承認欲求が強い女性の特徴！承認欲求が強すぎる人って？

承認欲求が強い人はそれなりに多く存在していますし、ほとんど「誰にでも」承認欲求というものはあるものです。しかしながら、「承認欲求が強すぎる女性」は度を超えているケースが多く、嫌われる対処となりやすいです。

なぜ、承認欲求が強すぎる女性は嫌われてしまうのか、「承認欲求が強い女性の特徴」を確認しつつ、嫌われてしまう理由をチェックしていきましょう。

また、承認欲求が強くなってしまう原因や、嫌われるものだけではなく、長所と短所という部分も確認して、承認欲求が強すぎる女性の実態をチェックしてみてください。

そもそも「承認欲求」というのはどのような意味なのでしょうか。これは簡単に言うと「自分を認めてもらいたい」という欲求のことを言います。「認められることを求めている」ということです。

そして、この「承認欲求」には正確には「他者承認」といって、他人から認められるものと、「自己承認」といって、自分で自分のことを認めるという2種類のものがあります。

承認欲求が強すぎるくらいの人というのは、深層心理では「自己承認」も求めているのですが、ここでは表面上に分かりやい「他者承認」に関わるものを主にご紹介していきます。

承認欲求が強い女性、強すぎる女性の承認欲求そのものが「強くなってしまう原因」にはどのようなものがあるのでしょうか。

もちろん、原因などなく「もとからそういう性格だから」ということもありますが、やはり「自分を認めてほしい」と強く思うからにはそれなりの理由や原因が存在していることが多いです。

人のよって事情が異なるように原因すべてに言及することは難しいですが、ここでは「よくある原因」をご紹介しますので、チェックしてみてください。

承認欲求が強くなってしまう原因には、「自分自身への評価が低い」というものが挙げられます。人に「自分を認めてほしい」と願っておきながら、自分で自分のことを認めていない、というケースが非常に多いのです。

自分で自分のことを認められない、評価が低いからこそ、「他人から認めてもらいたい」と願い、認めてもらうことで、評価が低いと思い込んでいる自分自身の「良いところ」や「すごいところ」を自分で納得させようとしているのです。

「こんな私でもこんなことができました。ねえすごい？これってすごいかな？すごいよね？」と他人からの評価を得ることで、自分自身の低い評価を少しでも上げようとしていることが原因で承認欲求が強すぎる状況になるのです。

承認欲求が強くなってしまう原因には、「認められる・褒められるという経験が少ない」というものが挙げられます。これは「過去」から「現在」において続く原因で、経験が積み重なって出来上がっている原因とも言えます。

小さい頃ずっと過ごしてきた両親などはもちろんのこと、学校の先生など周りの大人たち、友達からも「すごい」と認められたり、「偉い」と褒められる経験が少なかったことから始まります。

小さい頃だけでも強すぎる承認欲求を生み出すことになりますが、その後、中学生、高校生…と大人に近い段階においても「認められる」、「褒められる」が少ない人は承認欲求がどんどん強くなっていきます。

承認欲求が強くなってしまう原因としては、「親からの愛が足りなかった」ということが挙げられます。これも先にお伝えした「認められる」、「褒められる」という経験に近いものと考えられます。

ただし、言葉で「すごい」とか「えらい」ということを言ってもらったとしても、「愛してもらえていない」と子どもが感じてしまった場合には、やはりこれも承認欲求が強く出てしまう原因になるのです。

「愛してもらえない＝必要のない子ども」という考えができます。「私はママとパパにとって必要のない子ども」という考えから、「存在自体を認めてもらえていない」という発想になり、これは最大限に強すぎる承認欲求の元となるでしょう。

承認欲求が強い、強すぎる原因を確認したところで、次は「承認欲求が強い女性の特徴」を確認していきましょう。承認欲求が強い原因をしっかりと理解したあとであれば、より「特徴」が理解しやすくなります。

「こういう原因があるからこんな特徴が出るのかもしれない」という想像がつきやすくなりますので、承認欲求が強い女性の特徴を確認する前に「原因」をしっかりと理解しておいてください。

