クラックビー玉の綺麗な作り方!アクセサリーなどにも

おしゃれな雑貨が好きな手作り上手さんを中心に人気を集めているクラックビー玉。クラックビー玉はちょっとしたコツで失敗なく綺麗に作れます。身近にある材料と道具だけで簡単にでき、とても綺麗なクラックビー玉。インテリアやアクセサリーにアレンジして楽しんでみませんか。

クラックビー玉の綺麗な作り方!アクセサリーなどにものイメージ

目次

  1. 1綺麗なクラックビー玉を作ろう!
  2. 2そもそもクラックビー玉とは?
  3. 3クラックビー玉の作り方
  4. 4クラックビー玉を綺麗に作るポイント
  5. 5クラックビー玉は危険?作る際の注意点
  6. 6クラックビー玉を素敵アクセサリーにアレンジ
  7. 7クラックビー玉を素敵インテリアにアレンジ
  8. 8クラックビー玉の加工に便利な道具や素材
  9. 9手作りクラックビー玉のアレンジは無限

綺麗なクラックビー玉を作ろう!

きらきらと輝くクラックビー玉。細かいひびに乱反射する光が、とても綺麗で魅力的です。誰にでも簡単にできるので手作りする人も多いです。綺麗なクラックビー玉があれば、殺風景な部屋も明るく可愛らしく演出できます。

アクセサリーパーツを使えば、自分だけのオリジナルアクセサリーを作ることもできます。高価な材料がなくてもすぐにできるクラックビー玉。ビー玉は子どもが持ってるけど全然遊んでいないわ、捨てるのももったいないし、という人もいるかもしれません。

そんなときは、さっそく綺麗なクラックビー玉を手作りしてみましょう。単純なビー玉が、あっという間にきれいなオブジェに変身します。

そもそもクラックビー玉とは?

クラックビー玉の'crack'とは、ひびや割れ目という意味です。クラックビー玉は、その名の通り、ひびが入ったビー玉のことです。最初からひびが入ったビー玉もありますが、今、DIY好きの人たちの間で人気が高まっているのは、自分で作るクラックビー玉です。

クラックビー玉は、何でもないただのビー玉に、無数のひびを入れて作ります。ちょっとしたコツさえつかめば、ものの数十分で作ることがで、子どもたちにも大人気です。

アクセサリーにもインテリアにも、ちょっとしたプレゼントにも最適な綺麗なビー玉、それがクラックビー玉です。

クラックビー玉の作り方

クラックビー玉ってよく聞くけど、どうやって作るの?作り方がわからないという人も多いかもしれません。

クラップビー玉の作り方は本当に簡単です。材料もほとんど家にあるものばかりです。クラックビー玉の作り方を詳しくご紹介しますので、綺麗なクラックビー玉を作ってみませんか。

用意するもの

クラックビー玉を作るときに必要な材料は、たったの一つ、ビー玉だけです。シンプルなビー玉にたくさんの'crack'、ひびを入れることでクラックビー玉が完成します。

ビー玉をフライパンで炒り、高温にした後、氷水に入れて急激な温度変化を与えることで、ビー玉の中にたくさんの細かいひびが生まれます。

必要な道具は、フライパンかオーブン、ボウル、あみ杓子かスプーン、それだけです。

ビー玉はできるだけシンプルなほうがいいので、100均でも手に入ります。色やサイズにこだわりたいなら、おもちゃの問屋や大手玩具店に行ってみるといいでしょう。もちろん通販でも売っています。

割れるリスクは高くなりますが、マーブルやネコ目のビー玉は、単色のクラックビー玉にはない複雑な輝きを見せてくれるので、慣れてきたら挑戦してみてもいいかもしれません。

フライパンでの作り方

フライパンにビー玉を並べ、強めの中火にかけます。優しくゆすりながら、まんべんなくビー玉を温めます。時間にして15分程度、ビー玉をしっかりと温めたら、あみ杓子かスプーンですくって少しずつ氷水の入ったボウルに移します。

フライパンから一気にビー玉をボウルに移すと、ビー玉同士がぶつかって割れやすいので、少しずつ、しかも丁寧に素早く移します。しっかり冷ましたら、割れないことを確認し、タオルで水気を拭き取ります。最後に補強をすれば完成です。

オーブンでの作り方

クラックビー玉は、オーブンでも作ることができます。オーブンだと全方向から均一にビー玉を温めることができるので、揺り動かしたりしてビー玉を触る必要もなく、従って割れる危険性が少なくなり、こちらの作り方を好む人も多いです。

200℃以上に予熱したオーブンで、天板に広げたビー玉を、10分~20分温めたら、あとの工程はフライパンで作るときと同じです。

この他も、オーブントースターで作る方法もあります。高温のオーブントースターで、天板に並べたビー玉を15分ほどときどき転がしながら熱し、氷水に浸けて急冷すれば完成です。

