同窓会あるある18選【小学校・中学校・高校】

仕事に疲れて家に帰り、ふとポストに目をやると往復はがきが入っていて。そのはがきをよく確認すると同窓会の案内。小学校、中学校、高校。それぞれの学級での思い出。どのクラスの同窓会の案内か、ということでも嬉しくなったり、参加したくなかったり。

思い出の蘇る、懐かしさもある同窓会ですが、その中にはいろんなあるあるが存在しますね。ここでは同窓会のあるあるエピソードを小学校、中学校、高校に分けてご紹介していきます。

では小学校編です。小学校は６学年ありますが、比較的４年生以上の学年が集まることが多く、淡い初恋の時期と重なる人も多いのではないでしょうか。また、大人になる前に、中学生時代、高校生時代に行われることもあるのが特徴です。

いろんなことを本気でぶつかりあい、友達と遊ぶ時間も多かった時期ですので、たくさんの思い出がそこには蘇ることでしょう。

いつもみんなを引っ張るリーダー的な男の子。とってもかっこ良かった初恋の子が、ぎょっとするようなオタクになってた、とか。時の流れと共に人それぞれのドラマがあり、その中で仰天チェンジをしている同級生が多いのは同窓会あるあるの定番中の定番でしょう。

初恋の人もそうですが、全然イケてなかった男の子が、オシャレ男子になっていたり、そこには昔のギャップも手伝って新しい恋の予感が転がってるかも。

初恋の子がいる同窓会のお誘いをもらった時から、胸はキュンとなって。あの頃のことをドキドキしながら思いだし、当日を迎えるのも同窓会あるあるでしょう。でもその相手のイメージがガラッと変わっていたり、というのは先にご紹介した通りです。

大人になって恋愛の達人になってたつもりなのに、妙にしどろもどろしたり。心の一部が当時に戻ったような感覚になるのが同窓会の面白いところです。

同じ環境で、同じ時を過ごしたというのは、同窓会に集まる人たちにとって大きな共通の話題です。同い年の人と出会っても、あの頃のあの音楽はこうだったよね、とか。グローバルな話題で話をつなぎがちですが、同窓会ではローカルな話が熱く盛り上がります。

あの先生の裏話とか、あの事件の真相とか。少しずつ思いだし、懐かしさも手伝って思い出せば出すほど楽しくなってきます。同窓会の盛り上がりあるあるですね。

あの可愛い丸顔の男の子が、髭の濃いがっちりしたおじさんになっていたり。そんなイメージのギャップに驚く人も多いですが、当時のままのイメージでそのまま大人になっている人もいます。

そんな人を見つけて「あの頃のままよね」とついつい言ってしまうのも同窓会あるあるですね。小学生の頃の記憶なので、そのイメージが保存されていることが微笑ましく感じられれます。

やんちゃないじめっこだった子が、社会人になってすごく真面目で温厚な青年になっている、というのも同窓会あるあるです。割といじめっこはリーダーシップがあったり、頭の回転がはやかったり、社会に出て役立つ要素がたくさんあったりします。

実社会の中で認められるにつれ、尖ってる必要もなくなっていき、人柄も温厚になっていくのかもしれません。これも時の流れが生みだす過去と今とのギャップのひとつです。

当時は一緒に時を過ごした仲間ですが、今はほとんどばらばらに生活をしています。みんな誰もが知ってる歌を歌うことになると、そこで登場するのが校歌。みんなで校歌を歌う、というのは同窓会あるあるです。これは年齢が上にいけばいくほど懐かしさも相まり盛り上がります。

それぞれの個性が際立ち、自分の将来の目的をもちはじめるこの時期、ただの初恋からさらに一歩前進した恋愛経験も増えてきます。そんな大人と子供のデリケートな期間を共に過ごした仲間というのは、人生の中でも少し特別な仲間なのではないでしょうか。

そんな独特な仲間が集まる同窓会は、はやり小学校時代の人たちや高校時代の人たちとの集まりとは少し違ったあるあるがあります。

男の子でも女の子でも、地味で大人しかった子が、大人になってぐっとオシャレになっていてビックリ。それもそのはず、中学生の頃って服装はおおかた制服ですし、お化粧もしてませんからね。大人になりオシャレを楽しめば全然イメージが変わっていて当然です。

