2019年01月12日公開
2019年01月12日更新
男女間の友情は成立するか?異性の友達との恋愛は?
あなたは、男女間の友情は成立すると思いますか?男女の友情は成立するのかその心理や本音を男女別に徹底解説します。また、男女の友情から恋愛感情が芽生えるものなのかについても触れていきます。異性との友情について知りたいあなたは参考にして下さい。
目次
男女間に友情はない?それともある?
あなたには、異性の友達がいますか?男性と女性分け隔てなく友達が多いという人の中には、いつの間にか友達同士でカップルが出来ていたという経験を目の当たりにした事があると思います。
また、あなた自身が異性の友達を「友達である」と感じていた場合であっても、相手から恋愛感情を持たれている可能性もあります。そして、あなた自身が異性の友達に特別な感情を抱いている事もあるでしょう。
それでは、男女間に友情の成立はありえないのでしょうか?男女の友情は成立するか否かを、男女別に徹底解説します。
男女の友情は成立するの?男性の心理や本音
男性は友達である女性でさえ「恋愛対象」として意識してしまう傾向があります。その理由は、「自分の遺伝子を作る」という男性の心理が本能としてあるからです。
では、具体的に男性は男女の友情についてどのように感じでいるのでしょうか。男性の心理や本音について解説します。
下心がなければあり
男性は「女友達であっても、機会があれば恋愛関係へ発展させたい」という心理が見え隠れしている傾向があります。
しかし、男性が必ずしも女性に下心を持っているとは限りません。その理由は、男性にも自分にとって魅力的な女性とそうでない女性が存在し、後者に関して下心が芽生える事がないからです。
また、「一生涯の大切なパートナーがいる」という男性は現状に満足しています。したがって、現状に満足をしている男性は、友達である女性に下心を抱く事はなく、男女の友情は成立するでしょう。
女として見れない
女友達と密接に付き合っている過程で、友達である女性の「受け入れられない部分」が必ず出てきます。例えば、「悪口や陰口が多い」「食事マナーが悪い」などという女友達の欠点を見つけてしまうと、男性は冷めてしまい、女として見る事が出来なくなります。
その結果、「友達としては気さくで良いが、恋愛対象にはならない」と男性は感じ、恋愛関係に発展する可能性は低いでしょう。
また、「外見が好みではない」「幼い頃からの長い付き合いである」といった外的要因がある場合にも、恋愛感情を抱く事はありません。
異性として意識してしまう
「笑顔がとても可愛い」「気配りが出来る」など、女友達の良い所を目の当たりにした男性は、異性として意識してしまう傾向があります。
しかし、「男女の友情を大切にし、関係を乱す事はしたくない」という心理が働く男性は、男女の友情を継続していく事が出来るでしょう。このような男性は、友情と恋愛の境界線をわけて考えており、人間関係を乱す様な事はしません。
ただし、男女の友情よりも自分の気持ちを優先する男性も中にはいます。その場合、男女の友情は崩れてしまいます。
友達のふりをして我慢している
女友達が魅力的な女性であっても、友達のふりをして我慢している男性もいます。男女の友情と恋愛感情を天秤にかけた結果、「今の関係を維持したい」という心理が男性の根底にはあるからです。
しかし、本音は「魅力的な女性と恋愛関係に発展させたい」と強く感じ、女性を意識して見ています。敏感な女性はその視線を感じて、恋愛関係に発展する事もあります。
もし、あなたが男女の友情を維持したいと考えている場合、思わせぶりな行動は一切しない様にしましょう。
男女の友情は成立するの?女性の心理や本音
女性は男性と比べて、友情と恋愛の線引きを明確にしている傾向があります。男友達が女性に想いを寄せていてもうまく流してしまうイメージのある女性ですが、女性は男女の友情についてどのように感じているのでしょうか。
