立ち仕事は消費カロリー高い?計算方法や業種別での比較!足ケアの方法も!

立ち仕事はデスクワークより多くの体力を消耗します。その分消費カロリーも多いのですが、それはどれくらいの消費カロリーになるのでしょうか?その計算方法から業種別の立ち仕事の消費カロリー、また足の負担を癒すケアの方法までご紹介いたします!

立ち仕事は消費カロリー高い?計算方法や業種別での比較!足ケアの方法も!のイメージ

目次

  1. 1立ちっぱなしの仕事はダイエットになる?
  2. 2消費カロリーの計算方法
  3. 3立ち仕事の業種別消費カロリーの比較
  4. 4立ち仕事でカロリー消費を更に高める方法
  5. 5立ち仕事でカロリー消費高めるグッズ
  6. 6立ち仕事で疲れた足のケアをしよう!
  7. 7立ち仕事をしながら健康的にダイエットしよう!

立ちっぱなしの仕事はダイエットになる?

立ちっぱなしの仕事はかなりハードで足も疲れます。ですが、裏を返せばそれだけ運動しているということにつながり、立ちっぱなしの仕事はダイエットにも直結します。今回はそんな立ち仕事とダイエットの関係性、消費カロリーなどについてご紹介いたします。

また、足を酷使するからこそ、ダイエット効果を高める方法もあります。ダイエットをより効果的に、効率的に行うための方法はもちろん、疲労した足腰をケアする方法までご紹介するので、それらの方法を実践して健康的にダイエットしましょう。

消費カロリーの計算方法

まずは立ち仕事で消費するカロリーについてご紹介いたします。立ち仕事ではどれくらいのカロリーを消費するのかを計算していきましょう。計算方法は様々ですが、特に一般的な方法についてご紹介するので、わかる情報から日頃の消費カロリーを計算しましょう。

運動量に基づく計算方法

基本的に運動量に基づく消費カロリーは「体重(kg)×(メッツ-1)×時間」で割り出すことができます。メッツとは運動強度を表す数値で、運動量が大きければ大きいほど数値も大きくなっていきます。立ち仕事の場合、原則的に数値を3として計算することが多いです。

また睡眠中や寝転がってゴロゴロしている時は数値が1になり、消費カロリーはゼロになります。逆にランニングをしたりスポーツをすると数値が6〜7など高くなっていき、ハードな水泳や自転車で登り坂を上がるとなると数値は10を超えることもあります。

年齢による1日の計算方法

人は何もしないだけでもカロリーを消費します。人の代謝や仕事の運動量などで個人差はありますが、成人女性の場合、おおよそ1,660kcalが目安だと言われています。これは人間が日常的に平均的な睡眠、立ち仕事や座り作業をしていた場合のカロリーです。

なので例えば1日ゴロゴロしていただけだった場合はその消費カロリーより低い場合もありますし、1日バタバタと立ち仕事をしていればその消費カロリーは平均を上回る場合もあるので、自分のライフスタイルと照らし合わせて計算を行うことが大切です。

立ち仕事の業種別消費カロリーの比較

立ち仕事と言えどその仕事内容は様々で、立ち仕事の中でも消費カロリーに違いはあります。こちらではその仕事別の立ち仕事の消費カロリーの目安についてご紹介いたします。合わせて座り仕事との比較も見ていくことでダイエット効果を見ていきましょう。

立ち仕事のカロリー①コンビニ・売店店員

コンビニや売店で働いている方は、接客中ほとんど立ち仕事で、特に一般的なコンビニやスーパーの店員の場合はレジ打ちから品出し、店内の掃除など様々な業務をします。このことから一般的な立ち仕事のメッツの数値3を適用することができます。

その結果、成人女性(体重50kg)が7時間コンビニで働いたとして、その運動によるカロリー消費は1,050kcalと算出することができます。特に忙しい店舗の場合は運動量も多くなる傾向にあるので、それよりも消費カロリーが大きくなるケースもあります。

立ち仕事のカロリー②アパレル・接客業

勤務時間中はほとんど店内を歩き回って接客をするアパレル店員。特に接客業の場合お客さんに目が触れることになるのでとても忙しく、運動量もかなりのものになります。そんなアパレル店員の場合、特に忙しい店舗で考えるとメッツ数値は3.5と算出できます。

人気のレディースブランドになるとこのくらいの数値になり、その運動量は体重50kgの成人女性が7時間働いたとして1,225kcalとなります。また接客だけでなく、日々届く新作商品を開封してバックヤードに置くなど、重労働を必要とする仕事でもあります。

