努力家の意味とは?特徴や性格を紹介
いつも何かに一生懸命取り組んでいる努力家の人。そんな人の姿を見て鼓舞されたり、逆に自分のダメさに落ち込んでしまうことも。今回はそんな影響力のある努力家の人について調べてみました。最後にはあなたの努力家度を計る診断もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
目次
何でも頑張り屋な努力家の人
勉強に仕事、家事にスポーツなどなんでも頑張り屋な努力家の人。どこからそんなパワーが湧いてくるのか、どうしたらそんなに頑張れるのか不思議に思うこともあると思います。
そこで今回はそんな努力家の人の特徴や性格についてまとめてみました。努力家の人に共通している特徴とはどんなものなのか。どうすれば努力家になれるのかなど、様々な視点からご紹介していきます。
努力家の意味とは?
努力家の人の説明に入る前に、そもそも努力家とはどんな人を指し示しているのでしょうか?努力家とは自分の野望や目標のために訓練をしたり、能力・技能を磨いている人のことを言います。
「大学に受かるために勉強する」や「歌手になるために歌の練習をする」など、自分が達成したい将来の目標のために、努力をしている人のことを「努力家」と呼ぶと覚えておきましょう。
努力家な人の特徴【性格編】
では努力家の定義について理解したところで、さっそく努力家の人特徴について見ていきましょう。まずは努力家な人の特徴【性格編】についてご紹介します。
自分に厳しい
努力家な人の特徴の1つ目は「自分に厳しい」です。
「頑張ったから今日はもうやめよう」「少しぐらいならいいかな」と甘い誘惑に誘われるのが人間の性ですが、努力家の人は自分自身にとても厳しく一度決めてことは最後まで必ずやり通します。
眠い・疲れたなどの言い訳をせず、目標に向かってしっかりと努力できる事が努力家の人の特徴になります。
プラス思考
努力家な人の特徴の2つ目は「プラス思考」です。
努力家の人は基本的に考え方が前向きです。「こんなことをしていて意味があるのか」「やっても意味がないかもしれない」など後ろ向きな思考は捨てて、常に前向きに行動し続ける事ができます。
大きな目標になればなるほど不安や心配が付きまとうもの。それに立ち向かえる強い心を持ち合わせているのは、目標達成に近づける大きな要因であると言えるでしょう。
失敗を恐れない
努力家な人の特徴の3つ目は「失敗を恐れない」です。
努力家の人は自分の目標達成のために常にチャレンジを続けています。自分が挑戦したことのない事・できないことにチャレンジしているので、もちろん失敗はつきもの。しかし努力家の人は失敗を恐れません。
「失敗=いけないこと」と考える人も多いですが、努力家の人たちから見れば「成功への近道」です。失敗を恐れず、自分の糧にすることで更に大きく目標に近づく事ができると考えています。
負けず嫌い
努力家な人の特徴の4つ目は「負けず嫌い」です。
努力家の人の多い性格の一つに負けず嫌いがあります。その程度には差がありますが、「誰にも負けたくない」という強い気持ちが努力家の人たちの原動力になっていることも。
「一番になって褒められたい」「優越感に浸りたい」など一見すれば不純な理由ですが、誰だって本心では褒められたいと願っているもの。自分の欲望に素直な性格であるということもできるでしょう。
努力家な人の特徴【行動編】
ここまでは努力家な人の特徴【性格編】について見ていただきました。自分に厳しい・負けず嫌いなど、イメージ通りの特徴が多かったと思います。
では続いては努力家な人の特徴【行動編】についてです。努力家の人は日頃どんな行動をしているのか、どんな習慣があるのかなどチェックしてみてください。
目標を設定する
努力家な人の特徴の1つ目は「目標を設定する」です。
努力家の人はいつも自分の理想や、こうありたいという目標を自分の中に設定しています。むやみやたらに努力している訳ではなく、自分の中で段階を踏んでステップアップしているのです。
無計画な行動は成果が伴わず、途中で投げ出してしまう原因になることも。何事も目標を持って計画的に取り組む事が大切です。
環境を整える
努力家な人の特徴の2つ目は「環境を整える」です。
努力家の人は目標達成するために必要な経費を惜しみません。仕事に必要な資格を取りたい時には、自費でお金をかけてでも一番早く効果が出る方法を選択します。またダイエットしたいならジムに通ったり、専門のトレーナーをつけることもあるでしょう。
とにかく目標を達成するためには時間とお金を惜しみません。その結果、最適な環境が整うようになり、最短で結果を残す事ができるようになるのです。
周りを観察する
