精神年齢が低い人の特徴！精神的に幼い幼稚な人って？

精神的に幼い人に、イラッとすることはありませんか？自分のミスで起こった問題なのに、周りに尻拭いをさせ平気な顔をしている人や、大変な仕事はいつも他人任せな人、文句ばかり言っている人。

精神年齢が低い人は、何故こんなにも幼稚な考えしかできないのでしょうか。精神年齢が低くなる原因と幼稚な人の特徴や恋愛傾向を見ていきます。

またご自分で「私って精神年齢が低いかも」と思っている方は、精神年齢を高くする方法も紹介するので参考にしてみてください。

まず初めに、精神年齢が低くなる原因を見て参りましょう。精神年齢が低い人の事を「幼稚な人」と表現する事があります。

この場合は、子供のような純真な心を持っている人、と言うことでは、もちろんありません。愛されキャラと言うわけでもありません。精神年齢が低い人とは、周りから呆れられ煙たがれる人の事です。

子供の様な気持ちを持ち続けていて一見精神年齢が低いように思えても、何故か周りから好かれる人は、それなりの理由があります。それについては後程説明します。

精神年齢が低い人というと「甘やかされて育ったんでしょ？」と思う方が多いですが、実は、そうとも言えません。子供の頃に十分に甘えられなかった人も精神年齢が低くなる場合があります。

精神年齢が低いのは、自立心がないと言う事です。自立心と言うのは、子供の頃に十分に甘えさせて貰い、安心感を得てから芽生える物です。親が子供を受け入れずに育てると、子供はその時は自立したかのような素振りを見せます。

しかし本当の意味での安心感は得られていないので、常に不安に捉われ続けます。その反動で、大人になってから親のような存在を求め依存しようとするわけです。

親に甘えさせて貰えなかった人は、精神年齢が低くなると言いましたが、甘やかされ過ぎでも、幼稚になります。周りに守られ過ぎている人は、自分で責任を持って何かを成し遂げた経験がありません。

自分が起こしてしまった問題も、親や周りの人が全て尻拭いをしてくれるため、自分自身は何もする必要がなく精神年齢がいつまで経っても子供のままになってしまうのです。

精神年齢が低くなるのは「試煉を経て来なかった」事も大きく影響しています。特に親子関係が問題ない場合でも、人生における試練を経験していない人は精神年齢が低いと思われる場合があります。

順風満帆な生活をしてきた人は、不利益な事を被った経験が少ないので、問題解決思考が磨かれません。そのため、大人になってから逆風を受けると、どうすればいいのか分からなくなってしまうのです。

しかし、このタイプの人は、経験を経て精神が磨かれていくので、本人のやる気さえあれば、徐々に成熟した考えになっていくと思われます。

次に、精神年齢が低い男性の特徴を見て参ります。男性は一般的に「男なんだから、しっかりしなさい」と言われて育てられる事が多いと思います。

しかし、母親に甘やかされて育ってしまった男性、逆に母親の愛を貰えなかった男性は、親離れが出来ず、精神年齢が低くなります。精神年齢が低い男性の主な特徴を四つ挙げます。

精神年齢が低い男性の特徴の一つ目は「最後まで責任を持たない」事です。子供のように、いろいろな事に興味を持ってやるのはいいのですが、中途半端で終わらせてしまう事も多いようです。

自分の趣味であれば、飽きたら辞めてしまっても何の問題もありません。しかし、趣味と仕事の区別がなくどんなことでも中途半端に終わらせてしまうのが、精神年齢が幼い人の特徴です。

精神年齢が低い男性は、極めて自己中心的で、自分さえよければいいという態度を取ることが特徴です。先ほど、子供の様な気持ちを持ち続けていて一見精神年齢が低いように思えても、何故か周りから好かれる人がいると言いました。

子供の様な純粋さを持ちながら周りから好かれる人は、一言でいうと、「他者にも愛を分け与えられる人」です。親から十分に愛情を受けて育ったので、周りにも与えられるのです。

しかし、愛情不足で育ってしまった人は、常に欠落感があります。そのため、損をしたくないと思い、人から奪う事ばかり考えます。自己中心的な態度も、どこかガツガツしているため鼻についてしまうのです。

精神年齢が低い男性は、感情のコントロールが下手という特徴もあります。特に怒りを抑えられなくなってしまう男性が多いようです。

世の中には不条理な事が沢山あります。いくら自分が正しくても評価されない事もありますし、上司から怒られる事もあるでしょう。

通常なら、人間関係で問題が起きた時に、どんな風に相手に意見を言えばいいのか試行錯誤しながら対応を学ぶのですが、精神年齢が幼い男性は、それを学ばずに大人になってしまう人が多いようです。

