過去の栄光にすがる人の特徴!過去の栄光にしがみつく人って?
過去の栄光にすがる人の自慢話や説教に付き合わされて、不快な思いをしたことがある人は多いでしょう。そこで、今回は過去の栄光にすがる人の特徴や対処法について見ていきたいと思います。過去の栄光にすがる人に上手く対処できるようになりたい人は、ぜひ注目してみてください。
目次
過去の自慢話ばかりしてくる人がウザい!
過去の自慢話ばかりしてくる人に、困った経験がある人は多いでしょう。それとなく自慢話をかわそうとしても、しつこく同じ自慢話を聞かされると、かなりストレスが溜まります。
また、無自覚に過去の自慢ばかりしている人を見て、自分も知らずに過去の栄光にすがって自慢話をしてしまっていないか気になる人もいるでしょう。
今回は、過去の栄光にすがり過去の自慢話ばかりしてしまう人について、詳しく取り上げていきたいと思います。過去の栄光にしがみつく人に興味がある人は、ぜひしっかり確認してみてください。
そもそも過去の栄光とは?
過去の栄光にすがるという言葉はよく聞く言葉ですが、「過去の栄光」とは一体どのような意味を指すのでしょうか?「栄光」とは素晴らしい実績や成果を意味します。つまり、過去の栄光とは過去に成し遂げた偉大なことを意味する言葉なのです。
「過去の」という言葉には、現在は継続していないというニュアンスが含まれています。そのため、完全に現在には影響がない過去の素晴らしい成果や記録が、過去の栄光に該当するのです。
過去の栄光に対して強く執着することを、「過去の栄光にすがる」と表現します。
過去の栄光にすがる人の心理とは?
過去の栄光にすがる人は、どのような心理で過去の自慢話ばかり繰り返してしまうのでしょうか?以下では、過去の栄光にすがる人の心理的特徴を、いくつか取り上げていきたいと思います。
過去の栄光にすがる人の心理に興味がある人は、ぜひ注目してみてください。
自慢したい
過去の栄光にすがってしまう人の心理的特徴には、自慢したいという気持ちが強いということが挙げられます。過去の栄光にすがる人の多くは、今現在は人に自慢できることが無いために、自分の過去のことを自慢してしまうのです。
素晴らしいことを成し遂げた当時に、周囲の人からもてはやされたことが忘れられず、現在でも称賛を得るために過去の自慢をしてしまう人も多いでしょう。
よく思われたい
他人からよく思われたいという心理も、過去の栄光にすがってしまう人の心理の1つです。過去の栄光を自慢することで、周囲の人から尊敬を集めることもあるでしょう。そのため、人から尊敬されたいがために、過去の栄光を自慢してしまういう人も多いのです。
過去の栄光を自慢して人からよく思われたいという心理の裏には、過去の栄光から遠ざかった現在が充実していないという問題があるのでしょう。
認めてもらいたい
過去の栄光にすがる人の多くは、現在は人に自慢できるようなことが無く、激しい劣等感を抱えているのです。そのため、過去の自慢話で周囲の人に認めてもらい、精神のバランスを保とうとしてしまうのです。
また、過去の栄光が遠ざかった後には、過去の栄光が輝いていた頃に集まってきた人も遠ざかっていってしまうでしょう。そのため、過去の栄光を自慢して、自分を認めてくれる人を呼び戻そうとしてしまうこともあるのです。
過去の栄光にすがる人の特徴
過去の栄光にすがる人には、いくつか共通する特徴があります。以下では、過去の栄光にすがる人の特徴をいくつか紹介していきましょう。過去の栄光にすがる人をしっかり見極められるようになりたい人は、ぜひ以下の特徴を覚えてみてください。
自分の能力を勘違いしている
過去の栄光にすがっている人は、過去の自分の実績を過大評価しがちです。そのため、素晴らしいことを成し遂げた自分は、本気になれば何でもできるほどの高い能力を持っていると、勘違いしていることがよくあります。
現在の自分の能力を客観的に判断せず、過去の自分の高い能力にこだわるので、新しいことに謙虚に取り組むということが難しいのです。
新しいことに挑戦しても、自分の能力を過大評価しすぎているために新人や初心者として扱われることに我慢できず、すぐに辞めてしまいます。
空気が読めない
空気が読めないということも、過去の栄光にすがる人の特徴の1つです。過去の栄光にすがる人は、自分の輝かしい過去を全く知らない人にもしつこく自分の過去の栄光を教えようとしてしまいます。
そのため、その場の空気を乱したり、相手を不快にさせてしまったりして、空気が読めない人と思われてしまいがちなのです。
