若者の恋愛離れは当たり前?最近の若者は恋愛しない!

恋人がいない歴が年齢と同じという若者が少なくない昨今。若者の恋愛離れが深刻化してます。なぜ最近の若者は恋愛しないのでしょうか。若者の恋愛離れの原因と、恋愛離れしている若者が恋愛を始めるきっかけを探ってみましょう。恋愛離れしている男性を落としたい女性も必見です。

若者の恋愛離れは当たり前?最近の若者は恋愛しない!のイメージ

目次

  1. 1恋愛をしない若者が増加しているって本当?
  2. 2データから見る若者の恋愛離れの現状
  3. 3若者が恋愛離れをしている原因とは?
  4. 4若者の恋愛離れによって起こる問題
  5. 5恋愛をしない男性の心理
  6. 6恋愛をしない女性の心理
  7. 7恋愛が面倒だと感じている男性の落とし方
  8. 8恋愛離れしていた人が恋愛をする方法とは?
  9. 9恋愛でしか得られない経験がある

恋愛をしない若者が増加しているって本当?

クリスマスやバレンタインともなると街は恋人たちであふれかえります。インスタやFBには、楽しそうなカップルの様子が頻繁にアップされています。幸せなカップルがたくさんいるように見えますが、現実はどうなのでしょうか。

生涯未婚率の増加を見るまでもなく、多くの若者たちが恋愛を楽しんでいるように見える一方で、恋愛をしない若者が増えているのも事実です。

一昔前は、年頃になれば恋愛に夢中になるにが当たり前のように思われていたのに、恋愛離れをする若者が増えているのはなぜなのでしょうか。

データから見る若者の恋愛離れの現状

若者が恋愛離れを起こしていると言われても、恋愛はして当たり前という時代に生きてきた人や、充実した恋愛を楽しんでいる人には、なかなか理解しにくいものです。「私の周りの人はみんな恋愛を楽しんでいるよ」という人はなおさらです。

でも、日本性教育協会が、若者が抱く恋愛観をまとめて発表した「青少年の性行動第8回調査報告書」を見ると、若者の恋愛離れの現状が顕著に浮かび上がってきます。

デート・キス・SEXなど、恋愛に関する行動をまとめたこの調査報告書によると、2000年までは右肩上がりだった数値が、2011年と、2017年の直近2回のデータを見ると、数値は軒並み減少しており、明らかに恋愛離れが加速していることがわかります。

また、2015年に、国立社会保障・人口問題研究所が、18歳~49歳までの未婚の男性と女性を対象に行った調査によると、現在異性の交際相手がいないと答えた人は、男性で69.8%、女性で59.1%に上りました。

同じ調査を2010年に行ったときの結果は、男性が61.4%、女性が49.5%だったので、わずか5年の間に異性と関係を持たない若者が急激に増加していることがわかります。

ここでいう交際相手とは、親密な関係や恋人に限らず、友人程度の関係の異性も含んでいます。恋人どころか、異性の友人すらいないと答えた人が増えていることが、注目すべき点です。恋愛離れもさることながら、異性と距離を置く若者が増えているといます。

若者が恋愛離れをしている原因とは?

恋愛至上主義者には、思いもよらないことでしょうが、今どきの若者が、異性との関わりを避けたがる傾向は顕著です。20代~30代の男性の3人に1人は、恋愛経験がまったくないとの統計もあります。

なぜ、若者の恋愛離れが進んでいるのでしょうか。その原因を探ってみましょう。

「草食系男子」の誕生

「草食系男子」という言葉が誕生したのが2006年。その当時は、「そこそこモテるが恋愛に積極的ではない」男性という意味で使われていましたが、まだ世間での認知度は低く、ごく一部のマスコミ関係者が使っているにすぎませんでした。

ところが、2008年に女性ファッション誌『non-no』で草食系男子の特集が組まれると、一気に認知度は高まり、2009年には、その年の流行語大賞のトップ10に選ばれるほどのなりました。

そうこうするうちに、「草食系男子」は拡大解釈され、「穏やかな風貌で美意識が高く、女性に強く出られない心優しい男性」という意味合いを持つようになっていきました。

しかし、「草食系男子」の解釈がどのように変化しようとも、根幹にあるのは、「恋愛に積極的になれない」という性質です。では、女性はどうかというと、男性が女性的になったおかげで、男性に異性としての魅力を感じにくくなったと考えられます。

