自分の親が大嫌いな人・嫌いすぎる人とは?親が苦手で好きになれない!

自分の親が嫌いな人や大嫌いすぎる人は、なぜそのよう感情を持ってしまったのでしょうか。親が嫌いな心理、親が大嫌いになる理由などをご紹介します。また、親が嫌いだとか親が苦手で好きになれないという人にはどんな特徴があるのかもお伝えしますので、確認してみてください。

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目次

  1. 1様々な理由から親が嫌いすぎると言う人は少なくない
  2. 2自分の親が嫌いな人の心理
  3. 3自分の親が大嫌いになる理由《言動編》
  4. 4自分の親が大嫌いになる理由《教育・しつけ編》
  5. 5自分の親が大嫌いになる理由《見た目編》
  6. 6親が苦手で好きになれない人の特徴
  7. 7親を好きになれない気持ちの解決方法
  8. 8親は「自分のことを嫌っている」という想い
  9. 9「親が嫌い」は『悪』ではない

様々な理由から親が嫌いすぎると言う人は少なくない

「かけがえのない家族」というような言い方をする中の欠かすことのできない一員として「親」がいますが、この「親が嫌い」という人が実は少なくありません。

なぜ親が嫌いになってしまうのか、その心理や理由を確認していきましょう。親が嫌いな人、苦手な人、大嫌いな人はどのような理由で親が嫌いになってしまうのでしょうか。

自分の親が嫌いな人の心理

親が嫌いな人の「心理」の部分を見ていきましょう。「なぜ親が嫌いなのか?」という部分は『理由』として見ていきますので、まずは親が嫌いな人の「心理状態」という意味での心理を確認します。

認めてもらえないことへの不安

親が嫌いな人というのは、「認めてもらえていないことへの不安」という心理を抱えているケースが多くなっています。これは親が嫌いな理由とも重なりますが、「親に認めてもらえなかった」という経験からくるものです。

表現が苦手な親で、愛情を持っているし認めてもいるけどそれが子どもに伝わっていないというケースでも、この親が嫌いな人の「認めてもらえていないことへの不安」という心理は芽生えてしまいます。

親を好きになりたいと思っていた

親が嫌いな人の心理には、「親を好きになりたいと思っていた」というものがあります。過去形ですが、ここは現在進行系で思っているケースも少なくありません。

「親が嫌い」でも「本当は好きになりたい」という心理です。特に周りに親と仲が良くて「いい家族」がいると、その光景や聞く話が羨ましく、自分もそうなりたい、本当は家族ってそういうものでは…、という心理が強くなります。

親のようになりたくないと思っている

親が嫌いな人は、「親のようになりたくない」という心理を持っているケースも多いです。特に子ども時代に親からの虐待があったとか、厳しすぎるしつけがあったなどの場合にこの心理を持ちやすいです。

ただ、「こんな酷い親だった」など親の悪口のようなことを言っている人に限って、周りから見ると「同じようなことを」しているというケースも多く、この心理は現実との矛盾があることも少なくありません。

親と縁を切りたいと思っている

親が嫌いな人の心理としては、「親と縁を切りたい」と考えているケースも見られます。「親が嫌い」といってもその程度には「バラツキ」がありますが、「縁を切りたい」と思うのは『嫌い』の程度が高いことになります。

できることなら親と子という関係を終わらせたい、関わりたくない、顔も見たくない、声も聞きたくないというほどの苦手を通り越して『親が大嫌い』というレベルになっていると縁を切りたいという心理を持つことになります。

自分の親が大嫌いになる理由《言動編》

自分の親が大嫌いになる理由を見ていきましょう。親が大嫌いになる理由というのは様々ありますが、大きく分けると『言動』と『教育・しつけ』と『見た目』の3つに分けることができます。

