カンパニュラの花言葉は？ツリガネソウ･フウリンソウの色別の意味を紹介

あなたは花を見るのは好きでしょうか。今回はカンパニュラの花言葉について紹介させていただきます。カンパニュラという花は、日本では風鈴草という名前の方が有名かもしれません。

鈴のような形をしている花で、種類や色が多いことから、プレゼントに選ばれることも多いようです。可愛い花のカンパニュラは、女性へのプレゼントやお世話になった人へのプレゼントにもピッタリです。

どうしてカンパニュラが女性へのプレゼントやお世話になった人へのプレゼントにもぴったりなのか、カンパニュラのことをみていきましょう。

日本では風鈴草という名前でも知られるカンパニュラとは、どうしてカンパニュラという名前になったのでしょうか。カンパニュラの名前の由来とされているのはラテン語です。

ラテン語で小さな鐘を意味する言葉に「campana」という言葉があります。カンパニュラの花の形が鐘のような形をしているという意味で、小さな鐘の「campana」と付けられてようです。

紫色や白色の花といった、涼しげなイメージも、鐘の清々しいイメージとぴったりだったのかもしれません。

カンパニュラには色々な花の種類がありますが、花としてはキキョウ科のホタルブクロ属という種類になります。日本では風鈴草と呼ばれたり、釣鐘草という呼ばれ方をすることもあります。

海外ではカンパニュラの他に、ベルフラワーと言われることもあるようです。カンパニュラの原産地となっているのが、北半球の温帯です。どちらかというと温かい地域の花ということが言えるようです。北半球にはだいたい300種類も自生している多年草の花になります。

日本には明治の初め頃に輸入されました。海外では50種類ほど育てられているカンパニュラですが、日本では数種類しか栽培されていません。

だいたい300種類くらいあると言われているカンパニュラは、日本では数種類ほどしか栽培されていないとはいえ、たくさんの種類がある花になります。カンパニュラにはどんな色の花があるのでしょうか。カンパニュラの花の色をみていきましょう。

青い花というのは珍しいと言われますが、カンパニュラには青い花がある珍しい花の1つです。カンパニュラの青い花はスカイブルーというよりは、藍色に近い色になります。

カンパニュラには白い花と紫色の花があります。白と紫の色の混ざり具合で、青色に近い花ができることがあるのかもしれません。

濃い青色の花になることもありますが、水色に近い藍色の青い花になることもあります。白にほんのりと青色が入っているようなカンパニュラもとても綺麗です。

真っ白のカンパニュラは、まるで大きなスズランのようで美しくて綺麗です。カンパニュラの白い花には、メディウムホワイトやカンパーナホワイト、メイホワイトやチャンピオンホワイトというような種類があるようです。

清楚で純粋なイメージがします。スズランのようなイメージもありますが、小さな百合のように見えることもあるようです。華奢なイメージがあって、人間で例えるなら色白の大和撫子といったところでしょう。

花束にする時や、結婚式のブーケなどでも白い花のカンパニュラは人気になっているようです。

日本でカンパニュラというと、紫色の花を思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか。日本のカンパニュラではメジャーな涼風やラプンクルス、ロングステラやチャイムライトブルーが紫色の花になります。

少し濃い色の紫色になるのが、チャイムパープルやチャンピオンパープル、カンパーナライラックなどです。淡い紫の花も、濃い紫色の花もとても可憐で綺麗な花が咲くのも特徴です。

紫色の花は大人っぽいイメージの花も多いですが、カンパニュラは守ってあげたくなるような可愛いイメージがある花です。

ピンク色の花はたくさんありますが、カンパニュラにも多くの種類のピンク色のはながあります。カンパーナピンクやチャイムピンク、チャンピオンピンクやチャイムソフトピンクなどです。

ピンクも淡いピンクから濃いピンクまで、色々な花の色になるのも特徴です。花びらが開きかけた時と開き切った時との色も少し違って見えるというのもカンパニュラの魅力の一つです。

それではカンパニュラの花言葉と意味についてみていきましょう。どうしてそんな花言葉が生まれたのか、花言葉の意味ができた由来は後ほど紹介させていただきます。

まずはカンパニュラにはどんな意味の花言葉があるのか、たくさんある花言葉の中から有名なものを紹介させていただきます。

カンパニュラの花言葉には「誠実」という意味の花言葉があります。誠実という花言葉は、ギリシャ神話の意味が由来になっているそうです。

誠実という言葉があるので、結婚式のブーケなどにも使われる花になっているようです。誠実に愛しているという意味を込めて恋人にプレゼントするのもいいかもしれません。

「節操」というのもカンパニュラの花言葉の意味になります。正しいと思うことを信じる心という意味や、自分の意見を変えないという意味になります。

この花言葉の意味も、ギリシャ神話に由来されている花言葉になっているようです。正しいと信じる心という意味は、かっこいい花言葉で人気があるようです。

カンパニュラの花言葉には「感謝」という意味の花言葉もあります。感謝という意味の花言葉もギリシャ神話が由来になっているようです。

感謝したいと思っている人へのプレゼントにはぴったりの花であることがわかります。母の日や父の日のプレゼントや、卒業式の時に先生などに送る花束にもぴったりの素敵な花になります。

カンパニュラの花言葉の意味を紹介させていただきましたが、どの花言葉もギリシャ神話が意味の由来になっているようです。カンパニュラの花言葉の由来となったギリシャ神話とはどんなギリシャ神話なのでしょうか。