つまり、この「草食系男子」の台頭こそが、若者の恋愛離れの大きな要因、ひいては、「草食系男子」誕生の原因こそが、若者が恋愛離れを起こしている原因の一つといえそうです

ネット社会の弊害

他には、ネットによる情報過多も、若者の恋愛離れの原因と考えられています。恋愛についての溢れかえる情報で満足、もしくは委縮してしまい、実際に恋愛する意欲がなくなってしまっているのかもしれません。

さらに、アニメやゲームなどの二次元で、片想いや告白、すれ違いなど、恋愛の面倒なプロセスやストレスを経ることなく、恋愛の楽しい部分だけ満喫することができるということも、若者のリアルでの恋愛離れに加速を加えているのでしょう.
 

3.女性の社会進出の加速

最後に、景気の落ち込みによる経済的な不安と、女性の社会進出による経済的自立も、若者が恋愛離れを起こす大きな原因になっています。

経済的な地位が揺らいだ男性は、自分の存在が女性にとって意味があるのかとの不安感を抱き、自信を失なっているのかもしれません。

女性も、男性に依存する必要がなくなったかわりに、自立が求められ、恋愛をしている余裕がないというのが現実といえます。

若者の恋愛離れによって起こる問題

恋愛をするもしないも個人の自由です。若者の恋愛離れの原因が、時代の流れ、社会の構造に即している場合は、若者の恋愛離れだけを危惧しても仕方がありません。

それでも、若者の恋愛離れは、将来の日本に大きな影響を与えるということを無視するわけにはいきません。

このまま恋愛離れが進めば、結婚や家庭に夢や憧れを抱けず、ひいては、生涯未婚率の増加、少子化の加速、人口減少、消費人口の減少による景気の低迷、働き手不足と、日本経済に大きなダメージを与えることは目に見えています。

結婚しなくても、趣味や友だちとの付き合いでお金を使い、消費経済に貢献できるという人もいるかもしれませんが、そもそもの消費人口が減少すれば、一人一人の消費が多少増えても焼け石に水です。次代を担う子どもの数が減れば、産業国としての日本は立ち行かなくなってしまいます。

たかが若者の恋愛事情と思うかもしれませんが、若者の恋愛離れは、国家の基盤をも揺るがす重要な問題です。

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恋愛をしない男性の心理

若者が恋愛離れを起こす原因はいくつか考えられますが、恋愛をしない男性は、」どのような心理的特徴を想ているのでしょうか。​​​​​​恋愛をしない男性の心理を探ってみましょう。

女性と付き合うのが面倒くさい

文字通り、「草食系男子」が誕生したのは、1980年代以降、日本の出生率が徐々に下がり始め、子どもの数が減り始めた頃と重なります。一人っ子が増え、両親や両祖父母の愛情を一身に受けて育つ子どもが増えました。

幼少期から母親に溺愛され、何でもやってもらっていた男性が、女性に対して積極的にアプローチすることが苦手な「草食系男子」になることは容易に想像がつきます。

かゆいところに手が届くような扱いになれた男性が、女性のご機嫌をとったり、女性に関心を持ってもらおうと努力するのを面倒くさいと思うのは当然といえば当然です。

いわば、受け身で生きてきた男性は、恋愛に対しても積極的になれません。愛は与えるものではなく、与えられるもの、そんな心理が男性を恋愛から遠ざけてしまっています。

恋人を作る必要性を感じない

料理も裁縫も掃除もそつなくこなし、嫌いでもない、そんな男性も増えています。「家事が面倒」というのは、男性が結婚したがる理由の上位に位置していますが、「草食系男子」の多くは、下手な女性より家事能力が高かったりします。

自分で何でもできてしまう男性は、恋人を作る必要性を見いだせず、恋人がいないならいないでかまわないと考えがちです。わざわざ恋人を作って、今の自分の生活を変えるのは煩わしいと思っているのかもしれません。

さらに、「草食系男子」の多くは、孤独が苦痛でなかったり、コアな人間関係で満足する傾向があるので、無理をしてまで恋人ることはないと考え、自然恋愛から足が遠のいてしまいます。

経済的余裕がない

「今どきの若者は」の後に続く苦言は、いつの時代にも繰り返されてきましたが、2002年度から2010年度まで実施された「ゆとり教育」を受けた「ゆとり世代」は、とくに何かと揶揄されてきました。