1つ1つ確認していきますが、まずは『言動編』として、親が嫌い、苦手になる原因となる「親の言動」や「親の言動の特徴」を確認していきましょう。

人の悪口・陰口をよく言っている

親が嫌い・苦手になる理由として、「人の悪口・陰口をよく言っている」というものが挙げられます。近所の人の悪口、義父や義母への悪口、ママ友の悪口などなど、とにかく悪口や陰口が付きない親が嫌いになります。

特によくないのが、「パパの悪口」や「ママの悪口」です。子ども自体も真似をして悪口を言ったり、尊敬をしなくなったりということもありますが、「板挟み」のようになって苦しむというパターンもあります。

そういうときに、「どちらの親のことも」どんどん嫌いになっていって、お互いに悪口や陰口を言い合っている姿に呆れるような形になります。

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暴力を振るわれる

親が大嫌いになる典型的な例ですが、「暴力を振るわれる」ということがあります。もしくは過去に「暴力を振るわれた」という経験があると、親のことを嫌いになります。

あまりにも激しい暴力ではなく、傍からみていても「しつけ」レベルの体罰だとしても、「苦手」という意識がついてしまう可能性もあるので、やはり暴力を使うのは避けるべきところです。

全然褒めてくれない

親が大嫌いだったり、苦手だったりする理由としては、「全然褒めてくれない」というものがあります。小さいころから厳しい親で、1番を取って当たり前、褒めるようなことはなく、それ以下のときには叱られるという環境だった場合になりやすい理由です。

最初のうちや、まだ小さい頃は「褒められよう」頑張りますが、少し経つと「怒られないように」するためにやるようになり、いずれは求めるばかりで何も褒めないという嫌いな相手になります。

兄弟姉妹で扱いに差がある

親が嫌いな理由としては、「兄弟姉妹で扱いに差がある」というものです。これは親が大嫌いというほどではなく、「苦手」レベルの人にも多い理由になっています。

ただ、「明らかに」扱いに差があるケースもありますが、「自分ばかり怒られる」とか「相手ばっかりズルい」というのは、ほとんどの場合、「お互いが思っている」ことだったりもします。

兄は弟を、弟は兄を…というように、お互いがズルいとか羨ましいとか思っているケースはよくあるので、「明らかに」「あからさまに」扱いに差がある場合を除いては、「苦手」という程度のものとなりやすいです。

自分の親が大嫌いになる理由《教育・しつけ編》

親が嫌いになる理由として、「言動」を見てきましたが、ここからは「教育」や「しつけ」の場面に「親を嫌いになる理由」があるケースのものを確認していきましょう。

遊ぶ時間もないほど勉強させられる

親の教育方針が厳しすぎて、「遊ぶ時間もないほど勉強させられる」、「勉強させられた」というものが親を嫌いになる理由となります。

そしてほとんどの場合は、「あなたのため」とか「将来のため」ということを言いますが、子どもから見たら「自分(親)のため」にしか見えないことが多く、親のために厳しくされ、遊ぶ時間さえも取られているという想いを感じるのです。

何でも口を出して子ども扱いしてくる

甘やかすような教育方針だった親がなりがちなケースで、自分で甘やかしておきながら、「まったく自分じゃ何もできないんだから」と言いながら、口や手を出してくるというケースで、それが親を嫌いになる理由となっています。

「あなたは自分ではできないんだから私の言うことを聞いていればいいの!」というようなことを言ってくる親もいますし、たとえ親から離れてしっかりと自立したとしても、いつまでも子ども扱いをしてくる癖は抜けません。

お金だけ渡して放任すぎる育て方

子育てにおいて「放任主義」という人はいますが、それは「自由にやりたいようにやってほしい」という意味であって、「放ったらかし」という意味ではありません。

ですが、「お金さえ渡しておけばいいでしょ」という精神の「放任主義」の親もいます。そしてそういう態度に子どもは「寂しい」「相手をしてくれない」「自分に関心がない」と感じてしまいます。

