元サヤ意味とは？元サヤに戻るきっかけを解説

別れてしまった相手と元サヤに戻ることを望んでいるという人がいますが、元サヤに戻るためにはどうしたら良いのでしょうか。

まずは、そもそもの「元サヤの意味とは？」という部分からお伝えしていきます。そして、元サヤに戻るために役立つ「よくあるきっかけ」や元サヤに戻る「とっておきの方法」などもご紹介します。

さらに、元サヤに戻ることができたとして、「復縁してもまた別れてしまう原因」がありますので、そういった『元サヤ後』のことについても解説していきますので、チェックしてみてください。

そもそもの「元サヤ」の意味とはどのようなものでしょうか。これは別れてしまった恋人が復縁することを意味していることが多くなります。

恋人以外でも、夫婦や友人関係など人間関係が元通りに修復されることを指して使われる場合もある言葉で、「元の鞘に納まる」という言葉を略して「元サヤ」と言っているものです。

もともとの語源や由来については、刀と鞘（さや）の関係で、「刀が鞘に納まる」ところから来ていて、「あるべき状態に戻る」というようなことを人間関係に当てはめて使った言葉となります。

「刀」というところからも分かるようにかなり古くから使われている言葉で、「元サヤ」という言葉に関しては明治後期からそのように言われるようになったという説があります。

このように「人間関係全般」において使うことのできる言葉とはなりますが、ここでは「別れた恋人との復縁」という意味での元サヤについて解説しています。

元サヤに戻るよくあるきっかけとはどのようなものがあるでしょうか。やはり一度離れてしまった恋人同士というのは自然発生的に元サヤに戻るということは少ないので、なにか「きっかけ」が必要になる場面が多いです。

そんな「元サヤに戻るきっかけ」の中でも、『よくある』とされているものをご紹介します。復縁したいと考えてはいるけれど、なかなかきっかけが掴めないという場合は、これらの内容を参考にしてみてください。

『よくある』ということは、相手にとっても「自然なできごと」に感じるという可能性が高いとも言えるものなので、より良い流れで元サヤに戻るきっかけが掴める可能性も高いと言えます。

元サヤに戻るきっかけの中でよくあるものとして挙げられるのは、「街で偶然出会った」というものがあります。久しぶりの再会に懐かしさも手伝って話が弾み、「また今度食事でも！」という流れから～ということが多いです。

これは『偶然』なのでよくあるきっかけといっても偶然を待つしか無いと思われがちですが、「偶然は作れる」というのも復縁方法の中では『常套手段』でもあります。

つまり「偶然を装って」街で再会するのです。そのときに、「偶然ではない」と思われるような「相手の家の近所」や「職場の近く」での再会は避けるのがベターです。

なぜなら、自分の行動範囲の中だと「ストーカー行為」のようなことをされていたと勘ぐられる可能性もあり、元サヤに戻りたいという希望には逆効果になる可能性もあるからです。

共通の友人の協力などを得て、『相手の普段の行動範囲外』のところで偶然に出会うようにすれば、その偶然に驚きと「少しのときめき」が現れますので、元サヤに戻るきっかけとしては良いものとなるでしょう。

元サヤに戻ることになったきっかけでよくあるものには、「連絡を取る必要性があった」というものも挙げられます。「やりなおそう」とか「まだ好き」ということを伝えるなどではなく、何らかの連絡が必要になった場合の意味になります。

たとえば、「片付けをしていたら相手の持ち物の中で返したほうが良さそうなものが出てきた」とか、縁起はよくないですが、「共通の友人が入院したことを知らせるため」とか、昔からの友人でもあるなら、「同窓会のお知らせ」などもあるでしょう。

そういった、何らかの連絡を取る必要性があり、その連絡をきっかけとしてLINEでやりとりするようになったとか、電話で時々話すようになったとか、時間が合えば食事や飲みに行くようになった、などの流れから復縁するというものです。

よくある復縁のきっかけとしては、「写真を見て寂しくなった」というものが挙げられます。相手の写真もそうですし、2人が楽しそうに幸せそうに、「ラブラブに」写っている写真などもきっかけとしては大きいものです。

また、そういった「写真」の場合は、わざわざ険悪なムードの中で、明らかに仲が悪いような状態で撮影することはなく、「キラキラした思い出」として見えるので、「嫌いな人との写真」とは思いません。

