ハーフが可愛い理由とは?かわいいハーフを紹介!
ハーフの人たちは芸能界、特にモデル業界に多いというイメージがありますが、その外見の美しさ、可愛い様に憧れる人は多いでしょう。ではなぜハーフ、つまり混血の人たちは可愛い外見となるのでしょうか。その理由やハーフの人々が背負う苦労など、様々な面からみていきましょう。
目次
ハーフに美人や可愛い人が多いのはなぜ?
小学校や中学校のとき、まだ誰も化粧をしておらず、生まれ持った顔で外見の全ての印象を作っていたころ、日本人とあまり違和感はないけれど、確実にちょっと違う!と思うような美少女はいませんでしたか?
その美少女の多くは、ハーフの子であることが多かったはずです。大きな二重の瞳に通った鼻筋、白い肌がそこら辺の日本人と何違う!と感じたはずです。
「ハーフの女性には美人や可愛い子が多い」というのは噂だけでなく、自分の実感として感じた人も多いでしょう。ではなぜ混血になると外見のレベルがよくなるのでしょうか?
そもそも「ハーフ」とは?
「ハーフ」という英語そのものは「半分」という意味であって、決して混血という意味ではありません。
しかし島国で長らく鎖国をしており、長い間日本人同士で繁殖してきた日本において、片親が日本人ではない、という子供のことを「半分よその血が混じっている」という意味で「ハーフ」と表現します。
これはあくまで日本でだけの表現として捕らえるのが良いでしょう。日本に住んでいるからには親も当然日本人である、という前提のもとに、ちょっと違っている人を区別するための言葉だからです。
クオーターとの違い
クウォーターは英語の「4分の1」という意味ですが、日本においては、「ハーフ」が日本人と外国人の間に生まれる子供を指し、クウォーターはそのハーフを親に持つ子供を指します。
つまりハーフは、父母のどちらかが外国人の子供で、クウォーターは祖父母の誰かが外国人の子供、ということです。
ハーフが可愛い理由
違った人種が交わることでお互いの優性遺伝を引き継ぐ子供が生まれるので、ハーフは可愛い、美人、そして格好良い子供が生まれやすいといわれています。
例えば美人や可愛い人の特徴によくある二重は優性遺伝となりますので、二重と一重の両親から生まれてくる子供は二重になる確立が高いということです。
「目の大きさ」「目の色の濃さ」「まつげの長さ」そして「二重」は全て優性遺伝であることがわかっていますので、両親にこうした特長がある子供は当然それを引き継ぐことになります。つまり、なるべくしてなった美しい・可愛い女性なわけです。
①目が大きい・鼻が高い・彫りが深い
多くの混血児の特徴である、目が大きいとか鼻が高いとか彫りが深い、という特徴は、優性遺伝が出た結果ということになります。
日本人は黄色人種であり、全体的に丸く小さく細く、そして平べったく凹凸があまりないという特徴を持った顔立ちをしていますので、人種が違う血が入ることでその特徴から少し離れることが可能になります。
瞳が大きく鼻筋が通っていて、堀が深いという特徴を持った女性は、間違いなく美人・可愛い人に分類されます。
②日本人好みの外人顔
ハーフの人たちは半分は日本人の血が入っています。そのため、パッと見がものすごく外国人風というわけではありません。どちらかというとアジア人の瞳の形をしており、髪の色も黒色であることが多いですが、肌が白くて目の色が薄い、など、ポイントが外国人風なのです。
そのため日本人に混じっていてもさほど違和感がありません。見慣れた日本人の特徴がありながらもエキゾチックな面立ちをしているため、彼らは日本人好みの外国人顔になるのです。
これは、日本人の血が全く入っていない外国人よりも、受け入れやすい顔、しかも可愛い顔と認識されるということになります。
③背が高くスタイルも良い
背の高さやバストサイズなども、優性遺伝です。そのため、純日本人に比べると手足が長く背も高い女性となりやすいですし、小顔でスタイルも良い人たちが生まれやすい、ということです。
姿美人という言葉があるように、スタイルが良いということはそれだけで美人の女性の特徴となります。
④性格も可愛い人が多い
文化が違う外国人同士が結婚し、生活を共にするには同胞同士の結婚では想像も出来ないような苦労があるでしょう。そしてその子供も、少し目立つ容姿のために、幼少時代から異端者排除の本能に従って苛められることが多いそうです。
