アクリルキーホルダーの自作での作り方！オリジナルキーホルダーを作ろう

ランドセルやキーチェーンなどにアクリルキーホルダーが一緒についているのを見たことはありますか？堅いプラスチックの中に自分の好きなイラストや物を入れて閉じ込めて作られ、販売されています。

しかしあのアクリルキーホルダーは自作できるとご存知だったでしょうか。可愛いものやイラストをプラスチックに閉じ込め、世界に1つだけのオリジナルキーホルダーを作れたら、きっと素敵でしょう。

今回は自分で作る、たった１つだけのオリジナルキーホルダーの作り方を紹介していきます。プレゼントや自分のお守りアイテムにするなど、様々な使用法もありますので、楽しんで作ってください。

アクリルキーホルダーとは樹脂を用いたキーホルダーで、本来の目的は鍵を束ねてもつためのものですが、財布やバッグなどにアクセサリーとしてつけたり、スマートフォンなどに携帯ストラップとしてつける場合もあります。

アクセサリーとしても使え、常に持ち歩く身近なものにつけることが多いこともあって企業の販促品やファンのためのアイテムグッズとして人気のものです。オリジナルアクリルキーホルダーは製作会社に依頼することも可能ですが、自作も大丈夫なのです。

ちなみに「アクリルキーホルダー」は若い人の間では「アクキー」と省略されて呼ばれますので、覚えておきましょう。

アクリルキーホルダーなんて、子供だけのものでしょ？と考える人がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。実際にはアイドルのファングッズとしてなど好評で、大人でもたくさんの方が夢中になっています。

ではもっと具体的にアクリルキーホルダーの魅力とは何があるかをみていきましょう。これを読めばきっと、今まで興味がなかった人でも自分で作ってみたくなること間違いなしです。

また今までに作ったことがある、という人は新しい作り方や更に高度な技に挑戦してみましょう。

最初の魅力は何といっても、初心者でも簡単に作ることができるということです。材料もちゃんとしたプロ仕様のものを選べば値段は上がりますが、100均ショップでも揃えることが出来るというものも多いです。

ちょっといいなあ、と思ったキーホルダーをオリジナルで作れるとなれば、女子は誰でも嬉しいはずです。初心者でも簡単に出来ますので、友達同士で「今日はアクリルキーホルダーを作る日」と決めて集まっても楽しいでしょう。

モチーフやイラストだけでなく作り方を変えればその分世界は広がります。色々な作り方がありますので、これを読んでチェックしてみましょう。

お土産などでキーホルダーを貰ったとき、ここのデザインがもしこうだったらもっと可愛いのに、とか、デザインは良いけれど色があまり好きじゃない、と感じてしまったことはありませんか？アクリルキーホルダーを自作すれば、そんなことはなくなります。

色も形も完全に自分の好み、世界に1つだけのオリジナルキーホルダーが作れるのです。デザインや世界感に自信がある方なら1度は自分で作ってみましょう。きっと私だけのオリジナル世界を簡単に表現できてしまうことに驚くでしょう。

色も形もデザインも、何もかも自分好みに出来るというのは、一種のストレス発散でもあります。

では早速オリジナルアクリルキーホルダーの作り方を紹介していきましょう。最初はプラ板を使ったやり方です。自分で描いたイラストや好きな絵などを写したものをキーホルダーに出来ますので、自分だけ可愛いものやストラップなどを作りましょう。

材料から順番に見ていきますので、初心者の方でも大丈夫です。作り方は非常に簡単ですので気軽にやってみましょう。

プラ板で作るアクリルキーホルダーでは、プラ板、サインペン（絵を描く際に使用）、はさみとレジン液です。もしUVライトが準備できる、という方はあればレジンの硬化を素早く出来て便利ですが、なくても大丈夫です。

