田舎者の特徴!田舎の人のあるあるも紹介

「田舎者」という言葉から、あなたはどんな特徴の人を思い浮かべますか?畑仕事をしていたり、訛りがあったり、都会の流行に疎かったり…そんな特徴を連想したかもしれません。この記事では「田舎者」の特徴や、田舎の人特有のあるあるネタをまとめてみました。

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目次

  1. 1田舎者はすぐに分かる?
  2. 2田舎者とは?
  3. 3田舎者の特徴【性格編】
  4. 4田舎者の特徴【行動編】
  5. 5田舎者の特徴【ファッション・服装編】
  6. 6田舎者の特徴【生活編】
  7. 7田舎の人のあるある
  8. 8田舎者は東京に憧れてるの?
  9. 9田舎の人の普段の生活って?
  10. 10田舎者だって悪くない!

田舎者はすぐに分かる?

「田舎者」という言葉から、あなたはどんな特徴の人を思い浮かべますか?普段の言動や態度から、都会の人は意外とすぐに「この人は田舎の人だな」と気付いてしまうもの。一体どんな特徴を持った人がそう感じられやすいのでしょうか。今回はそんな田舎者の特徴から、「田舎者あるある」までを幅広くご紹介いたします。

田舎者とは?

「田舎者」とは、文字通り生活圏が田舎の人や、育ちが田舎の人のことを指します。都会とは違う環境で育った人々のせいか揶揄されがちですが、田舎者だからといって悪いことはありません。田舎は人と人との繋がりが強い、都会と比べて自然が豊かだ、などの印象を持つ方が多いかと思いますが、田舎の人々には、どのような特徴があるのでしょうか。

田舎者の特徴【性格編】

自然豊かな環境で育った田舎の人々。そんな人々の中には、どんな性格の人が多いのでしょうか。田舎者も都会人も変わらないように思えるかもしれませんが、意外と地域性というものは出てくるものなのです。以下にまとめてみました。

お節介で世話焼き

田舎の人は、お節介で世話焼きな人が多いのが特徴です。自分の家の畑で採れた野菜を近所の人におすそ分けして回ったり、縁談の話を紹介しようとしたり、人によっては雨が降ったときに勝手に洗濯物を取り込んでおいてくれたりもします。田舎の人は自分の家族以外の、周辺の家の事情にまで関わりたがるのです。

ただ、こういった行動は本人にしてみれば親切のつもりでも、「大きなお世話」と受け取られてしまうこともあります。特に都会から田舎に移住した人は、その距離感の違いに戸惑ってしまうことも多いとか。田舎から都会に出る人たちは、受け取った側がどう思うかに注意してみましょう。

他人の噂話が好き

田舎の人は娯楽が少ない分、人の噂話が大好きです。地元の誰かが進学や結婚などしようものなら一瞬で知れ渡りますし、下手をすると進学先や嫁ぎ先の情報まで筒抜けになってしまうことも。この噂話ネットワークは凄まじいものなので、田舎の人にプライベートな話をするときは注意しなければいけません。

また、噂話以外に話題がないため、都会の流行の話などはほとんどできません。田舎の人にとっては近所の人のプライベートな噂話が最大のエンターテイメントなのです。会話のバリエーションが少ないため、都会から出てくると近所の人との会話を退屈に感じてしまう人もいます。

伝統や習慣を大切にする

田舎の人は古い家柄の人が多いからか、伝統や習慣を大切にする特徴があります。若い人でも伝統行事に参加し、きちんとそういった習慣を守るよう教育されます。地域によっては伝統行事のために学校を休むことも許されるほどで、伝統を重んじる価値観がよく現れています。

田舎者の特徴【行動編】

田舎の人の性格の特徴について、おわかり頂けたでしょうか。次はそんな田舎者たちの行動にはどんな特徴があるのかをまとめてみました。

「おすそ分け」が多い

世話焼きでお節介な田舎の人は、「おすそわけ」が大好きです。実家から送られてきた、畑でたくさん採れた、などと様々な理由をつけて、おすそわけしてきます。あなたの周りにいる「おすそわけ」が大好きな人は、もしかしたら田舎者なのかもしれません。

しかし、頂く分にはとてもありがたいですが、貰った後のお返しには気を遣ってしまうのが本音。余ったものだから、と言われても、貰う側は「ありがた迷惑」かもしれないことを、田舎者の皆さんは覚えておきましょう。

