恋愛は好きになったら負け！惚れた方が負けなの？

恋愛漫画やドラマでよく聞く「好きになったら負け」というセリフ。なぜ「好きになったら負け」なのでしょうか。男女の恋愛には様々なパターンがありますが、多くは片思いからの告白ですね。

この「好きになったら負け」は告白する側、つまり好意を寄せている人の方を指します。相手に惚れた人というのは、好きな人にどれだけワガママを言われても許してしまうものです。もし、それがいいように使われていると思っていても、従ったしまうのは好きだからです。

この関係性を勝ち負けで表すならば、完全に負けていますよね。その為、「好きになったら負け」という言葉が生まれ、好きな人₌惚れた人には勝てないという理論が生まれたのでしょう。

相手を好きになった側が負けという理論にされてしまう。それはどういうことなのでしょうか。普通は好きな人には嫌われたくないと思うものですね。その嫌われたくない、もっと好かれたいという気持ちが、負ける立場にさせているのでしょう。では「好きになったら負け」という状態を具体的に説明していきます。

相手を好きすぎると、どんな無理難題でも叶えてあげたいという心理が生まれやすくなります。その時点で相手との上下関係が生まれ、こちらのお願いをしにくくなるでしょう。できれば上下関係までいかないのが理想ですが、好きになってしまった以上、そういった心理が働いてしまうのはしょうがないことです。

好きな人に誘われると、大事な予定があっても好きな人を優先しがちです。無くしても良い予定ならば問題はありません。しかし、友達との約束や、親との約束など、他の人が関わってくる場合は迷惑をかけてしまいます。好きな相手に誘われた心から嬉しいものですが、優先順位を間違えないようにすることが大事です。

自分自身で感情のコントロールを出来る人は、そう多くはありません。一度好きになってしまうとどうしても嫌いになれないのが当たり前のことです。相手に嫌なことを言われても、「嫌いになれたらどれだけ楽か・・・」と悩む人も多いでしょう。好きな人はそれだけ自分にとって大事な存在であるということですね。

好きな人が出来ると、「好きになったら負けだな」と感じてしまう瞬間がたびたび訪れます。もちろん好きな人がいることで日常が明るくなっていることは確かですが、良いことばかりではありません。では「好きになったら負け」と思う瞬間をご紹介していきます。

好きな人に「〇〇しておいて欲しいな」と言われたら、内心面倒だと思っていても了承してしまいますよね。ワガママと理解していながら、相手に嫌われたくない、ちょっとでも好意を持たれるならという心理が出ているのでしょう。ですが、相手によってはそれを利用してくる人もいますので注意は必要です。

刺激のない日常から途端に好きな人が出来れば、毎日が幸せな気持ちになります。四六時中、相手のことを考えてしまう人も多いでしょう。しかし、相手のことをばかり考えすぎてしまうのは、時としてマイナスなことも起こりえます。

例えば、勉強をしなければいけないのに、好きな人が頭にちらついて出来なかったり、仕事に集中できないなど。人を好きになることは素晴らしいことですが、場合によってはその感情が邪魔になることもあります。そういった時に「好きになったら負け」と感じてしまいますね。

これは人それぞれだと思いますが、好きな人が出来ると友人と遊んでいても楽しくないと感じるときもあります。頭の中は好きな人でいっぱいで、その人に会っていなければ何か満足出来ないのです。ここまでになると完全に「好きになったら負け」といえるでしょう。

恋愛は「好きになったら負け」という瞬間ばかりではありません。本来楽しいものであり、毎日がキラキラするのが恋愛です。好きな人がいることで悩むこともあるかもしれませんが、「好きになったら勝ち」と思う瞬間もあります。

「惚れたら負け」「好きになったら負け」と言われる世の中ですが、恋愛関係に発展すれば「好きになったら勝ち」と言えるのではないでしょうか。恋愛の一つのゴールがその部分であり、恋愛関係に発展するまでにヤキモキする人が多いはずです。

つまり、どれだけ苦汁の日々を送ったとしても、恋愛関係に発展することが出来れば、「好きになったら勝ち」ということでしょう。

恋愛関係に発展できなくても、「〇〇のこと好きなんだよね。」と友人に話すだけで、その友人たちは狙わなくなるかもしれません。そうなるとライバルは減り、あなたが好きな人と付き合える可能性はグッと多くなります。その為、「好きになったら負け」と感じても、友人には伝えることが重要でしょう。

「惚れたら負け」「好きになったら負け」と言われても、自分が幸せになればいいのではないか。という考え方もできます。好きな人の発言、行動一つで不安や悩みに襲われますが、毎日が楽しくなるというメリットもあります。日常が前より楽しくなるというのは素晴らしいことですので、そういった面では「好きになったら勝ち」ともいえるでしょう。

「好きになったら負け」と言われる世の中ですが、まれに「惚れたもん勝ち」という人もいます。まったく真逆の意味合いになりますが、なぜ「惚れたもん勝ち」という気持ちになるのでしょうか。「好きになったら負け」を認めない「惚れたもん勝ち」の意見をご紹介していきます。
 

恋愛ほど自分の心を動かされる物事はありません。その一喜一憂が苦手という人もいるでしょう。しかし、「惚れたもん勝ち」という意見の人は、毎日好きな人の言動や行動で、自分の心が変化していくのが楽しいと感じます。つまり、「好きになったら負け」と「惚れたもん勝ち」は気持ち次第で変わるのかもしれませんね。

「惚れたもん勝ち」の意見には、大好きな人に出会えたという気持ちがあります。人が生涯すきになる人は何人かは定かではありませんが、そこまで多くはないでしょう。つまり、数ある人の中で好きな人と出会えたことは奇跡とも言えます。その為、好きな人が出来ても気持ち次第で、勝ちという考えにも至れるわけです。

「惚れたもん勝ち」と思う人は、苦しいドキドキは今だけでずっと続くわけではないと考えいます。長い人生から見ると、好きな人へドキドキ出来る時間は僅かしかないわけです。「惚れたもん勝ち」と思う人は、その僅かな時間は幸せな瞬間と考えるので、「惚れたもん勝ち」という気持ちになるのでしょう。

好きな人が出来ると幸せな気持ちと辛い気持ちが入り混じります。どうしても「好きになったら負け」と思いたくない人は、自分自身の心構えが大切になります。では、「好きになったら負け」と思わないための心構えをご紹介していきます。

「好きになったら負け」と思わないための心構えとして、自分自身に無理はさせないようにしましょう。好きな人にお願いされたり、誘われたりしたら、どうしても断れなくなります。好かれたいという心理があるからです。

しかし、あまり無理をしすぎても相手が自分を好きになってくれる保障はどこにもありません。また、お願いを聞いてくれたから好きになった。なんていう人は少ないでしょう。その為、「好きになったら負け」と思わないためにも、無理はしないよう心がけましょう。

「好きになったら負け」と思わないために、好意は控えめに表しましょう。好きな人が出来るとどうしても好意を伝えたくなりますよね。上手に隠していても表情や行動、仕草などで客観的に見るとバレバレです。

また、好意を抱かれているからワガママやいじわるをしたくなる人もいます。その為、好きな人が出来ても好意は控えめにし、悟られないようにすれば、「好きになったら負け」という状況にはなりにくいでしょう。

いかがだったでしょうか。「好きになったら負け」なのは、結局自分次第なところがあります。好きな人が出来て、悩んだり不安になっても見方を変えれば幸せな気持ちにもなれるんです。その為、好きな人のことで悩んでいる方がいれば、自分の気持ちを負けよりも勝ちに持っていくようにしましょう。