精神年齢が低い男性は、金銭にルーズであるという特徴もあります。金銭だけでなく、時間も女性にもルーズな人が多いようです。

なぜルーズになるかと言えば、精神年齢が低い男性は、甘えの気持ちがいつまでも抜けないからです。例えば、精神年齢が低い男性は、依存させてくれる友達や女性を見つけるのが上手いです。楽をしたい人は、楽をさせてくれる人を特有の嗅覚で探すのです。

依存できる人を見つけたら、都合の良い嘘をつきお金を借ります。そして相手の反応を見ながら借金の返済が遅れても許してくれそうだ、と勝手な解釈をしてお金を返さない、そんなケースは非常に多いようです。

次に、精神年齢が低い女性の特徴を見て参ります。女性は一般的に、両親に可愛がられて育てられる人が多いです。大人になってからも、男性に守られて生きる事を許されるのが、女性の特徴です。世間もそれが普通と思っています。

従って、精神年齢が低い女性は、精神年齢が低い男性よりも低さのレベルが違います。精神年齢が低い女性の特徴を四つ挙げます。

精神年齢が低い女性は「とにかく受身である」という特徴があります。人から言われるまま動くタイプで、自分から提案して行動を起こす事があまりないです。

受け身なのは、育った環境が影響しています。親に「女は出過ぎるな」「謙虚であれ」と言われて育てられる女性はいまだに多く存在します。そのため、出るよりも受け身でいる方が居心地が良いのです。

受け身であれば、相手の指示で動いているだけなので、怒られる事は少なくなります。責任も取らなくて済むことが多いでしょう。精神年齢が低い女性ほど、そうやって自分の身を守ろうとするのです。

精神年齢が低い女性は「途中で投げだしてしまう」という特徴もあります。これは、男性のところで説明した「最後まで責任を持ってやらない」のと同じです。好奇心旺盛で、何でも手を出すのはいいのですが、飽きると簡単に放り投げてしまいます。

「もうできな～い」「誰か助けて～」「〇〇くん、やって～」と男性に甘える女性もいます。責任感ある女性は、そういった精神年齢が低い女性を見ると「甘えないでよ」とイライラしてしまう事になります。

精神年齢が低い女性はすぐに泣きます。まるで泣けば許してもらえると思っているかのように、すぐ泣きます。嘘泣きをするズル賢い女性もいますが、幼い女性は本当に泣くのが特徴です。またすぐにイライラしたり怒り出す女性もいます。

すぐに泣いたり、イラついたり、怒ったりするのは、精神年齢が低い男性と同じく感情のコントロールが出来ないからです。男性は女性の涙や、怒りには弱いので、自分がどんなに嫌な思いをしても許してしまいます。女性は厳しいので許そうとは思いません。

それどころか呆れられてしまうのが、ほとんどのようです。精神が幼いのは損なのですが、精神年齢が低い人は、自分の置かれた立場に気づいていないのも特徴です。

精神年齢が低い女性は、どこか夢見心地で現実を見ないという、大きな特徴もあります。スピリチュアルに傾倒する女性、白馬の王子様がいつか来てくれる、と思っている人は、ほぼ精神年齢が低い女性です。

夢ばかり見て現実を直視しなくても、何とかなっている内はいいのです。ただ、その場合も周りの誰かが、その人のお世話をしてくれているはずです。それにも気づいてなく感謝の気持ちさえ持てない女性は困りものです。

世の中には、子どもの自立を阻害する親がいます。子供の自立を阻害する親は、子供に親の思い通りの人生を歩ませようとしたり、子供を過剰に心配する特徴があります。小中学生の内は子供を保護するのは当然ですが、成人しても過干渉の親はいるものです。

親に反抗できる子供は、自立しますが、問題なのは反抗できない子供です。親の叱責が強すぎて反抗できない事もありますし、親の誘導が上手すぎても、洗脳されてしまうので反抗しなくなります。

子供の自立を阻害する親は、子離れが出来ない親です。なぜ子離れできないかと言えば、親自身の楽しみがないからに他なりません。子供を自立させたいと思ったら、子供がある程度の年齢になった時点で子供以外の楽しみを見つけましょう。

精神年齢が低い人の特徴を見てきました。貴方の周りにも、幼い人いましたか？次は精神年齢が低い人の恋愛傾向を見ていきましょう。

精神年齢が低い人の恋愛傾向には、かなりの特徴があります。両方とも精神年齢が低いにも関わらず、結婚して子供を生んだ場合は、子供が犠牲になるような悲惨な結末が待っています。

精神年齢が低い人は、共依存の関係になりやすいです。共依存のとは、依存する相手と、相手に頼られる事で喜びを感じる関係をいいます。

例えば、働かずにギャンブルばかりしている男性がいるとします。本当は男性も働いて自立するべきなのですが、女性が「あの人には私が必要なんだ」と頼ってもらう事に喜びを感じてしまうのです。

