伏し目がちの意味とは?目を伏せる人の心理も紹介
伏し目がちの意味とは?伏し目がちとはどのようなことを言うのでしょうか?また「伏し目がち」な人の心理にはどのようなものがあるのかもご紹介します。さらに、伏し目がちな女性の心理や伏し目がちな女性に対する男性の本音などもお伝えしますのでチェックしてください。
目次
伏し目がちな人は何を考えているの?
伏し目がちな人というのは、何を考えているのでしょうか。どのような感情で、どのような心理で伏し目がちになっているのかという部分をご紹介します。
伏し目がちな人の心理だけではなく、男性に対して伏し目がちな女性の心理、伏し目がちな表情の女性に対する男性の本音など、男女の関わりの中での「伏し目がち」についてもお伝えしています。
「伏し目がち」の意味とは?
そもそも「伏し目がち」の意味とはどのようなものでしょうか。これは相手と対峙している場合には、「目を合わせない」という状態になります。
キョロキョロと別のところを見るというよりは、立っているなら相手の足元あたりを見たり、座っているなら自分の膝のあたりを見るような形で、相手の目よりも下のほうを見ているのが伏し目がちという状態の意味になります。
顔そのものを伏せているような状態も「伏し目がち」と表現する場合もありますが、基本的には「目線が下を向いている」ことで、「伏し目がち」という表現をする場合には、ただ下を向いているわけではなく、何かそこに感情が含まれるケースが多いです。
伏し目がちな人の心理
伏し目がちの意味とは?という部分でもご紹介したように、伏し目がちという表現をする場合には、目線が下を向いているだけではなく、その目線になるのには、「何かの感情」が含まれているケースが多いです。
ですので、「伏し目がちな人」にはその伏し目がちな状態について何らかの心理が働いている可能性が高いということになります。そのときに「よくある心理」をご紹介しましょう。
他人とのコミュニケーションが苦手
何か『今』特別な心理や感情が働いているということではなく、「もともと」他人とのコミュニケーションが苦手という心理があって、伏し目がちになっているというケースも少なくありません。
コミュニケーションが苦手な人はあまり相手の顔や目を見て話せないケースが多く、ある程度話が盛り上がっていても視線が相手から外れているケースが多いです。
コミュニケーションが苦手な場合、伏し目がちなだけではなく、「キョロキョロ」するケースも多いので、そこでこの心理だということを判断することもできます。
悩みがある
伏し目がちな人の心理とは、「悩みがある」という状態のケースもあります。これも、さきほどと同じように、今現在話をしていることによって伏し目がちになったというよりは、もともと悩みがあって「心ここにあらず」というケースが多くなります。
悩んでいてそのことを考えていると正面を向いて話すという目線ではなく、少しうつむき加減で目線は下の方に行くことが多いです。もしくは斜め上などに行くことが多いでしょう。
明るい悩みや、アイデアなどを考えている時は上向きにもなりますが、苦しい悩みや辛い悩みの場合は下に目線が行くことが多いので、この心理によって伏し目がちになっているということです。
落ち込むことがあった
伏し目がちな人の心理とは、「落ち込むことがあった」という状態のケースもあります。さきに挙げた「悩みがある」に近いものがありますが、悩んでいるところはすでに超えて、失敗したり、何か嫌なことがあった後ということになります。
落ち込んでいる人がそれを隠すために明るく振る舞うのはよくあることですが、ふとした瞬間に暗い顔になったり、うつむき加減になったりしますが、その時に「伏し目がち」になるというのもよくあるケースです。
明るく振る舞うことなく、「誰が見ても落ち込んでいる」という状態の人であっても、もちろんうつむき加減で下を向いているような状態になりますので、伏し目がちな人の心理としてはこちらも当てはまるでしょう。
自分に注目してほしい
伏し目がちな人が持っている心理とは、「自分に注目してほしい」というものもあります。さきに挙げたような理由があるわけではないのだけれど、伏し目がちにしていれば「落ち込んでいるように見える」ということを利用しています。
そして、人から心配されて「どうしたの?」とか「なにかあった?」と声をかけてほしくて、注目してほしくて伏し目がちにしているという心理です。
いわゆる「かまってちゃん」が大した出来事もないのに、「辛いことがあったアピール」をして周りからの注目を集めようとするのと同じような心理状態と言えるでしょう。
男性に対して伏し目がちな女性の心理
ただただ「伏し目がちな人」が持っている心理ではなく、男性に対して女性が伏し目がちになるときに、「その時の女性の心理」というものをご紹介します。
