自己紹介の項目例!ビジネスシーンなどで使おう!

自己紹介が苦手という人のために、自己紹介の項目例と意識したいことを説明します。好印象を与えられる自己紹介は、明るく内容がまとまっています。まとまりがある自己紹介にするは、どのような項目を伝えると良いのか、チェックしてみてください。

自己紹介の項目例!ビジネスシーンなどで使おう!のイメージ

目次

  1. 1上手な自己紹介で好印象を与えよう!
  2. 2自己紹介でやりがちな失敗例
  3. 3そもそも自己紹介をする意味とは?
  4. 4自己紹介と自己PRの違い
  5. 5自己紹介に入れるべき項目例
  6. 6場面別の自己紹介のポイント
  7. 7好印象を与える自己紹介の仕方
  8. 8注意したいNGな自己紹介
  9. 9スマートな自己紹介で好印象スタートをしよう!

上手な自己紹介で好印象を与えよう!

自己紹介は、あなたの第一印象を決める重要な行事です。それだけに、自己紹介をするシーンではいつも緊張してしまうという人が多いです。一方で、自己紹介が上手で好印象を与える人もいます。このような人は特別なのでしょうか?実は、自己紹介が上手な人は、必要な項目を事前に準備をしているのです。

自己紹介をする機会は人生に何度もありますから、一度、しっかりと必要な項目を確認して準備をしてみましょう。自己紹介で好印象を持ってもらえると、その後の人間関係がとてもスムーズになります。

自己紹介でやりがちな失敗例

自己紹介のとき、どのように話をしていますか?ありがちな自己紹介の失敗例は「〇〇です。よろしくお願いします。」です。項目としては、「名前」+「よろしくお願いします」の挨拶。たった2つの項目だけで済ませてしまっているのです。せっかくの自己紹介の機会にそれだけの項目ではもったいないです。

自己紹介は上手におこなえば、好印象を残すことにつながります。また、相手との距離が近くなるチャンスでもあります。なんとなくやり過ごすのは、この際、卒業してしまいませんか?自己紹介で伝えるべき項目を知り、自己紹介下手を克服しましょう。

そもそも自己紹介をする意味とは?

そもそも、なぜ、自己紹介をおこなうのでしょうか?自己紹介の目的を知っておくと、必要な項目が自然と分かってきます。名前と顔を一致させるだけならば、わざわざ自己紹介をする必要はありません。大きな名札を首からぶら下げておけば事足ります。それでも、互いの時間を設けて自己紹介をするからには、当然、自己紹介に意味があるということなのです。自己紹介をする意味は、大きく2つ挙げられます。

自分のことを知ってもらうため

自己紹介の一つ目の目的は、お互いを知り合うためです。それも、名前と顔を知るだけではありません。人となりを知ることが大きな目的なのです。どのような表情で話をする人なのか。どのようなトーンで話をする人なのか。気難しそうか、優しそうか。そのような相手の人物像を自己紹介の中で見つけていきます。

お互いの人となりを垣間見ることで、警戒心が解きほぐされ、その後の関係が円滑になります。また、相手のタイプを分析して、これからどのように接していくか戦略を練ることもできます。

会話の糸口を見つけるため

自己紹介の二つ目の目的は、会話の糸口を見つけることです。何の前情報もなく、突然話をするよう促されても、何を話したらよいかさっぱり分かりません。これでは、なかなか会話が弾まず、ギクシャクしてしまいます。趣味や出身などの情報が分かるだけで、話がしやすくなります。

自己紹介のときは、会話のフックになるような項目を含ませておくことで、相手が話しやすくなります。自分が話下手ならなおさら、相手から話しかけてもらえるよう意図的に会話の糸口となる項目を用意しておくとよいでしょう。

自己紹介と自己PRの違い

ところで、自己紹介と自己PRとの違いはご存じでしょうか?どちらも同じようにとらえがちですが、実は、違いがあるのです。自己紹介は、自分の基本的な情報を相手に伝えることです。一方、自己PRは、自分の良い点を話すことです。相手に自分の良いところを知ってほしいときに自己PRをおこないます。

自己紹介が求められている時にPRしてしまうと嫌がられますし、逆に自己PRすべきときにできないと損をしてしまいます。今、求められていることが、自己紹介なのか自己PRなのかは、しっかりと把握して挑みましょう!

自己紹介に入れるべき項目例

どのように自己紹介すればよいのか迷っているときは、自己紹介で話す項目が分かっていないことが多いです。項目を意識して自己紹介を組み立てたことはありますか?