過去のことを振り返るとあまりにも憎いことは除いて、基本的には良いものはより良く、悪いものは「笑い話」になるので、写真も同じようによく見えますから、その時に良い過去が思い出されて「今を」考えると寂しくなるというものです。

ただ、寂しくなったとしても隣にいるわけではないので、何かしらのアクションを取らないと連絡すら取れないことも多いですから、このきっかけの場合は、連絡は取れる状態にあるけれど、取ってなかったという人に多いものです。

もちろん、寂しくなって、そこから思いが膨らんてどんどん好きな気持ちが蘇ってきた場合には、連絡先が分からなくなっていてもどうにかして連絡先を手に入れようとしますから、それはそれで元サヤのきっかけとなるでしょう。

元サヤに戻ることになるよくあるきっかけとしては、「たまたまSNSで見かけた」というものもあります。これは元サヤを狙っていたというよりは、「写真を見て～」に近いものがあります。

これまではそこほど深く別れた恋人のことを意識していたわけではなかったけれど、SNSで見かけた元恋人がとても魅力的に見えて、過去の『楽しかった部分』も重ねて、少し「お話」くらいはしてみたいと思ったことがきっかけになるケースです。

「たまたまSNSで見かけた」程度のことなので、「復縁したい！」と思って近づくわけではなく、少しSNS内で絡むことがある程度からのスタートになることが多いです。

元サヤに戻りたいと考えたときに、「でも方法が分からない」、「どうすれば復縁できるんだろう…」と悩んでしまう人は少なくありません。

そんな場合に、「きっかけづくり」に関しては先にお伝えした内容などを参考に作り出すことができますので、「そこから先」の元サヤに戻るためのとっておきの方法をご紹介します。

「喧嘩両成敗」という言葉があるように、喧嘩をした場合にはほとんど「お互いに原因がある」ケースが多くなります。「別れ」というのが必ずしも喧嘩と同じというわけではないですが、同じように別れにもお互いに原因があるケースが多いです。

ですが、「元サヤに戻りたい」と願うのであれば、「お互い悪かった」というスタンスで挑むのではなく、「自分が悪かった」というスタンスで挑むのが正解になります。

もちろんそれで相手が『調子に乗る』可能性もありますが、それが許せないなら復縁すべきではないですし、『調子に乗るような人ではない』相手との復縁が望ましいので、自分の悪い所を認めて謝るのは非常に良い方法です。

元サヤに戻りたいのであれば、『復縁を迫る』のではなく、「変わった自分を見せる」ことで相手に「変わったな」、「あの嫌な部分がなくなったかもしれない」と自発的に思ってもらうことが重要です。

好き同士が付き合ったにも関わらず別れを迎えるということは、どこかしら「嫌な部分」や「合わない部分」があったはずです。そこが改善されたことが分かれば、相手も見直す可能性があるということです。

さきにもお伝えしたとおり、「いきなり復縁を迫る」というのは悪手中の悪手です。『なにか別れに繋がる原因』があったわけで、それが頭にあるうちは復縁を考えることなどできないのです。

ですから、「変わった自分を見せる」という方法もそうですし、復縁には「冷却期間」とよく言われますが、これは頭を冷やし、お互いにより魅力的になるためにも「必要な期間」なのです。

1度別れて復縁した「元サヤカップル」が結婚する確率というのはどのくらいあるものでしょうか。元サヤに戻るくらいにお互いの想いが強いので結婚する確率は高くなるのかどうか、というところを見ていきましょう。

結論から言うと「元サヤカップルが結婚する確率は低い」と言われています。あるアンケートでは元サヤから結婚に至ったカップルの割合はわずか9%という結果もあります。

ただ、こういった結果だけを見ると結婚確率は低いようにも見えますが、元サヤカップルではない普通のカップルであっても、「今の恋人」と結婚する確率といったらそれほど高いものではありません。

