人のせいにする人の心理や性格・特徴!何でも他人のせいにする人の対処法も紹介

あなたの周りにも、何でも他人のせいにする人はいませんか。または、自分が当てはまる方もいるかもしれません。自分が悪いのに人のせいにするような人とは、付き合いたくないのが本音です。なぜそんなことをするのか、人のせいにする人の心理や性格、特徴について紹介します。

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目次

  1. 1全て他人のせいにする人は周りにいませんか?
  2. 2人のせいにする心理とは?
  3. 3人のせいにする人の性格や特徴【男性編】
  4. 4人のせいにする人の性格や特徴【女性編】
  5. 5仕事のミスを人のせいにする人は多い?
  6. 6人のせいにする人への対処法
  7. 7人のせいにする性格を直す方法とは?
  8. 8何でも人のせいにするのは病気の可能性もある
  9. 9人間関係に疲れたら周りを頼ること

全て他人のせいにする人は周りにいませんか?

みなさんの周りにも、何でもかんでも人のせいにする人はいないでしょうか。人のせいにする人は、たとえ本人が悪くても何かと理由をつけて他人のせいにしがちです。付き合っていてほとほと嫌気がさしてしまいますし、人のせいにする人と距離を置くことを決めた人もいるかと思います。

気心の知れた友人であれば指摘が出来るかもしれませんが、そんなに深く関わりのない友人や、ましてや職場の上司などが人のせいにする人間であった場合、対処に困ります。

人のせいにする人は、なぜ他人のせいにしてしまうのでしょうか。人のせいにする人の心理や性格、対処法などを紹介していきたいと思います。

人のせいにする心理とは?

人のせいにする人に多い心理状態について紹介します。自分の周りに人のせいにする人がいる場合、いつ自分に責任転嫁されるかわかりません。

そのような人のせいにする人が身近にいる場合は、接し方や発言に十分注意する必要があります。人のせいにする人の心理状態を理解しておくことで、対処方法が見つかるかもしれません。

自分の意見や発言に自信がない

人のせいにする人の心理に「自分の意見や発言に自信がない」が挙げられます。人のせいにする人は自分に自信が持てず、周りに流されやすい同調的な性格の方がよく陥りがちな心理です。

この心理状態では「~さんの言われた通りにした」や「みんながそうしていた」という発言が多く見られます。「自分は悪くない、周りがそうさせた」という、気弱な人が言いがちな、被害者意識の強い言い訳になります。

たいていの場合本人に悪気はないのですが、人のせいにされた側はたまったものではありません。

面倒な責任を負いたくない

面倒な責任を負いたくないという心理も、人のせいにする人によく見られる心理です。調子がいい性格の人や、あまり物事を深く考えないような軽い性格の人は、人のせいにする人はこのような心理を持っていることが多いです。

責任を負うことで仕事が増える可能性がありますし、それによって時間や労力が犠牲になる可能性もあります。その面倒くささを避けるために、他人のせいにして責任を転嫁しようとしてしまいます。

立場が悪くなることをを避けたい

「立場が悪くなることを避けたい」というのも、人のせいにする人にありがちな心理になります。特にこのような心理は、プライドの高い性格の人に多く見られます。

グループのリーダー然り、会社の課長や部長然り、ある程度の地位に就いている人は、少なからず「馬鹿にされたくない」や「立場を悪くしたくない」という思いを持っています。

地位や立場を維持するために、保身から責任逃れをするようになり、人のせいにしてしまうことがあります。

人のせいにする人の性格や特徴【男性編】

人のせいにする人、男性の性格や特徴について紹介します。人のせいにする男性は、自分の意見が正しいと思い込んでいるタイプと、何でも他人任せなタイプの両極端に分類されます。それぞれの特徴を紹介していますので、思い当たる人物を想像しながらご覧下さい。

