本を読む人の特徴!読書をする人・読書をしない人の差とは?

本を読む人の特徴はどのようなものでしょうか。本を読む人の特徴を「顔つき」や「性格」、「思考」などに分けてご紹介します。また、本を読む人と本を読まない人の差や読書をすることで得られる効果なども併せてご紹介します。様々な「本を読む人」の特徴を解説します。

本を読む人の特徴!読書をする人・読書をしない人の差とは?のイメージ

目次

  1. 1読書をする人だけが手にするものがある
  2. 2そもそも本を読む人の割合は?
  3. 3本を読む人の特徴【顔つき編】
  4. 4本を読む人の特徴【性格編】
  5. 5本を読む人の特徴【思考編】
  6. 6本を読む人と読まない人の差とは?
  7. 7本を読むことの効果とは?
  8. 8本を読む人は年々減っている
  9. 9本を読む人にはメリットがいっぱい

読書をする人だけが手にするものがある

どんなものでも「やった人にだけ手に入るもの」というものはありますが、「読書をする」ということは他のことよりも多くのものを得られるというケースが多くなっています。

そのため、本を読む人と本を読まない人では、非常に大きな違いが生まれることになるのです。どのような違いが生まれるのか、という部分をこれからご紹介していきます。

また、本を読む人の特徴として「顔つき」や「性格」、「思考」についても解説するので、その点についても、本を読む人と読まない人の違いとしても読み取ることができるので、チェックしてみてください。

そもそも本を読む人の割合は?

そもそも本を読む人の割合というのはどの程度のものなのでしょうか。20代~40代の男女300名に対して「読書の実態」を調査した結果があります。

これによると、毎月1冊以上は本を読む人が全体の50%程度という結果があります。細かく年代や男女別に分けると、男性は40代で62%、女性は30代で66%がもっとも読書をする割合が高くなります。

どの世代、男女別にしても月に1冊というペースではありますが、本を読む人のほうが本を読まない人よりも多いという結果です。

本を読む人の特徴【顔つき編】

本を読む人というのは、どのような特徴を持っている人が多いのでしょうか。本を読む人には、本を読まない人にはない特徴が見られます。

多くの特徴がありますが、「顔つき」に関する特徴、「性格」に関する特徴、そして「思考」に関する特徴がありますので、それぞれ別々に詳しく確認していきましょう。

男女ともにカッコよく見える

本を読む人は本を読まない人に比べて、男性でも女性でも「カッコよく見える」という特徴があります。この「カッコよく見える」というのは心理的な面もありますが、物理的にカッコよく見えるという面もあります。

というのも、本を読む時はほとんどの人がうつむき加減で伏し目がちになりながら読書をすることが多いです。その下向きの角度が「人をカッコよく見せる」というものがあります。

また、ふと声をかけたときなど、その目線からパっと前を向き直す仕草などを見たときには、男性でも女性でも「ドキッ」とするタイミングになるケースが多いです。

真剣に物事に当たるのがわかる表情

また、読書をするときにはほとんどの場合、「真剣な表情」をしていることが多いです。たとえそれがマンガがコミカルな内容の小説などであっても、活字を目で追っているときには真剣な表情になるものです。

本を読む人の顔つきの特徴としては、そんな「真剣な表情」というのが挙げられ、その真剣な表情も先に挙げた「本を読む人はカッコよく見える」という部分に繋がるものでもあります。

また、普段は明るく朗らかな人でも「真剣な表情はこんな表情なんだな」ということが分かるきっかけとなり、その人のあまり見られない一面も読書をする顔つきから発見することもできます。

知的さが伝わる顔つき

本を読む人の顔つきの特徴として、「知的さが伝わる顔つき」というものも挙げることができます。やはり「本を読む人」から感じられるものは、「知的さ」というものがあります。

それは読書をする人全体から感じられるものですが、やはりその顔つき・表情にも知的さは伺えます。その本の内容が「知的とは程遠い」ものだとしても、本を読む人からは知的さが感じられるものです。

本を読む人の特徴【性格編】

本を読む人の特徴として、外見的な部分の「顔つき」を見てきましたが、次は内面的な部分になる「性格」はどのようなものなのか確認していきましょう。

本を読む人、読書をする人というのは、本を読まない人と比べてどのような性格を持っているのか、という部分の参考にもなりますので、「本を読む人、読まない人の違い」という目線でもチェックしてみてください。

1つのことに集中できる性格

本を読む人の性格的な特徴としては、「1つのことに集中できる性格」をしていることが多くなります。人によっては「ながら作業」のような形もできますが、基本的には読書をするときはある程度の「集中力」が必要です。

