正義感が強い人の特徴とは?正義感が強すぎる人って?
あなたの周りに正義感が強い人はいるでしょうか。今回は正義感が強い人の特徴について紹介させていただきます。正義感が強い人にはどんな印象を持っているでしょうか。もしもちょっと面倒くさいと感じているのであれば、正義感が強い人への対処法もチェックしてみましょう。
目次
正義感が強すぎる人はうざい!
あなたの周りには正義感が強すぎると感じる人はいるでしょうか。友達や恋人が正義感が強すぎて困ると感じている人もいるかもしれません。
正義感が強い人というのは、周りの人からうざいと思われていることも多いようです。もしかしたらあなた自信がうざいと思われている正義感の強い人になっているかもしれません。
今回は正義感が強い人の特徴と、正義感が強すぎる人の対処法を紹介させていただきます。
「正義感」の意味とは?
正義感が強い人のことを紹介していきますが、正義感が強い人の正義感とはどんな意味の言葉なのでしょうか。いい意味の言葉だとは思いますが、正義感の言葉の意味をみていきましょう。
正義感というのは、誰よりも正義に対する気持ちを持っているという意味になります。良いことと悪いことの分別がついて、良いことを実践することができるという意味になります。
「正義感」の類語
正義感とは正義の気持ちを持っているという意味になりますが、正義感の類語とはどんなものがあるのでしょうか。正義感の意味を理解するためにも、正義感の類語をチェックしておきましょう。
正義感の類語と言われているものは、道徳心や両親、責任感というような言葉になります。しかし同じ意味になるような類語はないようです。
正義感が強い人の特徴【性格編】
それでは正義感が強い人の特徴をみていきましょう。正義感が強い人にはどんな特徴があるのでしょうか。場合によっては周りの人が困ることもある、正義感の強い人の性格の特徴からチェックしていきましょう。
小さな不正でも許せない
正義感が強い人の性格の特徴には、小さな不正でも許すことができないという特徴があります。正義感が強い人は、他の人が「それくらいはいいのではないか」と思うようなことでも見逃すことができないのです。
例えば何かで順番に並んでいて、友達がきたので前に入れて上げるというのは、待っている人もいるのに良くないだろうと考えるのが正義感の強い人になります。
正義感が強い人は、決められていることから少しでも外れてしまうようなことがあると、許すことができないという気持ちになってしまうのです。
意志が強い
意志が強いというのも正義感が強い人の性格の特徴です。正義感が強いという気持ちを貫くためには、意志が強くなくてはいけないこともあります。
正義感が強い人というのは、時々周りの人から嫌がられてしまうこともあります。「それくらいいいのではないか」と言われても正義感を貫くためには、強い意志がなければできることではありません。
正しいものは正しいのだから、これをやるべきだというように言い切ることができる強さがあるというのが、正義感が強い人の性格の特徴です。
頑固である
頑固であることが多いというのも意志が強い人の性格の特徴です。意志が強いという性格とも似ていますが「これが正しい」と思ったことに対して、周りの人がなんと言おうと正義を貫こうとするのは、多少頑固であることも影響しています。
周りの人から何を言われても、意見を曲げることがないというのは頑固であるという性格でもあるのです。頑固になって周りの人の意見を聞き入れようとしないというところも、周りの人に煙たがられてしまう原因になっています。
自分の行っていることは正しいと、意見を曲げることがないということも、正義感が強い人に観られる特徴です。
嘘を言うことがない
正義感が強い人の特徴には嘘を言うことがないという特徴があります。相手を思っての嘘であったとしても、「嘘を言うことは悪いこと」と一般的には言われているので、嘘は言ってはいけないことだと思っているのです。
嘘を言うことがないということで、多くの人から「あの人は嘘を言うことがない」と信頼を得られることができるということもあります。どんなことでも素直に答えてくれると感じる人もいるでしょう。
仕事の面では嘘を言うことがないという性格は良いことになりますが、プライベートでは「嘘も方便」と言われるように、時には相手を思う嘘を言うことが必要になることもあります。
正義感が強い人は、仕事だからとか、プライベートだからと考え方を変えることができないので、ちょっと面倒だと感じる人も増えてしまいます。
正義感が強い人の特徴【行動編】