努力家な人の特徴の3つ目は「周りを観察する」です。
努力家の人とは常に向上心を持っているもの。自分にはまだまだ足りない事が多いという意識があるので、周囲の人の良いところを真似しようと常に観察しています。
また自分が目標としている地位や目標に達している人に対しては特に顕著で、どうすればその人に近づけるのか・そのポジションに立てるのかを観察しています。成功者の習慣や歴史は貴重な情報でもあるので、非常に有効な方法であると言えるでしょう。
人に頼らない
努力家な人の特徴の4つ目は「人に頼らない」です。
努力家の人は常に自分の力で目標達成しようとしています。人からアドバイスを受けたりすることはありますが、協力してもらうことはあまりありません。
どんなことであっても最終的に判断したり責任を取るのは自分自身。その責任の重さを理解しているからこそ、人に頼らないという意志を持つ人が多いようです。
努力家のメリット・デメリット
ここまでは努力家な人の特徴【行動編】について見ていただきました。ここまでの特徴だけを見ていると、ポジティブなイメージしかない努力家の人。しかしそんな努力家の人にもデメリットは存在します。
一体どんなデメリットがあるのか、メリットと合わせてご紹介したいと思います。
メリット
努力家のメリットとは何と言っても印象の良さでしょう。ひたむきに努力する姿は周りの人から尊敬されたり、憧れの人として扱われることも。また努力を積み重ねることで人間としても大きく成長でき、様々なところで評価されるでしょう。
デメリット
一方、努力家のデメリットは周りが見えなくなること。自分の目標にストイックになりすぎるがあまり協調性がなくなったり、周りとの温度差ができてしまったりします。
また自分のステージが上がることによって新しい出会いは増えますが、以前の付き合いがなくなってしまうことも。得るものもあればなくすものもあるので仕方ありませんが、大切なものだけは見失わないようにする必要があります。
努力家になるには?努力家になる方法
多くの人から憧れられる存在である努力家ですが、そんな努力家になるためには一体どうすれば良いのでしょうか?そこで努力家になるための方法をお伝えしたいと思います。
継続する
努力家になる方法の1つ目は「継続する」です。
なんでも手に入れているように見える努力家の人たちですが、彼らのその結果の裏側には様々な習慣の積み重ねがあります。「毎朝10分早く起きて新聞を読む」「1日30分ウォーキングする」など継続して行うことが重要です。
どんなことでも1日では成し遂げることはできません。少しずつコツコツと積み重ねて、目標に近づけるようにレベルアップしていきましょう。
ルールを守る
努力家になる方法の2つ目は「ルールを守る」です。
努力家の人は必ずと言って良いほど自分で自分にルールを設けています。「今日中に〇〇を仕上げる」「〇〇時間勉強する」など、具体的な課題を貸しているのです。
そしてそのルールが守られるまでは決してやめません。自分自身でルールを守ることで、またひとつ成長することができます。
しっかり休息をとる
努力家になる方法の3つ目は「しっかり休息をとる」です。
努力家の人はオンとオフのメリハリがはっきりしています。それは質の良い休息を取ることによって、そのあとに良いパフォーマンスを発揮できることを知っているからです。
食事や睡眠はもちろん、気分転換のための旅行や趣味も大切な時間。すっきりとした気持ちで再スタートを切れるよう、休息はしっかりと取るようにしましょう。
結果にこだわる
努力家になる方法の4つ目は「結果にこだわる」です。
努力家の人は自分が努力してきた家庭ではなく結果にこだわります。それは結果こそが評価されるべき対象であるということを理解しているからです。
結果が出なかった際には「何が悪かったのか」「どうすればよかったのか」を徹底的に洗い出し、再チャレンジする時の課題に。その繰り返しによって、結果を出せるようになり、努力家として認めてもらえるようになるでしょう。
自己PRで努力家を長所として伝える例文
就職活動やオーディションなど自己PRをする際に努力家を長所としてあげる人もいるのではないでしょうか?しかし「どんなふうに伝えれば良いのかわからない」「自信がない」という場合がほとんど。
そんな人の為に自己PRで使える例文を用意しました。今後面接の予定などがある人はぜひ参考にしてみてください。
具体的に伝える
面接などで自己PRを行う際には抽象的な表現はNGです。必ず自分が努力家であるということを具体的な例を用いて相手に伝えましょう。
「毎日1時間早起きして勉強している」「この仕事をする為には〇〇の資格が必要なので、1年かけて勉強し合格した」など、期間や数字を用いて伝えることで、相手により伝わりやすくなります。