相手に好意を持っている
男性に対して伏し目がちな女性の心理とはどのようなものがあるかというと、「相手に好意を持っている」というものが挙げられます。
相手のことが好きだったり、気になっていたりすると「恥ずかしい」とか「照れる」という感情が出てしまうので、まっすぐ目を見つめて話せないという状態になる女性がいます。
そのときにあまりにも「キョロキョロ」すると挙動不審だと思われるので、少し視線を下にずらして男性の顔や目を直接見ないようにすることで恥ずかしさを紛らわしているという心理状態です。
あまり関わりを持ちたくない
恥ずかしくて視線を外しているケースがあると思えば、「あまり関わりを持ちたくない」という心理から、男性に対して伏し目がちになっている女性もいます。
「顔も見たくない」というほど嫌っているケースももちろんありますが、それほどではなくても「早く話を切り上げたい」という心理になると、人はあまり相手の顔を見ないで「よそよそしく」したり、「興味がないことをアピール」する傾向にあります。
伏し目がちな表情な女性に対する男性の本音
伏し目がちな表情をした女性に対して、男性はどのように思っているのか、その「本音」の部分をご紹介していきます。伏し目がちな女性を見かけた場合や、自分と話をしている状態で伏し目がちな女性に対する男性の本音です。
悩んでいるなら相談に乗りたい
伏し目がちな女性に対する男性の本音とは、「悩んでいるなら相談に乗りたい」というものがあります。落ち込んでいたり、悩んでいるように見えて、そういう女性をほっとけなくて相談に乗りたいと思うのが本音としてあります。
「相談に乗りたい」、「力になりたい」というのは純粋な気持ちのケースもあれば、「下心」があって、相談に乗ることでお近づきになりたいとか、2人きりになりたいとか、「弱ってる心」につけ込みたいなどの本音が隠れているケースもあります。
何か隠し事をしているのかと疑う
自分と直接話をしているときに伏し目がちになったり、落ち着きがないように見えると、「何か隠し事をしているのか?」ということを疑うというのも男性の本音としてあります。
「なにかやましいことがあって目を見て話せないんだ」という判断をする男性もいるということです。もしくは、「何か言いたいことがあるけど言えない」という状態に女性がなっていると考えるケースもあります。
「何かが言えない」とか、「隠している」というような状態で、その気持から目や顔を見て話せない状態になっていると考える男性もいます。
少し影があって魅力的に見える
男性が好きな「女性の仕草」に上目遣いというものがありますが、これと同じように「伏し目がち」というのも実は「色っぽさ」や「妖艶さ」を感じて魅力的に見えるという本音もあります。
「上目遣い」が可愛いというものであれば、「伏し目がち」はキレイとか色っぽいというように見られるものなので、上目遣いと同じように使いこなせれば、男性の感情を刺激することができるということです。
伏し目なのに美人な女性の特徴
伏し目なのに「美人」という女性の特徴とはどのようなものがあるでしょうか。「伏し目がちでモテる」という女性がいるので、そういった女性の特徴としてチェックしてみてください。
恋愛テクニックとして使っている
伏し目がちなのに美人な女性の特徴としては、その伏し目を「恋愛テクニックとして使っている」というものがあります。
これは先に挙げたように男性が伏し目がちな女性を「少し影があって魅力的に見える」という感情を持つことを「分かっていて」、それを「利用している」ということです。
自分の伏し目がちな表情の「どの角度が魅力的に見えるか」ということもしっかりと把握して、その「良い角度」を見せることで、男性の気持ちを引きつけようとして「使いこなしている」のが伏し目がちな美人です。
伏し目メイクをしっかりしている
伏し目がちなのに美人な女性の特徴としては、「伏し目メイクをしっかりしている」というものがあります。伏し目がちには伏し目がちに合うメイクというものがあります。
普段からバッチリメイクをしている場合、実は伏し目がちになると「あまり美しくない」というケースがあります。どのようなメイクが伏し目がちに良いのかはのちほどご紹介していますが、それをしっかりと把握したメイクをしているということです。
もともとビジュアル的に美人
先に挙げたように、「恋愛テクニックとして使う」とか「伏し目メイク」をしっかりしたとしても、やはり「もともとビジュアル的に美人」ということも外すことのできない要素です。
「伏し目なのに美人」というよりは、「伏し目でも美人」とか「美人は伏し目でも美人」というような意味になってしまいますが、これも事実、重要な要素なので特徴として挙げるべき内容でしょう。