承認欲求が強い女性の特徴には「性格」、「行動」、「態度」がありますので、それぞれを別々にご紹介します。1つずつチェックしてみてください。

承認欲求が強すぎる女性は、「寂しがり屋」という特徴的な性格を持っています。とにかく1人でいるのが嫌で、誰かに構ってもらわないと寂しくて耐えられないというほどに寂しがり屋です。

ただ、物理的に誰かと常に一緒にいられるわけではないですし、親元を離れていたりすればなおさら家に変えれば1人になります。その影響で、「帰りたがらない」とか「ずっと電話している」ということに繋がります。

また、これは「行動編」でご紹介しますが、寂しがり屋の影響で「SNS」に依存しがちになり、SNSに投稿していると誰かが見てくれる、誰かが一緒にいてくれている感覚があり、SNSに依存しがちになるのです。

承認欲求が強すぎる女性は、「他人の評価ばかり気にする」という性格的な特徴が見られます。これは承認欲求が強いなら当然とも言えるでしょう。なぜなら、「認めてほしい」というのが承認欲求だからです。

他人が「認めてくれているのか？」という評価を気にするのは承認欲求が強ければ強いほど「当然」と言えます。また、認めることに繋がるであろう別の評価も当然気にします。

「すごい」、「可愛い」、「カッコいい」、「素敵」など、自分の行動や発言、態度などについてそういった評価が得られているのかということをすべて気にしすぎるほどに気にしているのが承認欲求が強い女性の特徴です。

承認欲求が強すぎる女性の特徴としては、「八方美人な性格」というものがあります。八方美人というのは、「誰にでも良い顔をする」というような意味です。

これも、承認欲求の意味や承認欲求が強くなってしまう原因が分かっていれば簡単に理解できる性格と言えます。認めてほしいから、「より多くの人に認めてほしいから」、誰にでも良い顔をして認めてもらおうとしているのです。

よく見られたい、みんなに認めてほしい、という気持ちからの八方美人なので、悪気がある八方美人とは違うのですが、結果的に八方美人というのは周りからあまり良い印象は得られないことが多いというのも事実です。

承認欲求が強すぎる女性の特徴には、「妬みやすい性格」というものも挙げることができます。人一倍「認められたい」という気持ちが強い女性なので、「認められている女性」に対する嫉妬が非常に強いです。

周りからの注目を一番に浴びている女性、話題の中心にいる女性、とにかく美人で目立つ女性、明るく人気者の女性、そういった「認められている女性」に対する妬みが強く出ます。

その人と比べずに別のベクトルで認められればいいものを、その人の土俵で比べて妬むので、才能や生まれつきの部分で承認欲求が強い女性から妬まれると、有る事無い事、理不尽な発言などで攻撃されるケースもあります。

承認欲求が強い女性の特徴として、「性格」の部分を確認しましたが、次は【行動編】として、承認欲求が強い女性が見せる特徴的な行動を確認していきましょう。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な行動には、「SNSに自撮り写真などを頻繁に投稿する」というものがあります。これは、さきにも少しご紹介しましたが、「寂しさ」からの投稿というのも当然あります。

そして、当然ですが寂しさだけではなく、「認められたい」という欲求からの投稿が多く見られます。加工アプリで極限まで美しく見えるようにした「自撮り」や、美味しそうに飾った手作りの料理など、「かわいい」、「すごい」をもらうためのものです。

このあとにご紹介しますが、いわゆる「リア充アピール」でのSNS投稿も、「充実してて羨ましい」と思われるための行動になります。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な行動には、「インスタ映えのために行動する」というものがあります。これは「インスタ映えのため“だけ”に行動」するのです。

少し話題になったインスタ映えのスポットには積極的に足を運んで写真を取り、インスタ映えしそうな風景や料理などがあればとにかく写真を取り、そのためだけに行動します。

ですので、「キレイな風景」にはあまり興味がないですし、「美味しいスイーツ」も食べたいのではなく、写真が取りたいだけなので、それほど強い興味はありません。すべてはインスタ映え、SNS映えのためです。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な行動には、「自分の話や自慢話が多い」というものが挙げられます。人によって頻度の多寡は変わってきますが、この傾向は強く見られます。

