男の中の男の特徴!本物の男になるには?

男なら、「男の中の男」と呼ばれたいと思う人は少なくないでしょう。「男の中の男」は、女性にもモテモテの「いい男」です。では、「男の中の男」とは、どのような男性を指すのでしょうか。「男の中の男」の意味や特徴を知って、「男の中の男」を目指しましょう。

男の中の男の特徴!本物の男になるには?のイメージ

目次

  1. 1男の中の男!本物の男になるには?
  2. 2そもそも「男の中の男」の意味とは?
  3. 3「漢」を「おとこ」と読む?
  4. 4男の中の男の特徴【性格編】
  5. 5男の中の男の特徴【行動編】
  6. 6男の中の男の特徴【恋愛編】
  7. 7男の中の男になるには?男の中の男になる方法
  8. 8男の中の男には誰でもなれる

男の中の男!本物の男になるには?

男性からも女性からも尊敬と憧れの目で見られる「男の中の男」。小説や漫画の世界では、これぞ「男の中の男」というようなキャラクターの八面六臂が、読者を虜にしています。こんな人がそばにいたらいいのにと、うっとりと空想する女性も少なくないでしょう。

物語の主人公ほどとは言いませんが、現実的に、「男の中の男」は存在するのでしょうか。

もし、この世に「男の中の男」が存在するとして、絵空事ではない本物の「男の中の男」とは、どのような男性のことをいうのでしょう。「男の中の男」の特徴を挙げながら、本物の「男の中の男」になる方法をご紹介します。

そもそも「男の中の男」の意味とは?

「男」とは、当然ながら「女」の対義語で、人間のうち、女性を妊娠させるための生殖器を有するほうを指します。また、成人した男性や一人前の男子という意味もあります。これだけでは、「男の中の男」が何なのか、さっぱりわかりません。

ところが、「男」には、狭義では、「弱いものを庇うために積極的に行動する人」という意味もあります。つまり、「男の中の男」とは、「率先して弱いものを守り、何があっても見捨てない、優しくて勇敢な人」といえるでしょう。

「男の中の男」というと、アメリカの推理作家レイモンド・チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウが、『プレイバック』という作品の中でつぶやくセリフを思い浮かべる人が多いかもしれません。

If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.

ハードボイルドの名文句と謳われるこのセリフは、いろいろな解釈がなされていますが、日本では、角川文庫の小説『野生の証明』の帯に使われた「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」という訳があまりにも有名です。

ちなみに、「男の中の男」のことを、「男気がある」という言い方をすることがありますが、「男気」とは、弱いものが困っていたり苦しんでいたりするのを知りながら、黙って見過ごすことができない気質のことで、まさに「男気」は、「男の中の男」の根幹といえるでしょう。

「漢」を「おとこ」と読む?

ときどき、「漢」と書いて「おとこ」とルビを振っているのを見かけますが、何故なのでしょうか。「漢」という文字自体には、「おとこ」という読みはありません。

「漢」は、中国王朝の名をあらわし、後に中国本土や、民族の名をあらわすようにもなりました。漢王朝の兵士を「漢子」と呼んだことから、「漢」には「おとこ」という意味が含まれるようになましたが、そもそも中国には訓読みはないので、「おとこ」と発音することはありません。

つまり、「漢」には「おとこ」という意味はありますが、読みではないのです。「漢」を「おとこ」と読ませるのは、「宇宙」と書いて「そら」、「地球」と書いて「ほし」と読ませるのと同じ発想です。

「漢」を「おとこ」という意味で使った言葉はたくさんあり、馴染みのあるものも多いです。好漢、熱血漢、門外漢、悪漢、痴漢など、いい意味でも悪い意味でも使われますが、どれも「おとこ」を示しています。

「漢」という字の持つ強く、逞しそうなイメージから、「男らしい男」という意味で「漢」の文字を「おとこ」と読むことが浸透していったと思われます。

男の中の男の特徴【性格編】

「男の中の男」の意味を調べてみると、「男の中の男」とは、筋骨隆々でマッチョな男性のことでも、心優しく親切な男性のことでもないことがわかりました。強さと優しさを兼ね備えてこそ、「男の中の男」といえるでしょう。

強いだけの男性ならいくらでもいますし、優しいだけの男性も昨今は巷に溢れていますが、強くて優しい本物の「男の中の男」といえるほどの男性にはなかなか出会えるものではありません。