上から目線で指示をしてくる男性

他人に対して、常に上から目線で指示をしてくるような、横柄な態度の男性には注意が必要です。このような性格の男性は、プライドが高く、自分の立場が悪くなるような状況を嫌う傾向にあります。

そのため、少しでも自分の立場が危うくなると、自分よりも立場が弱い他人を標的にして責任を転嫁しようとします。このような性格の人と関わる場合は、自分以外の第三者を交えることをおすすめします。

第三者がいてくれることで、仮に自分に責任転嫁された場合でも、第三者が弁解してくれる可能性があるためです。

「なんでもいいよ」と自分の意見をもたない男性

「なんでもいいよ」と自分の意見をもたずに、何かと他人任せにする男性も注意が必要です。一見、自己主張の強くない柔和な男性に見えますが、言い換えれば、自分の行動には責任を一切負わない男性ということになります。

このような性格の人は「自分の意思ではないので、自分のせいではない」というスタンスなので、関わるうえでは注意しなくてはなりません。関わる必要がある場合は、相手にもしっかりと意見を出してもらうようにしてください。

ブランドものを多く身につけている男性

ブランドものを必要以上に身につけ、自慢をしてくるような男性にも注意が必要です。このような性格の人は、他人よりも目立ちたい、他人よりも優位な立場でいたい傾向にあります。

ケチをつけられたり、見下されたりすることを何より嫌います。そのため、自分の立場が危うくなるようなことがあれば、すぐに周囲の人のせいにしがちです。調子のいいウソや、取ってつけたような言い訳をするのも、このような人の特徴です。

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几帳面で頑固な男性

几帳面で頑固な男性にも注意が必要です。几帳面で頑固な男性は融通がきかない性格の人が多く、他人の意見や話に耳を貸さないことがしばしばあります。自分が正しいと思い込みがちなので、何か問題があると他人のせいにしがちです。

このような性格の男性は弁がたつのも特徴で、根拠のない言い訳というよりも、理論的にいかに自分に非がないかを述べる傾向にあります。

人のせいにする人の性格や特徴【女性編】

続いて、人のせいにする女性の性格や特徴を紹介します。男性とは異なり、人のせいにしがちな女性に傲慢なタイプは多くありません。「わがまま」や「泣きやすい」など、男性とは違った特徴があるのでご覧下さい。

自分の思い通りにしたい女性

自分の思い通りにしたい女性は注意が必要です。わがままな女性と言い換えれば想像に容易いかと思います。少しでも自分の思い通りにならないと不機嫌になり、その場の雰囲気を悪くしがちな女性がこちらに当てはまります。

このような性格の女性は理想がしっかりとあるので、その理想通りに物事を進めようとします。そのため理想から外れると「あなたのせいで」と他人に責任を転嫁しようとします。

このような女性と関わる場合は、その理想へのステップをお互いに綿密に確認しておくことが大切になってきます。

噂話や陰口が大好きな女性

噂話や陰口が大好きな女性も注意が必要です。女性は誰しもが少なからず、噂話や陰口に興味があるかと思います。しかし噂話や陰口のようなネガティブな話題は、しばしば揉め事の原因となってしまいます。

このような女性の口癖は「~さんから聞いた話で」や「私はそうは思わないんだけど」です。あくまで私は聞いただけで関係はないというアピールによって、責任の所在を曖昧にします。

一度噂話や陰口に参加してしまうと、いつ責任が自分に転嫁されるかわかりません。あまりこういった話題には首を突っ込まないのが、回避できるポイントです。

すぐに泣き出す女性

すぐに泣き出す女性は要注意です。すぐに泣き出す女性は同性からは敬遠されがちですが、男性からすると自分が守ってあげたいと思うようです。

そのため何かトラブルがあった際、泣き出した女性を擁護しようとする男性が現れます。また、同性であっても泣いている相手をあまり激しく責め立てるのは気が引けるものです。

「涙は女性の武器」と言われるのも当然で、泣かれてしまったが最後、責任の所在はうやむやになってしまいます。

何かと他人を頼りがちな女性

何かと他人を頼りがちな女性も注意が必要です。これは、自分の意見を持たず何でも相手任せにする男性に似た性格と言えます。一見甘えん坊な可愛らしい女性という印象を受けますが、頼った相手を隠れ蓑にして責任逃れをする傾向にあります。

このような女性には悪気や悪意は一切ありません。しかしながら、下手に責任を負いたくない場合は、何かを頼まれてもしっかりと断ることが大切です。

仕事のミスを人のせいにする人は多い?