ビー玉を触るときは、手ではなく、割りばしやトングを使ってください。ビー玉は、見た目ではどれくらい熱くなっているかわからないので、うっかり触ると危険です。

ただ、オーブントースターだと温度管理が難しいのと、一度にできる数が限られるので、たくさん作りたい場合はやはりオーブンがおすすめです。

クラックビー玉を綺麗に作るポイント

クラックビー玉は、作り方は簡単ですが、失敗なく綺麗に作るにはちょっとだけコツが必要です。クラックビー玉を綺麗に作るコツをご紹介します。

気泡が少ない1色のビー玉を選ぶ

クラップビー玉を綺麗に作る一番のコツは、ビー玉の選び方にあります。マーブル、気泡入り、ネコ目など、ビー玉にはいろいろな種類がありますが、中にはクラックビー玉には向かないビー玉もあります。

クラックビー玉を作るときに一番気を付けなくてはならない点は、作業途中で割れてしまうことです。そこで、割れにくいビー玉を選ぶことが必要になってきます。

途中で割れるリスクが少ないのは、気泡がなく、単色のビー玉です。気泡があると、ビー玉を温めたときに中の空気が膨張し、そこから割れやすくなってしまいます。二色以上のビー玉も、色の境目で割れやすいです。

優しく丁寧に扱う

クラックビー玉を作るときは一にも二にも丁寧に優しくビー玉を扱うことです。フライパンで温めるときも、乱暴にかき混ぜないで、優しく丁寧に混ぜましょう。

ビー玉は、熱している途中で割れる場合もありますから、使用するフライパンは傷に強い鉄のフライパンが最適です。

フッ素加工のフライパンは、長時間高温で乾煎りするとテフロンが傷んで剥げてしまう恐れがあります。割れたビー玉で傷が付くことも考えられますので、できれば避けたほうが賢明です。

​​​​​​​どうしてもテフロン加工のフライパンを使う場合は、オーブンシートを敷いて使うといくらかでも傷の予防になります。

熱したビー玉にひびを入れる瞬間が、最大の難関です。ひびが入った衝撃でビー玉は非常に割れやすくなっているので、慎重の上にも慎重を期して取り扱いましょう。

高い位置からざらざらとボウルに落下させると、ビー玉同士がぶつかりあったり、ボウルや氷にあたって割れてしまいます。少しずつそうっと氷水に浸けるようにしましょう。

ただし、あんまりのんびりとやっていると、水の温度が上がったり、ビー玉が冷めたりして温度差が小さくなり、綺麗なクラックが入らなくなってしまいます。

淡い色のビー玉を使う

クラックビー玉は、単色のビー玉なら比較的失敗なく綺麗に作ることができるのですが、濃い色のビー玉よりは、できるだけ淡い色のビー玉のほうが、クラックができたときに、光の反射が綺麗です。

きらきらと細かい光が輝く綺麗なクラックビー玉を作りたいなら、淡い入りのビー玉で作ることをおすすめします。

マニキュアのトップコートやレジンを塗る

割れることなく綺麗にクラックビー玉ができたとしても、まだ完成ではありません。割れてはいなくてもクラックビー玉はとても脆いので、破損を防ぐために、仕上げに透明なマニキュアやトップコート、レジンを塗って補強します。

この仕上げの作業の丁寧さでも、クラックビー玉の輝きに差が出ますので、焦らずゆっくりと丁寧に塗りましょう。トップコートは、ビー玉の半面を塗ってしばらく置き、完全に乾いたらひっくり返して残りの半面を塗り、何度かそれを繰り返すと、上手くいきます。

レジンを塗る場合は、しっかりと紫外線をあて、完全に硬化させます。補強をしたからといって絶対に割れないわけではありませんので、クラックビーズの取り扱いは常に慎重を心がけてください。

クラックビー玉は危険?作る際の注意点

ビー玉を熱して冷水に浸け、温度変化でひびを入れる。聞いただけでも危険な気がします。クラックビー玉は、作り方は簡単でも、油断をすると怪我をする可能性があります。注意点を挙げておきますので、作る際には、十分気を付けてください。

揺らし過ぎると割れる

フライパンで温めているときが、最初の危険ポイントです。できるだけ気泡がないビー玉を選んだつもりでも、熱している途中でビー玉がはぜ、破片が飛び散る可能性はゼロではありません。

鋭い破片が顔に飛んできでもしたら、大変な事故になりかねません。フライパンでクラックビー玉を作るときは、蓋を利用したほうが安全です。ビー玉をひっくり返そうと、乱暴にゆすってもビー玉が割れやすくなります。なるべくそっと、優しく動かしてください。

