台湾の言葉は何語?台北の旅行で役立つ言語を紹介

今日本で人気の旅行先である台湾。料理も美味しいし、観光して回る所も多く見どころ満載の国です。ただ日本に近いとはいっても海外になります。旅行した海外先で言葉が通じないと苦労します。台湾で話す言葉は何でしょうか。旅行で使える言葉を学んで楽しい旅行にしましょう。

台湾の言葉は何語?台北の旅行で役立つ言語を紹介のイメージ

目次

  1. 1台湾人は何語を使ってるの?
  2. 2そもそも台湾とはどんな国?
  3. 3台湾人の主な言語は中国語
  4. 4台湾旅行で使える言葉《例文紹介》
  5. 5台湾旅行で使える役立つ言葉《例文紹介》
  6. 6台湾人の特徴
  7. 7台湾文化と言語を理解して楽しく旅行しよう!

台湾人は何語を使ってるの?

台湾の標準言語は、中国語です。使用する漢字は日本の物と全く同じではなく、繁体字を使用しています。「國語」や「華語」と呼ばれる北京語を元に作られた言語です。

台湾語(閩南語)という言語も存在しますが、標準語は中国語になります。学校などの公共の場では、主に中国語を使用していますが、南部(地方)へ行くと、台湾語を使用する人もいます。

ただ、台北などの若者の多くは台湾語は理解できても話せない人が多いです。

そもそも台湾とはどんな国?

台湾はどんな国なのでしょうか。海外旅行先で一番気になるのは、治安がいいかどうかではないでしょうか。また女性は買い物するのに、どのくらいお金がいるか。手持ちのお金をどのくらい用意したらいいのか。台湾のお国事情を調べました。

治安

台北などの都市部は比較的治安がいい国でしょう。もちろん場所にもよりますが、台湾人は親日でもあり日本人に優しいです。野良犬などもいないので、狂犬病の心配もありません。

ただ、台北などの都市部の交通量はかなり多いです。日本と同じように交通機関は整っていますが、注意が必要です。歩行者優先ではないので、日本と同じ感覚で歩かないようにしましょう。

あと女性のタクシー1人乗りは控えましょう。過去に日本人殺人事件や強姦などがありました。台北などの比較的安全な地域でも控えましょう。またどうしてもという場合は、タクシーのナンバーを控えるなど対策をとりましょう。

物価

台湾では、台湾元という通貨が使用されています。台湾元は表示価格から4倍すれば、日本円と同じくらいになります。(2018年12月時点)

お土産やファストフードなどのお店は日本円とレートがそんなに変わらないですが、台北などにある夜市のお店は、やはり安価です。地元のスーパーで売っている物も日本よりも安いので、せっかく台湾へ行ったらチェーン店よりも地元のお店や夜市へ行くことをお勧めします。

両替は台湾の空港がおすすめ!

旅行へ行ったらどこで両替するのが手数料が安くすむか悩みますよね。台湾は圧倒的に空港での両替がおすすめです。空港での両替は30元(約120円)で済みます。ほかでの両替は高くつくことが多いので、ある程度のお金は空港で両替しておくのがいいでしょう。

台湾人の主な言語は中国語

台湾人が話す主な言語は中国語だと紹介しました。台湾人の中には、中国語と台湾語と両方理解できる人がいますが、同じ中華圏でも全く違う言語になります。

台湾に行くときは、中国語を勉強していきましょう。台湾語じゃないの?と思われた方のために、理由を説明していきます。

中国語と台湾語の違い

まず、文字ですが中国では「簡体字」を使用していますが、台湾では「繁体字」を使用しています。簡体字とは、簡略化された文字で、繁体字は略されていない文字です。

次に発音ですが、中国では大陸で統一しようという動きがあり、映画の吹き替えであったあり、台北などでは意識的に中国語(普通話)が使用されるようになっています。なので、台北の若い台湾人は中国語しか話せない人が多いのです。

言語としては、漢字を使用しているので理解できるのではないの?と思われる方がおられるかもしれませんが、日本人が中国語の漢字を見て理解できないのと同じです。似て非なる言語なのです。

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台湾旅行で使える言葉《例文紹介》

台湾は意外と日本語が通じますが、せっかく台湾に行くので旅行先で使えるフレーズを覚えておくと便利です。英語ほどポピュラーではない中国語ですが、聞いたことのあるフレーズも多いと思いますので、意外と簡単に覚えられるのではないでしょうか。

おはよう

早上好(ザオ シャン ハオ/zǎo shàng hǎo)

