2019年02月04日公開
2019年02月04日更新
インスタ映えはうざいしきもい!インスタグラムのバカ女って?
インスタグラムで「インスタ映え」にこだわりすぎるあまり、周りからうざいと思われてしまうインスタ女子が増えてきています。インスタ映えにこだわる女子の特徴と、どうすれば「うざいインスタ女子」から「愛されるインスタグラマー」になれるかをまとめました。
目次
インスタグラムしている女子って本当にくだらない!
今やお洒落な女子を中心に、殆どの若者がインスタグラムを使用しています。2017年度のユーキャン新語・流行語大賞では「インスタ映え」が選ばれるほどに人々の間で浸透したSNSです。
しかしそんな絶大な浸透率にも関わらず、「インスタグラムばかりしている女子ってくだらないなあ…うざいなあ…」とも思ってしまうこのソーシャルネットワークサービス、インスタグラム。
人気度とこのような考え方の矛盾を生じさせているのはまさに「インスタ映え」です。つまり、厳密に言うと、「インスタ映えを意識しすぎている女子ってくだらないし、うざい」なのです。
そもそもインスタ映えとは?
そもそもインスタ映えとは、インスタグラムに写りや見栄えの良い(つまり「映える」)写真を投稿することです。
元々は、例えば高級レストランに行った、いつも行列のできるお店に並び食事した等、その写真を撮った際の行動内容も意味していたのですが、今は写真の映え方のみに重きを置く傾向が強いです。
つまり、いつもの景色も綺麗な写真としておさめられたら、「インスタ映え」しているといえるのです。
インスタ映えにこだわる心理とは?
インスタ映えにこだわる女子は、誰といてもどこにいても常にインスタグラムに投稿するための「インスタ映えする何か」を探しています。また、インスタ映えするかどうかという基準で自身の行動を決定することもあります。
なぜそこまでしてインスタ映えにこだわるのでしょうか。
他人に認められたい
投稿した写真がインスタ映えしているか否かは、他者からの「いいね」の数やコメントで判断します。
沢山の「いいね」やコメントをもらって他者承認欲求を満たしたい、そのためにはインスタ映えする写真を投稿しなければならない、それ故に常にインスタ映えを意識せざるを得ないのです。
自己顕示欲をアピールしたい
インスタグラムにインスタ映えした写真を投稿すると、色んな人からの反応が来ます。そうすると「もっと目立ちたい、注目されたい」「もっと特別な存在として認識されたい」というような自己顕示欲が満たされ,同時にその欲求はもっと強くなります。
より多くの反応を得て更に強い自己顕示欲を満たすためには、もっと「インスタ映え」する写真を撮らなければなりません。
寂しさを紛らしたい
無意識のうちにSNSを常に利用している、SNSを頻繁にチェックしていないと不安になる、言い換えるとSNSに依存している人は、「常に誰かと繋がっていたい」「自分は一人じゃないという実感がほしい」という気持ちが強いです。
自分の投稿する写真がインスタ映えすればするほど、インスタグラム上で多くの人が自分の存在を認めてくれるので、インスタ映えにこだわるのです。
マウントをとりたい
前述にもありますが、元々インスタ映えとは写真の映え方のみならず、その写真を撮る前後や最中の行為内容も含むものです。
例えばみんなが憧れている高額商品を購入し、見栄えよく撮影し「インスタ映え」すれば、羨むコメントや沢山の「いいね」を貰えて、周りよりも優位であると感じることができます。
つまり、インスタ映えをするとマウントがとれるので、高額な商品や長い行列にもインスタ映えのためならば、自身の資金や時間を投資するのです。
インスタ映えが嫌われる理由とは?