簡潔に伝える
自分の話をする時には簡潔に話すのが鉄則です。回りくどくなったり、修飾語が多くなると話の筋がわからなくなり伝えたいことがわからなくなるからです。
「私の長所は努力家なところです。なぜなら…」という風に、先に結論を述べ、そのあとになぜそう思うのかを理由を話すようにしましょう。
どう役に立つのか伝える
自己アピールの際には自分の長所が「どのように役立つのか」プレゼンするのを忘れないでおきましょう。努力家であることが素晴らしいのではなく、努力家だからこそこんな結果が出せますというアピールをすることが大切です。
例えば「毎日1時間早起きして勉強したことで資格を取得することができた。仕事で資格が必要になる時にも計画的に行動することができるので、資格の早期取得ができる。またその結果、会社に利益をもたらすことができる」
と言うように、相手にとって「必要な存在である」ことをアピールし忘れないようにしましょう。
努力家な有名人・芸能人
様々な能力や特技を持ち合わせている有名人ですが、それに甘んじず努力している人はたくさんいます。そこでここでは努力家で有名な芸能人・有名人の方をご紹介したいと思います。
イチロー(スポーツ選手)
努力家な有名人・芸能人の1人目は「イチロー」選手です。
今ではメジャーリーガーとして有名なイチロー選手。生まれ持っての天才という声も聞こえてきますが、本当は努力の天才であることをご存知でしょうか?
イチロー選手が選手人生の中で最も努力したことは「毎日10分間の素振り」だそうです。これだけを聞くと「それだけ?」と言いたくなりますが、この素振りは高校3年間一度も欠かさなかったそう。まさに継続が結果に繋がった例だということができるでしょう。
石原さとみ(女優)
努力家な有名人・芸能人の2人目は「石原さとみ」さんです。
なりたい顔No. 1にも輝いたことがある人気女優の石原さとみさんですが、そんな彼女は努力家で有名なことをご存知でしょうか?
デビューしたての頃は、コンプレックスが多く自信が持てないことも多かったそう。しかしメイクや服装などの外見や性格などの内面、そして仕事内容に対しても「変わること」に対して恐れず挑戦した結果、今のように輝く女性へ変身していったそうです。
トーマスエジソン(偉人)
努力家な有名人・芸能人の3人目はートーマス・エジソン」です。
電球を発明したことで有名なエジソンですが、発明が成功するまでには1000回もの失敗があったと言われています。しかしエジソンはその失敗に対して「1000度の失敗をしたわけではない、1000のステップを経て電球が発明されたのだ」と答えているのです。
失敗を恐れず、目標に向かい続ける姿勢は正に努力家そのもの。自分の信念を曲げない強さは見習いたいものです。
小泉進次郎(政治家)
努力家な有名人・芸能人の4人目は「小泉進次郎」さんです。
かの有名な小泉純一郎元首相の息子でもある進次郎さん。政治家一家に生まれ、もともと教養のある方だとは思いますが、それ以上に努力を積み重ねている政治家です。
高い演説力や、討論会でも完璧な受け答えなどは努力なしでは身につきません。お父様に続き、今後の活躍が期待される政治家になります。
あなたの努力家度診断で今すぐチェック
では最後にあなたの努力家度を診断できる簡単なテストをしてみましょう。今から簡単な質問が10問出てきますので、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。
努力家診断
□決めたことはやり遂げないと気が済まない
□常に目標を持っている
□他人にあまり興味がない
□失敗は成功への近道だと思っている
□どちらかというとポジティブな方だ
□ずっと続けていることがある
□オンとオフの差が激しい
□観察力がある方だと思う
□何事も結果が大切だと思う
□成長の為には自己投資を惜しまない
診断結果
【0から3チェック 怠け者です】
チェックが3までの人は、怠け者だと診断していいでしょう。
【4から6チェック 普通です】
チェックが6までの人は、普通の人ですが、気を抜くと怠け者になる可能性も。
【7から9チェック 努力家です】
チェックが9までの人は、努力家です。このまま継続しましょう。
【10チェック 超努力家です】
チェックが10満点の人は、超の付く努力家です。無理をしすぎないよう注意しましょう。
継続は力なり
今回は努力家の特徴や性格についてご紹介してきました。元々生まれ持った才能よりも日々の地道な努力が彼らを努力家にしていることがわかったと思います。何事も継続は力なり。コツコツと積み上げていきましょう。