被害者意識の強い人の特徴!被害者意識が強い人とは?

今回は被害者意識の強い人の特徴を紹介します。被害者意識とはどんな意識なのかということから、被害者意識が強くなる心理的な原因などをまとめていきます。また被害者意識が強い人が被害者意識を克服する方法なども解説させていただきます。

被害者意識の強い人の特徴!被害者意識が強い人とは?のイメージ

目次

  1. 1被害妄想が激しい人って周りにいませんか?
  2. 2被害者意識の意味とは?
  3. 3被害者意識が強くなってしまう心理的原因
  4. 4被害者意識の強い人の性格
  5. 5被害者意識の強い人の特徴
  6. 6被害者意識が強い人への上手な対応
  7. 7被害者意識をなくす克服方法
  8. 8引き寄せの法則で克服する
  9. 9被害者意識の強い人は損をしている!

被害妄想が激しい人って周りにいませんか?

人生は思い通りにはいかないものです。これも人生だなと思う人もいれば、「どうして自分ばっかり」と思ってしまう人もいます。嫌なことが続くと、どうしてこんなに自分ばかりが不幸なんだろうと思うこともあるでしょう。

この「自分ばっかり」と思う気持ちが強い人が、被害妄想が激しい人だと言われています。周りの人から見れば決してその人ばかりというわけではないと思っていても、その人は自分が一番不幸で可愛そうだと思っているのです。

被害妄想が激しい人というのはどんな人なのでしょうか。今回は被害者意識が強い人の特徴を紹介させていただきます。

被害者意識の意味とは?

今回は被害者意識が強い人をまとめていきますが、そもそも被害者意識とはどういう意味の言葉なのでしょうか。被害者意識の意味からみていきましょう。

被害者意識の意味とは、自分は被害を受けていると思い込んでしまうことです。周りの人からみると、必ずしも被害を受ける立場であるわけではないという状態であることということもあります。

また被害者意識とは自分の謝った言動を正当化するために、他人に責任を転嫁するということでもあります。自分が被害者であるということを正当化してアピールするということになります。

被害者意識が強くなってしまう心理的原因

被害者意識が強い人というのは、とても強い被害者意識を持っているという人にもなります。被害者意識が強くなってしまう原因にはどんな原因があるのでしょうか。被害者意識が強くなってしまう心理的な原因をみていきましょう。

劣等感やコンプレックスが強い

被害者意識が強くなってしまう心理的原因には劣等感やコンプレックスが強いということが原因になっています。劣等感が強いという人は、自分が通常では勝てることがないということがわかっているので、ちょっとしたことでも劣等感を感じやすくなります。

またコンプレックスが強いという人も、同じように通常で誰かより優れたことができることがないと感じているので、ちょっとしたことで被害者意識が強くなってしまうという特徴があります。

自分が劣っているということがわかっているので、劣っているということを隠すために自分が被害にあっているということをアピールしようとするのです。

人と比べてしまう

自分以外の人のことを気にしすぎて比べてしまうということも、被害者意識が強くなる原因になります。人と比べて自分が優遇されていないということを強く感じることで、劣等感が生まれやすくなるのも被害者意識が強くなる原因にもなります。

明らかに贔屓されているという場合もあるものの、他の人と比べて大差ないにもかかわらず、自分のほうが優遇されていないと感じることもあるものです。人のことを強く意識することが比例して強い被害妄想にも繋がっていくところがあるようです。

隣の芝生は青くみえるというように、人と比べると自分のほうが被害にあっているような気分が強くなってしまうと言うのが被害者意識が強い原因になります。

自分が傷つきたくない

被害者意識が強い原因には、自分が傷つきたくないという気持ちが強いということが原因になっていることもあります。自分が悪いということを認めてしまうことで、自分が傷ついてしまうのを防ぎたいと思っているのです。

自分が傷つきたくないので、自分ではなく誰かのせいでこうなってしまったのだと思い込みたいという心理が原因になっていることもあります。誰かのせいにしてしまうことで、自分に対しての罪悪感を少なくしようとしているところがあります。

自分が傷つかないために誰かのせいにしてしまいたいという心理からも、被害者妄想が強い原因になります。

被害者意識の強い人の性格

被害者意識の強い人の性格には心理的な原因もありますが、被害者意識の強い人の性格が被害者意識の強い人の特徴になっていることもあります。被害者意識の強い人の性格にはどんな特徴があるのでしょうか。

自分に甘く人に厳しい

被害者意識の強い人の性格の特徴には、自分に甘く人に厳しいという特徴があります。自分に甘くて人に厳しいからこそ、被害者意識が強い人になるということにもなります。

自分には甘い性格をしているので、得することであれば自分の手柄になるようにしますが、自分が努力をしなければいけなかったり、頑張らなくてはいけないことに関してはやりたがろうとしないというのも特徴です。

