれば、どのような考えの元で「図太い言動」「図太い行動」が行われているのかを知ることができ、図太い人を知る上で非常に役立つ情報となります。

他人の目を気にしない

神経が図太い人というのは、「他人の目を気にしない」という心理を持っています。「人が見てるから」とか、「誰かにどう思われるか」ということはほとんど気にしません。

他人の目を気にせず行動できるので、自分の思ったように動けますし、言葉を発することもできますが、それが他人から見ると「図太い」と思われる要因となります。

他人に好かれようという心理がない

「他人の目を気にしない」というものに近いですが、図太い人というのは「他人に好かれようという心理がない」ということも挙げられます。

人にどう思われようとも自分のしたいことをする、というだけではなく、そもそもとして、他人から好かれたいという心理がなく、「好かれようとするがゆえの行動」というものがありません。

「遠慮は損」だという心理

図太い人というのは、「遠慮は損」という心理を持っています。日本人は特にですが、遠慮をしたり、謙虚であることに美学を求めがちなのですが、図太い人というのはそれがありません。

遠慮をすることで何かを得られなかったりするという考え方のみで突き進むので、「遠慮=損」という心理しかありません。

図太い人の特徴【性格編】

図太い人の心理を確認しましたので、次は「特徴」の部分を見ていきましょう。図太い人の特徴が見られる部分には「性格」と「行動」がありますので、それらを別々に確認していきます。まずは【性格編】からです。

肝の座った性格

図太い人というのは、「肝の座った性格」をしています。特に周りに振り回されることもなく、影響もほとんど受けないことから肝の座った性格をしていることが多くなります。

どんな場面であっても、人からどう思われようが気にしないので、『常に落ち着き払った態度』でいられることができ、周りの人から見ると、「あの場面で緊張する素振りもなく、肝が座った人だなぁ」という印象で見られます。

空気の読めない性格

神経が図太い人というのは、「空気が読めない性格」をしています。これは正確に言うと空気を「読む必要がない」ということになります。

空気を読むという行為は、その場を乱さないようにするとか、真面目な場面であれば真面目な態度で望むなど、そのときの周りの人々が発する雰囲気や空気感を読む行為です。

ですが、他人の目を気にせず、好かれようとも思っていないのが図太い人なので、「そんなものはお構いなし」です。もちろん自分も同じ感情なら同じ空気感になりますが、「周りがこうだから」という理由で態度を変えることはありません。

自分の非を認めない性格

図太い人というのは、「じぶんの非を認めない性格」をしています。たとえ自分に悪いところがあろうとも、「相手や他人にも悪いところがある」のを指摘して、自分が悪いということを認めません。

「この状況で自分が悪いと認めないなんて、なんて図太い性格だ…」というようなことを周りに思われるような場面が見られたら、それはまさに「図太い人」ということになります。

自分に自信がある性格

図太い人が図太い性格でいられるのは「自分に自信がある」からです。自分に自信がなければ、図太い立ち居振る舞いを続けるのは難しいです。

「自分には無理だ」とか、「これ間違ってるかな?どうだろう…」とか「上司に確認してみないと…」など、何かと自信がない人というのは、自分のしたいことや自分の意見だけで突き進むことはできないからです。

図太い人の特徴【行動編】

図太い人の心理と性格を確認してきたので、次は「行動」を確認していきましょう。心理や性格がもとになって「行動」が起こるので、それらと掛け合わせて考えながら確認してみてください。

都合の悪いことは流す

図太い人というのは、「都合の悪いことは流す」という行動が特徴的です。実は「流す」という行為は図太い性格をしていないとできないことでもあるのです。

明らかに自分が悪くて、明らかに目の前で指摘されているのに、「あ、12時なのでお昼行ってきます」とその場を去ることができるのは図太い人を置いて他にいません。

自分の時間や都合を最優先にする

図太い人というのは、あらゆる場面で、「自分の時間や都合を最優先にする」ことができます。しかも、それがよほど重要な都合などであれば良いのですが、「それはまだ眠い時間」などの都合でも、相手にそれを合わさせます。