そして、それを継続的に続けるためには、1つのことに集中できる性格を持っていないと難しい部分があります。1つどころにじっとしていられないような落ち着きの無い性格の人には読書をすることはできないでしょう。

また、飽きっぽい性格で、すぐに別のことをしたくなってしまう性格の人にも1つの本に集中して、それを読み終えるという作業は難しいということもあり、本を読む人というのは1つのことに集中できる性格の持ち主が多いです。

冷静で落ち着いた性格

本を読む人の性格的な特徴には、「冷静で落ち着いた性格」も多いです。さきほども挙げましたが、1つどころにじっとしていられないような落ち着きの無い性格の人には読書をするのは難しいです。

「わーわー」騒ぎながら読書をするのは難しいですし、人とおしゃべりをしながら読書するのも難しいです。また、「ハラハラ、そわそわ」しながら読書をするのも難しいので、ゆっくり落ち着いて本を読むことが必要です。

つまり、性格的にもゆっくり落ち着いている冷静な人が読書をするのに向いていると言えますし、普段騒がしい性格の人でも、読書をするときにはスイッチを入れたようにゆっくりと落ち着いていられるような性格の人ということになります。

Thumb常に冷静な人の性格や特徴・心理!冷静になる方法とは?
冷静な人の性格や特徴・心理から、冷静になる方法を紹介します。男性、女性でも、感情的な人は、損...

時間の使い方が上手い

本を読む人というのは、「時間の使い方が上手い」という特徴的な性格を持っているケースが多くなっています。もともと本を読まない人ではなく「読みたいけど読めない」という人は多くいます。

そして、そういった「読みたいけど読めない」という人の多くは、「忙しくて本を読んでいる時間がない」という人の割合が非常に多くなっています。

ただ、実際には「みんな忙しい」のです。多くの人が「やるべきこと」、「やらなくてはいけないこと」に追われ、時間がない忙しい状態で日常を過ごしています。

その中で、「本を読む人」というのは、隙間時間の使い方が上手かったり、スケジュール管理が上手だったりして、時間を有効に活用し、少しでも空き時間を作れる、読書をする時間を作れる人ということになります。

本を読む人の特徴【思考編】

本を読む人の特徴として、「顔つき」と「性格」を見てきましたが、次は「本を読む人の思考」という部分にフォーカスを当てて特徴を確認していきましょう。

本を読む人がどんな思考を持っているのか、どんな考え方ができるのか、という部分を「本を読まない人」と比べる意味でもチェックしてみてください。

情報の取捨選択ができる

本を読む人というのは、「情報の取捨選択ができる」という思考上の特徴があります。情報の取捨選択というのはそのままの意味で、「必要な情報」と「不要な情報」を選択することができるということです。

もちろん「必要か不要か」ということは誰にでもできるのですが、その「判断が早い」とか、「正確な判断」という部分において、本を読む人は高いパフォーマンスを発揮できます。

本を読むことで得ている情報がその選択の早さや正確さを助けてくれるので、情報の取捨選択ができるという特徴は本を読む人の思考として、よく挙げられるものです。

自分の経験以外の視点で思考できる

多くの人は自分の経験から思考します。つまり経験したこと以外は分からないのですが、本を読む人というのは、自分で経験したこと以外のことを「本から」得ることができているので、その視点でも思考できるようになります。

もちろん「実際に経験した」人には及びませんが、本を通じて疑似体験しているので、「まったく経験していない人」、「本を読まない人」よりは、その『別視点』の広がりが大きいものとなっています。

色々な「例」を頭の中で展開できる

こちらについても先に挙げた「自分の経験以外の視点で思考できる」という部分に近いですが、本を読む人は「色々な例を頭の中で展開できる」という特徴があります。

これは「経験の疑似体験」だけではなく、たとえば「マンガ」などからも得られる思考で、マンガの中で言っていたセリフや、マンガの中で起こった出来事などを、「一例」としてそれをアレンジし、現実に合わせて思考することができます。

本を読む人と読まない人の差とは?