自分がインスタ映えした写真を投稿すると他者から認めてもらえて、他者のインスタ映えした投稿を見ると、その人の楽しい気持ちや珍しい体験、普段見ることのできないものを共有してもらえます。
そんないい一面を持ったインスタ映えですが、嫌われることもあります。綺麗で可愛くて、見ていてわくわくするような写真を共有していてもうざいと思われてしまう理由とは何なのでしょうか。
マナー違反する人が多い
インスタ映えのために立ち入ってはいけない場所に足を踏み入れたり、売り物である商品を私物のように雑に扱ったりするような、マナーを守れない人がインスタグラムの普及率の高まりとともに目立つようになりました。
芸能界でも、そのような問題を起こし、批判される芸能人が話題となりました。
周りからするとそのような行為は、非常識で迷惑にもなりえます。インスタ映えのために規則を破ったり、非常識な行動をとるインスタ女子が存在するため、インスタ映えそのものが嫌煙されてしまっています。
撮ることに夢中
インスタのストーリーや、タイムラインに投稿する「インスタ映え」する写真や動画を撮っている人は、撮ることに夢中になりすぎて周りが見えておらず、通行などの妨げになっていることが多々あります。
周りから邪魔だと思われているのにさえ気づかないほど撮ることに夢中になってしまうのです。
リア充アピールがひどい
「わたしはこんなにリア充なのよ」と見せつけんばかりに頻繁に旅行に行ったり誰かと遊んだりし、その都度インスタ映えした写真を投稿している人は、「リア充だとアピールするために必死だなあ…」と呆れられてしまいます。
また、彼氏との記念日には、惚気を毎月投稿し、リア充アピールをするインスタ女子もいます。
その人の頻繁なリア充アピールのための投稿でタイムラインがいっぱいになると、友達からも「うざい」とさえ思われてしまいます。
インスタ映えを気にする女子あるある
周囲から「うざい」とまで思われてしまうにも関わらず、インスタ映えを気にしてしまう女子が多いですが、彼女たちのインスタ映えを気にしすぎるゆえにやってしまいがちな「あるある」をご紹介します。
加工しまくった自撮り
実際の友達や好きな芸能人しかフォローしていないはずなのに、「これ誰?」と目を疑うほど別人のような顔が、インスタのタイムラインに流れてくることがあります。
他者承認欲求が満たされず、インスタ映えしていいねが欲しい、認められたい、そんな気持ちから本人だと認識できないほど加工した自撮りを投稿してしまうのです。
ちなみに余談ですが、このように自身の顔を加工しまくる人ほど、他者の自撮り投稿を見て、その加工度合いを批判する傾向にあります。
ハッシュタグが多い
フォロワーを増やしてもっと特別な人間だと思われたいが故に、あまり投稿とは関係のないハッシュタグを付けたり、似たような内容のハッシュタグをいくつもつけたりする行為も、インスタ映えを気にする女子あるあるの行為です。
意味深な投稿
インスタの投稿にやたらこだわる女子たちは、誰かに見てほしい、寂しい、かまってほしいという気持ちが強いです。
ですから、それらを満たすために、見た人が「落ち込んでいるのかな?」「大丈夫かな?」と心配してしまうような投稿を敢えてするのです。
たまにするのであればさほど嫌われませんが、あまり頻繁にそのような投稿を行うと、うざいと思われてしまいます。
内容と関係ない自撮りの投稿
意味深な投稿をしがちではありますが、一方で内容のないただ自撮りを載せたいだけなのがバレバレな投稿をしてしまうのもインスタ女子あるあるです。
「今日はAちゃんに会えて嬉しかった」と投稿しているのに写真にAちゃんが写っていなかったり、「観光地に行ってきたよ」という文とともに背景では全くそこがどこなのか判別できないような自撮りを載せたりします。
ストーリーの連続投稿
何かするたびにストーリーを更新しがちなインスタ女子は、一日に何十回というレベルでストーリーを連続投稿します。
インスタを開いた際に毎回彼女たちの投稿が表示され、「また更新している…毎回開くたびにこの人ばかり表示されてうざいなあ」と思われてしまいます。
インスタ映えを気にする女子のNG行動
インスタ映えのためなら時間もお金もいとわないと言わんばかりにインスタ映えにこだわる女子たちがやってしまいがちな、うざいと周りに思われてしまったり、場合によっては違法にもなってしまったりするNG行為にはどのようなものがあるのでしょうか。
食べ物を粗末に扱う
インスタ映えのためだけに食べ物を注文あるいは購入し、全部食べずに残したり捨てたりしてしまうインスタ女子もいます。食べ物を大切にできない女子は同性からも異性からも嫌われてしまいます。
嘘をつく
一人で食事に行ったのに、友達がいないと思われたくなくて二人分注文したり、テーマパークに行って知らない人に友達として一緒に写真を撮ってもらったりと、インスタ女子の中には、インスタ映えを気にするあまり、嘘をついてしまう人もいます。
