ヴィーナスのえくぼの作り方!腰や背中のえくぼの原因とは?
皆さんは脂肪量と筋肉量のバランスが取れた美しい体を持つ女性の腰には、「ヴィーナスのえくぼ」と呼ばれるくぼみができやすいことをご存知でしょうか?今回は、そのヴィーナスのえくぼの作り方や、ヴィーナスのえくぼができる理由などについて、詳しく見ていきたいと思います。
目次
ヴィーナスのえくぼが欲しい!
女性の腰や背中のあたりにできるくぼみは、ヴィーナスえくぼと呼ばれており、グラマラスボディの象徴とされています。そんなヴィーナスえくぼは、全て生まれつきできるものと思っている人もいるでしょう。
しかし、しっかり下半身の筋肉を鍛えれば、美の象徴であるヴィーナスえくぼを作ることもできるのです。そこで、今回はぞのビーナスえくぼの作り方について、詳しく取り上げていきましょう。
ヴィーナスえくぼが欲しいと思っている女性は、ぜひ参考にしてみてください。
ヴィーナスのえくぼとは?
ヴィーナスえくぼとは、女性の丁度骨盤と背骨が連結している部分に表れる一対のくぼみのことを指します。医療分野では、骨盤と背骨の間にある仙骨の位置を示す印とされているのです。
ヴィーナスえくぼは、体幹や下半身の筋肉がしっかり発達しているとできやすくなります。そのため、昔から各地でヴィーナスえくぼは、女性の美しい体の象徴とされてきたのです。
ちなみに、ヴィナースえくぼという名前は、ローマ神話に登場する美の女神ヴィーナスから付けられました。まさに、ヴィーナスのえくぼは美の女神ヴィーナスのような美しい体の象徴なのです。
ヴィーナスのえくぼができる原因
ヴィーナスのえくぼを作りたくても、どうすればよいのか分からないという人がほとんどでしょう。そこで、以下ではまずヴィーナスのえくぼができる原因を解説していきたいと思います。
ヴィーナスのえくぼができる原因をしっかり把握すれば、ヴィーナスのえくぼの作り方がイメージしやすくなるでしょう。
遺伝によって生まれつきある
ヴィーナスのえくぼができる原因は、まだ解明されていません。しかし、遺伝によって生まれつきヴィーナスえくぼがあるという人もいるのです。ヴィーナスえくぼが遺伝する確率は分かっていませんが、遺伝によってヴィーナスえくぼができることはあります。
しかし、腰回りの脂肪が多いと、遺伝したヴィーナスえくぼが認識できないこともあるのです。
腰回りの脂肪が少ない
腰回りの脂肪が少ないということも、ヴィーナスえくぼができる理由の1つです。ヴィーナスえくぼは腰回りの脂肪が少ないことでできやすくなります。
しかし、腰回りの筋肉量が適正でないと、脂肪が少なくても綺麗なヴィーナスえくぼは出にくいのです。そのため、腰回りの筋トレを重点的に行うダイエットが、ヴィーナスえくぼを作るために特に有効とされています。
背筋と大臀筋が発達している
ヴィーナスのえくぼは、お尻を動かす筋肉である大臀筋と、背骨を支えている脊柱起立筋の高さの違いによってできるくぼみです。そのため、背筋と大殿筋が発達していることが、ヴィーナスえくぼができる原因と考えられています。
つまり、背筋と大臀筋を重点的に鍛えることで、綺麗なヴィーナスえくぼを作ることも可能なのです。
ヴィーナスのえくぼの作り方①エクササイズ
ヴィーナスえくぼ作りには、どのようなエクササイズが効果的なのでしょうか?以下では、ヴィーナスえくぼ作りに効果的なエクササイズを、いくつか紹介していきましょう。
エクササイズで綺麗なヴィーナスえくぼを作りたい女性は、ぜひ以下のエクササイズを試してみてください。
①ヒップアップストレッチ
ヴィーナスえくぼを作るには、お尻全体を引き締めるヒップアップストレッチが効果的です。
まず壁際に背を伸ばして立ち、足と足の間を約10cmほど開けます。そして、片足を膝を曲げたまま太ももが水平になる高さまで上げましょう。そのままの姿勢を30秒ほどキープしたら、もう片方の足に替えて同じことを繰り返します。
このエクササイズを1日に左右10回ずつ、3セットほど行うと、お尻が引き締まってヒップの全体の位置が上がっていくでしょう。お尻全体が引き締まることで、ヴィーナスえくぼができやすくなります。
②ヒップエクステンション
ヒップエクステンションというエクササイズも、ヴィーナスえくぼ作りに有効なエクササイズです。まず、膝と肘をついた姿勢になり、片足を真後ろに真っすぐ伸ばしましょう。