「元サヤカップルだから結婚確率低い」とも言い切れないものなので、結局のところ結婚に至るほど相性が良かったのかどうかという部分もあります。

元サヤで復縁してもまた別れてしまうカップルは少なくありません。なぜそのようになってしまうのか、元サヤカップルが別れてしまう原因を確認していきましょう。

元サヤカップルが復縁してもまた別れてしまう原因としては、「相手が何も変わっていなかった」というものがあり、これは本当によく挙げられる原因です。

また、この原因の場合は「相手から復縁を迫られた」側がいう原因となります。自分から復縁を迫っておいて「相手が変わっていない」というのは勝手すぎる理由なので、それは本当の原因は「自分のわがまま」という可能性が高いです。

元サヤに戻ったカップルがまた別れてしまう原因の1つに、「相手に期待しすぎてしまう」というものがあります。「嫌なところが直っているだろう」とか「やり直したからには前よりも優しいだろう」という希望的観測です。

これが相手に対しての期待となり、それを求めてしまうがあまり、「期待と違う」という勝手な理由で相手のことが好きではなくなってしまうというのが、元サヤカップルが別れを迎える原因となります。

元サヤに戻ったはいいけれど、「何となくぎこちない」状態がずっと続いていて、「ラブラブ」という感じにはなれず、「やっぱり私（俺）たち無理だね」という形で別れる元サヤカップルも多いです。

こうなってしまうのは、「元サヤ」ということに変に気を使いすぎてしまうことが原因だったり、一時的な気持ちの高揚で復縁したはいいけれど、付き合ってみると『やっぱり違う』と思っていることが原因です。

元サヤカップルは「また別れてしまう」ということも少なくありませんが、そうならないように上手くいくコツのようなものはあるのでしょうか。元サヤカップルが別れることなく、いつまでもラブラブで、いずれは「結婚も」という仲になるコツを確認しましょう。

元サヤに戻ったからには、「相手を信じる」ということができなくてはいけません。別れた理由が相手の浮気だったとか、相手の裏切りだったとしても、それをもう1度信じることができないのであれば、復縁すべきではないのです。

復縁するということは、相手のことを理解した上での『復縁』でなければいけません。変わった趣味があるとか、夢追い人だったりとか、そういう面があっても「それでもいい」と思って復縁したはずです。

ですので、元サヤに戻った後にその部分が理解できず別れるというのは、「単なるわがまま」でしかありませんので、どれだけ相手が「変わっていても」それを受け入れて付き合ったはずの自分に原因があるということです。

復縁したからには、「悪い所も受け入れる」のは当然のことです。「悪いところがなくなっているはず」と期待するから上手くいかないので、「そこも受け入れることができるから復縁する」というくらいに考えなくてはいけません。

「悪いところもある」でも「こんなに良いところがある」だから復縁したんだ、と言えるくらいに悪いところも含めて相手のことを好きになることが元サヤカップルが上手くいくコツです。

手相の中には復縁に関するものもあり、これが「元サヤ線」とか「復縁線」と言われるものとなります。結婚線の端が二股になっていて、そのまま線が伸びている状態になっていると、「元サヤ線」となります。

これは「これまでに縁があった人」との縁を意味するので、特に元恋人だけを指しているわけではないのですが、当然、元恋人も「これまでに縁があった人」なので、その2人が惹かれ合う可能性も秘めています。

元サヤに戻ることにおいて大事なことは、「相手を変えるのではなく自分が変わる」ということです。これは元サヤに戻るためにも、そして元サヤに戻ることができたあとでも必要になることです。

そもそも「人を変える」というのは難しいことで、それが友人関係であっても同じことです。人との関わりで、「より良くしたい」と思う場合は、相手を変えようとするのではなく、自分が変わることを意識しましょう。

復縁する場合も結局は、2人の人間関係を修復するという意味になるので、相手を変えて復縁したり、相手を変えて復縁後も上手くいくようにするというのは『違う』ということをしっかりと理解しておくことが必要になります。

ここまでにお伝えしてきた内容でも分かるとおり、「元サヤに戻る方法」を実践して元サヤに戻ることができたとしても、それだけでは意味がありません。

元サヤに戻ることができても、「また同じことの繰り返し」になり、破局を迎えてしまう可能性も大いに残されているからです。その部分もしっかりとケアしていく必要があります。

ここでは、復縁しても別れてしまう原因や元サヤカップルが上手くいくコツなどもお伝えしていますので、そちらも参考にして、「元サヤに戻るだけ」にとどまらず、元サヤ後も幸せなカップルになれるように努力しましょう。