立ち仕事のカロリー③看護師・介護士

かなりの重労働となる看護師・介護士の仕事ですが、もちろん業務内容により個人差はありますがメッツの数値としてはおよそ4として換算することができます。なので体重50kgの成人女性が7時間働いたとして、およそ1,400kcalの消費カロリーがある換算になります。

特に看護師として広い病院内を歩き回ったり、介護士としてお年寄りの体を支えて生活をサポートするとなると、立ち仕事の中でもかなりのカロリーを消費することになるので、その分重労働ではあるもののダイエットにも直接的に影響します。

立ち仕事のカロリー④土木工事

かなりの重労働である土木工事作業員は最近では女性も活躍するようになりました。そんな土木作業員の消費カロリーはメッツの数値を4.5と算出することができ、特に体重50kgの成人女性が7時間働いた場合、1,575kcalと算出することができます。

もちろん規模が大きくなればなるほど消費カロリーは大きくなりますが、逆に重機を扱うことが中心である場合は土木作業員の場合でもその消費カロリーは算出した消費カロリーよりも少なくなる傾向もあるのが大きな特徴です。

デスクワークとの比較は?

一方で、デスクワークの場合のメッツの数値は1.5とすることができます。なので7時間勤務の体重50kgの女性では消費カロリーは525kcalとなります。もちろんデスクワークの場合も頭脳労働や仕事中どれだけ席を立ち上がるかによって個人差はあります。

ですが、最も消費カロリーが多かった土木作業(1,575kcal)と比べると、およそ1,050kcalとなり、およそ1食分以上もの消費カロリーの違いがあります。このようにデスクワークとの差はかなり大きく、立つ・歩くことはダイエットに直結することがわかります。

立ち仕事でカロリー消費を更に高める方法

ですが、現在立ち仕事をしている人にとっては、それが直接的にダイエットにつながっているか実感することは難しいです。ずっとその仕事をしていつつダイエットを意識していなければ、消費カロリー分だけ食事を多く摂ろうという心理が働きます。

ですが、食事制限をしなくても、今の立ち仕事に少しだけプラスアルファをするだけで立ち仕事による消費カロリーが格段にアップする方法についてご紹介いたします。仕事をしながらカロリー消費もして、憧れのすらっとしたボディラインを手に入れましょう。

早歩きをする

歩くことと走ることとでは消費カロリーがかなり違いますが、だからと言って職場で走るわけにもいきません。なので、気取られない程度に早歩きをすることを意識するだけでも、普通に歩くよりも多くのカロリーを消費できる上仕事も効率化します。

なので早歩きをすることは仕事の面でもダイエットの面でも良い影響をもたらします。ですが傍目から見ると急いでいる、せわしない人としての印象がついてしまうので、あくまでいつもより少しだけ早く歩くことで筋肉を使う意識をすることが大切です。

綺麗な姿勢を保つ

デスクワークやずっと立ったまま同じ姿勢を保っていると、だんだん疲れて姿勢が崩れがちになってしまいます。ですが、いつでも綺麗な姿勢を保つことは姿勢を美しく保つ上でとても大切なことで、姿勢を崩すことは消費カロリーの少ない姿勢に直結します。

姿勢が崩れることは疲れを少しでも軽減する無意識の行動のひとつで、美しい姿勢は他人から見てもとても綺麗ですが、その分きっちりとした姿勢を保つことにもなるので消費カロリーは姿勢が悪い時よりも格段に大きく、姿勢を正して立つだけでも痩せられます。

綺麗な歩き方を意識する

綺麗な姿勢を意識することと併せて、綺麗な歩き方にも意識しましょう。正しい歩き方とは、踵から綺麗に足をおろして、道の一直線上を歩くように意識することです。スタスタと綺麗に歩く女性はその人自身もとても美しく見せてくれることに繋がります。

その上綺麗に歩くことで足の筋肉をより使うことにつながるので、綺麗な歩き方を意識することは、消費カロリーを上げる上でとても効果的で、仕事中はもちろん、毎朝の通勤の時にも取り入れることで、通勤時間にも「ながら」ダイエットをすることができます。

つま先立ちをする

女性の場合、高いヒールは歩きにくいですがそれ以上にスニーカーよりも足を酷使し、カロリー消費もハイヒールで歩く方が大きいです。つま先立ちでも同じことで、仕事柄高いヒールの靴を履かない場合でも、立っているだけの時に少し踵を浮かせましょう。

思いっきりつま先立ちをすることは特に接客業の場合不恰好になってしまうので、より効果的なつま先立ちは踵を地面から1cmほど浮かせた状態をキープすることです。少しだけ上げるからこそ、最初はかなり辛い姿勢ですがその分ダイエットにも繋がります。