そのため、男性に厳しく接する事ができず、いつまでも甘やかします。それが男性の自立を阻害している事に気づいていないのです。精神年齢が幼い人はいつも誰かに頼りたい人です。そのため共依存でお互いに依存する関係になりやすいのです。

精神年齢が低い人は、その場だけ良ければと考える傾向があります。例えば、望まない妊娠をしてしまうカップルはその典型です。子供が出来たら、生む覚悟があればいいのですが、精神年齢が幼い二人は大した覚悟もなく、その場の雰囲気だけで行動をします。

また、結婚しても貯金などは考えず、遊びに使ってしまい金銭的に苦しくなったり、親が遊びたいばかりに、子供を車に置き去りにするようなケースもあります。

精神年齢が低い人は、相手への期待が大き過ぎるのも、特徴です。精神的に幼い女性は常に自分を一番に考えてほしいと思います。

相手への期待が大き過ぎるため、自分が思った通りに動いてくれないと怒る人もいます。この場合は、どちらかが大人になって折れるしかなく、一方的に我慢を強いられる生活になるようです。

では、精神年齢が高い人とは、どんな人の事を言うのでしょうか。精神年齢が高い人は、我慢、諦め、悟りを開いている人のように思えますが、そうでもありません。子供の様な純粋な気持ちを持ちながらも精神年齢が高い人もいるようです。

精神年齢が高い人は、他人に依存せず自立しています。男性は、結婚して家庭を持ち家族を守るという意識があるので、精神年齢が高い人が多いかもしれません。

また、女性でも会社でリーダーを任されているような人は、依存はできないので自立しているでしょう。子供を生んで母親になった女性も子供を守らなければ、と思うので、それを機に自立するようです。

精神年齢が高い人は、相手の立場に立つことが出来ます。子供時代は誰もが「自分が王様」と思っています。しかし、幼稚園や学校などで自分とは違う世界を持つ人間がいる事を学び、社会性を身に付けていきます。

同じような環境で育っているのに、子供のような幼い精神性のまま大人になる人もいます。その理由ははっきりとはしませんが、恐らく生まれながらにして、相手の立場に立つのが得意な人と、そうでない人がいるようです。

後者の人は相手の目線に立つのが苦手なのですが、自己を深めていく中で相手を知ろうとする真面目な人が多いので、そういう人は大人になっても幼いままでいる事はなく、精神性を高く保つことが出来ます。

精神年齢が高い人は、現実を直視できる人でもあります。現実を見ないと、本当に必要な対策も立てられません。夢ばかり追ってリスクを見ないのが、どんなに怖い事なのか実感として分かるのが精神年齢が高い人の特徴と言えそうです。

最後に、「私って、考えが幼稚なのかもしれない」「精神年齢が幼いね、とよく言われる」と言う方のために精神年齢を上げる方法をご紹介します。

今まで苦労を知らずにやってきた人は、少し試練が伴うかもしれませんが、これをやる事で違った世界が見えるので、ぜひやってみてください。

精神年齢を上げる方法一つ目は「まとめ役を引き受けること」です。仕事のまとめ役が荷が重い場合は、同窓会の幹事などでも構いません。

まとめ役をすると、自分が仕切って動かざる終えなくなります。受け身であれば、リーダーに対して文句を言う事も出来ますが、自分がまとめ役では、それも出来ません。まとめ役を請け負うことで、自分で何とかしなければという気持ちを養っていけるでしょう。

精神年齢を上げる方法二つ目は「全て自分でやってみる」事です。会社の愚痴ばかり言っているのに、ずっとそこで働く人がいます。「上司がもっとしっかりしていればいいのに」「もっと給料上げてほしいわ」と言いながらやめないのです。

そういう人は、一度会社を辞めてみるといいかもしれません。おそらく辞めてしまったら、生活は不安定になります。そして自分が会社にいかに守られていたかが分かります。文句だけ言っていたのと違い、実際に離れる事が自立のきっかけになるのです。

会社を辞める勇気がない人は、どんなことでも構わないので、人を頼らず最後まで自分の力でやり通す経験をしてみる事をお勧めします。そういう習慣がつけば自立した気持ちが徐々に出てくると思います。

精神年齢が低い人の特徴、精神的に幼い幼稚な人はどんな人なのかを、説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

精神年齢が低い人でも、本人がそれに気づいて自立するようにすれば、精神年齢は必ず高くなります。経験を積めば精神年齢は上がるものなのです。

「私って苦労知らずで幼稚だな」と思っていても、神様が自立のための適当な試練を与えてくれるので、苦労はわざわざ買わなくても大丈夫です。