でも、本当に「男の中の男」は、そんなに少ないのでしょうか。もしかしたら、気がついていないだけで、あなたの周りにも、「男の中の男」はいるのかもしれません。

「男の中の男」は、看板をぶら下げているわけではありません。むしろ、その特徴は、普段は目立たないのかもしれません。「男の中の男」の性格的特徴を見てみましょう。あなたの近くにも、当てはまる人がいるかもしれません。

あからさまな称賛や感謝は苦手な恥ずかしがり屋さん

「男の中の男」は、褒められたり感謝されたりする機会も多くなりがちですが、本物の「男の中の男」はシャイなので、褒められたり感謝されたりするのは苦手です。

とくに人前で大げさに称賛されたりすると、逃げ出してしまうかもしれません。手柄を人に譲って、自分は無関係だというふりをすることもあります。

「男の中の男」は、褒められたり感謝されたりしたいわけではなく、自分が正しいと思ったことを貫いているだけなので、照れてしまうのです。

受けた恩は忘れない

「男の中の男」の特徴は、恩義に厚いことです。どれほど時間が経っても、どれほど些細なことでも、受けた恩は決して忘れません。見かけはどうあれ、「男の中の男」の性格の根本は真面目で純粋です。

普段はちゃらんぽらんでいい加減に見えても、大事な場面では決してふざけたりはしません。ルールや習慣に縛られず、自由奔放に生きているように見えても、礼節にはうるさく、年長者への敬意を忘れることはありません。

「男の中の男」の性格は、外観や表向きの行動からはわかりづらいかもしれません。シャイな面がある「男の中の男」は、真面目な性格を表に出すのも気恥ずかしく感じ、ついぶっきらぼうになったり、冷たい態度をとったりしてしまいます。

感激屋で情に脆い

弱いものや困っている人に手を差し伸べずにはいられない「男の中の男」は、涙脆く情に厚いと言う特徴があります。ちょっといい話にこっそりと涙ぐんだりしているかもしれません。

割に合わないことでも、感動したり、琴線に触れたりしたら、全力で力になろうとします。場合によっては、情に流され無謀なことをしているようにも見えますが、世間にはどう思われても、自分の価値観を信じ、自分の信念を貫く強さを持っています。

男の中の男の特徴【行動編】

強くて優しいのが、「男の中の男」の条件ですが、その強さは、拳の強さのことだけを指しているのではありません。精神的な強さも「男の中の男」の特徴の一つです。

頭に血が上りやすく喧嘩っ早い男性を男っぽいと勘違いしている人もいるようですが、本物の男は、簡単に力に頼ったりはしません。

本物の「男の中の男」の行動には、どのような特徴があるのか、見てみましょう。

リーダーシップを発揮する

「男の中の男」は、やると決めたらどんなに困難な出来事にも怯むことなく、率先して取り組みますが、いつも全開で突っ走っているわけではありません。普段はボーっとしているように見えても、いざというときに頼りになるのが、本物の男です。

途中で投げ出したり、尻込みしたりすることなく、力強く仲間を引っ張っていきます。本物の男は、力の使いどころを心得ているので、ここ一番には爆発的なパワーを発揮します。「あの人がこんなに頼りになるなんて」と驚かされることがあるかもしれません。

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責任は自分でとる

責任転嫁は、「男の中の男」が最も嫌うことの一つです。「男の中の男」は、信念や情熱、恩義のためなら無茶も無謀もおかまなしというところがありますが、その結果窮地に陥ることも少なくありません。

ピンチに立ったときこそ、男の真価が問われます。本物の男は、どんなに苦しくても責任は自分でとります。ずるいこと、卑怯なことは決してしないのが、「男の中の男」の一番の特徴です。

子どもや動物に優しい

弱いものに優しいのが「男の中の男」です。弱いものといえば、子どもや動物。「男の中の男」には、子ども好き、動物好きが多いですが、とくにそうでなくても、子どもや動物には優しいのが、「男の中の男」の特徴です。

口では「子どもなんてうるさいだけ」「ペットなんて面倒くさい」と言っていても、子どもや動物が困っていたら、放って置けません。

自分のことは後回し

口には出さなくても、本音では、一番大事なのは自分と思っている人も多いでしょうが、本物の男は違います。本物の男にとってまず大切なのは「仕事」や「義務」、次が「自分の大切な人たち」です。一番と二番は、状況によって入れ替わる場合もあります。