話していると方言が出ることも

どんなに標準語を話そうと努力しても、ふと気を抜いた瞬間に生まれ育った土地の方言が出てしまうのも、田舎者の特徴です。しかし、それを聞いた相手によっては方言を意外な一面と捉えてくれ、「可愛らしい」「ギャップが良い」と好印象に傾くことも多いです。

また、普段自分が使っていた言葉が方言であると気付いていないケースもあります。田舎者の皆さん、田舎者であることを隠したいのであれば、自分が普段から使っている言葉が方言でないかどうか気を付けなければいけません。些細な一言が通じなかったことで、田舎者であることがバレてしまうかもしれません。

混雑で人の流れに乗るのが苦手

田舎にはそもそも人が少ないため、混雑というものは発生しません。しかし、日常的に人で混雑している都会に出てきた瞬間、田舎者は立ち往生してしまいます。その結果人の流れに乗れず、行きたいところとは反対の方向に流されてしまうことも。

また、人混みに乗れずにまごついている人はキャッチセールスの格好の的です。田舎者はお人好しが多いため、詐欺やキャッチセールスに騙されやすい傾向にあります。都会に出てきたばかりの田舎者を狙う悪い輩に狙われないよう、気を付けましょう。

田舎者の特徴【ファッション・服装編】

田舎には都会と違い、ブランドの直販店やおしゃれなショップの揃ったショッピングモールなどは存在しません。では田舎者たちは、普段どんな場所で服を買い、どんなファッションをしているのでしょうか?

服を買うのは「イオン」や「しまむら」

田舎で服が買える場所は、主に「イオン」や「しまむら」など、地方に多く出店しているアパレルショップです。そもそもおしゃれなブランドショップなどが存在しないので、これらに頼らざるを得ないのです。

最近はネットの普及で、地方に住んでいてもZOZOTOWNなどの通販サイトから服を購入できるようになりました。しかし、そもそも高齢者も多い田舎者はパソコンやインターネットに疎い傾向があり、活用している層はごくわずかにとどまっています。

派手な格好はしない

イオンやしまむら、あるいはユニクロなどで服を買うと、派手な格好になることは滅多にありません。そのため田舎者の格好は無地や、柄物だったとしても控えめなものが中心で、シンプルで地味なファッションが多くなります。

また、前述したように田舎者は大の「噂好き」。下手に派手な格好をしているとすぐに噂の的になるため、目立ちたくないという事情もあります。地味で目立たない格好をしているのが、田舎者のファッションの特徴です。

流行から少しズレている

流行りというものは往々にして、都会から田舎へと伝播していくものです。よって、田舎者が「流行のファッション」と感じるものは、都会では既にトレンドから外れてしまっているものが多くなります。田舎者のあなたが最先端だと感じている流行はもう、都会では時代遅れのものかもしれません。

田舎者の特徴【生活編】

都会と田舎では生活の仕方も大きく異なります。田舎で生活する上での特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。都会と比較して、田舎での生活の特徴について挙げてみました。

地価が安いため家賃やローン返済は安く済む

当然の話といえば当然の話しですが、家を購入する場合でも、賃貸物件を借りる場合でも、田舎に住むほうが都会よりも賃料やローン返済額は安く済みます。地価が安いことが関係しており、マイホームを地方の田舎に購入したい、と考える若者も増えているようです。

住みたい街ランキングに毎回ランクインする吉祥寺駅周辺と、岩手県の新築一戸建ての物件検索結果を並べても一目瞭然。同じ間取りでも、その金額には2倍から3倍の違いがあります。マイホームがほしいけれど、資金に余裕がないという方は、田舎暮らしを視野にいれるのも選択肢の一つです。

車がないと生活できない

人もまばらな田舎では、一番近くのコンビニまで車で20分、などということも珍しくありません。通勤も電車やバスではなく車通勤が必須。そういった事情もあり、田舎でクラスには家族一人につき一台の車が欲しいところです。田舎での暮らしを考えるのであれば、普通自動車免許は絶対に必要になってきます。

また、台数が増える分だけ車の維持費もかさんでくるため、家賃が安く済んでも、そちらの費用は都会の人よりも多くかかります。雪の多い地方ではスタッドレスタイヤの準備など、自動車にかかる費用は更に大きくなります。

地域行事への出席は必須

お祭りや花火大会など、地域行事は都会でも多く行われています。しかし田舎の場合は人口が少ないため、行事を運営する人員としてほとんどの住民が駆り出されます。特に若い方は重要な戦力として見られ、招集がかけられることが多いです。

もし、万が一にも拒否してしまうと目立ってしまい噂の的になり、最悪の場合村八分に遭うこともありえます。地域行事の準備や運営を面倒に感じ、そういったことにあまり関わりたくないタイプの人は、田舎での生活は避けたほうがいいかもしれません。