次に、女性の心理や本音を解説します。
男性の方が話しやすい
同性同士では中々話せない事でも、異性には気兼ねなく話す事が出来ると感じる女性も中にはいます。そのため、雑談や愚痴、時には悩み相談も男性にする女性も多いです。
気さくに話してくれる女性と楽しく過ごしている男性は、「この女性は自分に気がある」と勘違いして恋愛感情を向けてくる事もあるでしょう。しかし、女性の本音は「異性とは話しやすい」という事だけで、他意はありません。
その結果、恋愛感情を向けてくる男性と「ただの友達」という認識をしている女性との認識の違いが生じ、男女の友情がぎくしゃくしてしまう可能性もあります。
居心地が良い
女性同士の付き合いは、腹の探り合いが多い傾向があるためとても大変です。「AさんとBさんは仲良しなのに、AさんのいないところでBさんの陰口をたたいている」という事が女性の間ではよくあります。
そのため、女性同士の付き合いにうんざりしている女性は決して少なくはありません。その一方で、男性との付き合いはさっぱりしたものが多く、その居心地の良さに男友達を作る女性もいます。
つまり、「女性同士よりも男性といた方が気が楽である」という女性の本音が根底には隠れており、男女の友情が成立しています。
恋愛対象として見られない
友情と恋愛は別であると考える傾向のある女性は、男友達を恋愛対象として見る事はありません。「性格や立ち振る舞い方を知りつくしているからこそ、異性として見る事が出来ない」というのが女性の本音です。
女性は、恋愛対象に対してときめきを求めている事が多いため、中身をよく知っている男性に対しては新鮮味がありません。その結果、男友達にはときめきを感じず、男女の友情が恋愛に発展する可能性は低いでしょう。
ただし、ふとした瞬間に、よく知っているはずの男友達の意外な一面が垣間見えた時には、女性はドキッとしてしまい、特別な感情を抱く事もあるでしょう。
男性と接することに慣れている
あなたの周りに、男女共に友達が多い女性はいませんか?その女性は、社交性が高く、性別を区別せずに友達を作っているだけである可能性が高いです。
友達として付き合う事に性別は関係ないと考える女性は、男性と接する事に抵抗がありません。また、女性の付き合い独特のべったりした関係が面倒で男友達といる方が楽であるという本音が隠されています。
このような女性は、男友達に対して異性として意識してしまう事はなく、男女の友情を貫くことができるでしょう。
心理学的に男女の友情は成立するのか?
男女の友情関係の認識については、男性と女性の間では剥離している事はおわかりいただけたでしょうか。それでは、心理学的な観点から考えると、男女の友情は成立するのか解説していきます。
心理学的には成立しない
心理学的には男女の友情は成立しません。あなたは、「仲の良い男友達であると思っていたのに、急に告白されて困った事がある」といった経験をしたという女性を見た事はありませんか?一方、逆のパターンはあまり見受けられません。
それは、男性が女友達に対して、友情と恋愛を区別をするのが難しい傾向があるためです。それでは、具体的になぜこのような事が起こってしまうのか、下記で説明します。
成立しない理由とは?
そもそも、男女共に相手に対してポジティブな印象受ける人物であるからこそ友人関係になっていくものです。つまり、友達となる前提条件として、人として魅力を感じている事が必須になります。
そして、男性は「子孫を残す」という人類としての本能が刻まれています。その結果、男性は魅力のある女友達に下心を抱いてしまいます。また、女性にはこのような本能はあまり強くないという傾向があります。
したがって、男性側の人類としての本能がある限り、男女の友情が不成立になってしまうのです。
友情から恋愛に発展することはあるの?