特に女性であれば、まだまだ男女平等とはいかない日本において、従順さが求められてしまうこともあります。
その結果、周囲の空気をよく読み、素直で可愛い性格の女性になることが多いのかもしれません。異なった文化をすり合わせて結婚生活を送る、苦労された両親の教育の結果ともいえるでしょう。
可愛い&美人ハーフの組み合わせ
骨格やその他、やはり日本人と掛け合わせたら相性がよい、という組み合わせは存在します。では日本人とのハーフなら、どこの国が可愛い&美人の女性が生まれる確率が高くなるのかを見ていきましょう。
日本人とアメリカ人
日本は戦後からアメリカに対する憧れが特に強い国です。そしてアメリカ人と日本人の両親の間に生まれたハーフの子供達もその多くが整った可愛い顔立ち、大きな瞳、高い身長を受け継ぐことが多く、芸能界にもたくさんいます。
たとえば、女性歌手のアンジェラ・アキさんです。アンジェラさんのお父さんは日本人、お母さんはイタリア系アメリカ人です。黒髪に白い肌がはえ、整った顔立ちをしている女性です。
日本人とロシア人
昔から「ロシア美人」という言われ方をするように、ロシアの女性は美人さんがたくさんいます。透き通った白い肌とパッチリした二重の瞳、つんと尖った鼻梁などで魅力的な女性が多い国です。
日本人とのハーフも目鼻立ちがはっきりして色の薄いお人形のような可愛い女の子が生まれやすいでしょう。しかし日本はロシアに比べると日差しがきつく、血によって肌が日光に弱い人が多いので、女性はシミやそばかすが出来やすいといった悩みがあるようです。
芸能人には太田莉奈さんが、父がロシア人、母が日本人です。
日本人とフランス人
フランス人とのハーフでは美しさのなかにのっぺりとした上品顔になることが多いのですが、それはフランス人にそうした顔立ちが多いからだと言われています。
日本人とフランス人のハーフで美人で有名女性なのは、沢尻エリカさんやモデルの梨花さんがいます。
日本人とフィリピン人
同じアジア人でありながら南国特有の二重、瞳の大きさや手足の長さなどが可愛い印象をうむフィリピン人とのハーフの人々も、特有の美しさがあります。
ヨーロッパの方とのハーフに比べると骨格はやはり小さめですが、全体的に整っていてパーツが大きく可愛い人が多いです。
ラブリさんは父が日本人、母がフィリピン人のハーフ女性です。愛媛県の松山出身で、2010年に「めざましテレビ」のリポーターとして受けたオーディションに合格、デビューしています。
日本人とイタリア人
陽気な性格、明るい瞳や笑顔が人気のイタリア人と日本人のハーフ女性も、やはり容姿に優れた可愛い人が多くなります。
ダレノガレ明美さんは日系ブラジル人の父とイタリア人の母から生まれたハーフです。ファッション雑誌「JJ」でモデルデビューしました。大きな瞳と可愛らしい口元が印象的な美人です。
かわいいハーフタレントTOP5
では次に、現在日本の芸能界で活躍している可愛い&美人女性、5人のハーフタレントさんを紹介します。それぞれの両親の出身地なども見ていきましょう。
5位.滝沢カレン
滝沢カレンさんは1992年生まれ、モデル、タレントとして活躍しています。出身は東京都、身長は170センチで2008年に雑誌「SEVENTEEN」でモデルデビューをしています。父はウクライナ人で母は日本人、母はバレリーナの宮沢さゆりさんです。
4位.マギー
マギーさんは1992年生まれ、モデルやタレントとして活躍しています。出身は日本の神奈川県横浜市、身長は171センチあります。父がスコットランド系カナダ人で母が日本人です。
3位.ダレノガレ明美
ダレノガレ明美さんは1990年生まれ、モデル、タレントとして活躍中です。出身は日本の神奈川県横浜市、身長は164センチとモデルとしては小さめですが、端正な美貌で人気があります。父が日系ブラジル人、母がイタリア人です。
2位.高橋メアリージュン
高橋メアリージュンさんは1987年生まれ、モデルや女優として活躍しています。出身は滋賀県で身長は169センチ、2003年に芸能界デビューしています。父は日本人で母はフィリピン人、最近では映画にもよく出演しています。
1位.ローラ
ローラさんは1990年生まれ、タレント、モデル、女優に歌手として活動中です。出身は東京都で身長165センチ、バラエティ番組で「タメ口キャラ」として人気を博しました。父はバングラディシュ人、母は日本人です。
可愛いハーフにも悩みはある?ハーフが抱える悩みとは?