地味だったあの子が実はこんなにはっちゃけた服装、メイクをするんだ、という意外性に驚くのは同窓会あるあるですね。

好きだったけど、勇気を出せずに告白できずにいた。そんな気持ちも時が経ち大人になったことで、お酒の勢いも手伝って、思わずぽろりと口にできてしまうのが同窓会のいいところです。もしもそこで砕けても、学生の頃のように毎日顔を合わせるわけではありませんしね。

そんなドラマの中で見たような告白が自分のもとに訪れたこと、今の自分の恋愛事情も手伝って「じゃ、付き合おっか」となりカップル誕生というのも同窓会あるあるです。そのまま結婚、ということもありますね。

大人社会が見えてきたり、いろんな秘密を抱えたりする多感な年ごろの中学生。運動会、文化祭、修学旅行などなど。イベントもたくさん経験し、その中では「実はね」という裏話がたくさんあるものです。

そんな今だから言える秘密や裏話の暴露話で盛り上がるのも同窓会あるある。当時のあの事件の真相をここではじめて知った、と盛り上がること間違いなしです。

暴露話が盛り上がると、当時の事件の当事者同士が「なるほど、そういうことだったのか」とお互い納得。長い年月を経てわだかまりが解消する、ということが起こります。当事者だけではなく、それをなんとなく傍で感じていた、心配していた友達たちもほっと胸をなでおろす。

そんな瞬間は同窓会ほっこりあるあるといえましょう。のどの奥に刺さってとれずにいた魚の骨が綺麗に無くなった感じで、美味しいお酒がすすみます。

おいしいお酒がすすむのはいいのですが、明らかに呑み過ぎ、ちょっとくだを捲いてまわりに迷惑をかけはじめる人が出はじめます。それが割と中学校の時には大人しかった子だったリして、そのギャップにビックリ。

まさか当時の様子だけでは誰がどれだけお酒を飲むようになるのかわかりません。勝手にイメージしているだけなのですけど、それでも「意外と酒豪だったのね」と新たな一面を発見するのも面白いところです。迷惑をかけない程度に、お酒はほどほどに。

「あれ、そういえばあの子来てないんじゃない」と来ていない同級生を思い出し、「そうそうあの子、最近こんな話を聞いたんだけど」と本人のいないところで噂話がはじまる。その噂が昼ドラのような内容だとまた一層盛り上がるのも同窓会あるあるです。

いろんな事情で来てないわけで、そんな中で変な噂が広がるのはちょっと勘弁してほしい迷惑な話ですが、人はいつの世でも、どの世代でも噂話が大好き。人の口には戸は立てられませんね。

義務教育を終えそれぞれの道に進み、違う環境の人が集まり共に時間を過ごす高校時代。精神的にもぐっと大人になり、昔からのしがらみから過去の自分を脱ぎ去り高校デビューする人も。誰もが新しい生活に胸を躍らせて入学したのではないでしょうか。

そんな高校時代の人間関係は、自分と密な人とは密に接しますがそうでない人とは距離をおく傾向があります。そうなれば自然と同窓会あるあるの内容も変わってくるというものです。

「あ、久しぶり」と勢いよく声をかけたものの、名前が出てこずにバツの悪い思いをするのはあるあるです。部活動を一緒に過ごした仲間ならばまだしも、意外とクラスメイトの名前はど忘れしているて思いだせないものです。

もっと古い記憶、小学生時代のクラスメイトの名前は思い出せるのですけれど、それだけ大人に近づいた高校生時代では、クラスメイト同士の横のつながりは淡白なのかもしれません。

なんとか名前を思い出し、懐かしい話に花を咲かせるのですが、話題が続かずに言葉に詰まるというのは同窓会あるあるです。卒業後にどのような人生を過ごしたのか、近況はどうなのかも話題のひとつです。

近況を話しているうちに仕事での成功、一流企業に就職したことをちらりと自慢する人たちが出てきて、自然と格付けチェックがはじまるのも同窓会あるあるです。男子は仕事上でのステータスをさりげなく自慢し、同性を牽制しつつ異性へ猛アピール。

女性はどんな彼氏と付き合っているか、どんな男性と結婚したか、どんな部屋に住んでて、どれくらい豊かで、どれくらい自分が幸せかのアピール合戦に発展していくことも。

 

アピール合戦でにわかに活気づいたところに、虎視淡々と隙を狙う人がいて。狙いを定めて「ちょっとお話があるんだけど」と怪しい勧誘をする人が現れるのも同窓会あるあるです。