周りから嫌われている
過去の栄光にすがる人の特徴には、周囲の人から嫌われているということも挙げられます。
過去の栄光にすがる人の自慢話には、常に後ろを向いているネガティブな雰囲気があるので、ほとんどの人が聞いていると鬱々とした気持ちになるでしょう。
さらに、過去の栄光にすがる人は自慢話をしつこくし、自分の思うような反応をしない人に激高することもあります。そのため、過去の栄光にすがる人は、周囲の人から嫌われてしまいやすいのです。
説教が多い
説教が多いということも、過去の栄光にすがる人の特徴の1つです。
過去の栄光にすがる人は、自己評価が高すぎるので、周囲の人を見下すような態度をとってしまうことがよくあります。特に、目下の人に対しては根拠なく優越感を抱き、上から目線の説教をよくしてしまうのです。
そのため、過去の栄光にすがる人は、特に目下の人達から避けられてしまうことが多いでしょう。
過去の栄光を引きずってしまう時の対処法
過去の栄光をどうしても引きずってしまい、自己嫌悪に陥って苦しい思いをしている人もいるでしょう。過去の栄光を引きずることを止めたい人には、とにかく変化を起こしてみるという対処法をおすすめします。
過去の栄光にこだわってしまう大きな原因は、今現在に充実感や刺激が無いこととされています。そのため、転職したり引っ越ししたりして、自分から変化を起こしてみると、過去の栄光を忘れやすくなるのです。
今までの人間関係を思い切って全て断ち切り、0から人間関係を築いていくということは特に効果的な変化でしょう。勇気を出して、少しでもよいので変化を起こしていってみてください。
過去の栄光にすがる人への上手な対処法
自慢話でしつこく絡んできやすい過去の栄光にすがる人には、どのような対処をすべきなのか分からず困っている人も多いでしょう。
そこで、以下では過去の栄光にすがって迷惑な行為をしてくる人を、上手にかわす方法をいくつか紹介していきたいと思います。過去の栄光にすがる人に困っている人は、ぜひ以下の対処法を試してみてください。
真面目に聞かずに聞き流す
過去の栄光にすがる人への対処法の1つには、話を真面目に聞かずに聞き流すという方法が挙げられます。過去の栄光にすがる人が自慢話をしている時に、話を真正面から聞いてしまうと、相手はどんどん自慢をエスカレートさせてしまうでしょう。
そのため、真面目に聞かずに聞き流す雰囲気を出すことで、相手に自慢がエスカレートすることを防止することができるのです。
しかし、露骨に聞き流している態度を取ると相手を怒らせてしまうこともあるので、ほどほどに聞き流すという態度を取るようにしましょう。
迷惑だと伝える
過去の栄光に浸り、迷惑な自慢話をしてしまう人の多くは無自覚です。そのため、あまりにも自慢話がしつこい場合は、相手にはっきり迷惑であることを伝えることも、過去の栄光にすがる人への有効な対処法と言えるでしょう。
強く迷惑だと伝えてしまうと、相手を激高させてしまう危険性が高いので、なるべく冷静に伝えることをおすすめします。
また、迷惑だと伝えると相手が落ち込むのではと気になる人もいるでしょう。しかし、過去の栄光にすがっていることは、本人にとっても辛いことです。相手に自覚を促して、現在と未来に意識を向けさせるためにも、はっきり迷惑だと伝えてみましょう。
前向きな話題を提供して会話の主導権を握る
前向きな話題を提供して、会話の主導権を自分が握るということも、過去の栄光にすがる人への上手い対処法の1つです。過去の栄光にすがる人に、未来志向の楽しい話題を提供し続けることで、自慢話をする隙を与えなければ楽しく会話をすることができます。
また、ポジティブな楽しい話題を提供することで、過去の栄光にすがっている人の気持ちを軽くすることもできるでしょう。自分にとっても、会話術を磨くよい機会になります。
特徴を把握して過去の栄光にすがる人に上手く対処しよう
今回は対応に困りがちな、過去の栄光にすがる人の特徴や対処法について取り上げました。過去の栄光にすがる人の多くは、鬱屈した気持ちや激しい承認欲求から、しつこく自慢話をしたり説教をしたりして、周囲の人を困らせてしまいがちです。
過去の栄光にすがる人の特徴をよく理解することで、その人を上手く回避したり対処したりすることができるようになるでしょう。過去の栄光にすがる人に戸惑っている人は、ぜひ今回紹介した内容を生かして、相手に賢く対処してみてください。