この言葉は少し丁寧な言い回しで、目上や上司・取引先などに使います。日本で言うと「おはようございます」になります。

親しい間柄には「早(ザオ)・你早・(ニーザオ)・早啊(ザオ ア)」などを使います。若い女性同士などの挨拶は「早啊!」=「おはよう!」という感じで使います。

こんにちは

你好(ニーハオ/nǐ hǎo)

中国語で「こんにちは」です。中国語でもポピュラーなので、この言葉を知っている方も多いでしょう。ちなみに台湾語では、「リーホー」と言います。音の出し方としては「リー(⤴)ホー(⤵)」と発音します。

さようなら

再见(ザイチエン/zàijiàn)

ザイチエン=さようならは、聞いたことがある人も多いと思います。お別れの意味合いよりも「また会いましょう」というニュアンスの方が近いです。ただ二度と会わないような場面でも使えないことはありません。そうなると再见という言葉の意味合いも少し変わります。

またこの言葉は、「行ってきます」という場面でも使います。「妈妈,再见!」は、「ママ、行ってきます!」という意味になります。

ちなみに日本人はよく「ザイチェン!」と発音しますが、「ザイチエン」なので気をつけましょう。

おやすみなさい

我先睡了(ウォシィェンシュイラ/wǒ xiān shuì le)

「先に寝ます」という意味です。家族や友人などかしこまらない相手への表現です。「睡了=寝る」だけでも通じます。

最近日本でいうネット用語で「晚安(ワンアン/wǎn ān)」という言葉を使うこともあります。ただ、ネット用語なので、普段の会話にはこの言葉はほとんど使わないので注意しましょう。

ありがとう

谢谢(シエシエ/xièxie)

これもポピュラーな言葉です。聞いたことがない人はいないでしょう。「ありがとう」という意味の言葉ですが、「ありがとうございます」は「谢谢您(xièxie nín)」を使います。您という言葉が敬意を表す言葉になります。

ただポピュラーな言葉ですが、多くの日本人が発音を間違えて覚えている人が多いです。日本人は「シェイシェイ」と言いますが、中国語は「シエシエ」で「i」の発音を強くします。覚えておきましょう。

ごめんなさい

对不起(ドゥイブチー/duìbuqǐ )

ごめんなさいの意味ですが、意外とこの言葉をご存じない方も多いのではないでしょうか。なぜなら中国は日本人のようにすぐに謝る文化がないからです。

普段のニュースを見て中国って図々しい思われた方は、中国文化を誤解しています。中国では、親しい友人などで謝ってばかりいると、距離があると思われてしまうので、簡単に謝罪しないのです。余程の自分の非がある場合でないと謝りません。

日本人は親しき中にも礼儀ありの文化なので、真逆の文化です。ただ、知っておいて損ではない言葉なので、覚えておきましょう。

感謝します

非常感谢(フェイチャンガンシェ/Fēi cháng gǎn xiè)

とても丁寧な感謝の言葉になります。ただ、お礼も親しい間柄に言い過ぎると相手が距離を感じます。本当に日本とは真逆の文化なので、日本人は違和感を感じるかもしれません。

でも安心してください。日本人がしっかりお礼をいっても中国人が失礼だなと感じることはありませんので、あなたが相手に感謝を表現したいときは、その場でお礼を言いましょう!

台湾旅行で使える役立つ言葉《例文紹介》

台北などの都市部や観光地では、日本語が通じることが多いとは言え、困った時に中国語のフレーズを覚えておくと役に立ちます。聞きなれたフレーズもあると思いますので、是非旅行先で役に立ててください。

トイレはどこですか?

請問廁所在哪裡?(チンウェン ツゥァスォ ザイ ナーリー/qǐngwèn cèsuǒ zài nǎlǐ)

どんな国に行ってもトイレは使用します。観光地へ行ってトイレの場所がわからないけど、言葉がわからないから説明できない!なんて最悪のシチュエーションです。覚えておくと便利でしょう。

日本語では、洗手間(シーショウジィェン/Xǐshǒu jiān)はお手洗い、廁所は便所の表現に近いです。廁所のところは、洗手間という言葉に変えても使えます。

これください

我要这个 (ウォ イャォ ヂァ グァ/Wǒ yào zhège)

台北などの都市部に行ったら買い物をしたい女性が多いのではないでしょうか。お土産屋で売っている物は日本と同じくらいの値段ですが、屋台などで売っているTシャツや食べ物はかなり安いです。

「我要这个」と中国語でスマートに言えれば、台湾人もおっと驚くでしょう。台北などでは日本語が通じるところが多いとは言え、いざというときに覚えておくと役に立つ言葉です。
 

いくらですか?