実は、自己紹介には、入れるとよい項目がいくつかあります。これらの項目を伝えることで、相手に自分の情報を分かりやすく伝えることができます。

あまりに独創的な自己紹介では相手を戸惑わせることになりかねません。自己紹介は基本に沿った項目を意識するとよいでしょう。自己紹介に入れると良い項目例をひとつずつ紹介していきます。

1.氏名

必須となる項目は、名前です。まずは、名前を伝えなくては何もはじまりません。必ず、姓名どちらも伝えましょう。

読みづらい漢字や聞き間違いやすいパターンがあるときは、捕捉説明を加えると親切で印象に残ります。珍しい読み方をする名前だと、読み方を忘れてしまった時に、もう一度聞くのに気が引けるものです。印象に残る紹介をしておくと、それだけで気が利く人だなという好印象を与えることができます。

2.大学名や学部

次に伝えると良い項目は、大学名や学部です。過去にどのような学校で何を学んだかという背景を知ることができる項目です。例えば、文系か理系かだけでも知ると、ずいぶんとイメージが違います。話し方を考慮する材料にもなります。できるだけ、詳細な情報を伝えるようにしましょう。

また、学校や学部は、相手との共通点を見つけやすい項目でもあります。会話の糸口になるだけではなく、仕事のチャンスにつながることもありますから、意識して自己紹介の項目に取り入れてみてください。

3.自分の性格

自分の性格を伝える項目も大切です。この項目で自己紹介に苦手意識を持つ人も多いです。ですが、自分の性格をどのように分析しているかは、人となりを知る上で、とても大切な項目です。

ここは、自分の性格が分かるエピソードを盛り込むことで伝えやすくなります。単に「負けず嫌いな性格です」と言うよりも「スポーツ大会で2位になったときは悔しくて泣きました」と具体的な話をすることで相手に伝わる自己紹介となります。

4.自分がアピールしたいこと

自己紹介でのアピール項目を設けてもよいでしょう。この項目では、あまり長く語らず、サラリと伝えることで、好印象を与えることができます。端的に表現するように心がけましょう。

ただし、遠慮するともったいないです。自分が得意なことや自慢できることは、きっちり伝えるようにします。これから仕事を任せたいと思っている相手にとって、どのような部分であなたに頼ればいいかが明確になる項目です。また、意外な仕事を依頼してもらえる可能性もあります。

うやむやにせず、明瞭に伝えるよう意識してください。

5.今後の抱負

最後に紹介する項目は、今後の抱負です。これから、どうしたいか、どのようなことにチャレンジしたいか、何を意識していくのかなどを話します。目標をもっていることをアピールできるだけではなく、自分が目指している方向の情報を得やすくなるメリットもあります。自己紹介の最後に伝えると自然にオチがつきます。

場面別の自己紹介のポイント

人生の中で、自己紹介をする機会は、とてもたくさんあります。それがどのような場面かによって、上記でご紹介した項目例からどの項目をピックアップするかを柔軟に変化させる必要があります。いつも同じ項目で自己紹介をすると違和感を与える可能性があります。

また、無難な項目だけでまとめると、印象に残らない結果となってしまいます。社会人が経験する機会が多い場面別に自己紹介の項目例を解説します。

新卒の入社時の自己紹介

新卒入社時に必ず入れたい自己紹介の項目は、大学名や学部です。具体的な話を盛り込みましょう。例としては、何を専攻していたのか、ゼミはどこに所属していたのか、サークルなど頑張った活動は何か、卒論のテーマは何だったのかなど。先輩との会話の糸口になりやすいです。

学生時代の話を自己紹介に盛り込むのは新卒ならでは。フレッシュさを印象づけられます。ただし、長々と話すと逆効果になります。詳しく語るのではなく、「このようなことに取り組みました」と、軽く紹介する程度が適切です。

転職で新しい職場での自己紹介

転職で自己紹介をするシーンは、場合によっては、大勢の前で自分一人が自己紹介をしなければいけない状況になります。緊張してしまいますが、これから長く一緒に仕事をすることになります。自己紹介で良い印象を与えられるとその後の仕事がスムーズに進みますから、頑張りましょう。

転職の自己紹介で大切な項目は、「今後の抱負」の項目です。例えば、「早くこの職場になじみたい」といった誠意を見せることで良い印象となります。

すでに関係性が出来ている場所に知らない人が入ってくる状況は、たとえ職場とはいえ、人は警戒するものです。そうした警戒心をとき、安心してもらえるように心がけましょう。明るくポジティブな自己紹介をすると好印象を持ってもらえます。

取引先への挨拶での自己紹介

取引先でのあいさつは、あなた個人を印象付けることが重要ポイントになります。これまであなたがどのような仕事に携わってきたかの経歴を項目として用意しておきましょう。その際、挨拶する取引先にとって安心材料となる経歴をピックアップしてください。

また、新規開拓の場合は、特に、担当者の感じが良いという理由で取引が成立することが多々あります。「信頼できる」「相談しやすい」「安心して取引できる」という印象をもってもらえるよう、自信をもって自己紹介するようにしましょう。

好印象を与える自己紹介の仕方

自己紹介は、相手に好印象を与えるチャンスと言えます。何事も、最初が肝心。第一印象で失敗すると後から挽回するには時間がかかります。では、好印象を与える自己紹介の仕方とはどのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきます。