「ゆとり世代」は、1987年4月2日~2004年4月1日生まれ、2018年時点での年齢でいえば、14歳〜34歳で、まさに恋愛離れを起こしている若者たちが該当します。その中でも、バブル崩壊後の1990年代以降に生まれた人たちは「さとり世代」と呼ばれます。

世代の切り取り方で統計によって多少のばらつきはありますが、バブルの崩壊を目の当たりにした「ゆとり世代」と、さらに、生まれてから一度も景気がよかったことがない「さとり世代」からなる今の若者層の人口は約2600万人、人口の約20%に当たります。

2013年に国税庁が実施した「民間給与実態統計調査(平成25年版)」によると、20代男女の平均年収は、1997年からズルズルと下がり続け、2009年にわずかに回復したものの、依然低い水準を保っています。

冷え込む一方の景気を見て育ち、生活水準の維持に汲々とする若者世代が、すれば当然余分な出費が増える恋愛に二の足を踏むのは当然ともいえます。

男性だけが負担するわけではないでしょうが、恋人ができればデート代、プレゼント代と、費用がかさむのは目に見えています。経済的な不安は、どうしても恋愛離れを招かずにはいられません。

恋愛をしない女性の心理

男性に比べて、数こそ少ないですが、恋愛経験がまったくない女性は、増加率だけを見ると男性を上回っています。生涯未婚率も増加の一途をたどり、いまや18歳~49歳までの未婚女性で、恋人がいると答えた人の割合は27%程度です。

恋愛も結婚もしたくないと答える女性も増加傾向にあり、女の子の将来の夢は、「お嫁さん」が上位を誇っていたのは遠い昔の話です。

年頃になれば、恋愛して結婚するのが当たり前といわれ、女性もそう思っていた時代と今とでは、何が違うのでしょか。恋愛しない女性の心理を探ってみましょう。

恋愛より自分が優先

自意識が高い女性は、自分磨きに余念がありません。よりよい自分、理想の自分になるために、自分に投資し、自分のために時間を使います。

恋愛をしたくないわけではないのでしょうが、心理的には、今の自分よりもっと素敵な自分になってからのほうが、よりよい恋愛ができると希望を持っています。

ただ、自分ん磨きにここで満足ということはなかなかないので、知らず知らずのうちに恋愛から離れてしまいます。

過去の恋愛がトラウマに

女性の恋愛は上書き消去とよくいわれますが、あまりに辛い恋愛を経験すると、新しい恋愛に踏む出す勇気がなくなってしまいます。恋愛をしない女性の中には、恋愛恐怖症ともいえる、恋愛PTSDにかかってしまっている人が少なくありません。

治療方法は新たな恋愛で幸せな体験を積むことしかなく、その新たな恋愛が始められないのが最大の難点です。

恋愛に値する男性がいない

社会で活躍する機会が増え、生き生きと仕事をこなしているように見えて、実は女性が男性と対等に扱われるには、まだまだ厚い壁があります。男女同権を謳いながら、同じ仕事をしても給与も昇進も、男性にはかなわないと口惜しく思っている女性は多いです。

社会進出を果たし、男性と肩を並べてバリバリ仕事をこなす女性にとって、女性と同等か、それ以下の仕事しかできない男性は、なんとも頼りなく、恋愛対象として魅力的には見えません。

仕事ができて恋愛など無関心と思われている女性の中には、本当は恋愛がしたいのに、これぞという男性がいないことを嘆いている人もいるのかもしれません。

恋愛が面倒だと感じている男性の落とし方

運動が面倒だといっていた人が、何かのきっかけで毎週ジムに通い始めたり、草野球チームに入ったりと、急に運動に興味を持ち始めることは珍しくありません。「面倒」というのは「やりたくない」というのとは違います。「面倒」を凌駕する「目的」があれば、やる気になります。

恋愛ができない、恋愛をしたくないという男性は、一朝一夕でどうにかなるものではありませんが、恋愛が面倒だと感じている男性は、接し方次第で恋愛に関心を向けさせることができます。

恋愛が面倒だと思っている男性へのアプローチ方法をご紹介します。

女性からアプローチする

何事も、「面倒」ということは、怠け心のあらわれです。「恋愛が面倒」という男性は、自分から女性に働きかけるのが億劫なだけで、決して女性が嫌いなわけでも、恋愛に関心合がないわけでもありません。