実際に友情から恋愛に発展するケースは多いです。なぜなら、人間は異性と過ごす時に恋愛対象を見ている時と同じ脳の領域が反応するからです。つまり、友達であると認識していたとしても、脳内では「友情」ではなく「恋愛対象」として見ている事になります。
加えて、上で説明した「子孫を残す」という人類としての本能を持った男性は、異性に対して下心を持ちやすく、男性からのアプローチを受けて、男女の友情から恋愛に発展するケースがよくあります。
友情関係から恋愛に発展する瞬間
男女の友情であっても、いつの間にか恋愛関係に発展してしまうケースは多く見る事ができます。それでは、友達である異性との関係が恋愛に発展する瞬間とは、一体どのような場合でしょうか。具体的に説明します。
意外な一面を見た時
「普段はガサツなのに、料理はとても上手」「普段はおちゃらけているのに、いざという時は頼りになる」といった異性の意外な一面を見ると、いつもとは違ったポジティブな感情が芽生えていきます。
この感情がやがて「この人は素敵」と、友達から異性を見る目に変わっていき、相手に対して恋愛感情を抱いてしまい、男女の友情は崩れてしまう可能性があります。
さらに、ネガティブな方面でのギャップを見てしまった時にも、「放っておけない」と恋心を生む事もあります。
異性の魅力を感じた時
男性が重い物を軽々と持ち上げている姿を見たり、女性のうなじがいろっぽいなどといった事があると、恋愛モードに切り替えて相手を見てしまう人もいます。
同性にはない異性の魅力を見せつけられた瞬間に、男女の友情が崩れ、恋に落ちるケースもあるようです。もし、あなたが異性の友達を振り向かせたいと考えるのであれば、「男らしさ」「女らしさ」を意識的に相手に見せると良いでしょう。
告白された時
人は、友達と思っている人に告白をされると少なからず意識します。元々、居心地が良くて男女の友情を築き上げてきた間柄である場合、告白してきた相手に対して特別な感情を抱くことは間違いありません。
周りとの友情関係よりも自分の気持ちの方が優先順位が高いと感じた場合、恋愛に発展するでしょう。しかし、「今の関係を崩したくない」と臆病になってしまい、異性の友達からの告白を断ってしまう人もいます。
男女間の友情を維持する方法
気軽に話せて居心地のよい異性の友達が欲しいだけで、男女の友情に恋愛問題を持ち込みたくないと思っている人も多いです。それでは、男女の友情を維持するためには、どのような事を意識すればいいのでしょうか。
男女の友情を維持する方法について説明します。
適度な距離感を保つ
「友達だから」と同性の友達の対応と同じように、手をつないだり、2人で出かけたりなど距離感が近く、パーソナルスペースが狭い親密な関係で付き合っていると、「自分の事が好きだから、密接な行動を共にしている」と勘違いしてしまう可能性があります。
人は、パーソナルスペースが近ければ近い程、心の距離も近くなります。その結果、恋心を抱いてしまう事がしばしばあります。
男女の友情を崩したくないのであれば、適度な距離感を保って付き合う事が大切です。また、できるだけ複数人と行動するなど、2人の距離感が近くなる機会を減らしましょう。
秘密を共有しない
2人だけの秘密の共有は、男女の友情が崩れてしまう可能性があります。秘密に限らず、2人しか知らないことを共有してしまうと、お互いに親近感が沸いてしまいます。
特に男性は、相手との秘密の共有が多ければ多いほど、「自分は周囲よりも相手の心境を理解している」と特別な感情が芽生え、「理解者は自分しかいない」と勘違いをしてしまう可能性が高まります。
その結果、女性に頼られたい傾向のある男性は、相手女性に恋愛感情が芽生えてしまいます。このような状況を回避するためには、特定の異性に秘密の共有をする事を控えるようにしましょう。
対等な立場で付き合う
男女の友情を維持するためには、対等な関係で付き合う事がとても重要です。女性は「男性に甘えたい」という傾向があり、男友達であっても甘える事があります。
女性は男性に甘えて「重い物を持ってもらう」「嫌な事があった時に励ましてもらう」などの行動を取ってしまいがちですが、このような甘えは、本能的に「女性に頼られたい」と考える男性にはグッときて恋愛感情を抱くようになるのは多々あります。
お互いに自立をして対等な関係を保つ事は、男女の友情を維持する秘訣です。相手に依存せず付き合いましょう。
先に彼氏や彼女を作る
異性の友達に「あなたは恋愛対象ではない」という事を裏付けるため、先に彼氏や彼女を作ってしまうという方法もあります。
恋愛感情は一切ないという事が認識できれば、程よい距離感を保つことが出来ますので、男女の友情を維持する事ができるでしょう。
ただし、自分の彼氏や彼女に対しての恋愛相談は、「彼氏や彼女に満足していない可能性があり、自分にもチャンスがあるのでは」と勘違いする可能性も否定できませんので慎みましょう。
男女間の友情について考えてみよう
男女の友情を維持していくべきか否か、このような状況になると悩んでしまうものです。また、異性の友達から告白をされてしまい、「今の関係を崩したくない」と戸惑っている人もいるでしょう。
居心地の良い男女の友情を維持する事は、自分にとってプラスになる事もありますが、異性の友達に対して恋愛感情を抱いて、恋愛関係に発展したとしても決して悪い事ではありません。
男女の友情の形に正解はありません。自分の気持ちを大切にして、男女の友情関係について考えていきましょう。