タンスのリメイク方法!DIYで家具を簡単に改善するには?
あなたの部屋にタンスはあるでしょうか。タンスやちょっとした棚は、1度購入するとなかなか買い換えることができないこともあります。部屋のインテリアと合わせるのがちょっと大変・・・そんな時にはタンスリメイクがおすすめです。今回はタンスリメイクについて紹介します。
目次
古いタンスをリメイクしてオシャレに改善しよう!
部屋の模様替えをする時、「タンスも買い換えようかな・・・でも高いし処分するのも大変だし」なんてことで悩んだことはないでしょうか。
あるととても便利なタンスですが、1度購入するとなかなか買い換えることができません。でも部屋のイメージともどんどん合わなくなってしまう。そんな時にはリメイクをしてみるという方法もあります。
DIYが人気になってきたので、古いタンスをリメイクして、部屋の雰囲気に合うように改善している人は結構いるのです。部屋の雰囲気に合っていないわけではないけれど、ちょっと改善したいところがある、そんな時にもDIYを使う方法で簡単に改善することができるかもしれません。
タンスのリメイクは簡単にできる?
DIYで簡単に改善できると書きましたが、そもそもタンスのリメイクを素人が簡単にすることができるのでしょうか。大きなタンスをリメイクする時にはちょっと心配になることもあります。
タンスがどんな構造になっているものなのかにもよりますが、板1枚にしてしまうようなバラバラにしてリメイクをするという方法を最初からするのは危険かもしれません。バラバラにしてしまったけれど、組み立てる方法がわからないということになる場合もあります。
DIY初心者という場合には、タンスの形はそのままで、色を塗ったり何かを貼ったりして簡単に改善できる方法でタンスのリメイクをした方がいいでしょう。大きなリメイクをする時には、何回かわけてリメイクするのもおすすめです。
タンスのリメイクをする前に!
タンスをリメイクする前に、どんな風にリメイクをするのかある程度考えて、設計図のようなものをつくってみるといいでしょう。タンスをどんな風にリメイクするのか考えなしで道具を買いに行くのは危険です。
DIYの途中で道具が足りなくなってしまったり、結果的に改善したいと思っていたところが改善できなかったということがでてくるかもしれません。どうしたら自分の理想に近い形でリメイクすることができるのかを感が手からリメイクを始めましょう。
またタンスのリメイクやDIYをする時には、ホームセンターや100均でも材料を購入できることがあります。DIY初心者で、どんなものがいるのかわからないという人はホームセンターでスタッフの人に相談しながら材料を揃えるという方法もあります。
タンスをリメイクすることは初心者でも簡単にすることができますが、全ての人がタンスのDIYに成功しているわけではありません。リメイクした後に「ちょっと失敗だったかも」という場合もあります。
リメイクしたいタンスが思い出が詰まったとても大切なタンスだったり、必要なタンスだったりする場合には、リメイクを専門に行う業者に依頼をするという方法もあります。
色々な方法も検討して、タンスのリメイクを楽しんでいきましょう。
タンスのリメイク術
それではタンスをリメイクしていく方法を紹介します。タンスをリメイクする時には、部屋のイメージにタンスを合わせたいと思ってリメイクする場合と、タンスに何か不備があってそれを改善したい時があります。
リメイクすることで、古いタンスがどんな使い方ができるのかもみていきましょう。
引き出しを取り出す
まず紹介するタンスのリメイク方法は、引き出しを取り出すという方法です。古いタンスの引き出しが壊れているという場合、引き出しを改善するという方法もありますが、いっそのこと引き出しを取ってしまうという使い方もできます。
引き出しを取り出した部分は棚としてつかいます。板が貼られていないタイプのタンスは、ベニア板などをプラスすることで棚を簡単にDIYすることができます。
飾り棚と、使える引き出しを使ってものを納める部分にするのもいいでしょう。扉がない棚は、よく出し入れをする収納スペースとして利用することもできます。見せる収納でおしゃれなインテリアにすることもできそうです。
マスキングテープでデコる
