記憶力が悪い原因!記憶力が悪すぎる人って?
記憶力がない人と記憶力がある人と言われることがありますが、記憶力がない人とはどうして記憶力が悪いのでしょうか。今回は記憶力が悪い人の原因について紹介させていただきます。また記憶力が悪い人が記憶力を良くする方法などもまとめていきます。
目次
記憶力がないのはなぜなの?
記憶力がないことで悩んでいるという人もいるかもしれません。「どうして自分には記憶力がないのだろう」と思っている人もいれば、「生まれつき記憶力が悪い人だから」と諦めてしまっていることもあるかもしれません。
記憶力が悪い人というのは本当に生まれつきなのでしょうか。今回は記憶力な悪い原因や、記憶力がない人に試して欲しい記憶力を良くする方法を紹介させていただきます。
記憶力が悪い人の特徴
記憶力がないと思っている記憶力が悪い人にはどんな特徴があるのでしょうか。あなたももしかしたら記憶力がない人だと思われているかもしれません。自分では気がつくことができない、記憶力が悪い人の特徴についてチェックしてみましょう。
反省しない
記憶力が悪い人の特徴には、ミスをしたことなどを反省しないという特徴があります。ミスをしても反省をしないので、また同じミスをしてしまうということです。
同じミスをしてしまうのは、失敗をした時に「もう同じミスをしないようにしなければいけない」と記憶しておこうと思わないことで起こってしまいます。
反省をしていないことで、ミスをしてしまったこと自体を覚えていないのでまた同じ失敗をして記憶力が悪い人だと周りの人から思われてしまうことになります。
自分で考えることがない
何かをやろうと思った時に、自分で考えることがないということも記憶力が悪い人の特徴です。誰かに言われた通りにしかしない、自分で考えずにマニュアル通りのことしか行わないという人は、記憶力がない人だと周りの人から思われやすいようです。
以前は道がわからない時には、地図などを広げて行きたい場所へのルートを調べていましたが、最近ではアプリが道案内をしてくれます。アプリに言われるままに向かっていたので、いざ自分だけでその場所に行こうと思ったら道がわからないということはないでしょうか。
自分で考えて選んだ道ではないので、思い出すことができないのです。記憶力が悪い人なのではなくて記憶しようとしていないのですが、周りの人からみると記憶力がない人だと思われてしまうのです。
苦手意識がある
記憶力が悪い人の特徴には、記憶することに苦手意識があるという特徴もあります。記憶力が悪い人は、自分が記憶力がないと自覚している人が多いというのも特徴です。
「どうせ自分には記憶力がないから」ということで、最初から覚えようとするつもりがないために記憶することがありません。
覚えることを最初から諦めてしまうということで、さらに記憶力が悪い人だと周りの人に思われてしまう結果になります。
記憶力が悪い原因
記憶力が悪い人が記憶力が悪い原因には、自分の苦手意識から記憶することができないという人もいますが、それ以外にも記憶力がない人が記憶力が悪くなる原因があるようです。記憶力が悪い原因についてみていきましょう。
睡眠不足
記憶力が悪い原因になっているのが睡眠不足です。睡眠不足になっている時というのは、頭がぼーっとしてしまうということはないでしょうか。集中することができないということが記憶力が悪くなってしまう大きな原因になります。
試験勉強の時には、「睡眠も大切」と言われるのは、睡眠不足が原因で記憶力が悪くなるということも理由になっているのです。
覚えなくてはいけないという気持ちがあっても、覚えたい内容について集中することができないことで、記憶することができずに記憶力が悪い人だと思われてしまう原因になってしまいます。
ストレス
ストレスと記憶力には関係が無いようにみえますが、ストレスがたまっている人ほど記憶力がない人になっている原因になります。
ストレスがたまっている状態というのは、脳をたくさん使っているという状態でもあります。ストレスがたまっていて、色々なことを考えてしまうことが原因で、脳にそれ以上の情報を取り入れることができない状態になってしまいます。
ストレスも記憶力が悪くなる原因になるので、適度にストレスを発散させていくことも大切になります。
バランスの悪い食事
