2019年02月09日公開
2019年02月09日更新
喧嘩するほど仲がいいの本当の意味とは?
あなたは「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を聞いた事はありますか?今回は、カップルに焦点を当てて、喧嘩するほど仲がいいのは本当か喧嘩をしても仲のいいカップルの特徴について説明します。また、仲直りのポイントや喧嘩をする時に気を付ける事にも触れていきます。
目次
喧嘩するほど仲がいいってほんとなの?
「喧嘩」という言葉を聞くと、悪いイメージを持つ人は少なくはありません。友達や恋人と喧嘩別れしてしまい、大切な人との交流が断たれて苦い経験をしている人も中にはいるでしょう。
一方で、「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を耳にした事がある人も多いのではないでしょうか。それでは、喧嘩ばかり繰り返しているカップルは「仲がいい」というのは本当でしょうか。今回は、喧嘩を繰り返すカップルは仲がいいのか悪いのかを解説していきます。
「喧嘩するほど仲がいい」の本当の意味とは?
あなたは、「喧嘩するほど仲がいい」の本当の意味を知っていますか?「喧嘩するほど仲がいい」という言葉の意味には、「お互い仲が良いからこそ本音をぶつけてしまい、喧嘩に発展してしまう」という意味が含まれています。
「お互いに仲が良いからこそ、遠慮なく本音が言い合える」という前提条件があります。つまり、仲が良くない間柄の喧嘩については、「喧嘩するほど仲がいい」とは言えません。
それでは、喧嘩するほど仲がいいカップルとは一体どのような特徴を持っているのか解説します。
喧嘩するほど仲がいいカップルの特徴
喧嘩ばかりしていても、一向に別れる気配のないカップルを見たことがある人も多いでしょう。「喧嘩するほど仲が良い」というカップルの特徴について4つ紹介します。
交際期間が長くお互いをよくわかっている
喧嘩するほど仲がいいカップルの中には、お互いをよく知っていて交際期間が長いという特徴を持つカップルもいます。
この特徴を持つカップルは、「これを恋人に言っても大丈夫か否か」の線引きを無意識にしていますので、別れてしまう程に酷い喧嘩をする事はありません。
お互いを知り尽くしているからこそ、自分の本音を相手にぶつけて現状を改善していける前向きな喧嘩をする事が多いでしょう。
相手を必要以上に干渉しない
「相手を必要以上に干渉はしない」というカップルは、喧嘩するほど仲がいいカップルである可能性が高いです。
口やかましくせずにお互いを尊重して自由な行動をしているため、喧嘩に発展する事があっても、「いつも好き勝手しているから」と大きな問題になる事はないでしょう。
思ったことをその都度口に出す
「喧嘩するほど仲がいい」カップルの特徴の1つとして、お互い思った事をその都度口に出すようにしているカップルがあります。
例え、口喧嘩になっても「いつもの延長」と捉えますので、2人でこの状態を解決しようとします。また、普段から自分の気持ちを口に出している事によって、ストレスが爆発したような罵り合いをする可能性は低いでしょう。
そして、本音が言える大切なパートナーであると絆が深まっていきます。
一緒に楽しめる趣味などがある
「恋人とは共通の趣味などを持っている」というカップルは、喧嘩をしても険悪になる可能性は低いでしょう。
お互い一緒に楽しめる趣味などがあれば、楽しい時間を共有していくうちに喧嘩した出来事そのものが薄らいでいきます。結果として、「恋人といると楽しいから、喧嘩はするけど別れるほどではない」とポジティブな結論を出す事が多いのです。
そして、お互いの仲はどんどん深まっていきます。
喧嘩をするほど仲が悪くなるカップルの特徴
喧嘩するほど仲が良くなっていくカップルがいる一方で、喧嘩をするほど仲が悪くなっていくカップルも当然ながらいます。
それでは、喧嘩をするほど仲が悪くなるカップルとはどのような特徴を持っているのか紹介します。
感情のまま当たり散らす
「言ってる意味が分からないなんてお前はなんてバカなんだ」と感情のままに怒鳴り散らしてしまうような喧嘩をするカップルは、喧嘩をすればするほど険悪になっていくでしょう。
相手を尊重する事のない恋人とは、長続きしません。お互いにストレスが溜まって別れる日も近い未来に訪れてしまいます。
相手を傷つけることを言う
「あの女性は脚線美だけど、お前の足は大根みたいで女性としてダメ」など、デリカシーのかけらもなく相手を傷つける事を言うカップルは、喧嘩をすると罵詈雑言が出てきてしまい、相手の自尊心を傷つける事が多いでしょう。
怒りに任せて、相手を傷つけるような事を言ってしまうとその場で永遠の別れになる可能性もあります。
無視や無言状態が続く
喧嘩をして謝るタイミングを逃してしまい、無視や無言状態が続くカップルは喧嘩するほど仲が悪くなってしまいます。
謝る事がないと、喧嘩をするたびに消化不良になります。その結果、ストレスがたまって仲が悪くなっていくでしょう。
喧嘩をするメリット
人は誰しも、なるべくであれば大切な恋人と喧嘩は避けていきたいと考えます。しかし、喧嘩をする事は決して悪い事ばかりではありません。お互い本音を出して喧嘩をするメリットを解説していきます。
相手が求めている事がわかる
恋人と喧嘩をする最大のメリットは、相手が求めている事がわかる点です。特に、男性は女性の気持ちを察する事が苦手な傾向がありますので、知らず知らずのうちに女性に不快感を与えている可能性があります。
はっきりと自分の気持ちを喧嘩をいう形で伝えて、はじめて「相手はこのような意味合いで自分に言ってきたのだ」と知る事が出来るでしょう。また、男性側の不満を女性に訴える事によって、気持ちに寄り添えるのです。
ストレスがたまらない
自分の気持ちを恋人に吐き出す事によって、ストレスを溜めずに済むというのも喧嘩をするメリットです。恋人もしょせん他人同士なので、価値観の違いからストレスを溜める事は多々あります。
不満のはけ口がないと、いつしか爆発してしまいます。大好きな恋人と付き合っているのにも関わらず、ネガティブな感情が溜まってしまうのは非常にもったいない事です。
大好きな恋人だからこそ、その都度自分の気持ちをマイルドに伝えて、絆を深めましょう。
喧嘩するほど仲がいいカップルの仲直りの仕方とは?