自分には甘いけれど人には厳しいので、自分はやらないけれど他人はやるべきだと強く主張するのも被害者意識の強い人の性格でもあります。自分よりも他人が不幸であったり努力しないといけない状況であることを望むところがあります。

ネガティブになる

ネガティブになるというのも被害者意識が強い人の性格の特徴です。被害者意識が強い人は、気持ちがネガティブになりやすいことで、自分は被害者だという気持ちを持ちやすくなってしまうのです。

ネガティブな性格の人は、物事を悪い方にばかり考えてしまうところがあるので、他人が自分のことを陥れようとしているのではないかとか、自分のことを妬んでいるのではないかということを思ってしまうことが多いのです。

自分のことを陥れるために、自分に悪意のある行動をしてきているのだとありもしない悪意を感じてアピールをするというのが被害者意識が強い人の性格の特徴でもあります。

過去の事をいつまでも責める

以前起こった過失など、過去の事をいつまでも責めるというのも被害者意識が強い人の性格の特徴です。「その話はもう終わったのに」という話を持ち出して、いつまでもネチネチと責めるというような性格です。

過去の事を持ち出してきて責めるのは、過去の過失で被害を受けたということで今も被害を受けているのだということをアピールしたいからでもあります。一度和解したことでも、ネチネチと責められるということから、周りの人もうんざりしてしまうということもあるようです。

被害者意識が強い人に何かあるたびに、過去のことを持ち出してきて被害者ぶるというのが被害者意識が強い人の性格の特徴です。

被害者意識の強い人の特徴

被害者意識が強い人の心理的な原因や性格の特徴をみてきましたが、被害者意識が強い人は言動などにはどんな特徴があるのでしょうか。被害者意識が強い人の言動を含めた考え方の特徴をみていきましょう。

文句が多い

被害者意識の強い人の特徴には、文句が多いという特徴があります。被害者意識の強い人というのは、いつでも自分が正しくて周りの人こそが間違っているのだと思ってしまうものです。自分は正しいと思っているので、自然と文句も多くなっていきます。

コーヒーショップでコーヒーを注文するという些細な時でも、被害者意識の強い人は自分は被害者だとアピールをしてスタッフを困らせることがあります。いつでも自分が正しくて、相手が悪いのです。

「コーヒーを注文したのに、5分たっても出てこない」とか「こんなに熱いコーヒーが飲めるわけないじゃないか」というようなことで相手を困らせてしまうのです。

気分の起伏が激しい

気分の起伏が激しいというのも被害者意識の強い人の特徴になります。とてもポジティブに考えることができる時もあれば、どこまでもネガティブな気分になるという時もあるのです。

基本的にはネガティブな性格ですが、気分が不安定で突然起こったり、そう思ったらいつのまにか何事もなかったかのようになっているというのも被害者意識の強い人になります。

被害者意識の強い人は、感情の起伏が激しいので、自分でも上手に気持ちをコントロールすることができていないのかもしれません。気分の起伏が激しいので、怒りが大きくなった時には被害者意識の強い人は自分が被害を受けているということを強く訴えるところもあります。

人のことを信じていない

人のことを信じていないというのも被害者意識の強い人の特徴です。自分以外の人は全員が敵だと思っているというのが、被害者意識の強い人の特徴です。自分のこと以外は信じていないので、ちょっとしたことでもわざと悪くなるようにしたのだろうと思い込んでしまうことがあるのです。

例えば何気なく荷物を置いたら、たまたまその荷物に被害者意識の強い人が足を引っかけてしまったという場合でも、わざと置いたわけではないのに転ばせようとしてわざと置いたのに違いが無いと感じることがあるのです。

人か行ってしまったミスは、全部自分を陥れるために違いないと考えてしまうところが、人のことを信じていない被害者意識の強い人の特徴になります。

感謝の気持ちがない

人から助けてもらって嬉しいとか、手を貸してもらえて感謝しているというような、感謝の気持ちがないというのも被害者意識の強い人の特徴です。被害者意識の強い人には、やってもらって当然だと思うようなところがあります。

そのため助けてもらって感謝をするということはないのです。助けてもらうのが当然だと思うのは、自分は誰よりも被害者であるという被害者意識の強いことが影響しています。みんなよりも被害を受けている自分は、周りの人に助けてもらって当たり前だと考えています。