話の端々に自分の話が入っていたり、ところどころに自慢話を含めたりと、会話に織り交ぜるタイプもいれば、最初から最後まで自分の話と自慢話だけで、それを終えたら相手の話や周りの話は上の空で、興味がないというタイプもいます。

もちろんこれも自分を知ってもらいたい、知って認めてもらいたい、自慢できるような話を聞いてもらって「すごさ」を知ってほしい、認めてほしい、という承認欲求からくるものです。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な行動には、「簡単に身体を許してしまう」ということも挙げられます。それも「認められたい」という気持ちからくるものです。

「身体を使って繋ぎ止められるなら…」という気持ちが強く出てしまい、「これを断ったらきっと離れてしまう」とか、「自分にはこれくらいしか求められるような価値がない」という発想からくるものです。

しかしながら、そういった軽い気持ちで身体を求めてくるような場面やそのような男性は「ヤッたらおしまい」なので、結局、その後、優しくなるわけでも、以前よりも構ってくれるようになるわけでもありません。

承認欲求が強い女性の「性格」や「行動」を確認しましたが、ここからは【態度編】ということで、承認欲求が強い女性が見せる態度をご紹介します。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な態度には、「かまってちゃん」な態度がよく見られます。「かまってちゃんな態度」というのは、構って欲しいがために見せる態度であれば、どんなものでも当てはまります。

特によく見られるのが、「病んでるアピール」として、落ち込んでいる、傷ついた、嫌なことがあった、病気になった、死にたい、などの言葉や態度を見せることです。

現実世界でもこの態度は見られますし、SNSでも頻繁に見られるもので、承認欲求が少し歪んで、「どんな形でもいいから自分に注目してほしい」、「自分のことを気にしてほしい」という気持ちから見せる態度です。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な態度には、「すぐに依存する」というものが挙げられます。少し優しくされたり、自分を認めてくれるような人には、極端に依存的な態度を見せます。

ですので、その相手が男性でも女性でも「誰かに取られる」ことを極端に恐れるので、他の人と仲良くしているような状況を見つけたら「激しく嫉妬」します。

自分以外の人と仲良くしてほしくないし、他の誰かを褒めたり、認めたりするようなこともしてほしくないという気持ちが強いのです。ただ、その人本人に何かすると嫌われるという恐れから、その人が仲良くしている人を攻撃しようとします。

承認欲求が強い女性が見せる特徴的な態度には、「男性に媚びるような態度」を取ることが多いです。これは決して悪いことではなく、男性のほうが「無条件に」女性に優しくしてくれるケースが多いので、仕方ないこととも言えます。

無条件といっても、ある程度の容姿とスタイルを持っている女性ということにはなりますが、それを「ある程度」でも備えていれば、あとは男性が好むような行動や言動、態度をすれば優しくしてくれるので、女性相手よりも「簡単」なのです。

ですから、自分を認めてくれる、求めてくれる男性には媚びるような態度をして、少しでも多くの男性から必要とされるように、「可愛い」と言って認めてくれるようにする態度を見せるのです。

承認欲求が強い女性の長所と短所についてご紹介します。これまでに挙げた特徴も長所と短所になり得るので、それらを確認すれば分かるものもありますが、改めて「長所・短所」として確認してみましょう。

承認欲求が強い女性の長所・短所の確認ですが、まずは「長所」のほうから確認していきましょう。承認欲求が強いことによる「良いところ」はどこにあるでしょうか。

承認欲求が強い女性の長所としては、「身内をとことん大切にする」というものがあります。これは先にも挙げたとおり「依存」に近いものがありますが、それでも身内を大切にできるのは長所と言えるでしょう。

身内というのは、家族や仲の良い友達などのことで、「自分を認めてくれる存在」のことです。そういう人たちのことは何よりも誰よりも大切にできるのが、承認欲求が強い女性の長所です。

承認欲求が強い女性の長所としては、「より良く見せようと努力ができる」というものがあります。これは「見方による」とか「捉え方による」というものですが、インスタ映えを狙ったものや男性に媚びるというのもこれにあたります。