正義感が強い人の性格の特徴をみてきましたが、いい面もあればちょっと面倒に感じる性格であることがわかります。それでは正義感が強い人の行動の特徴にはどんな特徴があるのでしょうか。
ルールを守る
正義感が強い人の特徴には、ルールを守るという特徴があります。正義感が強い人は、他の人の些細な不正を許すことができないという気持ちがあるので、自分自身もルールを破るということがありません。
ルールを守るというのは、社会的なルールはもちろん、小さなルールでも必ず守ります。「これくらいなら許されるだろう」というようなことはありません。
自分がルールをしっかりと守っているからこそ、周りの人がルールを破ることも許したくない、許すことができないという気持ちになってしまうのです。
約束を破ることはない
決められているルールだけではなく、人との約束を破ることがないというのも正義感が強い人の特徴です。人と約束をする時には、しっかりと約束を守ることができるのかどうかを考えてから約束をします。
約束したことは守らないので、例えば友達と遊ぶ約束をした日がたまたま大雪の日であっても、時間通りに約束した場所に行くために何時間も前に家を出るようにするのです。
仕事の時なら当然のことですが、「雪が降っているから、約束の時間をずらしてしまおう」とは考えないで、約束を守ろうとするのが正義感が強い人の特徴です。
指摘をすることが多い
正義感が強い人の行動の特徴には、指摘をすることが多いという特徴があります。正義感が強い人は、自分もルールや約束に対して守らなくてはいけないと思っていることが強いですが、周りの人にも自分と同じくらいルールなどを守ることを押しつけるところがあります。
自分と同じような正義感を、周りの人にも求めてしまうので、言わなくてもいいことまで言ってしまうことがあるというのが正義感が強い人の特徴です。
正義感が強い人は心の中で「こうすればいいのに」と思うだけではなく、相手に直接「こうするべきだ」と意見を言ったりルールが守られていないことを指摘してしまうという特徴があります。
常に正論
常に正論を言ってくるというのも、正義感が強い人の特徴です。ルールを守れていないことを指摘してきたり、悪いところを悪いと直接相手に伝える時には「こうしたらいいんじゃない?」というような提案ではなく「こうするべき」という言い方をします。
正義感が強い人が言っていることは間違ってはいない正論なので、言い返すことはできないものの、そんな言い方をしなくてもいいのではないかと思ってしまうと言うのが、正義感が強い人が面倒くさいと思われてしまう理由になっています。
常に正論で言われることで「言っていることは間違っていないけれど」と反感をかってしまうというのが、正義感の強い人の特徴です。
正義感が強い人への印象
正義感が強い人は周りの人にはどんな印象を与えているのでしょうか。正義感が強い人に対しての、周りの人の印象をまとめてみましょう。
あなたもあなたの近くにいる正義感が強い人には、同じような印象を持っているのかもしれません。もしかしたらあなた自身が周りの人から同じように感じられているかもしれません。
頼りになる
正義感が強い人への印象にはどんなものがあるのでしょうか。正義感が強い人というと、戦隊ヒーローやアニメのヒーローを思い浮かべるという人もいるかもしれません。そういう人というのは、頼りになる、リーダー気質を持っていることがあります。
ビジネスの場面や、チームで行動するような場合には、頼りになる存在だとして周りの人から好かれることも多いようです。
正義感が強い人は立場が上の人に言われたからとか、これくらいは目をつぶって欲しいというような上からの意見もはねのける力があるので、理想の上司だと思われることもあるようです。
付き合うのが面倒くさい
ビジネスの場面では頼りになると思われる正義感が強い人ですが、プライベートでは付き合うのが面倒くさいと感じることも多くなります。正義感が強い人は、友達だからこれくらいは見逃そうというようなことはありません。
楽しく遊んでいる時やであっても、正義感が強い人が許せないと感じるところは指摘をしてくることもあります。正論で攻撃をしてくるので、楽しく遊んでいた雰囲気を壊してしまったり、指摘されたほうは怒りだしてしまうこともあります。
周りの人がなだめても、正義感が強い人は自分の考えを曲げることがありません。アドバイスを聞き入れることもないので、付き合うのが面倒くさいと感じられることもあるようです。
正義感が強い人に向いている仕事
正義感が強い人に向いている仕事にはどんな仕事があるのでしょうか。正義感が強いというのは仕事で使える性格ですが、正義感が強い人が自分の持っている正義感をフルに使ってできる仕事について紹介させていただきます。