中には、相手に許可を得ずに、映り込んでいる男性を勝手に「彼氏」として投稿してしまうインスタ女子も存在します。あまり嘘の投稿をしていると、うざいインスタグラマーというレッテルを貼られ、投稿を見てもらえなくなることもあります。
自分以外の人の写りを気にしない
友達と一緒に写った写真も、自分さえ可愛く綺麗に写っていれば他の人が目を瞑っていようが盛れていなかろうがお構いなしに投稿し、友達からうざい女子認定されてしまうインスタ女子も多いです。
このようなインスタ女子は、加工をする際も自分だけ加工して友達の顔は一切加工しない傾向にあります。
目の前にいる人に敬意を払わない
せっかく友達と会っても、インスタの更新にばかり夢中になってしまうインスタ女子。また、大好きな彼とデートしているときでさえインスタばかりで、彼からは「何のために一緒に来たの?」「インスタの更新のためにデートしているのか?」と思われてしまいます。
人と繋がるためのSNSなのに、インスタ映えすることに躍起になりすぎて人間関係をだめにしてしまっては本末転倒です。
インスタ映えを気にする男子あるある
インスタ女子を「うざい」と嫌う男子は多いですが、勿論男子の中にも女子と同じようにインスタ映えを気にする人もいます。
そんなインスタ男子の中には、一体どのような種類があるのでしょうか。
ビジネスの自慢や勧誘をする
投資や仮想通貨などで稼げたことを自慢するインスタ男子は、その稼ぎで購入した車や高級な時計などを綺麗に撮り、投稿文には「ビジネスで人生変わった」「自分についてきてくれたら人生変えてみせます」などといった内容を毎回入れています。
ストーリーには「仲間」「カフェ活(ビジネス仲間と集まりカフェで話し合いや仕事をすること)」という投稿を毎日のように行います。
女子の中にはそんなインスタ男子を「かっこいい」と思う人もいますが、ほとんどの女子からはうざいと思われたり、嫌われたりしてしまいます。
同じものをひたすら撮って投稿する
例えば、好きな食べ物がラーメンだからと言って、投稿が全てラーメンしかないインスタ男子も少なくありません。
たとえどれほどインスタ映えした写真を載せていても、どんな人なのか知りたくてフォローしたのに毎回投稿が同じものばかりでは、見る気が失せてしまいます。
未成年に多い「飲み会自慢」投稿
お酒を飲み始めたばかりのインスタ男子は乾杯している場面を頻繁に投稿しがちです。
成人している場合にはさほど問題はないのですが、未成年の飲酒は法律で禁じられています。
飲み会自慢をする未成年のインスタ男子は、言い換えると、モラルやマナーを守った投稿ができないインスタ男子であり、インスタ映え以前の問題です。
インスタ映えに本当に意味はあるのか?
インスタで投稿をするにあたり、インスタ映えを意識することで人から認められ、目立つことが出来、さらにはいろいろな人と繋がれると思っているインスタ女子は多いです。
しかし、インスタ映えを意識するあまり周りが見えなくなり、うざいと思われてしまっている現実があります。
本来の「他者と繋がるためのサービス」であるSNSの役割を邪魔してしまっているインスタ映えは、意味のあるものとは言い難いです。
インスタ映えが全てじゃない
綺麗な写真や非日常な体験を共有したいと思っても、うざいと思われて誰からも見てもらえないのは悲しいことです。せっかくインスタを利用するなら、見る側も自分自身も楽しみたいものです。
「この人の投稿をもっと見たい」と思ってもらえるような愛されるインスタグラマーになるには、どうすればいいのでしょうか。
見る側を意識した投稿
投稿する際には、自分の投稿を見た相手がどう思うかを第一に考えましょう。
ただの自己満足になってないか、もし自分が見る側だったら不快だと思わないかなどを意識することで、うざいインスタ女子になってしまうことを防げます。
インスタに振り回されない
インスタを中心に行動せず、生きた体験を、その瞬間をしっかり楽しむことにフォーカスしてみましょう。
記録をどれだけ素敵に残しても、記憶に残る思い出が少なくなってしまうのはもったいないです。
例えば、インスタ映えのために旅行に行くのではなく、旅行で楽しむついでにインスタを利用する、くらいの気持ちでいられると、もっと充実した生活を送れます。
マナーやルールを守る
インスタ映えにこだわる女子がくだらないと思われる原因の一つは、インスタ女子がインスタ映えのために撮ってしまうNG行為にあります。SNSで認められることも大事ですが、現実世界でもしっかりマナーやルールを守り、認められる人になりましょう。
素敵で愛されるインスタ女子になろう
インスタ女子はくだらない!と思われがちですが、発信の仕方や内容を変えることで同性からも異性からも愛されるインスタ女子になることもできます。
物事には必ず良い面と悪い面が存在します。インスタグラムの良い面を輝かせる使い方で、愛されるインスタ女子になり、素敵なSNSライフを送りましょう。