当然だと思っていることを感謝することは難しいものです。母親が食事を作ってくれるのは当たり前だと思う理論が、被害者意識の強い人にはあるのです。

被害者意識が強い人への上手な対応

被害者意識が強い人は感謝の気持ちを持っていないので一緒にいると対応が難しそうです。イライラすることも多いでしょう。そんな被害者意識が強い人への上手な対応にはどんな対応があるのでしょうか。

反論しない

被害者意識が強い人と上手に付き合っていこうと思っている時には、反論しないということが大切です。被害者意識が強い人というのは、自分が1番正しいと思っています。自分の意見が正しいと思っている人に、「それは違う」といっても喧嘩になるだけです。

「そういう考え方もあるのかもしれないね。でも・・・」という感じにアドバイスをするという方法をとるといいでしょう。「こういう考え方の方が、あなたらしいのではないか」とか、「頭がいいあなたなら、こういうことも思いついていたんじゃない?」とちょっと持ち上げてみるのもいいでしょう。

劣等感やコンプレックスがある被害者意識が強い人には、反論をしないでむしろ少し持ち上げて意見を変えさせていった方が簡単でしょう。

一旦受け止める

一旦被害者意識が強い人の意見を受け止めるというのも、上手に付き合いたい時の対応になります。一旦受け止めて「今回はこうするから、その代わりこういうことはできないかな?」というような取引をしてみるのもいいかもしれません。

例えば仕事で、Aさんの方が自分よりも仕事をしていないのはおかしいから、自分の仕事をAさんにやって欲しいというようなことを言った時には、「この仕事は他の人に任せるから、その代わりこちらの簡単な仕事をやってくれない?」というような感じです。

1つは条件をのむから、こちらの条件ものんで欲しいという申し出をするという方法になります。

相手にしない

職場が同じなどの理由で上手に付き合わなくてはいけない時には丁寧に対応する方法がありますが、それほど深い付き合いではないという場合には、相手にしないというのも1つの方法です。

質問にはさっさと答える、ビジネスライクで対応するなど、できるだけ関わらないようにしたほうがいいでしょう。

被害者意識をなくす克服方法

被害者意識を持っている人が周りにいると大変ですが、被害者意識を持っている人もずっとネガティブな気持ちでいることには疲れてしまいます。被害者意識をなくす克服方法にはどんなものがあるのでしょうか。

自分を客観視してみる

被害者意識をなくす克服方法には、自分を客観視してみるという方法があります。被害者意識が強い人というのは、自分を主観的にしかみれていない人でもあります。「私だけ」「私しか」「私が」といつでも自分のことしか考えることができないのです。

こういう時、相手は自分のことをどう見ているのだろうかと考えてみることで、被害者意識をなくしていくことができます。

気持ちの切り替える

被害者意識が強い人は、「いつでも」「毎回」自分ばかりが悪いことにあっていると思い込んでいます。いつでも悪いことが起こってしまうと思ってしまうのは、過去の事を引きずっていることも原因です。

悪いことが起こったらそこで1度気持ちをリセットして、こんな時もあるのだと思うことで毎回嫌なことがあるという心理を和らげることができます。

相手のことを理解する

相手のことを理解しようとすることも、被害者意識をなくす克服方法になります。人を信じることができないというのも被害者意識がある人の特徴です。

誰のことでも100%信じていいというわけでもありませんが、悪意のある人ばかりではないということも感じることができるといいでしょう。

引き寄せの法則で克服する

被害者意識をなくす克服方法にも色々な方法がありますが、引き寄せの法則で克服するという方法もあります。引き寄せの法則とはどんな方法なのでしょうか。

良いことが起こると思う

引き寄せの法則とは、悪いことが起こると思えば悪いことが起こり、良いことが起こると思えば良いことが起こるという考え方の法則です。

被害者意識が強い人は「周りの人は自分が不幸になればいいと思っているに違いない」と思い込んでいることで、本当に不幸になっているのかもしれません。被害者意識をなくすためにも「良いことが起こるはずだ」という意識に変えていくことも大切です。

引き寄せノートもおすすめ

具体的に「こんな自分になりたい」という気持ちを実現させたいのであれば、引き寄せノートを作ってみるというのもおすすめです。きっと、あなたのなりたい自分に近づくことができるでしょう。

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被害者意識の強い人は損をしている!

今回は被害者意識の強い人とはどんな特徴があるのかを紹介させていただきました。被害者意識の強い人は、周りの人にも迷惑をかけています。そのために本当に被害者意識の強い人はデメリットを被っている場合もあります。

周りの人から嫌われるというだけでも、被害者意識の強い人は損をしていることになります。被害者意識の強い意識を克服して、幸せな人生を送ることができるように変わっていきましょう。

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