カンパニュラの名前の由来となっているのは、精霊でもあり下級女神であったカンパニュールです。美しいカンパニュールは、オリンポスの果樹園の番人を任されていました。ある日果樹園に入ってきた侵入者に気がつき、カンパニュールは銀の鈴を鳴らします。

しかしカンパニュールは侵入者によって命を奪われてしまいます。果樹園を守ろうとしたカンパニュールのことを哀れに思った花の女神フローラは、カンパニュールを銀の鈴と同じ形をしたカンパニュラの花に変えたと言われています。

カンパニュラの花言葉の「誠実」と「節操」はカンパニュラの性格が花言葉の意味の由来になっているようです。

カンパニュラの花言葉の「感謝」は、花の女神フローラがカンパニュールへの感謝の気持ちが込められているという意味があるそうです。

カンパニュラは英語ではどんな花言葉になっているのでしょうか。まずはカンパニュラの英語表記からチェックしてみましょう。

カンパニュラは「Canterbury bells」と表記をされたり「Bellflower」というように表記されます。どちらにも「bell」という言葉が使われているように、鐘がイメージされているという名前になります。

カンパニュラの花言葉の英語表記は「gratitude（感謝）」と「constancy（不変、節操）」なのだそうです。日本と同じ花言葉の意味ですが、英語表記にすることでちょっとおしゃれな花言葉の意味にみえます。

カンパニュラは花言葉から、感謝をしたい人に贈ったり、誠実な気持ちを伝えたい人に贈る花としても人気です。もう1つ人気なのが、誕生日に贈る花として選ばれるということです。

いい意味の花言葉が多いカンパニュラは、誕生日にプレゼントと一緒に渡す花としても人気なのです。そのため誕生花とされている日も多くあります。

3月4日・7日、4月23日、5月12日・15日・26日、6月3日・11日・15日、7月8日・10日・11日・27日、10月4日、11月21日です。開花時期は5月から7月なので、3月4月や10月、12月の誕生日の場合は花屋さんにあるかどうか確認したほうがいいでしょう。

たくさんの種類があるカンパニュラですが、どんな種類でどんな花が咲くのでしょうか。カンパニュラの種類の一部を紹介させていただきます。

ホタルブクロ（蛍袋）と呼ばれているカンパニュラの種類です。なんとなくみたことがあるという人もいるのではないでしょうか。種類としてはカンパニュラですが、カンパニュラとは別の種類のように販売されていることもあるそうです。

ホタルブクロと言われると、中にホタルが入って光っているような、優しい花のイメージもします。可愛くて綺麗なカンパニュラの種類です。

日本では風鈴草という名前で親しまれているのが、カンパニュラ・メディウムです。可愛い形の花をしているので、女性にも男性にも人気が高い花です。花の色はピンクや白色、青紫になるようです。

ホタルブクロと比べると、はつらつとしている若々しさを感じるようなカンパニュラの種類になるようです。いつまでも素敵な女性へのプレゼントにもぴったりです。

日本では涼姫という名前で販売されているカンパニュラの種類がカンパニュラ・ラプンクルスです。ホタルブクロなどと比べるとカンパニュラとは違うと思われてしまうかもしれませんが、これも立派なカンパニュラの種類です。よりキキョウ科らしい花になります。

涼しげなイメージで凜としている花です。涼姫と言う名前のように、気品がある上品な女性へのプレゼントにもおすすめのカンパニュラの種類になります。

カンパニュラ・ラプンクルスによく似ている種類のカンパニュラですが、こちらは日本では星桔梗と呼ばれているカンパニュラ・アルペンブルーです。日本ではホタルブクロがポピュラーですが、海外ではカンパニュラ・アルペンブルーのほうがポピュラーなカンパニュラの種類になります。

涼姫よりは可愛いイメージがある、守りたくなるような女性へのプレゼントにぴったりなのではないでしょうか。

ダルメシアン・ベルフラワーもカンパニュラの種類になります。日本ではベルフラワーと呼ばれている種類になります。こちらも桔梗によく似ている花です。ダルメシアン・ベルフラワーというのは原産地の名前に由来しているそうです。

大人なイメージの女性へのプレゼントにもおすすめです。花束にしてもエレガントなイメージの花束にすることができそうです。

可愛くて素敵なカンパニュラをみたいと思った時にはどこに行くとみることができるのでしょうか。カンパニュラをみたいと思った時におすすめのスポットを紹介させていただきます。

北海道の森の中に作られたお庭を楽しむことができのが、森のガーデンです。多くの花々が迎えてくれる素敵なお庭です。カンパニュラの見頃は7月から8月ですが、5月から10月にかけて見頃の花がたくさんあります。
 

テレビドラマの舞台にもなった風のガーデンでもカンパニュラを楽しむことができます。森のガーデンと同じ北海道ではありますが、また違った景色を楽しむことができそうです。テレビドラマの舞台になったセットや小道具もみることができます。
 

鎌倉の明月院といえば、あじさいで有名なスポットですが、カンパニュラをみることもできるようです。見頃も大体同じ時期なので、あじさいをみながらカンパニュラも楽しむことができそうです。鎌倉に旅行に行った時にはぜひ訪れたいスポットです。
 

今回はカンパニュラの花言葉の意味や、カンパニュラの種類などを紹介させていただきました。可愛い花の形をしていて人気のカンパニュラは、女性へのプレゼントにもぴったりです。

花言葉の意味も添えて、プレゼントと一緒に渡す花束に選んでみるのもいいかもしれません。気持ちを込めた花束を贈ってみましょう。