アマレットカクテルの飲み方!ミルクなどの割り方やレシピを紹介
アマレットというお酒を知ってますか?アーモンドのような香りと、甘い味わいが特徴的なお酒ですが、カクテルにすると、とても美味しいと言います。アマレットカクテルの飲み方を徹底解説!自宅にあるドリンクを使って、簡単にアマレットカクテルを作る方法を見ていきましょう。
目次
アマレットカクテルの美味しい飲み方が知りたい!
アマレットという名前を聞いたことありますか?お酒にあまり詳しくない人であれば、聞き馴染みがあまりない言葉かもしれませんが、アマレットは、イタリアのリキュールで、カクテルなどによく使われるお酒です。
甘い香りが特徴的で、その可愛らしい名前のイメージにぴったりなリキュールと言えます。男女問わず人気が高いアマレットですが、手持ちのジュース等と割ってカクテルを作ったり、特徴的な甘さを活かして、デザートの香り付けに使う人が多いようです。
「ゴッド・ファーザー」が有名!
1972年公開の名作「ゴッド・ファーザー」の名前にちなんだカクテルがあるのをご存じでしょうか?アマレットとウィスキーをブレンドした大人のお酒ですが、その豊潤な香りが特徴的で、ダンディーな男性からも人気があるカクテルです。
アマレットと言えば、ゴッド・ファーザーを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は他にも数々のカクテルがありますので、簡単に自宅で作れるアマレットカクテルの作り方を紹介したいと思います。
アマレットとはどんなお酒なの?
アマレットは、アーモンドのような香ばしい香りが特徴的なリキュールで、主原料は杏仁(アンズの核)だそうです。それをブランデーに漬けこんでアマレットが完成します。
アマレットはリキュールの1種ですが、アマレットの中にも色々な銘柄があるようです。アマレットの元祖として知られているのがデイサロンノ・アマレットという銘柄になります。
アマレットの価格
アマレットのお値段はいかほどでしょうか?日本で売られているアマレットと言えば、デイサロンノが主流になるかと思います。では、価格を見ていきましょう。
お値段は、店舗によりばらつきはあるかと思いますが、700mlが1,600円ぐらい~2,160円ぐらいです。200mlのボトルは、700円ぐらい~1,000円、ミニチュアサイズは600円ぐらいのようです。定価より随分購入できるので、気軽に手に入るかと思います。
アマレットのその他の銘柄も1,000円ぐらいから~2,000円ほどで手に入りますので、ぜひチェックしてみてください。
アマレットの販売場所は?
デイサロンノであれば、お近くの酒店をはじめ、ドラッグストアやドンキホーテなど、洋酒を扱ってるお店であれば、簡単に手に入る商品です。また、Amazonや楽天などでも安価で販売されているので、値段をチェックしてから購入すると良いかもしれません。
また、ディサロノ以外の銘柄も、ネット等でも手に入りますし、店頭でも最近は見かけることも多いので、色々な銘柄を見てみるのも楽しいと思います。
アマレットの味の特徴
アマレットは、アーモンドの香りが特徴的ですが、味はどうでしょうか?イタリア人の画家が彼氏にプレゼントするために作ったのが由来となっているお酒であり、恋の甘さを感じさせるスイートな味わいが特徴的です。
また、アマレットという名前は、イタリアのお菓子「アマレッティー」に香りが似てることからつけられたと言いますので、お菓子のような甘い香りと味わいが特徴的と言えます。
アマレットは、杏仁(核)の仁を主原料としているので、独自の甘さを引き出していますが、甘いだけでなく、ほんのりほろ苦さも残り、バランスの良いリキュールになっています。
アマレットカクテルの度数
アマレットのアルコール度数は銘柄により若干ばらつきがありますが、大体どの銘柄も28度前後のようです。
リキュールは甘さが特徴的なお酒ですが、意外とアルコール度数が高いものが多いです。
アマレットも例外ではなく、味に反してアルコール度数はかなり高めになっているので、カクテル等で楽しむのにぴったりなお酒と言えます。
カクテルにすると、もちろんアマレットそのもののアルコール度数は下がりますので、お酒の弱い人や、甘いお酒が好きな人は、アマレットカクテルを楽しむのが良いでしょう。
アマレットカクテルの美味しい飲み方
アマレットは、リキュールの一種で、甘さが特徴的なお酒になりますので、その香りと味わいをより楽しむため、カクテルでいただく人が多いと言います。ここからは、アマレットの美味しい飲み方を見ていきましょう。
ジュースなどで丁度良いバランスで割って、その香りと味のコラボを楽しんでみませんか?