マルチ商法のような怪しい儲け話あり、心の幸せをと新興宗教のお誘いあり。高校生の頃の友人は誘いやすく、断られても傷が浅いちょうど良い距離感なのかもしれません。

高校生時代にはじめて付き合い、深い関係になる人も多いですね。同窓会に元カレが来てるとちょっと気まずいのも同窓会あるあるです。もちろん円満な別れ方をしてその後も友達付き合いが続いているという方もいますけれど。

まだまだ拙なかった当時の恋に赤面するエピソードが多かったりすると、顔を合わすだけでも火照ってきそう。でも意識的に避けている様子は周りからもバレバレ。気さくに話しかけると案外気持ちが楽になるものです。

悲しい同窓会あるあるのど定番として、後から同窓会があったことを知り、自分は呼ばれなかったことに気付くというものがあります。遠く離れて音信不通ならばまだしも、地元に根付いて生活しているのに呼ばれないというのは悲し過ぎますね。

同窓会あるあるを紹介してきましたが、同窓会は決して楽しいエピソードばかりではありません。悲しいエピソードあり、当時のことを思い出のままにしておいた方がよかったということもしばしば。続いてはそんな思い出のままで良かったと思う同窓会のエピソードをご紹介していきましょう。

カッコ良かったあの彼が、お姫様のようだったあの彼女が、イケてない感じに大変身していてがっかりする。そんな同窓会あるあるですけれど、やっぱり憧れだった人がマイナス方向に仰天チェンジしているのを知った時は「来なければよかったわ」と後悔することも。

もしも時々思い出して、つらい時に励みにしていた人だったりしたらなおさらですね。憧れは憧れのままにしておいた方が幸せなこともあります。

時の流れの中で変化があるのは同級生だけではありません。自分たちが子供だったころも、すでに大人だった先生は、当然自分たちよりはやく齢を重ねています。

ふさふさだった先生がカツラになっていて、というのは笑える話ですが、元気だった先生が弱々しくなっているとなんだか切なく感じます。あの頃のように快活に叱咤激励してくれた先生だけに、ちょっと淋しく感じます。

残酷な現実ですが、すでに亡くなっている同級生、文字通り思い出の人となった同級生が出てきます。「そういえばあの子、今日参加しなかったのかしら」と思い幹事に訊ねてみると、実は亡くなったと知らされ、そこではじめて知るというのも、笑えない静かな同窓生あるあるです。

人によっては「自分だけ呼ばれない」という同窓会あるあるがありがたい人もいます。そもそも顔を合わせたくない、会いたくない相手がいるなど、参加できても行きたくない事はあります。そんな時に大人としてどのようにスマートに断るのがベストかをご紹介いたします。

断る理由としては、誰が聞いても「仕方がないよね」と思ってもらえる公明正大な理由が望ましいです。例えば海外出張が入っているとか、親戚の法事がその日は決まっていて、など。すでにスケジュールが埋まっているためにその日は空けることができないとなれば無理には誘えません。

また断り切れずに参加することになった場合は、数日前にインフルエンザなどの流行性の病気を理由にドタキャンすることも手です。しかし大人の対応としてできることならばドタキャンは避けたいところです。

押しの強い幹事からの誘いに断り切れず、といやいやながら参加を表明するよりは、曖昧に濁すようなことはせず、はっきりきっぱりと「いけません」と伝えることが大切です。曖昧さを相手につけいる隙を与えますし、もうすこし押せば来てくれると相手に期待を与えかねません。

その結果ドタキャンすることとなれば後々の印象も決してよくはないでしょう。ならばはじめからピシッと断ることが大人としての礼儀です。そういうのが苦手な方もいると思いますが、ピシッと。

同窓会あるあると一言でいっても、小学校、中学校、高校と時代が変われば内容も割合変わって来るのは面白いですね。小学校では友達との関係も密でなつかし話が盛り上がり、中学校ではあの時の秘密など暴露話が盛り上がり、高校生では割と大人なさらっとした人間関係が垣間見えます。

笑えないあるあるもありますが、同じ時を過ごした仲間の集まり。マナーをもって心地よい時間を過ごしたいものです。１０年後、またこのメンバーで同窓会を開きたいね。そんな言葉がこぼれる同窓会にするのは幹事の仕事ではなく、私たち次第ですから。