では作り方を見ていきましょう。

プラ板を使ったアクリルキーホルダーの作り方ステップは全部で3つです。慌てずに1つずつ慎重にやっていけば、失敗はしませんから安心してやりましょう。

子供さんがいらっしゃる方は、休日の遊びとして親子で一緒にトライしてみるのもおすすめです。自分が描いた絵がキーホルダーになれば、子供さんはきっと喜びます。

まずは絵を描きましょう。色とりどりのサインペンを使って、自由に好きなイラストを描いてください。

お気に入りのアニメや漫画のキャラクターなどを真似して描いてもOKです。オリジナルな作品にしたければ、自分の世界感を大事にして自由にやってみましょう。

描いたものをはさみで切り、紐を通す穴を開けておきます。出来るだけプラ板のすれすれで穴を開けることがコツです。あまり奥になってしまうと、後で不便なこともあります。電子レンジにアルミホイルをくしゃくしゃにしたものをのせ、プラ板をのせ加熱します。

加熱が終わったら軍手などで注意して取り出し、分厚い本などでプラ板を挟みます。文字が描いてある部分で押すと文字がうつってしまうこともありますので、白い紙などで挟んで本の中に挟みましょう。プラ板をここでまっすぐにします。

冷めてまっすぐにしたプラ板の上にレジンをのせていきます。使うのはレジンでなくマニキュアのトップコートなどでも大丈夫です。

プラ板の上でレジンを広げ、爪楊枝などを使って気泡を潰します。気泡が残っていたら仕上げのときに表面に凹凸が出来てしまいますので、慎重に潰してしまうようにしましょう。

UVライトがあればそれを使って硬化、なければ直射日光などを利用しましょう。レジンは紫外線で硬くなりますので、晴天であれば10分から30分ほど太陽の光にあてればしっかりとかたまります。最後はキーホルダーやストラップ紐をつけて完成です。

では次はアクリル板を使って作るキーホルダーです。実際にアクリル板を使うことでより本物っぽくなります。

作業するときの注意としては、アクリル板をカットする作業の時は、力がはいって大変ですから、キーホルダーを作るときには勢い余って手などを傷つけないように気を付けましょう。

材料は、アクリル板、アクリルカッターや糸のこぎり、やすり、両面テープ、穴をあけるドリル、最後にイラストを印刷するための光沢紙を用意してください。カッターなど、アクリル板を切るためにはできるだけ専用のものを用意したほうが良いです。

力がいることもありますので、作業には十分注意をしてください。

作業に力が必要だったりしますが、作り方そのものは簡単です。こちらの作り方も3ステップですから、休日でも平日の夜でも楽しんで作りましょう。

好きなイラストや自分が描いたイラストを、光沢ラベルシールに印刷したものを切りだします。

アクリル板を糸鋸やアクリルカッターなどを使って、切っていきましょう。その後、紙やすりで丁寧に磨きます。

ここだと思う位置で、ドリルで穴を開けましょう。

切り出したイラストのシールをアクリル板にはり、ラベルシールの透明ラベルをはがしましょう。これで完成です。

本物の販売品のような自作キーホルダーが出来上がります。

次の作り方はレジンを使ったものです。100円ショップなどで材料が手軽に集められ、簡単に出来ると人気なのがレジンで作るアクリルキーホルダーです。

イラストやモチーフなどを簡単に閉じ込めることが出来ます。自分だけのオリジナル作品を作ってみましょう。

用意するものとしては、レジン液に型、自分の好きなイラストやモチーフなど、そして先端パーツとUVライト、やすりです。Uvライトはなくても構いませんが、あれば時間が短縮になります。

作り方を順番に説明していきます。本当に簡単ですから、ゆっくりやってください。

まず最初に型の2分の1ほどにレジン液を流し込みます。この時気泡が入らないように注意をしましょう。万が一気泡が入ってしまった場合でも慌てる必要はありませんので、爪楊枝などを使って確実に気泡を潰していきます。

自分で用意したイラストやモチーフなどを、自分好みに配置しながら入れていきます。その上から再びレジン液を流し込み、UVライトを使って硬化させます。Uvライトがあればより簡単ですが、なければ太陽光でも構いません。