コンプレックスを持っていない人、そして悩みが大小かかわりなく全くない人、そんな人間はこの世に存在しない、と言われています。そして他人と少し容姿が違う、ましてや可愛い&美しい人々は、その容姿に対するやっかみなどもあって苦労することも多いようです。
可愛い女性、美人な女性なら全く悩みがないなどということはありません。ハーフの人たちもやはり悩みやコンプレックスを抱えて生きているのです。
では、具体的にどういった悩みがあるのか、みていきましょう。
見た目の違いからいじめに遭うこともある
凹凸が少なくのっぺりとした顔に一重の目、それが日本人の特徴です。その中に色白で瞳が大きく、小顔の人がいれば当然目立ちます。特に子供は残虐性を隠すことがありませんので、ハーフの子供達は幼少時に苛められた経験を持つ子が少なくありません。
それも「こんな綺麗で可愛いなんて羨ましい」といった、自分の努力ではどうしようもない容姿に対する憧れの裏返しだったりするのです。しかし苛められる方はたまったものではありませんから、小さな頃から心に傷を持つことが多いのです。
日本人なのに外国人扱いされる
何となく外国人風、というのではなく、見た目がはっきり混血を感じさせる場合、日本生まれ日本育ちで日本語しか喋れなくても「日本語話せるの?」といった外国人扱いを受けることもままあるようです。
それは日常的なからかいから本気の心配まで、毎日続けば当然嫌にもなるでしょう。可愛い容姿のせいで日本的すぎる名前も受け入れてもらえないなど、彼らには彼らの苦労があります。
また美人なハーフ女性はその外国人風の外見からいきなり名前を呼び捨てにされる、ということも起きるようです。呼びかけた人は海外のフランクな名前呼び文化のつもりかもしれませんが、よく知りもしない人がいきなり名前の呼び捨てをするのは失礼なことです。
ハーフの人達の国籍問題
普段「日本人」である私達はさほど考えることがないものの1つに、「国籍」があります。両親共に日本人の家庭で育てば出生届と共に日本国籍が自動的に付与されるからですが、ハーフの子供達は国籍に関し、簡単ではありません。
ではどんな問題があるのか見ていきましょう。
国籍問題は国によって違いがある
国籍の扱いに関しては、関わる国ごとに立場や対応は違います。しかしハーフの場合には両親の国籍をどちらも持つ、もしくは両方選択できる「父母両系血統主義」か、父親側の血統・国籍を優先とした「父系優先血統主義」の2つに大別されます。
その内日本は「父母両系血統主義」ですので、出生のときには両親の母国の国籍どちらも持っていることが多いでしょう。先進国にはこの「父母両系血統主義」を選択しているところが多いですが、イスラム圏などは「父系優先血統主義」も沢山あります。
大変なのは、3カ国にまたがる場合です。例えば日本人の父とアメリカ人の母がカナダに永住権を持って住んでいる場合、そこで子供が生まれたら、国籍は日本、アメリカ、そして出生国のカナダの分も持てるのです。
日本は22歳までに国籍の選択の必要がある
日本では原則として、成人以降は二重国籍を持つことが認められていません。つまり20歳になる時には、父方の国籍にするか母方の国籍にするかを選択する必要があります。その期限は22歳になるまでです。
ハーフの人の多くは、両親の国籍がどうであれ、本人の意思によって国籍を選択します。その際に指針となるのは、やはり自分がどこで生まれ育ったか、ということだそうです。
混血であっても育った過程でその国の言葉しか学ばなかった場合、外見がどうあれその国の人間だ、という意識を持つのは当然でしょう。そして日本国籍は信用の度合いが高い、という世界的なメリットもあって、選ばれる可能性が高いのです。
ハーフの人たちが可愛いのは優先遺伝のなせる業
ハーフ、つまり混血の人々が美しく、魅力的な外見になりやすいのは、優先遺伝が大きく影響しています。当然劣勢遺伝を受け継ぐこともありますから混血であれば全員が外見に秀でる、というわけではありませんが、可能性として高くなるのです。
しかし可愛い、美しい外見を持ったが故に、また他の国の血が半分混じっているという事実故に、島国で閉鎖的であり単一民族が繁栄してきた日本においては差別や苛めを経験する、という悲しい事実もあります。
明るい笑顔で魅力たっぷり、大変美人なハーフ女性たちが人より幸福か、と聞かれればそんなことはなく、色々と人には見えない苦労をしていることも多いことは知っておきましょう。