バランスの悪い食事というのも、記憶力がない人の原因になっています。栄養バランスが悪いというのも記憶力が悪くなる原因になりますが、3食を食べないというバランスの悪さも記憶力の悪さの原因になります。
脳をしっかりと動かすためには、糖分などの栄養が必要になります。糖分などがあることによって集中力をつけることができたり、覚えるべき事と今は覚える必要がないことなどを分けて考えることができます。
色々なものをバランス良く摂取しておくことで、必要になる栄養を使ってしっかりと記憶をしていくこともできます。バランスの悪い食事も記憶力が悪くなる原因になるので注意しておきましょう。
記憶力を良くする方法
記憶力がない人と言われるよりは、記憶力が良い人と言われたいという人もいるでしょう。記憶力を良くする方法にはどんな方法があるのでしょうか。記憶力を良くする方法とはどんな方法があるのでしょうか。
適度な運動
記憶力を良くする方法には適度な運動をするといいと言われています。運動と記憶力とは関係がないように思いますが、適度な運動は記憶力を良くする方法として学術的にも認められています。
脳にどんな働きがあって記憶力が良くなるのかということまではわからないようですが、1つ考えられるのはリフレッシュ効果があることが影響しているのではないかということです。
勉強をする前に軽くストレッチをすることで、脳がリラックスするので記憶力がよくなりやすいのではないかと言われています。
覚えたいことは書いて声に出す
暗記をする時、何度も書くという行動をする人は多いでしょう。「書いて覚える」と言われる暗記の方法です。書くことで、目で見て覚えるだけではなく、手の感覚で覚えるというのが「書いて覚える」という方法です。
さらに声に出すことで、目と手と耳でもそのことを覚えようと脳が動くことができるのです。耳から入ってきた情報というのも、かなり覚えていると思うことはないでしょうか。例えば青春時代に聞いていた音楽を久しぶりに聞いたら、その時の景色などを思い出したというようなことです。
音というのも何かを覚えたいという時には、上手に使うことで記憶力を良くする方法として利用することができます。
覚えたことを誰かに教える
思えたことを誰かに教えるということも、記憶力を良くする方法になります。記憶力が悪い人というのは、自分で考えない人です。1+1=2という計算がとても簡単なものでも、1個と1個を合わせるから2個になるのだということがわからないうちは、1+1=2も覚えることができないかもしれません。
もっと難しい計算になった時、それを理解するためには、誰かに教えるという方法が1番手っ取り早い方法です。人に教えることで、なんとなく理解していたつもりの部分をみつけることができるからです。
相手が納得できるように説明できるほど自分の中でも理解できたことは、忘れることがほとんどありません。どうしてそうなるのかということを理解することも、記憶力を良くする方法になります。
繰り返し思い出す
記憶力がない人が記憶力を良くするためには、繰り返し思い出すということも大切です。1度よりは2度、2度よりは3度、何度も思い出した方が記憶はしやすくなります。
15年ほど前に覚えたそろばんよりも、1年前から使っているパソコンのキーボードの位置の方が覚えているのは、毎日使っているものかどうかの違いになってきます。覚えた後も使い続けているもののほうが忘れにくいものになっていきます。
毎日毎日繰り返すものほど、忘れていくことがないので、思い出しやすいといのも記憶力を良くする方法になります。
五感を活用する
書いて覚える、聞いて覚えるという方法は、五感を活用するという方法にもなります。目で見るだけではなくて、書いて覚える、聞いて覚えるという方法を使った方が、記憶はしやすいということになります。
試験勉強の時には、アロマを焚くなどの方法も利用するといいかもしれません。この匂いの時にこんな単語を覚えていたというようなことを思い出すことができれば、そこからヒントを導き出すことができることもあります。
復習をする
DWM法という方法をご存じでしょうか。Dはデイ、Wはウィーク、Mはマンス、毎日毎週毎月という意味です。
1度記憶をしようと思って覚えたことでも、1日経つとおよそ25%しかその記憶は残っていないと言われます。その25%を戻すために復習をしていくというのがDWM法になります。