定期的に休憩をはさむ

そして、最後に最も大切なことは、定期的に休憩を挟むことです。ダイエットの最初は痩せようというモチベーションが強く仕事中のながらダイエットにも集中しがちですが、長続きさせることを考えると、定期的に座ったり楽な姿勢をとることが大切です。

特に立ち仕事の場合は足腰の骨や筋肉に負担をかけることにもなるので、今後も長く仕事を続けていくためには、骨や筋肉に重大な負担を掛けないためにも休憩を挟むことはとても大切で、筋肉を休ませることでダイエットを長く続けていくことを意識しましょう。

立ち仕事でカロリー消費高めるグッズ

それでは、立ち仕事の時に使うことでカロリー消費を高めることにつながるグッズについてご紹介いたします。集中的にダイエットしたい!とにかく早く痩せたい!そんな方はこれらのグッズも活用して、仕事はもちろんダイエットの効果も高めましょう。

つま先だけのスリッパ

デスクワークと立ち仕事が混在するオフィス内など、スリッパOKの職場なら、つま先のみのスリッパを使うと効果的にダイエットをすることができます。最近注目されている「猫足スリッパ」と呼ばれるこのスリッパは足の筋肉を普段より使うことになります。

踵を置く部分がないので、自然と猫足スリッパを使っている時はつま先立ちをし続けなければいけないことになります。中でも空気椅子のように猫足スリッパで踵のあるスリッパと同じ姿勢を取ることを意識すると、消費カロリーがかなり多くなります。

高めのインソール

スリッパを使えない立ち仕事の場合は、普段履いている靴の中に踵の高いインソールを使うのも効果的で、ヒールの靴を履くことができなくても、ヒールを履いているような感覚で仕事をすることができ、普通の靴で歩くより消費カロリーが大きくなります。

着圧ストッキング

着圧式のストッキングは足のむくみを防止して足をすっきりと見せることができます。足首やふくらはぎ、太ももなど最近では足の部位に合わせて締め付けに違いがあるものも多いので、着圧式のストッキングはダイエット中も足を細く見せるのに効果的です。

モチベーションにつながる上、中にはウエストやお尻などに効果があるストッキングがあるので、下半身の気になるところに合わせてストッキングを合わせることで綺麗なシルエットになり、下半身のカロリー消費や脂肪燃焼により効果をもたらせられます。

立ち仕事で疲れた足のケアをしよう!

立ち仕事はダイエットに直結する効果的なカロリー消費方法のひとつですが、毎日続ける仕事だからこそ、立ち仕事が終わった夜や休日は、足のケアをして次の仕事の負担になるようなことを避けることを意識することがとても大切です。

こちらではそんな立ち仕事で疲労がたまった足や下半身をすっきりケアしてさらにダイエットに励むことができるケア方法についてご紹介いたします。

湯船に浸かって筋肉をほぐす

家に帰ってお風呂に入る時は、ゆっくりと湯船に浸かって暖かいお湯で全身を癒しましょう。特に体を温めることはリンパの流れを良くして、心身の疲れはもちろん、立ち仕事やダイエットによる足腰の疲れを癒すことにも直結します。

入浴剤を利用することでさらに体を温められるので、好きな入浴剤を選んで、ゆっくりとお風呂の時間を楽しみましょう。立ち仕事による足の疲れを癒すことができ、ストレス発散にも繋がります。

むくみ取りソックスを使用する

足を温めむくみを取ることができるソックスを履いて寝ることもとても効果的で、お風呂に上がった後、むくみとりストッキングを履いて眠ることで、朝もすっきりとした足にすることができます。自分に合ったむくみとりストッキングを使って足をケアしましょう。

フットピローを浸かって眠る

フットピローとは眠る時に足を乗せることができるクッションのことで、足を柔らかいクッションで包み込み、体より少し高い位置に足を乗せることで、老廃物を溜めず、足の疲れを癒すことができるアイテムとして今幅広い年齢層の方に注目されています。

立ち仕事をしながら健康的にダイエットしよう!

いかがでしたか?今回は立ち仕事とダイエットの関係性についてご紹介いたしました。立ち仕事をしながら健康的にダイエットをすることで、負担やストレスを感じることなく痩せることができます。消費カロリーはもちろん、筋肉を使うことを意識しましょう。

立ち仕事の最中に足やお尻、ウエストなど特に下半身を痩せるために効果的な筋肉の使い方をして、より健康的で魅力的なボディラインを手に入れることができます。過度なダイエットはせずに、立ち仕事中に無理のない積み重ねでダイエットをしましょう!

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