簡単にDIYしたい時に使われる方法がマスキングテープでデコるという方法です。マスキングテープというのは、貼って剥がせるテープなので、その時の気分でマスキングテープを変えることができるというのもおすすめのポイントです。
リメイクの方法もとても簡単で、古いタンスの表面にマスキングテープを貼るだけで感性です。通常のマスキングテープは、セロハンテープなどと同じ細さのテープになります。大きなタンスをデコる時には、幅広のマスキングテープを探すといいでしょう。
マスキングテープでデコる時には、マスキングテープが必ず剥がせる訳ではないという事にも注意が必要です。貼って剥がせるのがマスキングテープですが、何年もそのままにしておけば、タンスから剥がすのが大変になることもあります。
リメイクシートを使う
タンスの表面がボロボロで改善したい、そんな時にも利用できる方法になるのがリメイクシートです。リメイクシートもDIYでは活躍するアイテムの1つです。100均でも購入できるリメイクシートもマスキングテープと同じように、貼って剥がせるタイプが多いのが特徴です。
リメイクシートは名前にもなっているように、もともと何かをリメイクしたいという時に使われるシートなので、タンスのリメイクをしたいという時にはとてもおすすめのアイテムの1つです。柄も色々とあります。木目調のものから、レンガ柄、大理石柄のものもあります。
ナチュラルなイメージの部屋に合わせたい、モダンな部屋のイメージに合わせたいという要望にも応えてくれるアイテムになるでしょう。100均で購入する場合には、同じ柄が売り切れてしまうこともあるので、少し多めに購入しておくのがおすすめです。
ステンシルを使う
古いタンスのリメイクにはステンシルを使うという方法もあります。ステンシルというのは、文字が切り抜かれているプレートのことで、その上からスプレーを吹きかけたりペンキを塗ったりすることで、プレートの文字をペイントするというものです。
文字が切り抜かれたシールを貼るとカジュアルな雰囲気になりますが、ステンシルを使ってペンキなどでペイントすることで、レトロ感がだせたりカフェ風になったりと、あなたが出したいイメージの文字をペイントすることができるというメリットになります。
ステンシルを使う時には、面倒くさいとは思わずに、タンス全体をみてどこにステンシルをしていくのかを考えながらリメイクしていきましょう。闇雲にペイントすると失敗してしまうこともあります。
ペンキを塗る
古いタンスが木製の場合にはペンキを塗ることも可能です。タンスが木製でない場合、ペンキをはじいてしまうような素材でないかどうか確認して塗料を購入するようにしましょう。塗装をするというのも、簡単にDIYする方法になります。
古いタンスに塗装をする時にはまずは表面を軽くサンドペーパーなどで磨くといいでしょう。古いタンスにもともとついている塗料や保護材を取り除いてからの方が綺麗に塗装ができる場合もあります。
古いタンスの塗料が浮いてきていて改善したいと思っているのであれば、浮いてきている塗料はしっかりと取り除いておかなくてはいけません。浮いている塗料の上に塗料を重ねてもすぐに浮いてきてしまいます。
DIYでタンスを改善する方法
簡単なタンスのリメイク方法を紹介しましたが、簡単にタンスを改善するDIYの方法もあります。DIYで簡単に古いタンスを改善するのはどんな方法があるのかを見てきましょう。
取っ手を替える
古いタンスは和風の取っ手がついているタンスも多いでしょう。和風の取っ手がついているタンスも、レトロ感があっておしゃれな雰囲気になりますが、洋風の部屋とはインテリアが合わないということもあります。
そんな時には取っ手を替えるというのも簡単なDIYになります。取っ手はホームセンターや100均でも購入できるので、好みの取っ手を探してみましょう。取っ手の多くはネジで取り付けられているタイプなので、ネジを外せば簡単に交換することができます。
もともとの取っ手と同じくらいの幅や大きさの取っ手を透ける場合には問題ありませんが、もともとの取っ手よりも小さいものを取り付けるという場合には、取り外した取っ手のネジの穴が目立たないように、塗装したりタイルシールなどを利用するのもおすすめです。
引き出しをDIYする
引き出しを改善したいという時には、思い切って引き出しを取ってしまうという方法もありましたが、引き出しを簡単にDIYすることもできます。