その分時間はかかってしまいますが、太陽光に当てて固める場合では30分ほどを目安としましょう。

先端にパーツを取り付けるための穴をあけましょう。そのあと全体をやすりで綺麗に磨き、これでいいかなと思うくらいに綺麗になれば先端パーツを取り付けます。

これで完成、世界に1つだけのオリジナルキーホルダーの出来上がりです。

そしてハメパチで作るバージョンです。恐らくこの作り方がほとんどの人にとっては一番簡単に出来るでしょう。

やり方は非常に簡単で、イラストを好きなものを用意して、ハメパチ（市販）にはめるだけです。大きさや形もいろいろありますので、自分好みのものを作ることが出来ます。

ハメパチを使ったアクリルキーホルダーで使用するものは、100円ショップで手に入るハメパチとイラストや写真だけで大丈夫です。道具もさほど必要はなく、しかも必要であっても手軽で安く手に入りますから、簡単に作ることが出来ます。

ではハメパチの作り方を紹介していきます。これは本当に簡単なので、小学生や初心者にも大変おすすめです。まずはこれから手をつけて、徐々に自信をつけていきましょう。

市販のハメパチを購入したら、それのカバーを外します。カバーを外すときにはボールペンなど先が尖った堅いものを使ってください。

中に元々入っていた紙を取り出します。

中から取り出した紙のサイズに合わせて、好みのイラストなどを切り取ります。自分で描いたイラストやペットの写真などを使っても良いでしょう。憧れのアイドルの切り抜き写真なども人気の材料です。

カバーを被せて完成です。簡単にキーホルダーが出来ますので、子供の写真などを入れる人も多いです。

では、日本全国の皆さんが自分で作った自慢のアクリルキーホルダー集をご覧いただきましょう。いずれも本当に素敵な、可愛らしい作品ばかりです。

あなたもこれを自分の力で作れるとなれば、嬉しくなって挑戦しようという気になりませんか？

ブルーや濃いブルーに歯車などのモチーフを浮かべて作られた作品です。これにはクラシックなキーなどがあいそうです。中にいれる細かい材料などは100均ショップでも手に入れることが出来ますし、手芸やさんにも売っています。

是非自分のお気に入りのモチーフを見つけて自分の世界を表現してみましょう。

「海塗り」は難しいと評判ですが、こちらの作品群はその海塗りを素敵にこなしています。アクリルキーホルダー作りはワークショップなどもしているようなので、もし身近で発見した場合には参加してみるのもおすすめです。

上級者になってくればこのように立体の型を使って上手に出来るようになってきます。こちらの作品はクマ型にリボン生地がついたものです。プレゼントなどで貰えばテンションアップ間違いないでしょう。

ハンドメイド商品を販売している人の中には、このようにアクリルキーホルダーで素敵な商品を作って販売している人もたくさんいます。

100均では生活用品やちょっと変わったもの、あれば便利なものがたくさん売られています。それはアクリルキーホルダー作りにも当然役立つものがあるのです。

例えばプラ板が2枚あれば、簡単にキーホルダーが出来てしまいます。作り方は100均で売っているマスキングテープを自分好みの形、ハート型などにはりつけ、それを上下からプラ板で挟んでしまいます。こうすればマスキングテープも剥がれず長持ちします。

そして100均のセリアにはパソコンを使ってデザインが可能であるインクジェット用のプラ板もあります。キャラクターなどのキーホルダーも簡単に作れますので、子供さんを喜ばせるためのプレゼントでしたらおすすめです。

市販のものも勿論素敵な商品が多いですが、やはり自分で好きなものを手作りすることには敵いません。アクリルキーホルダーは100円ショップなどで材料も手に入るので、さほどお金をかけずに簡単に始めることが出来ます。

まずは1度やってみて、自分の世界を表現する喜びを知ってください。1度うまくいけばその魅力にとりこになり、きっともっと作ってみたいと思うでしょう。上手に出来るようになれば、キーホルダーだけでなくアクセサリーなどにも挑戦できます。

繊細で可愛いものが手軽に作れる、瑞々しいアクリルキーホルダーの世界を楽しみましょう。