ソーダ割り
アマレットソーダは、アマレットの甘さを程よく中和した、後味すっきりの飲みやすいカクテルです。まったりとした甘さが、ソーダの泡と溶け合い、喉越しの良いさっぱりとしたカクテルに仕上がっています。
レモンを添えると、さらに爽快感が増しますので、甘さが苦手な人にぴったりなカクテルです。
コーヒー割り
コーヒーにアマレット?と聞くと、意外な組み合わせに思う人もいるかもしれませんが、アーモンドのような香ばしい香りが楽しめるアマレットは、コーヒーの苦さとマッチします。
ホットコーヒーで作るアマレット・カフェは寒い冬にいただくと、体の芯からあったまります。耐熱性のあるアイリッシュ・グラスを使って、素敵なアマレット・カフェを作ってみませんか?
家にあるインスタントコーヒーでも十分美味しいカクテルができます。飲み方は非常に簡単で、コーヒーを入れたグラスに、少量のアマレットを入れて割るのみです。アマレットの量はお好みで調節して、その香りを楽しんでみてください。
ミルク割り
アマレットの甘さを活かした、ミルクで割る飲み方は、女性からも男性からも人気が高いと言います。アマレット・ミルクは、アマレット30mlと牛乳120mlでいただくのがベストです。飲み方を見ていきましょう。
グラスに氷を入れて、アマレットを注ぎます。その後冷やした牛乳を注ぎ割っていきます。マドラーで優しくかき混ぜて、香りを楽しみながらいただくのが美味しいです。
お好みでチョコレートをひとかけら入れたり、アイスクリームを入れても美味しいカクテルになるので、ぜひ試してみてください。
ジンジャエール割り
続いての飲み方は、ジンジャエールで割って飲む方法です。アマレット・ジンジャーと呼ばれるこのカクテルは、アマレットの甘みとジンジャエールのさっぱり感がマッチして、後味の良いとても飲みやすいカクテルですので、男女問わず人気が高いと言います。
では飲み方を見ていきましょう。グラスに氷を入れて、アマレットを40ml入れます。そこにジンジャエールを好みの量入れ、割っていきましょう。マドラーで軽くかき混ぜたら完成です。
アマレットとジンジャーの香りもしっかり感じられ、甘ったるいカクテルが苦手な人にもおすすめの飲み方ですので、試してみてください。
ウーロン茶割り
ウーロン茶でお酒を割って飲む人は多いと思いますが、アマレットもウーロン茶と良く合うと言います。スッキリしたウーロン茶は、アマレットの甘さを程よく抑えてくれ、さっぱりとした飲み心地になります。
では、飲み方を見ていきましょう。氷の入ったグラスにアマレット30mlを注ぎます。その後ウーロン茶を入れて割っていきます。ウーロン茶は90mlぐらいが丁度良いですので、それぐらいの量を注ぎ、マドラーでかき混ぜて、飲んでみましょう。
さっぱりとした味わいで、お酒も進みます。そこにおつまみの一品でもあれば、楽しい晩酌になるでしょう。
アイスティー割り
暑い夏にもピッタリなのが、アマレットをアイスティーで割った飲み方です。氷の入ったグラスにアマレット30mlと、市販のアイスティ120mlを注いで、マドラーでかき混ぜていただきます。
紅茶の爽やかな風味がアマレットの甘さを引き立て、深い味わいを楽しめるカクテルになっています。よりさっぱり感が欲しい人は、ミントの葉を浮かべて香りを楽しんでも良いかもしれません。見た目にも美しく、とっても美味しいカクテルです。
コーラ割り
アマレットをコーラで割る飲み方も、コーラの甘みが程よいバランスでマッチしてくれ、とても美味しいカクテルになると言います。作り方は至って簡単で、氷を入れたグラスに30mlのアマレット、100mlのコーラを入れてかき混ぜるのみです。
お好みでレモンを添えると、レモンの香りがプラスされ、より飲みやすいカクテルになります。
赤ワイン割り
イタリア語で「赤い坂」の意味があるローザ・ロッサは、アマレット、赤ワイン、ジンジャエールで割って飲むカクテルです。おしゃれなワイングラスに氷を数個入れ、アマレット30ml、赤ワイン60ml、ジンジャエール少量でグラスを満たせば完成です。
ローザ・ロッサは、アマレットを使ったカクテルの中でも非常に人気が高く、ロマンティックな雰囲気を楽しみたい時にぴったりです。甘みを抑えたい場合は、ジンジャエールではなくトニックウォーターを使うと良いでしょう。
レモンジュース割り
アマレットの甘い豊潤な香りは、レモンジュースの爽やかさが加わることで、より深い風味になると言います。氷の入ったグラスにアマレット30ml、レモンジュース100mlを注ぎ、好みでライム果実や、スライスしたレモンをのせても素敵です。
少し甘みが欲しい人は、はちみつ等を垂らせば、また違う味になり楽しいと思います。また、ミントの葉を浮かべれば、爽やかな香りがプラスして、すっきりした気分にさせてくれます。
家にあるドリンクで割って楽しんでみて!