そういった態度の人を好きのままでいるのは難しいです。そして、それはたとえ相手が「親」であっても同じことなので、少しずつ、そして確実に『嫌いに』なっていきます。

モノの扱いが雑・大事にしない

「教育上よくない」ということになりますが、「モノの扱いが雑」だったり、「大切にしない」という態度は子どもから嫌われる理由の1つになります。

どこに言ってもモノを大切にしなさいということは言われますし、実は親自身も子どもには言ってきたりするのですが、モノを放り投げたり、すぐに捨てたりという態度ばかりしている親がいます。

そういった態度に嫌気がさしたり、苛立ちを覚えたりして、少しずつ親のことが嫌いになっていきます。乱暴で粗暴な態度というのは親ではなくても嫌われるものなので、それは親であっても同じことです。

自分の親が大嫌いになる理由《見た目編》

親が嫌いになる理由として、「言動」と「教育」「しつけ」を見てきましたが、これら「中身」といえるような部分とは別に「見た目」の部分で嫌いになる理由を確認していきましょう。

ブランド志向で目立ちすぎるファッション

特に母親に多いのですが、ほかのママ友との「マウントの取り合い」で、良いブランドの服やバッグ、靴などを揃えて、それを手当たり次第に身につけるようなファッションをしてしまう親がいます。

ファッションセンスとして「ダサい」かどうかは置いておいて、あまりにもブランドごてごてなのは『目立つ』ので、それが子どもにとっては嫌ですし、そんなことばかりしている親のことは嫌いになります。

古臭い・昔っぽいファッション

若者のようなファッションをしろという意味ではないのですが、かといって「古臭い・昔っぽいファッション」をしている親も子どもからの支持は得られないでしょう。

格好良いと思って、可愛いと思ってしているファッションだとしても、やはり「いつの時代のファッション?」と思われるようなものは、「ダサい」と思われますし、その親を見られると「子ども自身も恥ずかしい」という思いになります。

最初のうちは「恥ずかしい」だけですが、もしそれが改善しないようであれば、「恥をかかせ続ける相手」という認識になるので、親を嫌いになるのは当然とも言えます。

親が苦手で好きになれない人の特徴

親のことが苦手で、どうしても好きになれないという人には何らかの特徴があるのでしょうか。もちろん親に原因があることも多いですが、親と反りが合わない人にも共通の特徴があれば、「自分にも」原因があると考えられます。

もちろん、以下に挙げる特徴については、「よく見られる」というものであって、「必ず」というものではなりませんが、こういった傾向がある人は親を嫌いになりやすいので、照らし合わせて確認してみてください。

すぐに責任転嫁する

親のことが嫌いだと言っている人は、「すぐに責任転嫁する」という特徴が見られます。親が厳しいとか、親が過保護だとかいう理由で、「親のせいでできない」というように考えてきたところから来るものです。

そともとそれほど激しく厳しいわけでもなく、過保護というほどでもない場合に、「親のせい」と思っていたような人は特に「責任転嫁の癖」があるので、周りから避けられるような存在になりがちです。

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他の人を許したり認めたりするのが苦手

他の人を許したり認めたりすることができない、というわけではなく「苦手」なだけなので、「どう褒めていいのか分からない」とか「認めてるけど伝わらない」というケースも多いです。

それは、自分があまり褒めてもらったり、認めてもらったりしてこなかったことから来ているものですし、簡単なことでも許して貰えなかった「厳しいしつけ」を受けていると「許し方」も分からないケースもあります。

独りが好き

そもそも親が苦手なのは「独りが好き」という性質を持って生まれたから、そのせいで常に関わってくる親のことが苦手というケースもあります。

ですが、ほとんどの場合は、親にほっとかれて独りでいることが多く、「人との関わりが苦手」になってしまったというケースのほうが多いでしょう。

すぐに自分を責めてしまう

親から認められてこなかった、褒められてこなかったという子どもは自尊心があまり満たされていない状況で育っているので、何かにつけて自信がなく「自分が悪い」と思ってしまう傾向があります。