グループで時間を合わせて飲み会をやるなどになると、なかなか都合を合わせるのが大変な場面なども多いですが、いろいろ話し合って苦労の末にやっと決まるかな、と思われたところでも、「あ、その時間無理」と気軽に遮ります。

しかもその理由が、「食材買いにいかなきゃいけない時間だから」などの「いや、それくらい先に行っておけよ!」と言いたくなるような「自己都合」のみのセリフも平気で言えてしまうのが図太い人なのです。

お世辞のようなことは言わない

図太い人というのは、「お世辞」のようなことは言わないのが特徴的な行動です。「お世辞」というのは、その場の雰囲気を和ませたり、その相手に良い印象を持ってもらうために使うものです。

つまり、「その場を和ませる」ということや、「相手に良い印象を与える」ということを「しない」図太い人は、お世辞というものの必要性がないのです。ですから、図太い人というのはお世辞のようなことは言いません。

周りに合わせた行動をしない

図太い人というのは、「周りに合わせた行動をしない」という特徴があります。たまたま別の考え方だったから、ということもありますが、「あえて」周りとは別の行動を取るということもあります。

「あえて」の場合の理由としては、そっちのほうが面白そうだったから、とか、みんなと同じじゃつまらないから、というような周りの空気を読まない図太い人らしい理由となることが多いです。

神経が図太い人との上手な付き合い方

様々な心理や性格・行動などの特徴を見てきましたが、そんな「図太い人」と上手に付き合っていくにはどのように立ち回ったら良いのでしょうか。神経が図太い人との上手な付き合い方を確認しましょう。

何度も確認を取る

図太い人というのは、明らかに自分が悪くても「そんな話は聞いてない」とか、「そんな昔の話覚えていない」など、都合の悪いものは「図太く」他人に責任転嫁することができます。

ですので、そういった面でトラブルにならないように、「何度も」、「何度でも」確認するようにします。どれだけ「しつこい」と思われようとも何度も確認することで、図太い人も忘れませんし、その場面を目撃している人が増えるので言い逃れが難しくなります。

おかしいことはおかしいと指摘する

相手が「図太い」と分かっていると、そこまで図太くいけない人というのは、ついつい図太い人のわがままな主張に流されてしまいがちになります。

ですが、そのままだと「図太さ増すばかり」なので、言うべきことは言う、おかしいことはおかしいと指摘することが必要です。

都合の悪いことは流すのが得意な図太い人ですが、何度も言われれば「言われるのが面倒」と感じるようになり、嫌々ながらも流さず改善することも少なくありせん。

適度な距離感を保つ

図太い人との付き合い方で、「できるなら」ということですが、「適度な距離感を保つ」ことが、気軽にできて神経を使わない一番良い方法とも言えます。

つまり、「図太い人に近寄らない」ということです。必要最低限の接触が必要な関係もあるでしょうが、それ以外の接触はせずに、物理的にも精神的にも近づかないようにするのです。

図太い神経になるには?なるための方法を紹介

図太い神経になるためにはどのようにしたら良いでしょうか。ここまでにお伝えしてきた心理や特徴などを参考にすれば、ある程度は図太い神経になることができますが、特にその部分にフォーカスを当てて確認していきましょう。

自分の主張をはっきり伝える

図太い人の心理にもあったように「遠慮=損」だと考えれば、遠慮して自分の意見や主張をしないのは「損」ということになります。

もちろんとことん図太い人でなければ、どんな場面でも遠慮なくというのは難しいですが、「ここぞ」という場面や、「相当に損な役回り」になってしまう場面であれば、自分の主張ははっきりと伝えるべきでしょう。