足を伸ばす時は、肩からかかとまでが直線でつながるように意識してください。そして、その姿勢を10秒ほどキープした後は、足を替えて同じことを繰り返します。このエクササイズは、1日に左右5回ずつ、3セット行っていきましょう。
お尻だけでなく、腰や足の筋肉も一度に鍛えられるので、下半身全体を引き締めたい人もぜひ試してみてください。また、負荷が重すぎると感じる場合は、少ない回数から始めて徐々に回数を増やしてください。
ちなみに、足を高く上げることよりも、肩からかかとまでがまっすぐにつながっている美しい姿勢を保つことを意識すると、より効果がでやすくなります。
ヴィーナスのえくぼの作り方②筋トレ
ヴィーナスえくぼは背筋や大臀筋を意識した筋トレによっても、作ることができます。そこで、以下ではヴィーナスえくぼ作りに効果的な筋トレも、いくつか解説していきましょう。
オルタネイト・ボディアーチ
ヴィーナスのえくぼ作りに有効とされている筋トレは、「オルタネイト・ボディアーチ」と呼ばれています。
「アーチ」という言葉通り、体全体を反らすsようにして背面にアーチを作る筋トレです。簡単そうですが、背筋と下半身の筋肉全体を使うので、意外と負荷が重い筋トレとされています。
まず、うつ伏せになった状態で手をまっすぐ上に上げましょう。そして、足を開きつつ上げながら、肘を後ろに引くようにして、背を反らせていきます。
その姿勢を2秒ほどキープした後は、腕と足を上げたまま、両腕と両足を閉じるようにまっすぐに伸ばしましょう。そして、また同じことを4~6回繰り返していきます。この筋トレは意外と負荷が重いので、最初は自分の体力と相談しながら無理せず行ってください。
ヴィーナスえくぼ作りにおいて重要な腸腰筋とは?
ヴィーナスえくぼ作りには、大臀筋と背筋の他に腸腰筋と呼ばれる筋肉を鍛えることも欠かせません。腸腰筋とは、太ももと腹筋をサポートするように付いている筋肉で、腸腰筋が衰えてしまうと下腹部や腰回りに脂肪がつきやすくなるとされています。
この腸腰筋がしっかり鍛えられてると、腰全体と下腹部が引き締まるので、ヴィーナスえくぼが出やすくなるのです。また、腸腰筋が衰えているかどうかは、簡単にチェックすることができます。仰向けになり、股関節の部分を手でしっかり触ってみましょう。
柔らかい場合は腸腰筋が衰えている可能性が高いので、健康のためにも腸腰筋を鍛える筋トレをすることをおすすめします。
腸腰筋を鍛えるトレーニング
腸腰筋を重点的に鍛えるには、スクワットやランジといった筋トレが有効とされています。
スクワットは足を肩幅に開いた状態で、腰を膝の高さまで落とす動作を繰り返す筋トレです。スクワットは1日に30回程度行うようにすると、効果的に腸腰筋を鍛えることができます。
また、ランジとは足を前後に大きく開いた姿勢で、背筋を伸ばしたまま腰を落とす動作を繰り返す筋トレです。スクワットよりも負荷が重いので、短期間で効果を実感したい人に特にぴったりでしょう。
「若返りの筋肉」とも呼ばれる腸腰筋は、鍛えることで立ち姿や歩く姿勢がよくなるとされています。そのため、見た目の若々しさを保ちたいに人にも、腸腰筋トレーニングはおすすめなのです。
腸腰筋を鍛えることができる運動
腸腰筋を効率的に鍛えることができる運動には、ウォーキングが挙げられます。腰や足をしっかり動かすウォーキングは、腸腰筋を鍛える効果が高い運動とされているのです。
しかし、ウォーキングに慣れない内は、歩いている間にフォームが崩れてしまい、腸腰筋のトレーニングにならないこともよくあります。そのため、ウォーキング中はしっかり背筋をまっすぐ伸ばし、顎を引いた姿勢を崩さないように意識しましょう。
さらに、なるべくウィーキング中は腰を平行に移動させるようなイメージで足をリズミカルに動かし、できるだけ膝を曲げないようにしてください。そうすることで、より効率的に腸腰筋が鍛えることができます。
また、硬いアスファルトの上を長時間ウォーキングしていると、意外と足の負担が大きくなりがちです。
そのため、20分程度ウォーキングをしたら、5分の休憩を入れて太ももやふくらはぎをマッサージしてください。また、休憩中に水分や塩分を補給することも忘れないようにしましょう。
ヴィーナスえくぼがある日本人の割合
ヴィーナスえくぼがある日本人の割合は、諸外国の人々と比べると低いとされています。日本人は農耕民族として生きてきた期間が長いのです。そのため、主に狩りをして暮らしていた歴史が長い諸外国の人々と比べると、腰回りに脂肪が付きやすいとされています。