ですから、そういった理由で親のことを苦手だと感じている人の場合は、「すぐに自分を責めてしまう」という特徴を持っている人も少なくありません。

親を好きになれない気持ちの解決方法

親を好きになれない気持ちの解決方法にはどのようなものがあるでしょうか。嫌いすぎて「やっと縁が切れた」という段階の人には関係のない話ですが、「本当は好きになりたい」「関係を修復したい」と思っている人には役立つ情報です。

できるなら物理的に距離をおく

まずは「物理的に距離をおく」ことが大切です。『いつも側にいるから』嫌になったり、少々「うっとおしい」と感じたりするのです。

親元を離れて、1人で暮らしてみれば「親のありがたみ」を感じる部分も出てきますし、そういうところから親への感情が変わってくるというケースは多々あります。

「親」として見ずにただの人として見てみる

「親」というのはあまりにも身近な存在です。ほとんどの場合は生まれてからずっと一緒ですし、一番側に居続けた存在です。

そんな「親」という存在は、距離感が近すぎて見えなくなっている「良いところ」があるものです。今は「嫌な部分」ばかりが見えるとしたら、それは「親への自分の甘え」という可能性もあります。

「ただの他人」だったら本当にそんなに嫌な存在になるのか?というところを「親」として見ずに「ただの人」として見てみましょう。

ちゃんと嫌な所を伝える

小さな子どもの頃の縛りが強すぎて、「親に意見をする」なんてことはできないままに成長しているケースもありますが、そういった場合にも、ある程度のことが言えるようになったら「親に嫌な所をちゃんと伝える」ことが重要です。

遠慮ばかりしていたら好きになるどころか「どんどん嫌いになる」「もっと嫌いになる」だけです。そうならないように、嫌なものは嫌だとハッキリ伝えることが重要です。

顔を見ないで文章で伝える

「親に意見をする」ということに大きなハードルがある場合には、顔を見ないで文章で伝えるという方法も非常に有効なものとなります。

手紙でもいいですし、メールやLINEなどのメッセージでも良いでしょう。思っていることを文章にしたためてしっかりと親に伝えるのです。顔を見なければ少しは素直な意見もしやすいでしょう。

親は「自分のことを嫌っている」という想い

親が嫌いな人や苦手な人に共通する想いとして、「親も自分を嫌っている」というものがあります。もちろんその可能性もありますが、多くの場合それは「勘違い」というケースが多いです。

しつけが厳しすぎたり、逆に放任すぎたりすると、小さい子どもの心では「親は自分のことが嫌いだからこうするんだ」という想いが芽生えてしまうのです。そしてその想いが解消されないまま大きくなると、それはずっと心に残ります。

細かい原因は小さい頃のことなのでハッキリとは覚えていないものの、「親が自分を嫌っている」という気持ちだけは残ってしまうので、その反動として自分も「親が嫌い」「親なんて大嫌いだ!」という気持ちになってしまうのです。

「親が嫌い」は『悪』ではない

世間一般的に「親が嫌い」ということを言うとまるで「悪いこと」のように言われたり思われたりしますが、たとえ親だとしても「人と人との繋がり」の問題なので、「絶対に相性がいい」とは言えないのです。

ここまでに見てきたとおり、親が嫌いになるにもそれぞれ理由がありますから、無条件に、そして理不尽に嫌いと言っているわけでもなく、その関わりも含めて周りの人たちが批判したり非難するのは、それこそおかしなことです。

その周りの目や批判などを一旦『無視』して冷静に親との関係を考えてみましょう。「無理に」仲良くしようとするとそれが余計に壁となって関係がこじれる可能性もあります。人の目を気にすることなく、まずは自分と親のことのみを考えてみましょう。

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