多少銭?(ドゥォシャオ チィェン/Duōshǎo qián)

台北などでは屋台が多く、買い物をエンジョイしたいと計画に入れている人は多いでしょう。そんな時にスラっと出てくるとカッコいい言葉です。買い物もスムーズにできるので、覚えておいて損ではないでしょう。

いりません!

不要!(ブゥヤオ/Bùyòng)

「いりません」という意味ですが、かなり強めの言葉です。しつこい営業やタクシーなどに使います。ヤオをすこし強めに言うのがポイントです。大抵これを言うと諦めてくれます。

観光地に行くとしつこい勧誘がどこにでもいますので、あなたがいらないと思ったらきっぱり「不要!」と言ってやりましょう。

写真を撮って頂けますか?

可以幫我(們)拍照嗎?(カー イー バン ウォー メン パイ チャオ マ/kě yǐ bāng wǒ (men) pāi zhào ma)

観光地に言ったら恋人や友人と撮影したいけど、周りに頼めそうな人が台湾人しかいなさそうという時にサッと言えるとカッコいい言葉です。勇気を出して台湾人に頼んでみましょう。

一生懸命中国語で伝えようとする日本人に台湾人は親近感を持つこと間違いでしょう。

道に迷ってしまいました

我迷路了(ウォ ミィルゥラ/Wǒ mílùle)

この言葉を言えば、台湾人は親切なので大抵助けてくれます。自分ひとりで行くときは道の聞き方は覚えておいた方がいいです。海外で向こうから声をかけられる場合は、少し怪しいことが多いので気をつけましょう。
 

台湾人の特徴

日本人にとっても優しいと有名なのが台湾人です。同じ中国系でも日本人に対して本土とは温度差があります。日本人も台湾と聞くと親近感を持つ人も多いのではないでしょうか。

実際の台湾人はどんなお人柄が多いのでしょうか。知っておくと得な台湾人の特徴についてまとめました。

家族を大切にする

台湾人は何よりも家族のつながりを大切にします。自分の家族はもちろん相手先の家族も大切にします。台湾の企業は家族ぐるみの経営が多いのは、そういう理由があります。

今の日本人女性からしたらゾッとする人も多いかもしれませんが、もちろん姑さんとの関係も大切にしないといけません。大切にするからこそ言いたいことは言い合い助け合うのが台湾人です。少し昔の日本人のように我慢が美学とは違います。

もし台湾人と付き合うのであれば、家族を大切にする文化は受け入れないといけません。

女性が強い

台湾は、女性が強い立場にあります。日本とは違い社会的にも女性の立場は強く、共働きの家庭が多いです。共働き文化で、女性は料理などをあまりしません。

また性格も強く、ストレートにものを言う人が多いです。その気の強さは日本人からすると驚くほどでしょう。社会進出も日本より進んでいますので、女性の活躍の場が多いのも理由の一つでしょう。日本とは違い専業主婦は好まれません。

そのせいか男性は女性にとても紳士的で優しいのが特徴です。デートの時は家まで迎えに来てくれて、毎日電話やメールの連絡をくれます。また一途で浮気性でないので、日本人の女性からしたら台湾の女性は理想かもしれません。

気さくでやさしい

台湾は南国の島なので、気さくな人が多いです。そんなイメージがない方は、石垣島と台湾は270キロしか離れていないと言えば、南国のイメージが強くなるでしょうか。270キロは東京から岐阜くらいの距離になります。

海外で道を聞いて答えてくれる人が少ないことは、旅行したことがある人ならばご存知でしょうが、台湾人は親切に教えてくれます。わからなければ、別の人に聞いてくれるほと優しいです。

またお店の人も大らかな性格をしている人が多く、台北などの夜市では日本人観光客慣れしている人が多いので、親切にいろいろ教えてくれます。

台湾文化と言語を理解して楽しく旅行しよう!

台湾は比較的日本から近く旅行先でも近年大変人気があります。人柄もよく、小籠包などの美味しいものも多いので、1度訪れてみてもいい国です。

せっかく行くのであれば、言語や文化の違いを知っていけば相手の国で失礼がなくていいでしょう。ささいなことでも、勉強しておけば相手はきっとあなたを好意的な目で見てくれるに違いありません。

ただ、治安面は大都市の台北でも日本ほど安全とは言えないので、注意が必要です。比較的安全とは言っても日本とイコールではないということを覚えておきましょう。楽しい旅行にするためにも、言語、マナーなど最低限のことは勉強して楽しい旅行にしてください。

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