みんなに認めてもらうために、いち早く足を運んでインスタ映えするように写真を取るというのも、実はこれを続けるのは並大抵の努力ではありません。

男性に媚びるのも「より可愛く見えるように」努力して、学んでの結果できるようになるものですし、男性にそういう態度を素直にとれるというのも長所と言えるでしょう。

承認欲求が強い女性の長所を確認しましたので、次は短所をチェックしていきましょう。承認欲求が強いことによる「良くない部分」はどこにあるでしょうか。

承認欲求が強い女性の短所には、「都合のいい女」になりがちというものがあります。これは、「簡単に身体を許してしまう」というところにも挙げたように、男性にとって都合のいい女というのもあります。

ただ、それだけではなく、嫌われたくないために友達にも利用されがちで、「あの子は頼み事を断らない」ということで都合のいい友達になってしまうケースもあります。

承認欲求が強い女性の短所としては、「承認欲求を満たすことを最優先にしてしまう」というものが挙げられます。これはここまでに挙げてきた性格や行動、態度でも明らかでしょう。

行動や態度そのものに意味があるのではなく、承認欲求を満たすためにやっているということが多く、求める目標や目指すべきゴールが「承認欲求を満たす」になってしまっているのです。

承認欲求が強い女性と関わる側になった場合に、その女性に対してどのような態度や言動などをするのが「上手な対処法」となるのでしょうか。いくつかご紹介します。

承認欲求が強い女性への上手な対処法としては、「あまり深く関わらないようにする」というものがあります。これが可能な場面なのであれば、これが一番な対処法と言えるでしょう。

たとえ、自分自身が上手く立ち回って承認欲求が強い女性に好かれたとしても、それだけでは終わらず、承認欲求の強い女性が、「この人は私だけのもの」という気持ちで、自分の周りにいる他の人を攻撃するという可能性があるのです。

もちろん、さらに上手く立ち回れば、それすらも回避することはできますが、「面倒」なので、もし関わらないで済むのだとしたら関わらないようにすることが一番の対処法でしょう。

承認欲求が強い女性への上手な対処法としては、「褒められる部分はちゃんと褒めてあげる」というものもあります。「関わらない」ということが無理な立場にある場合には、褒めることは褒めるということをやりましょう。

褒められないし認められないからこそ、承認欲求が強い女性の特徴的な行動や態度が見られるのですから、少しずつ承認欲求を満たしてあげれば、目立った行動が徐々に少なくなっていくケースもあります。

「無理に承認欲求を満たそうとしなくても大丈夫」ということが少しずつ身体に染み付いていけば、無理矢理承認欲求を満たすための行動などはしなくなるということも考えられるのです。

承認欲求が強い女性への上手な対処法としては、「自信が持てるように手助けしてあげる」というものも挙げることができます。すべてを「やってあげる」のではなく、「手助け」をするというのがポイントです。

やってあげてしまっては本人の自信に繋がりませんから、本人が自分自身で問題解決なり、成功体験なりを続けられるように、手助けをしてあげるのです。

そうすることで、無理に認めてもらうための行動をしなくても結果を出せればそういったものも付いてくるのだと気づかせて、そして、結果も頑張れば出すことができるという「自信」をつけさせてあげましょう。

承認欲求ばかりが先行してしまうと自分にとっても周囲にとっても良くない影響やデメリットのようなものが生じるケースも多くなってきます。

そうなってしまっては、さらに承認欲求が満たされない状況が訪れますから、さらに承認欲求がエスカレートする結果になり、負のスパイラルに陥ります。

ですから、「自分の今の行動・発言は承認欲求を満たすためだけにやっている」ということに気づく必要があります。そしてそれを自覚することで、承認欲求主体の行動や発言を抑えるようにしましょう。

ここまで承認欲求が強い人について色々な面から確認してきましたが、確かに承認欲求が強すぎることはデメリットのようなものが多く見られ、周りにいる人達にとっても「迷惑」と感じることもあるでしょう。

しかし、しっかりその特徴などを確認すれば分かりますが、「認められたい」というその一心から来ている行動・言動ですし、過去の積み重ねがあってこその「仕方のない理由」というケースも多く見られます。

ですから、「悪い人」や「悪意ある人」と考えるのではなく、そういった特徴などを思い出して、思いやりや優しさのある行動を取ってあげるのが、周りの人の「大人力」の見せ所でしょう。