社会人になると自分の行動や発言に対して責任がかかってくるようになります。小さなミスが会社に大きな損害を与えてしまったり、自分の立場を危うくしてしまうケースというのは少なくありません。そのため、仕事でのミスを人のせいにしてしまう人は多くいます。

そのようなトラブルに巻き込まれないようにするためにも、仕事上での付き合いにおいては他人とある程度距離を取っておくことが大切です。必要以上に関係を強くしてしまうと、責任を転嫁されやすくなってしまいます。

そのような性格の人と仕事をする場合は、仕事内容や業務分担をしっかりと書面などに残しておくことが大切です。客観的な証拠を残しておくことで、仮に責任転嫁されば場合でも、周囲の人に弁解できるためです。

人のせいにする人への対処法

人のせいにする男性、女性の特徴について詳しく紹介しました。みなさんも一度は責任を押しつけられて困った経験があるのではないでしょうか。

はっきり言い返すことができる方もいれば、何も言えずに泣き寝入りした方もいるかと思います。相手との関係性や相手の立場によっても対応の仕方はさまざまですので、さまざまなシチュエーションでの対処法を紹介します。

上司への対処法

自分のせいにされた際、もっとも対処法に困る相手は上司かと思います。自分よりも上の役職であることや、仕事上での関係性を考えると、あまり強く反論できない方が多いのではないでしょうか。

上司への対処法としては、周囲の人の理解を得ることがポイントになります。そのためには日頃から周囲の信頼関係を得ることが必要です。また、周囲に誤解されないように、メールでのやりとりなど客観的な証拠を残すことも大切です。

自分から上司には言いにくいことでも、周囲の信頼をしっかりと得ることができていれば、周りの人が解決してくれるケースも多いのです。

旦那への対処法

結婚当初は仲が良くお互いに気遣いあっていた夫婦でも、長い年月が経てば、相手への思いやりというものを忘れてしまいがちです。そのため些細なことで言い争い、「お前が悪い」とお互いに責任をなすりつけあってしまいます。

旦那から責任を押しつけられた場合、まずは感情的にならないよう気をつけてください。感情的になってしまうと、どちらがより悪いかという水掛け論に発展してしまうためです。

トラブルになった原因をしっかりお互いで話し合い、一緒に解決策を見つけていくようにしてください。また、似たようなトラブルを起こさないためにも、夫婦間でルールを設けるのもいいかもしれません。

彼氏への対処法

大好きな彼氏から責任を押しつけられたら、相当にショックを受けることと思います。傷ついて悲しくて、そのまま関係が修復できずに破局してしまうカップルもいるでしょう。

彼氏として、彼女である自分の前でかっこつけたいと思うのは当然です。その立場が崩れたとき、恋人の前で恥をかきたくないために、ついつい責任を彼女に押しつけてしまっているのではないでしょうか。

責任を押しつけられた側からすると腹が立つかもしれませんが、そこは彼氏のメンツを立ててあげてください。「仕方がないなあ」という寛大な心を持ち、できるだけストレスを溜め込まないようにしましょう。

友達への対処法

友達から責任を押しつけられた場合、その相手との関係の深さや、今後の関係性について一度考えてみてください。もし長く付き合ってきた友達で、今後も仲良くしたいと思うのであれば、あえてしっかり反論すべきであると言えます。

一方で関係もそこまで深くなく、今後もあまり関わらない相手でれば、諦めてフェードアウトするのが最善です。そういうタイプの人間は、周囲の人からも距離を置かれているものなので、きっと周りも理解してくれることでしょう。

人のせいにする性格を直す方法とは?