腰回りに脂肪が多いとヴィーナスえくぼはできにくくなるため、ヴィーナスえくぼがある日本人の割合は比較的低いとされているのです。
しかし、元々ヴィーナスえくぼができにくい日本人であっても、腰回りの筋肉を上手に鍛えることで、綺麗なヴィーナスえくぼを作ることは可能とされています。
日本人だからと諦めず、今回紹介する筋トレやエクササイズを積極的に行って、美の象徴であるヴィーナスえくぼを作っていきましょう。
ヴィーナスえくぼ作りにおける注意点
ヴィーナスえくぼを作ろうと闇雲に筋トレをしたり、不健康なダイエットを行ったりしてしまうと、ヴィーナスえくぼが逆にできにくくなってしまうこともあるのです。
そこで、以下ではヴィーナスえくぼ作りにおける、いくつかの注意点もしっかり確認していきましょう。
脂肪を落としすぎない
ヴィーナスえくぼ作りでは、腰回りや下腹部の脂肪をある程度落とすことが大切になります。しかし、脂肪を落としすぎてしまうと、綺麗な形のヴィーナスえくぼができても見えにくくなるとされているのです。
さらに、脂肪を落としすぎてしまうと貧相な印象の体つきになってしまい、女性らしい魅力が減ってしまいます。そのため、脂肪を落としすぎないように注意しましょう。
綺麗なヴィーナスえくぼができやすい体脂肪率は、約22%とされています。体脂肪率が22%以上の人は、体脂肪率22%を目指して筋トレをしていきましょう。
質のよいタンパク質を積極的に摂取する
ヴィーナスえくぼ作りにおける注意点には、しっかりタンパク質を摂取するということが挙げられます。ヴィーナスえくぼを手に入れるためには、下半身の脂肪を減らすためにある程度ダイエットをする必要があるでしょう。
しかし、過度な食事制限でタンパク質が不足してしまうと、筋トレをしても筋肉が付きにくくなり、ヴィーナスえくぼができにくくなってしまうのです。
そのため、ヴィーナスえくぼを作っている期間中は、プロテインを飲んだり大豆製品を食べたりして、ヘルシーなタンパク質を意識して摂取しましょう。
ちなみに、ダイエット中に飲むプロテインには、牛乳から作られるホエイプロテインや、大豆から作られるソイプロテインが特におすすめです。
牛乳や大豆のタンパク質は特に質がよいですし、大豆のタンパク質には体のラインを美しく保つ女性ホルモンと似た効果があります。
自分の体力や筋肉量に合わせて筋トレする
短期間でヴィーナスえくぼを作ろうとすると、激しい筋トレに走ってしまいがちです。しかし、あまり激しすぎる筋トレをいきなり始めると、ケガをしてしまう危険性が上がります。
さらに、男性よりも筋肉が付きにくいとされる女性が、短期間で劇的な筋トレ効果を感じることは難しいのです。
そのため、筋トレに慣れていない場合は、最初は負荷の軽いトレーニングから始めて、徐々に負荷を重くしていきましょう。また、筋肉トレーニングの成果を出すことに焦らず、じっくり確実に筋肉を鍛えていくことを意識してください。
さらに、筋トレ中には1週間に1日ほどの休息期間を入れると、筋肉の再生する力を利用して、より効率的に筋力をアップさせることができるでしょう。
あなたにもあるかも?ヴィーナスのえくぼのチェック方法
ヴィーナスえくぼが自分にあるかどうか分からないという人もいるでしょう。そこで、以下ではヴィーナスえくぼをチェックする方法も紹介していきたいと思います。
うっすらあるヴィーナスえくぼは、光の加減や当て方によっては見えにくいことがよくあるそうです。
そのため、ヴィーナスえくぼをチェックするときには、光量や光の角度を変えながら、自分の腰あたりをよく観察してみてください。
自分では後ろがよく見えない場合は、姿見を前と後ろに設置して、鏡の反射を利用するとチェックしやすくなります。
適切なトレーニングでヴィーナスのえくぼを手に入れよう
今回は美の象徴とも言われるヴィーナスえくぼの作り方について、詳しく解説しました。ヴィーナスえくぼは遺伝により出ることもありますが、腰回りの筋肉を鍛え脂肪を落とすことで作ることも可能です。
そのため、ヴィーナスえくぼを手に入れたい女性は、ぜひ今回紹介した筋トレやエクササイズを実践してみてください。また、下腹部や腰回りを特に引き締めたい女性にも、今回紹介したトレーニングがおすすめです。