「恋愛が面倒」よいう男性を好きになったら、「告白は男性からされたい」なんて、悠長なことは言っていられません。マメにLINEを送ったり、映画や食事に誘ったり、女性から積極的にアプローチしましょう。

LINEやメールに返事がないからといって怒ってはいけません。「恋愛が面倒」な男性は、そういうことが「面倒」なのです。相手の意識を自分に向けさせつつも、負担に感じさせないさじ加減が大切です。

束縛しない女をアピール

「恋愛が面倒」な男性は、変化が嫌いです。今の生活リズムを崩したくないから、恋愛をしないという人も多いです。「恋愛が面倒」な男性には、自分が邪魔にならないことをアピールしましょう。

恋愛をしても、今の生活に変わりはなく、たまに楽しいことが増えるだけだと思わせることが肝心です。休みごとにデートに誘うのはいいですが、断られてもさも気にしていないように、あっさりと受け流しましょう。

LINEの終わりには「返信不要」や「既読でOK」と入れる心配りも忘れずに。

かいがいしく世話を焼く

どんなに恋愛が面倒と思っていても、女性に対して「もしかしたら自分に好意を持ってくれているのかな?」と疑問を持てば、次にはその女性に対して関心が湧きます。

意識を向けさせることができれば、第一関門は突破です。恥ずかしいなんて言っている場合ではありません。「恋愛が面倒」な男性を落とすには、積極的に好意を示し、自分が男性を引っ張っていくつもりで計画を立てましょう。

「恋愛が面倒」な男性は、怠け者か受け身か、プライドが高いかのどれかです。自分からガツガツいくのは格好悪いし、振られたときに恥ずかしいと思っています。

本音では恋愛をしたいと思っている可能性もあります。そういう男性は世話女房タイプに弱いので、あれやこれやと細かい気配りをして世話を焼きましょう。

べたべたと甘えるような態度は鬱陶しく、よけいに恋愛は面倒だと思い込んでしまいますから、気風のいいお姉さんになったつもりで、明るく軽快に接しましょう。恋愛に関心を向けさせる第一歩は、あまり「女」を意識させないことです。

恋愛離れしていた人が恋愛をする方法とは?

恋愛から長く離れていると、もはや恋愛の仕方すらわからないという人もいるかもしれません。恋愛離れしていた人が、もう一度恋愛を始める方法をご紹介します。

ネットを離れて街に出よう

リアルな恋愛には、ネットの情報だけでは得られない喜び、驚き、戸惑い、ときめきなど、様々な感情が伴います。アニメやゲームも然りです。二次元の世界でどんなに熱い恋をしても、リアルでの平凡な恋の経験にはかないません。

恋愛離れが続くと、ネットの世界に浸る時間が長くなりがちですが、恋愛離れをやめる第一歩は、生身の人間と触れ合うことです。

新しいことにチャレンジしよう

「今」を変えるために一番効果があるのが、環境を変えることです。引っ越しや転職もいいですが、そう簡単にできるものではありません。手っ取り早くて簡単なのは、何かを新しく始めることです。

ルーティンのような生活から抜け出せば、出会いの機会も増えます。それまでとは全く違った人間関係の中に、素敵な出会いが待っているかもしれません。

恋愛でしか得られない経験がある

恋愛なんかしなくても生きていけると言われれば、そうかもしれません。人は食べなくては生きていけませんが、恋愛をしなくても生きていくことはできます。それでも、恋愛には、恋愛でしか得られない感情があり、恋愛を知ることは人生を豊かにします。

バーチャルで十分だと思いますか?でも、リアルにはバーチャルでは感じられない興奮や感動があります。それは体験してみないとわからないことです。

国家の行く末のために恋愛する必要はありませんが、いたずらに恋愛を避けるのもナンセンスです。もちろん恋愛には苦しい面も辛い面も醜い面もあります。恋愛は決して楽しいばかりではありません。

若者が恋愛離れをするのも当たり前だと思われる時代背景もあり、一方的に恋愛推奨をするのもいかがなものかと思われますが、恋愛はしないよりしたほうがいい、恋をしてそれを失うほうが、恋を知らずにいるよりずっと幸せと言われるのも確かです。

経済的理由は実は理由にはなりません。恋愛はお金がなくてもできます。恋愛が面倒だというのも、自分に磨きをかけたいというのも、恋愛から逃げる言い訳なのかもしれません。

恋愛離れを受け入れる前に、積極的に街に出れば、恋愛のチャンスが見つかるかもしれません。

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