田舎の人のあるある

さて、ここからは田舎出身の人なら思わず頷いてしまうであろう「あるある」ネタを紹介します。

田舎者あるある①電車やバスを逃すと次の便が来ない

路線にもよりますが、都会なら数分に1本の電車は当たり前。道にバスもたくさん走っていますよね。しかし、田舎ではそうではありません。電車を1本逃すと30分、平日の昼間などは長いと3時間待たされることもあります。田舎で電車やバスを使うときは、ダイヤに合わせて自分の予定を組まなければならないのが厄介なところです。

また、駅の周りだとしても、待っているときに暇を潰すような場所もほとんどありません。カフェがひとつあれば良いほうなので、田舎者は電車やバスに遅れそうになると死に物狂いで追いつこうとします。

田舎者あるある②都会に来るとキョロキョロしてしまう

都会には、田舎にはないものがたくさんあります。そびえ立つ高層ビル、名前しか聞いたことのないブランドの直販店、そして往来の多さ…。そんな見慣れない風景を、田舎者たちは物珍しそうにきょろきょろと見回してしまいます。

また、人に流されてしまったり道に迷ったりして、地図とにらめっこしながらきょろきょろしてしまうことが多いのも、田舎者あるあるです。

田舎者あるある③都会特有のルールに戸惑う

都会特有のルールに戸惑ってしまい、それに馴染むことができないのも田舎者あるあるなのではないでしょうか。例えば駅のエスカレーター。都会では片側に寄るのが当たり前ですが、寄る必要があるほどの人もいない田舎ではそんな必要もありません。そのため、つい反対側に立ってしまって急いでいる人の顰蹙を買ってしまうことも。

田舎者あるある④それでも地元が好き

「ウチは田舎だから~」などと自虐することはあっても、やっぱり地元は愛しいもの。誰しもがそうだと思いますが、田舎出身の人々も、自分が生まれ育った場所が大好きです。田舎だからと自虐していても、心の底には郷土愛があります。

そんな背景もあり、田舎出身の人に対して田舎を馬鹿にするような発言はNGです。例え普段自虐していたとしても、やはり自分の地元を馬鹿にされるのは気分が悪いもの。相手の生まれ育ちを尊重し、田舎だからといって小馬鹿にした態度は取らないようにしてください。

田舎者は東京に憧れてるの?

東京に憧れて田舎から上京する若者はたくさんいます。地方出身の東京都民は珍しいものではなく、東京に住んでいるのは東京以外の出身の人間の方が多いと言われているほどです。現在は田舎は若者が減り、都会に若者が集中しているという問題もよく話題になります。

田舎者が上京する理由はいくつもありますが、大きな理由は選択肢の広さです。仕事の幅も、娯楽の量も、都会と田舎とは桁違い。それでも前述したように地元愛は残っています。東京に憧れて上京してきたとしても、心の故郷は田舎にあるというわけです。

田舎の人の普段の生活って?

そんな田舎者たちは、普段どのような生活をしているのでしょうか?一般的な会社員の夫婦を例に上げて、平日と休日に分けてご紹介します。

田舎者の暮らし:平日編

朝起きて、仕事へ行くのは都会の人と同じです。ただし通勤は電車やバスではなく車で、寒い地域では冬はしっかりと暖気をしてから出かけます。スーツを着て働くようなホワイトカラーの職場は少なく、工場などで働いている方が多いです。

仕事が終わると車で帰宅。地元で採れた美味しい食材で作った夕食を摂り、食後はのんびりとローカル番組を見て、広々とした寝室で就寝します。

田舎者の暮らし:休日編

田舎者たちの休日の娯楽は、都会と比べてあまり多くありません。近所の人たちと噂話に興じたり、町内会に出席したり…。娯楽施設といえば、レンタルビデオショップやカラオケ、イオンなどの小さなショッピングモールくらいなので、どこかに遊びに出かけることになればそこに出かけます。しかし小さな世界なので、遊びに出かけた先で知り合いに出くわすことも少なくありません。

田舎者だって悪くない!

ここまで田舎者の特徴をご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。都会と比べて馬鹿にされがちな田舎者ですが、地元愛や繋がりの強さなど、都会人に負けない部分も多く持っています。

また、今都会に住んでいる人たちも、代を遡っていけば田舎に辿り着く人も多いはず。田舎だ、都会だ、とあまり意識する必要はなく、田舎者も都会人も、それぞれ良いところを持っているのです。

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