でも、一番や二番に、「自分」が取って代わることはありません。「俺が俺が」と自分のことばかり考えている男性に、本物の男はいません。

自分が損をしても、仕事や義務を果たす、弱いものや大切な人のために奔走する、それが「男の中の男」の行動の特徴です。

男の中の男の特徴【恋愛編】

女性にとっては理想のヒーローともいえる「男の中の男」ですが、どのような恋愛観を持っているのでしょうか。「男の中の男」の恋愛の特徴とは?それがわかれば、「男の中の男」を手に入れることも夢ではないかもしれません。

「男の中の男」の恋愛の特徴は、本物の「男の中の男」と恋をしたい女性必見です。

恋愛より義理を優先することも

本物の男は、恩を返す必要があったり、「自分が何とかしなくては」と思ったりしら、何よりそのことを優先させる傾向があるので、時には恋人との約束をすっぽかしたり、反故にしてしまったりもします。

本物の男は、自分の中に確固たる行動の基準があります。例え恋人のためであっても、自分の信念は曲げない意志の強さも、「男の中の男」の特徴です。

「私より~が大事なの?」とキレるような女性は、「男の中の男」と付き合うことは難しいでしょう。

浮気はしない

本物の男は、女性を故意に傷つけるような真似は決してしません。二股や浮気などもってのほか、結婚したらしっかりと家庭を守ります。

恋には一途で、簡単に心変わりをしたりはしませんが、例えば、友だちと同じ女性を好きになった場合、黙って身を引いてしまうこともあります。

「男の中の男」は、浮気も裏切りもせず、恋人として理想的ですが、何もかもを捧げてくれるような情熱的な恋人にはなり得ません。「私のことだけを見てくれなくちゃ嫌」という女性には、残念ながら不向きです。

男の中の男になるには?男の中の男になる方法

男であるからにはただの男ではなく、本物の男になりたいと思う人は多いでしょう。女性の理想、男性の憧れである「男の中の男」になるにはどうしたらいいのでしょうか。

普通の男性が、本物の「男の中の男」になる方法をご紹介します。男なら誰だって「男の中の男」になれる可能性を秘めています。ぜひ参考にして、「男の中の男」を目指してみてください。

感謝の気持ちを忘れない

「男の中の男」になりたいなら、感謝の気持ちを忘れてはいけません。そして、感謝の気持ちは積極的に言葉にしましょう。まずは、「ごめん」の代わりに「ありがとう」というようにしてみましょう。

「ありがとう」なんて恥ずかしくて言えないと思っているうちは、「いい男」にはなれません。

何かを守るために体を鍛える

弱いものを守るためには、強さも必要です。脆弱な肉体では、いざというとき力を発揮することができません。ストイックな鍛錬は、精神力もアップさせます。

肉体的な強さだけでなく、精神的な強さを手に入れるためにも、毎日のトレーニングを欠かさないようにしましょう。

人間関係を大切にする

どんなに気が合わない相手でも、何かしら学ぶところはあるはずです。「男の中の男」が、人間関係を大切にするのは、誰にでも長所があるとわかっているからです。人から学び成長する大切さを知っていることも、「いい男」の条件です。

嫌いだから、気が合わないからといって、シャットアウトしてしまうのはもったいないです。人と人との結びつきを大切にすることこそ、「いい男」「男の中の男」への近道です。

約束を守る

人としてきちんとしていることは、「男の中の男」になるための必須条件です。挨拶ができる、礼儀正しい、嘘をつかないなど、大切なことはいくつもありますが、本物の男になるためには、約束を破らないことがとても重要です。

些細な約束でもきちんと守る、信頼できる男こそ、本物の男と呼ぶにふさわしい男性です。

男の中の男には誰でもなれる

「男の中の男」と称賛されるのは、何か特別な能力や、強靭な肉体を持っている人だと思っていませんか?「男の中の男」になるために、必ずしも天才的な頭脳や、喧嘩の強さが必要なわけではありません。

そもそも「男」とは、「弱いもののために積極的に行動する」人のことです。どんな男性にも、その気質は備わっています。ですから、誰だって本物の男になることはできます。「男の中の男」になりたいと思った瞬間から、ほんの少しだけ「男の中の男」に近づいています。

「男の中の男」になるために必要なのは、ほんの少しの勇気と優しさ、心構えの変化です。あなたにも「男の中の男」になるチャンスがあります。勇気を持って一歩踏み出してみませんか。

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