伏し目な人におすすめのメイク術
さきに挙げたように「伏し目には伏し目に合ったメイク」というものがあります。気になる男性と話すとき「つい伏し目になってしまう」とか、「狙って伏し目をしている」という場合には、「伏し目メイク術」もしっかりと理解しておくべきです。
アイラインは細めに書く
普通に目を開いて正面を見ているのとは違って「伏し目」になるとアイラインがよく見えます。ですから、あまりアイラインを太く引いてしまうと、「アイライン引いてます!」というのが相手に丸見えになってしまいます。
メイクをすることは悪いことではないですが、あからさまなメイク感が伝わってしまうと、特に男性は「メイクが濃い」と判断する傾向が強く、しかも「ナチュラルメイクが好き」という男性が多いため、メイクが逆効果になる場合があるのです。
ですから、伏し目にするのであれば、アイラインは細めに引くか、引かずに仕上げるというのも1つの選択として考えられます。
アイシャドウの全体像が見えるからボカしをしっかり
伏し目になるということは、アイラインの時と同じように、正面を向いて目を開いているときよりもアイシャドウを塗っている目と眉毛の間の部分の全体像がよく見えるということになります。
ですから、グラデーションや塗っているところ塗っていないところの境目となるような場所が「はっきりクッキリ」しないように、しっかりとボカすようにして、ナチュラルに仕上げることを心がけましょう。
マスカラでまつ毛をカールさせすぎない
普段のメイクでマスカラを使ってしっかりとまつ毛をカールさせているとしても、「伏し目メイク」にする場合には、カールを弱めにするように意識しましょう。
伏し目がちになったときに、カールをしていないほうがまつ毛の長さが強調されるので、より色っぽくセクシーに見えます。
相手が伏し目がちになった時の上手な対処法
相手が伏し目がちになった時の上手な対処法とはどのようなものがあるでしょうか。伏し目に対して自分ができる対処の仕方をご紹介します。
相手がなぜ伏し目がちなのかを把握する
相手が伏し目がちになっているのであれば、「なぜ」相手が伏し目がちなのか、その理由を把握するようにしましょう。直接相手に聞いてもいいですが、「察する」ことができるのがベストです。
たとえば、「好きだから恥ずかしい」とか、「嫌いだから顔を見たくない」ということは直接本人には伝えづらい内容となります。そういう場合もあるので、やはり「察する」ことができるのが良いでしょう。
相手が退屈そうなら話題を変える
伏し目がちな相手が「退屈そう」にしていることが分かれば、「話題を変える」ということを考えましょう。「退屈そう」というのはしっかりと観察していれば把握できる内容でもあります。
伏し目がちになっているだけではなく、それにプラスして、手元でスマホ等をいじってるとか、明らかに「空返事」をしているとか、別の特徴が見られるはずなので、その場合は話題を変えていきましょう。
相手が恥ずかしそうならこちらから少しずつ距離を縮める
もし伏し目がちにしている相手が「恥ずかしそう」とか「照れている」という様子が見て取れたなら、こちらから少しずつ距離を縮めてあげることが大切です。
重要なのは「少しずつ」ということです。相手が極度の照れ屋だったりする場合、急に距離を縮めると「驚いて離れる」という可能性があるので、驚かれない程度で少しずつ近づけるようにしましょう。
心の問題や相手への気持ちが理由ではない場合もある
伏し目がちな人の心理などを見ていると、「悩んでいる」とか「落ち込んでいる」というものがあったり、「相手に好意がある」などもありますが、そういった心の問題や相手への気持ちが理由ではないケースもあります。
それは、「眠い」や「寒い」などを感じていて、ただただ俯いているというような状態で、それが伏し目がちに見えるだけというケースもあります。
「何か悩んでるのかな?」とか、「自分と話してて照れてるのかな?」と勘違いして何かアクションを起こそうとしたら、「眠いだけ」などのケースもありますので、あまり勘ぐりすぎないことも忘れないようにしましょう。
良い意味・悪い意味どちらもあるから
ここまでに伏し目がちな人の心理や特徴、本音などを見てきて、伏し目がちな人のことを様々な角度からご紹介しましたが、ここからも分かるように伏し目がちなのには「良い意味」も「悪い意味」もどちらもあります。
相手に好意があったり、魅力的に見せようとしていたりということもあれば、相手を拒絶したいような気持ちもあり、他にも落ち込んでいるときや、悩んでいるときなどもあります。
伏し目がちな人に対して何かのアクションを起こそうと思っている場合には、そういったところも踏まえて逆効果にならないよう立ち振る舞いましょう。