効率よく覚えたいことを忘れてしまう前に復習することで、記憶力が良くなると言われています。
記憶力を良くする食べ物や食べ方
記憶力を良くする方法をまとめてきましたが、記憶力をよくすることができる食べ物や食べ方もあります。どんなものを食べると記憶力は良くなると言われているのでしょうか。記憶力をさらによくする方法をチェックしておきましょう。
記憶力を良くする栄養素
まずは記憶力をよくする栄養素を紹介さえていただきます。足りない栄養素がある場合には、サプリでプラスするという方法もおすすめです。
記憶力を良くする栄養素は、脳のエネルギー源にもなるブドウ糖です。何かを覚えていという時には、ご飯などに含まれるブドウ糖は必須になります。
さらに脳を活性化させるDHA、神経伝達物質のレシチンというものは、できるだけ多く摂取しておくと記憶力が良くなると言われています。
記憶力を良くする食べ物
記憶力を良くする食べ物と言われているのは、ブドウ糖が多く含まれているお米やパン、麺類などの炭水化物や、砂糖やはちみつなどの糖分になります。
DHAは魚に多く含まれていると言われますが、特に青魚といわれるいわしやあじなどはおすすめです。またうなぎにもたくさんDHAは含まれるので、ちょっと豪華な食事をしたいという時にはおすすめです。
脳の神経伝達物質となるレシチンは、大豆や枝豆などに多く含まれていると言われています。またごまやナッツにもたくさん含まれているので、おやつに取り入れてみるのもいいかもしれません。
記憶力を良くするための食べ方
記憶力を良くするためには、何を食べるのかではなく、どうやって食べるのかを考えることも大切です。基本的には、3食をバランス良く食べるということが大切です。朝ご飯を抜いてしまうとか、夜にたくさん食べ過ぎるということもよくありません。
また忙しいからといって、流し込むように食事をすることもよくありません。しっかりと噛んで食べるようにすることで、脳を活性化させて、さらに栄養もたくさん吸収することができます。
美味しいものをじっくりと食べることで、リラックス効果も生まれるので、その後に覚えることも記憶しやすくなるというメリットもあります。
記憶力が悪いのは病気の可能性もある?
記憶力がないのはもしかしたら病気の可能性もあるかもしれません。最近記憶力がない時が増えてきたという人も病気の場合があります。生活に支障が出てきた時には専門機関を受診するようにしましょう。
軽度認知障害の可能性
記憶力がないという病気には、軽度認知障害の病気の可能性があります。認知症を発症するほどの年齢ではない場合にもなってしまうことがある病気です。
症状としては軽いものから重症のものまであります。例えば、同じ話を何度もしてしまうという症状です。銀行口座の暗証番号を忘れてしまうとか、友達の名前を思い出せないという症状もあります。
いつもの料理ができなくなったり、お金を数えることができないという症状が出ることもあります。いつもやっていることができなくなったという時は、病気の可能性が高いと考えた方がいいでしょう。
記憶力が悪いのは生まれつきではない?
「自分は生まれつき記憶力がないから」という人がいますが、病気である場合を除いて生まれつき記憶力がないという人はほとんどいません。
記憶をする時には、脳の忘却曲線が関係しています。どれくらいの期間、脳が記憶をしていられるかということをグラフ化したのが忘却曲線です。このグラフによると、覚えたものは1時間後には50%忘れてしまいます。さらに1日後は25%しか覚えていないそうです。
この忘却曲線は個人差がほとんどありません。記憶力が良いと言われる人は、忘却曲線が変わらないように、忘れてしまう前に復習をしているから忘れないのです。何度も何度も繰り返し覚え直しているのです。
記憶力を良くすることはできる
今回は記憶力が悪い原因について紹介させていただきました。病気のために記憶力がないという人もいますが、記憶力には個人差はありません。
記憶力に個人差があるのではなく、覚えようとする努力があるかないかの違いになります。また記憶力を良くする食べ物や方法を知っているのかどうかの違いでもあるようです。
あなたが記憶力がないと思っている人なら、記憶力を良くすることはできます。ちょっとの努力で良くなるものなので試してみましょう。