物事に遠慮をしない

何度も出てきますが、「遠慮=損」というのが図太い人の考え方です。ですから、遠慮しがちな性格をしているのであれば、遠慮をしないように意識してみましょう。

「いえ、大丈夫です」、「お構いなく」とついどんな場面でも言ってしまうような性格なら、常に「じゃぁお言葉に甘えて」と言うように意識し続けていれば、少しずつ図太い神経を手に入れることができます。

人にどう思われるかよりも自分の気持ち

何か物事を考えるときや、実行する際に、「人にどう思われるか」ということを最優先に考えてしまう人がいますが、それでは図太い神経は手に入りません。

「人にどう思われるかよりも自分の気持ち」を最優先にすることで、人の顔色を伺ったような遠慮がちな、自分の意思のないような行動を避けることができるようになります。

あなたのメンタルは?図太さ度診断チェック

ここまで神経が図太い人の特徴や図太い人の性格、図太い人の行動などを見てきましたが、自分が神経が図太い人なのかどうかをチェックするための診断を用意しました。

この診断は次のチェック項目を見て、自分が当てはまるものをチェックし、その数を数えてみてください。診断をする際には、あまり深く考えず直感でチェックしていくようにしたほうが診断の正確性が増します。

神経が図太い人の性格診断

下記の項目に当てはまるものをチェックして診断してください。

□他人のことはあまり考えない

□遠慮するのはもったいないことだと思う

□周りの空気を読むのが苦手

□お世辞を言うのが苦手

□誰に対しても自分の意見が言える

□自分都合で人を待たせるのは仕方ない

□人に好かれるよりも自分のやりたいことがしたい

□上司や目上の人に嫌われがち

□よく鈍感だと言われる

□行動力があるほうだ

神経が図太い人の性格診断結果

診断結果は下記になるので、自分が当てはまった数を確認してみてください。

【0~3個 図太い人ではない】
診断チェックが3個までしか付かなかった人は図太い人ではありません。どちらかと言えば「繊細」な人と言えます。

【4~6個 適度に自己主張のある人】
診断チェックの数が4個~6個の人は、図太い人でもなく、かといって繊細で遠慮がちというわけでもなく、バランスの良い性格の人です。

【7~9個 図太い人】
診断チェックが7個~9個付いた人は図太い人です。周りからも図太い性格だと思われていますし、自身も「遠慮」をあまりしないのでは?

【10個 非常に図太い人】
診断チェックが10個の人は非常に図太い人です。その図太さは誰もが認めるところで、そこまで突き抜けていると逆にあまり敵を作らないことも。

良い図太い人と悪い図太い人

「神経が図太い人」には良い図太い人と悪い図太い人がいます。良い図太い人とは、何かに遠慮することなく、物怖じすることなくしっかりと自分の意見を言える人です。「言わなくてはならない」場面で言葉が出ないなんてことはありません。

そして、自分が決めたことには周りの邪魔があろうとも突き進むことができ、考え方もポジティブです。これらが神経が図太い人の「良い」ところでしょう。

それとは逆に「悪い図太い人」とは、人のことは考えず自己中心的で、物事を損得勘定ばかりで見るような態度や言動が目立つ人のことを言います。

確かに、人のことを考えず、意見に振り回されず、一直線に猪突猛進できたらそれは「一時的には」良いこともありますが、人との関わりなしに豊かな生活を育むことは難しいので、結局は自分にとっても周りにとっても悪いことに繋がります。

「図太い」という響きは悪いけれど

「図太い」という響きはあまり良いものではないので、「悪い意味」に聞こえますが、ここまで見てきた内容からも分かるように、「捉え方次第」では、良い面もあります。

悪いことばかりに目がいきがちですが、図太い人には図太い人なりの良さがあり、そこを上手く活用することや、周りがそれを良い方向に導くことが「表面上の良し悪し」よりも重要です。

図太い人に限らず、人には良い面悪い面がありますから、結局は「付き合い方次第」ということを考えて、人との関わりを良いものにできるように、自らが努力をしましょう。

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