恋人と喧嘩をするとどうしても険悪になってしまうと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんなあなたのために、喧嘩をするほど仲のいいカップルはどのようにして仲直りをしているのか解説していきます。
素直な気持ちをメールで送る
恋人同士の喧嘩は、売り言葉に買い言葉になってしまい、時には相手を傷つけるような事を言ってしまい後悔するケースも多々あります。
恋人と喧嘩をしてしまったら、気持ちが落ち着いてからフォローのメールをしましょう。「私が発言したことは、このような意味合いだった」と素直な気持ちを伝えましょう。また、「ごめんなさい」と潔く謝る文面があると良いです。
つい余計な事を言って恋人と口喧嘩をしてしまうので悩んでいるというあなたも、メールであれば自分の気持ちを整理しながらじっくりと自己表現ができるはずです。メールでフォローを入れる事で、恋人との仲直りもスムーズになります。
相手の好きなお菓子などを買っておく
恋人と喧嘩をしてしまったら、お詫びの気持ちとして相手の好きな物やお菓子などを買って謝るのも仲のいいカップルでいる秘訣です。
例え、自分の口からうまく謝る事が出来なくても、相手の好きな物やお菓子というアイテムがあると相手はあなただけに集中する事はありません。
また、「自分と仲直りしたい気持ちがある」と相手があなたの気持ちを察する事もあるでしょう。
喧嘩するほど仲がいいカップルの喧嘩の心得
いくら努力をしていても、些細なことから恋人と喧嘩をしてしまうものです。喧嘩するほど仲がいいカップルはどのような点に気を付けて喧嘩をしているのか紹介します。
恋人と喧嘩をして最悪な結果にならないためにも、喧嘩するほど仲のいいカップルが喧嘩の時に心得ている「喧嘩のコツ」を学んでみましょう。
喧嘩を引きずらない
喧嘩するほど仲がいいカップルは、喧嘩を引きずる事はありません。喧嘩した事をいつまでも引きずって、ふとしたきっかけで喧嘩を蒸し返すような発言するのは、相手の逆鱗に触れる可能性があります。
お互いに謝罪をしたら、「この件はこれで終わり」と忘れる努力をして、恋人との楽しい時間を積み重ねていきましょう。
相手の容姿を貶さない
恋人との喧嘩がヒートアップしても、決して相手の容姿をけなすような事だけは避けましょう。容姿については大変デリケートな問題です。
恋人から容姿について否定的な事を言われてしまうと、それだけで恋愛感情が冷める人も中にいます。相手の容姿は喧嘩内容とは関係がありません。
喧嘩のたびに容姿を否定されてしまうと、「この人とはつり合いが取れない」と相手が自信を失くして破局になる可能性があるでしょう。
相手の家族を悪く言わない
恋人と喧嘩した時に、全く無関係な相手の家族についての悪口を言うのはやめましょう。相手にとって大切な家族がいて今の「相手」が出来上がっています。家族を悪く言うという行為は、育ってきた環境そのものの否定と変わりません。
また、家族を悪く言う恋人との「結婚」を考える奇特な人は、ほとんどいません。仲のいいカップルでいるために、喧嘩内容とは無関係な家族否定は絶対にしてはいけない事です。
相手の気持ちも大切に
育ってきた環境が違う恋人と過ごしていると、価値観などの違いから喧嘩になってしまうものです。いつまでも仲のいいカップルでいるためには、喧嘩をしても「相手の気持ち」や「相手を思いやる心」が必要不可欠です。
相手の悪いところばかり目を向けず、2人の絆を深めましょう。