警察官
正義感が強い人に向いている仕事には警察官があります。警察官はまさに、犯罪をなくすために正義感を持って取り組まなくてはいけない仕事になります。
正義感が強い人は融通がきかないというところがありますが、警察官は法律など決まっていることを守ってもらうために仕事をする職業でもあるので、融通がきかないという性格は警察官にとっては適正だとも言えるかもしれません。
些細なことでも見逃すことがなく、正義感を持って仕事をすることができる職業になるでしょう。
弁護士
弁護士も正義感が強い人に向いている仕事です。刑事事件であれば、犯罪を犯した人が本当に犯罪を犯しているのか、正義感を持って調べなければいけないということがあるかもしれません。
民事事件などの場合は、どうすることがその人にとって良い結果になるのかを考えながら、自分なりの正義感を持って仕事に対応していかなくてはいけません。反対されることがあっても、自分の気持ちが曲がらないように、強い意志を持っていることも大切です。
自分の意志を貫いて正義を通そうとすることができるので、弁護士は正義感が強い人に向いている仕事になりそうです。
裁判官
裁判官の仕事も正義感が強い人に向いている仕事になります。裁判官は、与えられている資料などから判決を決めなくてはいけないという大切な役割を持っています。
その人の人生を左右するかもしれない判決を決めるためには、自分の持っている正義感を信じて、強い意志を持って仕事をしていかなくてはいけないでしょう。周りの人が有罪でいいのではないかと言われたから有罪にしてしまった、では仕事になりません。
周りの人になんと言われても自分の意見を混ぜずに、正義感を貫くことができる正義感が強い人には裁判官の仕事が向いています。
正義感が強すぎる人への対処法
正義感が強い人は頼りにもなりますが、正義感が強すぎる人には困ってしまうこともあります。正義感が強すぎると感じる人と上手に付き合っていくためには、正義感が強すぎる人にはどんな対処法をするといいのでしょうか。
聞き流すようにする
正義感が強すぎる人への対処法には、聞き流すようにするという方法がおすすめです。正義感が強すぎる人の言っていることは正論ですが、全て正義感が強すぎる人の意見を聞いていたら疲れてしまいます。ある程度聞き流すようにするのもいいでしょう。
反論しない
正義感が強すぎる人は、何を言っても自分の意見を曲げることはありません。正義感が強すぎる人に「そんなこと言わなくても」なんて反論したくなってしまいます。
しかし反論すれば、さらに熱く正義を語られることになる場合もあります。反論をしない方が早くその場をおさめることができるでしょう。
その人の前では気をつける
正義感が強すぎる人への対処法には、正義感が強すぎる人の前では、ルールや決まっていることを守るようにするという方法もあります。
正義感が強すぎる人の指摘は正論です。正しいことを言われると、反論することができないこともあり、なんとなく自分も嫌な気持ちになります。
正義感が強すぎる人の前だけはルールを守るようにしておけば、正義感が強すぎる人の指摘されることもないでしょう。
正義感が強すぎるのは病気の可能性もある
正義感が強すぎるというのは、その人の持っている性格が関係していると言われています。しかし正義感が強すぎるというのは、病気である可能性もあるようです。正義感が強すぎるようになる病気とはどんな病気なのでしょうか。
うつ病の可能性
正義感が強すぎるのは、うつ病の可能性もあるようです。うつ病になると、自分自身を責めるようになることがありますが、自分ではなく自分の周りの人が悪いと考えるような症状があります。
自分のやっていることは正しくて、周りの人がやっていることは正しくないと思ってしまうことで、周りの人に正義感を振りかざして攻撃をしてしまうという場合もあるようです。
発達障害の可能性
発達障害の人も、正義感が強くなりすぎることがあります。発達障害の症状の中には、ルールを必ず守るという症状があるのです。
例えばカップラーメンは必ず3分00秒まで待つとか、料理のレシピに1cm幅で切ると書かれていたら、定規で測りながら1cmに切るというような行動をすることもあるようです。
正義感が強すぎるのも問題!
今回は正義感が強い人の特徴や正義感が強すぎる人への対処法などを紹介させていただきました。正義感が強い人はリーダーシップもあって、ビジネスの場面では頼りにされるようですが、プライベートでは煙たがられることもあるようです。
もしもあなたが正義感が強い方だと思っているなら、相手に伝える言葉を優しくするということも考えるようにしましょう。