みなさんの中には、自分自身が人のせいにしてしまいがちな性格であると自覚している方もいるかもしれません。自覚がありながら悪気はないと思っている方もいれば、罪悪感で落ち込んでいる方もいるでしょう。

人のせいにする性格は周囲からも敬遠されがちです。ではどうすればそのような性格を直すことができるのか、その方法を紹介します。

余計なプライドを捨てる

人のせいにする性格の人は「自分は悪くない」と自分のことを正当化しようとしたり、「謝りたくない」と謝罪に対して羞恥心を持っている傾向にあります。それは、余計なプライドが邪魔をしているためです。その余計なプライドは捨ててください。

謝ることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、謝らずに自分を正当化し続けることの方が恥ずかしいことではないでしょうか。自分に非があった際には、自分の非を認めきちんと謝罪しましょう。

完璧を求めすぎないようにする

自分の理想がしっかりあると、その理想からかけ離れないように神経質になってしまいがちです。そのため上手くいかなかったときに、その原因を周囲の人のせいにしてしまうのです。

あまり自分の理想を完璧に求めすぎないようにしましょう。少し失敗したくらいでは、人生は大きく変わりません。失敗を恐れず、回り道しながら理想を追い続けられるといいでしょう。

周囲の人としっかり話し合う

人のせいにする性格の人は「自分が正しい」と周囲の意見を聞かずに突っ走るか、あるいは自分の意見を持たずにすべて他人任せにしてしまうかの両極端です。そのため責任をどちらが取るか、なすりつけあいになってしまいます。

解決する方法として、周囲の人としっかり話し合って、お互いの納得のうえで物事を進めていくことが大切です。また、決まったことは文書等、目に見える形で残しておくとなお良いでしょう。

何でも人のせいにするのは病気の可能性もある

人のせいにする人のほとんどはその性格に原因があるものですが、しばしば病気が原因であるケースも見られます。

病気である場合、特に本人には悪気はないので、必要以上に責め立ててしまうと更なるトラブルに発展しかねません。考えられる原因となる病気について紹介しますので、ご覧下さい。

境界性人格障害の可能性

境界性パーソナリティ障害とも呼ばれる病気です。境界性パーソナリティ障害には、気分がころころ変わりやすく、物事の捉え方が極端という特徴があります。傷つきやすく、他人の言動に対して被害的に受け止めやすくなります。

この病気によるイライラや怒りの原因の多くは、寂しさや不安に起因した思いこみによるものです。対処するためには、理解しているという姿勢を相手に見せることです。そうすることで被害者意識が薄れ、気分が安定しやすくなります。

自己愛性人格障害の可能性

自己愛性パーソナリティ障害とも呼ばれています。文字通り、自分のことを深く愛しすぎている人格障害であり、自分のことを特別な人間であると思いこんだり、他人を見下すといった特徴があります。

極端な言い方をすると、自分を中心に世界が回っているという考え方をしています。そのため、他人から指摘されたり批判されることに対して敏感に反応します。

自己愛性人格障害の人と関わる場合は、自分の弱みを積極的に見せるようにしてください。そうすることで相手は強がる必要がなくなり、ありのままの自分で接してくれるようになります。

人間関係に疲れたら周りを頼ること

周囲に人のせいにする人がいると、いつ自分に責任転嫁されるかわかりません。複雑なトラブルに巻き込まれて、精神的に参ってしまったという方もいるかもしれません。

そのような人との人間関係に疲れたら、まずは抱え込まずに周りに頼ってみてください。そのような人に対しては、周囲も同じような気持ちを持っていることが多く、何か解決策が見つかるかもしれません。

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