伝わるように話す

自己紹介は、相手に伝わることが何より大切です。伝わるように話すことを意識しましょう。そのためには、準備が重要です。どの項目をどのような順番で伝えたら、相手が分かりやすいかを考えておくとよいです。一つずつの項目を丁寧に吟味しましょう。

声の大きさやスピードも適切に配慮します。緊張すると、どうしても声が小さくスピードが速くなりがちです。普段より大きめでゆっくりと話すよう意識するとちょうど良いです。また、ごまかすような言葉を選ぶと、信頼を損なってしまいます。明瞭な言葉を選ぶように心がけましょう。

笑顔で話す

自己紹介のときに、不機嫌そうにしていると、それだけで「感じが悪い人」と印象づけてしまいます。これは、とても損をします。自己紹介で緊張している場面では、自然にしているつもりで仏頂面になっていることが多いものです。自己紹介の前に、鏡を見て口角を上げるなど、意識して笑顔を作っておきましょう。

また、話している最中も、次の項目に入る前に笑顔を意識するなどとマイルールを決めておくことも効果的です。笑顔で話をすると、声のトーンが上がり、発声が明瞭になるため、聞き取りやすくなります。何より、笑顔は相手の警戒心を取り除く力があります。自己紹介の時は、笑顔チェックが必須です。

目線を意識する

目線が下を向いていると、消極的な印象を与えてしまいます。「この人と一緒に仕事をして大丈夫かな?」と不安にさせてしまうため、目線には気を付けましょう。一人で大勢の前で話をすると恥ずかしさから目線が下がってしまうかもしれませんが、ぐっとこらえて目線を上げていきましょう!

背筋をまっすぐに整えると目線が自然と上がります。話しているうちに目線が下がりがちな場合は、笑顔と同様、次の項目に話が移る前に、背筋を伸ばすよう意識するとよいでしょう。

長さを適切に

自己紹介は、長さも意外とチェックされるポイントです。短すぎて情報量が不足していてもダメですし、逆に長すぎてダラダラとした自己紹介も良くありません。自己紹介で伝えるべき項目をおさえ、それぞれの項目をリズムよく伝えていくようにすると適切な長さになります。

スマートな自己紹介ができると好印象です。30秒から1分が自己紹介の目安です。

注意したいNGな自己紹介

好印象を与える自己紹介とは逆に、悪い印象を与えてしまう自己紹介にならないよう注意が必要です。どういった行為が悪い印象を与えてしまうのかはぜひ知っておきたいところです。自己紹介におけるNG例をお伝えします。

口ごもる

自己紹介の時、「あー」「えー」といった意味のない言葉が入りやすい人がいます。こうなるのは、話す項目がまとまっていないことが原因のひとつにあります。また、考えながら話してしまうと口籠ってしまいます。少しくらいならご愛嬌ですが、多発すると印象が悪いです。

不明瞭な発言が増えるとき、自己紹介している本人も何を伝えたいのか分からなくなっているのですが、聞いている相手はもっと分かりません。

自己紹介で話す項目は、事前に準備しておきましょう。単純に項目を決めるだけではなく、それぞれの項目で何を話すかまで、具体的に決めておくといいです。万が一、口籠ってしまったら、一旦落ち着き「緊張して口籠りました。すみません。」と言えると、笑いに変えることができます。

暗い表情

自己紹介をしている間、暗い表情をしていると、「この場にいるのが嫌なのかな」という印象を与えます。人によっては、失礼な態度だと感じる場合もあります。普段はそうでもないのに、自己紹介に限って顔が暗くなってしまうならば、やはり自己紹介の項目が定まっていないことが一因でしょう。

不安なまま話をしないよう、自己紹介の項目は事前に決定しておくようにしましょう。また、緊張すると表情が固まりやすいですから、自己紹介前は鏡で笑顔のチェック、顔の筋肉運動をしておくとよいでしょう。

批判的な内容

オリジナリティーを出そうとして、時事的な話題を項目に加えることがあるかもしれません。この時、批判的なコメントを話すことは論外です。好きなもの(こと)を伝える項目は大いにありですが、嫌いなもの(こと)をあえて話す必要はありません。自己紹介では、ポジティブな内容で話せる項目に徹しましょう。

話が長い

自己紹介でダラダラと話すと頼りなく容量が悪い印象を与えます。仕事が出来なさそうだという印象が一度ついてしまうと挽回が難しくなります。項目を盛り込みすぎている可能性があります。自己紹介の際は、要領よく話をまとめ、きっちりとオチをつけるよう心がけてください。場面に応じて項目の取捨選択も大切です。

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スマートな自己紹介で好印象スタートをしよう!

いかがでしょうか?自己紹介は、項目の選択と準備がポイントになります。好印象をもってもらえるようしっかり準備しておきましょう。今回紹介した自己紹介に必要な項目例を参考に、あなたの自己紹介に適した項目をピックアップしてください。スマートな自己紹介を成功させて良い関係をスタートしましょう!

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