引き出しの表面部分が破損していて改善したいという時には、すのこを使ったり、タイルシートなどを利用するという方法もあります。
引き出しの表面だけを塗装するという方法もおすすめです。真っ赤なタンスを白や黒の色で引き出しだけを塗装すれば、赤枠に白や黒の引き出しがついているモダンなタンスにリメイクすることもできます。
扉をDIYする
古いタンスの簡単なDIYの方法には、扉をDIYするという方法もあります。洋風ダンスのリメイクにも使えますし、和風のタンスで、引き出しをはずして、扉をプラスするというDIYにすることもできます。
洋風ダンスの場合は扉がついているので、ついている扉をDIYすればいいでしょう。ペイントをしたりリメイクシートを貼るだけで簡単にDIYすることができます。
和風のタンスで自分で扉をつくって取り付けるという場合には、木材でイチからDIYすることになります。怪我などをしないように注意しましょう。大きさがわかっていれば、ホームセンターでカットしてもらえるところもあります。
リメイクシートの上手な貼り方
古いタンスをリメイクする時には、リメイクシートを使ってDIYするという方法を使うという人も多いでしょう。簡単に貼ることができるリメイクシートですが、大きなタンスに貼る時にはコツが必要になることもあります。
何度も張り直しているうちに、リメイクシートがシワシワになってしまったということがないように、できるだけ1回で綺麗に貼ることができるリメイクシートの貼り方をチェックしておきましょう。
リメイクシートを上手に貼るためには、乾いた雑巾とマスキングテープもあると便利です。空気を抜くために定規などもあるといいかもしれません。
まずはタンスのリメイクシートを貼りたい部分の大きさを測ってリメイクシートを購入します。失敗した時のために、1枚多く購入しておくといいかもしれません。
リメイクシートを必要な形にカットしていきます。貼りたいところの大きさよりも1cm大きくカットしていくのがポイントです。できればくねくねとならないように、直線でカットしていきましょう。
リメイクシートの準備ができたら、タンスを1度拭いていきます。凹凸がある部分はあらかじめ平らにしておけるといいでしょう。
リメイクシートを貼りたい部分の上の部分をマスキングテープで仮止めします。そして裏の台座を剥がしながら、少しずつタンスに貼り付けていきます。
リメイクシートを貼り付けることができたら、上に貼ってあったマスキングテープを剥がして、乾いた雑巾でリメイクシートがしわにならないように伸ばしていきます。
空気が入っているところは、定規などを使って空気を押し出すといいでしょう。
みんながやってるタンスのリメイクDIY事例
簡単にDIYできるリメイクシートの貼り方がわかったところで、みんながどんな風にタンスのリメイクをしているのかをみていきましょう。あなたの家にあるタンスと近いものをリメイクしていたらチェックしてみてください。
本格的!普通のタンスをリメイク
本格的にDIYしたいという人にぴったりのタンスのリメイクです。もともと6段のタンスを4段にした上で塗装をしています。取っ手の部分も素敵なリメイクがほどこされています。
雑貨屋さんのようなタンスに
塗装をして取っ手を替えるだけの簡単DIYで、まるで雑貨屋さんやカフェに置いてあるようなタンスにリメイクされています。塗りムラをわざとつけてあるところがおしゃれです。
モダンなタンスに変身!
引き出しにベニアを貼り付けてDIYしているようです。引き出しごとに色が違うのがおしゃれなタンスになっています。ベニアの木目もおしゃれです。
引き出しにすのこをプラス
100均のアイテムを使った簡単なDIYでもよくみるすのこは、タンスのDIYに使うこともできます。引き出しに取り付けるだけでおしゃれなタンスにリメイクできます。板と板の間に隙間があるので、取っ手をつけなくて良いのもポイントです。
タンスをリメイクして生まれ変わらせよう!
今回はタンスの簡単なリメイク方法を紹介させていただきました。タンスを部屋のイメージに合わせたアイテムにしたいと考えている人にはおすすめの方法です。
リメイクシートやペンキを使って、あなたの部屋にぴったりのタンスにリメイクしてみてください。