ここまで「本を読む人の特徴」をお伝えしてきました。この特徴は「顔つき」や「性格」、「思考」として見てきましたが、ここに見られるものは、「本を読む人と読まない人の差」としても考えることができます。

たとえば、「時間の使い方が上手い」なども、本を読まない人は「時間管理ができない」、「もしくは苦手」というように捉えることができます。

そのように、ここまでに挙げてきた特徴からも「差」が分かりますが、さらに「差」の部分にフォーカスを当てて確認していきましょう。

情報量の差が大きく生じる

本を読む人と読まない人では、情報量の差が大きく生じることになります。のちほどご紹介しますが、本というのは、「自分が直接求めている情報以上のものが手に入る」ことになるので、他の手段で情報を得るよりも情報量が多くなるケースが多いです。

また、そういった意味ではなくとも、本というのは自分が1冊の本を読む時間くらいでは経験できないような膨大な量の知識や経験が詰まっているので、それを「読む人と読まない人」では情報量に差が生じるのは当然と言えるでしょう。

年収にも差が生まれる

本を読む人と読まない人では「年収」にも差が生まれると言われています。これは、情報の取捨選択ができるようになったり、自分以外の視点が持てたり、時間の使い方を工夫できるようになったりと、そういった本を読む人の特徴などからも想定できます。

もちろん、「本を読めば年収が上がる」と単純に考えることはできませんが、「それに繋がるもの」を得られるのも確かで、「本を読まない人よりは成功確率は高くなる」と言えるでしょう。

共感能力に差が生まれる

本を読むことで、自分以外の経験を疑似体験できるということは先にお伝えしましたが、これはつまり「他者の多くの感情も知ることができる」ということになり、それは共感能力も向上すると言えます。

たとえば、スケートの全国大会で1位になったことがなければその気持ちはわかりませんが、「側でサポート」していれば何も関わりがない人よりは分かります。「側でサポート」していた人ほどではありませんが、「いつも応援していた」人も少し分かります。

というように、その人の経験に近づけば少しずつは分かるので、「スケートの全国大会で1位なるまでの物語」などを読んでいる人は、「まったく触れたことがない」人よりは共感できるので、多くの本を読んでいればそれだけ広く共感能力が上がることになります。

本を読むことの効果とは?

本を読むことにはどのような効果があるでしょうか。これはここまでにお伝えしてきた内容でも「効果」と考えられる多くのものをお伝えしていますが、改めて『読書の効果』について確認してみましょう。

語彙力がつく

こちらは「情報量」にも近いものがありますが、本を読む人と読まない人では「語彙力」に圧倒的な差がつくので、本を読むことで得られる効果には「語彙力」が挙げられます。

言葉自体を「知っている」「知らない」という部分ではそれほど差が出なくとも、いざ使おうと思ったときに「実際にすぐに口に出せるか」という部分で語彙力というのは違いが分かります。

自分が直接求めている情報以上のものが手に入る

こちらの効果については、先に少し触れましたが、「自分が直接求めている情報以上のものが手に入る」という効果が、読書にはあります。

たとえばインターネットで検索する場合、「自分が求めているもの」に直通で繋がります。つまり「そのことしか分からない」という状態です。

しかし、読書で得た情報というのは、直接的な知識以外にも、「その周辺情報」も一緒に得ることができるので、自分が思っている以上に様々な情報に触れていて、あらゆる情報を組み合わせられるようになっていきます。

視野が広がる

本を読むことの効果としては、「視野が広がる」というものがあります。たとえば「海」というものを知らなければ「海に行きたい」とは思いません。

それと同じように、知らないことやよく分からないことには挑戦のしようがなく、それどころか興味や関心を持つ段階にすらならないので、本を読むことで様々なことを知り、結果的に視野が大きく広がることに繋がります。

本を読む人は年々減っている

ここまでにお伝えしてきたように、読書をすることは得られるものが多いのですが、それでも「本を読む人は年々減ってきている」のです。それは「本を読む人の割合」の部分でもお伝えしました。

本を読む人の割合が減っているのは、やはり一番大きいのはインターネットの普及でしょう。パソコンが普及した時点でも、「情報は検索することで得られる」ということになりましたが、近年の「スマホ」の普及がそれに輪をかけています。

ほとんどの人が1人1台持っているスマホによって、分からないことはその場ですぐに調べられるようになりました。これによって、「情報へ直通する」インターネットが優勢になり、本を読む人は減っています。

本を読む人にはメリットがいっぱい

「本を読む人」だけが得られるもの、というものを特徴など通じてお伝えしてきましたが、見た目や性格、知識、そして年収という分かりやすい現実的なものまで、あらゆる部分でメリットが得られます。

もちろん、これらの差は「読書をするだけ」で必ず生まれるというわけではありませんが、もし「同じような背格好で同じような才能」を持って生まれた2人がいたら、本を読む人と読まない人では、ここに挙げてきたものにほとんど差がつくことになるでしょう。

それくらい読書をすることはメリットが多いのです。1つの情報に捕らわれず、「想像もしてなかった知識」との出会いもある読書は自分の想像よりも得られるものが多くなるケースが多いので、本を読む人になってみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