それと、熱したビー玉は非常に高温になっています。うっかり素手で触ると火傷をしてしまいますから、決して素手では触らないように気を付けてください。

オーブンで作る際にも、扉を開けたとたん、ビー玉が割れて破片が飛び散ることがあります。オーブンの中をのぞき込んだり、取り出すときに顔を近づけすぎたりしないように、十分注意してください。

そして、煙や臭いがこもることがあるので、換気も忘れないようにしてください。

乱暴に扱うと割れる

熱し終わった後、冷水に浸けたときがもう一つの危険ポイントです。ひびが入ると同時にビー玉が割れてしまう失敗はよくあります。また、冷めたビー玉を手の取った瞬間に割れてしまうこともよくあります。

割れたクラックビーを取り除こうと、うかつに手を入れると、ガラス片で怪我をします。クラックビー玉を取り出すときは、スプーンなどを使うといいでしょう。とにかく、クラックビー玉は、とても繊細妥当ことを覚えておいてください。

そして、簡単だからといって、決して子どもだけで作ったりしないように、気を付けましょう。

クラックビー玉を素敵アクセサリーにアレンジ

綺麗にできたクラックビー玉。光にかざして眺めているだけで幸せな気分になります。でも、クラックビー玉のお楽しみはここからです。素敵にアレンジして、自分だけのオリジナルアクセサリーを作りましょう。

アクセサリーパーツも100均で手に入ります。ちょっと頑張ってクラフトショップに行けば、それは素敵なアクセサリーパーツがたくさんあります。

アクセサリーは、アイディア次第で無限に作れます。人に自慢したくなるクラックビーズアクセサリーを作ってみませんか?

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イヤリングにアレンジ

100均やクラフトショップで手に入るアクセサリーパーツを使って、クラックビー玉をピアスに加工します。アクセサリーパーツをクラックビー玉に付ける際の接着剤は、透明な瞬間接着剤でもいいですが、「エポキシ樹脂接着剤」使うとより綺麗に強力に付けることができます。

耳元でゆらゆらと揺れるクラックビー玉は、無数の光を反射して宝石と見紛うばかりの美しさです。

ペンダントトップにアレンジ

同じくアクセサリーパーツを使って、ペンダントトップにもできます。クラックビー玉をアクセサリーに加工するときに気を付ける点は、クラックビーズに穴を開けたり、ヒートンを差し込んだりしないことです。

いくら補強してあるとはいえ、クラックビー玉には無数の細かいひびが入っているので、少しの衝撃で割れてしまいます。

クラックビー玉を素敵インテリアにアレンジ

クラックビー玉は、アクセサリーの他、インテリア雑貨にも使えます。家にある空き瓶やグラスにクラックビー玉を入れて光の差し込む窓辺に置いておくだけでも綺麗です。

クラックビー玉を使った素敵なインテリアのアイディアをご紹介します。

ユニークなガラス瓶に入れて置物に

個性的なかたちのガラス瓶や、クラッシックなガラス瓶にクラックビー玉を入れて置くだけで、素敵なインテリアになります。近頃人気のハーバリウムに入れるのもおすすめです。

きらきら感が命のクラックビー玉なので、できるだけ太陽光が差し込む窓辺や、ライトが当たる場所に置くのがおすすめです。水回りにおいても涼し気で素敵です。

ランプを囲んで照明に

クラックビー玉の最大の魅力は、きらきらと宝石のように輝く光です。その特徴を最も効果的に表現できるのが、ランプシェードです。作り方は簡単です。裸のランプの周りを囲むように、クラックビー玉を接着しながら積み上げていくだけです。

面倒なら、ワイヤーラックにランプを入れ、その周りにクラックビー玉を置くだけでも綺麗です。

クラックビー玉の加工に便利な道具や素材

クラックビー玉をアクセサリーやインテリア雑貨に加工するときにあると便利な道具は、ガラスを綺麗にくっつけることができる「エポキシ樹脂接着剤」と、クラックビー玉を包み込むワイヤーや糸、ひも。それを加工するためのニッパーや編み針です。

ワイヤーは2本のニッパーで曲げながら形作ると上手くいきます。糸やひもは、かぎ針で編んでクラックビー玉に巻き付けたり、粗い目で袋状に編んで、中にクラックビー玉を入れたりします。

手作りクラックビー玉のアレンジは無限

コツさえわかればクラックビー玉の作り方は簡単ですし、ビー玉さえあれば、いくらでも作ることができます。アイディア次第でクラックビー玉の可能性は無限に広がります。

熱ではぜたビー玉に気を付けること、熱いビー玉に触らないこと、割れたビー玉の破片に気を付けること、以上を守れば、クラックビー玉作りは誰にでもできます。

ぜひ、クラックビー玉を使って素敵なオリジナル作品を作ってみてください。

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