アマレットは、ゴッド・ファーザーやアル・カポネなどの有名なカクテルとして楽しむのも美味しいですが、自宅にあるジュースやお茶などを使って割って飲むのも美味しいです。
おもてなしにもぴったりなお酒ですので、友人を招いた際などに、カクテルを振る舞ってみてはいかがでしょうか?さまざまな味わいに変化しつつ、本来の甘さはしっかり残ってくれるので、きっとお客さんにも喜ばれるでしょう。
アマレットを使ったスイーツレシピ
アマレットは、その香りが特徴的なリキュールです。香ばしいアーモンドの香りは、デザートの香り付けにぴったりだと言います。今回は、アマレットの風味をより活かせる、2つのスイーツのレシピを紹介していきます。
杏仁豆腐
材料 | 分量 |
アマレット | 適量 |
スキムミルク | 大3(生クリームでも可) |
砂糖 | 大1弱 |
ゼラチン | 5g |
牛乳(お好みで) | 200g(半量の100g) |
では、杏仁豆腐の作り方を簡単に説明します。鍋に牛乳、甘さを控えたい人は水(もしくは水と牛乳半々でも可)を入れ、ゼラチン以外を投入します。火をかけて温まってきたらゼラチンを入れてよく溶かします。
容器に入れてからアマレットを適量ふりかけしっかり混ぜて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。生クリームを使わなくても簡単に美味しい杏仁豆腐が完成しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
パンナコッタ
材料 | 分量 |
牛乳 | 100ml |
生クリーム | 100ml |
砂糖 | 20g |
アマレット | 適量 |
ゼラチン | 5g |
パンナコッタにアマレットを加えて、大人のスイーツを作ってみませんか?では、作り方を見ていきましょう。
鍋にアマレット以外の材料を入れ、中火で温めていきます。ゼラチンはあらかじめふやかしておくと使いやすいです。ふやかしたゼラチンも加え、しっかり混ざって沸騰してきたら、アマレットを混ぜてかき混ぜて、火を止めます。
しっかりとろみが出てるか確認し、容器に入れて粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やして完成です。苺などのフルーツをのせても、見た目にも可愛いパンナコッタが仕上がります。
スイーツとの相性抜群!
アマレットはその甘い香りから、スイーツとの相性抜群だと言います。杏仁豆腐やパンナコッタはもちろんですが、ティラミスやパウンドケーキなどにアマレットを使う人も多いと言います。
いつものスイーツ作りの香り付けに、ほんのりアマレットを混ぜれば、大人のスイーツが完成しますので、ぜひやってみてください。
アマレットのおすすめ銘柄3選
アマレットと言えば、日本ではディサローノ・アマレットのイメージが強いと思いますが、他にも銘柄がありますので、簡単に紹介していきたいと思います。
ディサローノ・アマレット
アマレットと言えば、やはりディサローノ・アマレットではないでしょうか?ディサローノ・アマレットは、アマレットを最初に製品化した会社で造られた銘柄になります。
アマレットの元祖とも言える銘柄で、元々は「アマレット」と言う名前で販売されていましたが、類似品が出回るようになったため、1992年に改名し今の名前になりました。
アマレット・ローヤル・コンティ
アマレットの銘柄の中でも100%アーモンドを使用したこちらのアマレット・ローヤル・コンティは、最近人気の銘柄です。世界的コンテストのスピリッツ・チャレンジでも受賞歴があり、その深い味わいの虜になる人が続出してると言います。
特にミルク割りがおすすめなので、独特の香りを楽しんでみてください。
ボルス・アマレット
ボルス・アマレットは、アサヒビールが発売しているアマレットです。スタイリッシュなボトルが印象的で、木の実やカラメルのような甘い味わいと、アーモンドが特徴的なお酒です。カクテルのベースにぴったりですし、ホットドリンクと割っても美味しいです。
ディサローノ・アマレット以外にもたくさんの銘柄がある!
アマレットと言えば、ディサローノ・アマレットの印象が強いと思いますが、実はたくさんの銘柄があり、味わいも若干違うので、好みのアマレットを見つけるのも楽しいかもしれません。
色々な飲み方ができますので、飲み方によって使う銘柄を変えて、ぴったりな銘柄を見つけてみてください。
アマレットで美味しいカクテルを楽しもう!
アマレットの特徴や、美味しい飲み方を紹介してきましたが、いかがでしたか?アマレットはその甘い香りや味わいからカクテルにぴったりだと言います。スイーツの香り付けにもよく合いますので、お気に入りの飲み方を見つけてみてください。