なんでもできる人の特徴や性格!多才で何でも出来る人って?
あなたの周りに「なんでもできる人」っていますか?全てのことをそつなくこなし、憧れの的にもなる人のことを指します。ではなぜなんでもできる多才な人になれるのでしょうか。今回は「なんでもできる人」の特徴や性格、なんでもできる人になる方法についてご紹介していきます。
目次
マルチでなんでもできる多才な人って?
世の中にはジャンルにとらわれず、なんでもできる人っていますよね。仕事でもスポーツでも勉強でも。全てにおいてそれなりの結果を出せるその人は、周囲から憧れの対象にもなるでしょう。また、「なんでもできる人になりたい」と感じている人も多く、それほど魅力的です。
一つの分野に特化した人も素晴らしいですが、器用になんでもこなせる特徴を持つ人になるにはどうすればいいのでしょうか。今回はなんでもできる人を深堀してご紹介していきます。
なんでもできる人とは?
なんでもできる人が周囲にいるなら、「羨ましい」「かっこいい」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。何をしても結果を残す天才のようなことを言いますが、なぜ全てのことをそれなりにこなせるのでしょうか。
また、自分が「なんでもできる人」になりたいと思う人も多いです。では「なんでもできる人」の性格や特徴をつかんで、あなたも多才で周囲から憧れる人間になりましょう。
なんでもできる人の性格
どの状況に置いても、なんでもできる人はかっこよく見えます。自分では無理だと諦めている人も多いのではないでしょうか。しかし、なんでもできる人は決して天才ではありません。そこにはその人の性格が深く関係しています。ではなんでもできる人の性格をご紹介していきます。
負けず嫌い
なんでもできる人の多くは、負けず嫌いです。絶対に負けたくないという気持ちが、全ての事柄に置いて原動力になっています。負けず嫌いな人はそう簡単に諦めません。その性格が行動に表れて「なんでもできる人」になっているのでしょう。
また、負けず嫌いな性格に人は自分自身に負けるのも嫌がります。例えば、「毎日5時に起きて家を出るまで本を読もう」という目標を立てたとします。普通の人ならば一度や二度は「眠いから今日は止めておこう」となりますよね。
しかし、自分自身に負けるのが嫌な人は、その考え自体に腹が立ってしまうんです。「これくらい出来なくてどうする」となるわけです。いわゆるストイックな性格とも言えますね。つまり、負けず嫌いな人は周囲に負けたくないという気持ちと、自分自身にも負けたくないという考えから結果を残せるのです。
好奇心旺盛
なんでもできる人の性格は好奇心旺盛な部分が強いです。人は変化や新しいことを拒むように出来ています。今の状態が安心できるのに、それが変わるのは少し怖い気もしますよね。また、新しい環境はゼロからのスタートなので面倒という人もいるでしょう。
反対に好奇心旺盛な人は、変化や新しい環境を楽しめることが出来ます。つまりスタートの時点で他の人とは違うわけです。マイナスな先入観を持たずに、常にプラスで物事を考えるため、さまざまな事柄においてなんでもできてしまうのでしょう。
客観性がある
なんでもできる人というのは、主観的に物事を見ていません。主観的に物事を見すぎると思わぬ穴があったり、気づかないことも多く存在します。例えば、「この商品は良い!絶対に売れる!」と思っても、それは自分だけの意見かもしれません。
なんでもできる人ほど客観的に見れる性格をしており、一歩下がって冷静に見ることが出来ます。その為、思わぬアクシデントやトラブルにも巻き込まれずに、成功への道筋に邪魔が入りにくいです。だからこそ誰よりも短距離で結果を出せて、なんでもできるのでしょう。
なんでもできる人の特徴【行動編】
なんでもできる人は、行動に特徴的な部分が多いです。準備やシミュレーションは必要ですが、行動によって得られる経験値に重きを置いているので、結果を残せるわけです。なんでもできる人の特徴的な行動を真似するだけでもマルチで多才な人へ近づけるでしょう。では、なんでもできる人の行動をご紹介していきます。
臨機応変
なんでもできる人ほど、さまざまな場面で臨機応変さが光ります。臨機応変とは「その時の状況に応じて適切な行動をとること」です。分の考えが正しいと思っていても「ここはこうしたほうがいいかな?」と柔軟に頭を働かせることが出来るので、なんでもできるわけです。この臨機応変さがあることで、失敗せずに結果を納めているわけですね。
また、真面目な人は一度失敗をすると「次は絶対に失敗できない・・・」と無駄な重圧を受けてしまいます。その結果上手くいかないパターンが多いです。しかし、そこに臨機応変さが加わることで、「失敗したけど次に活かせるな」という考えに変わるわけです。臨機応変さは社会に出ると必要な能力でもあるので、身につけて置くと便利でしょう。
行動力がある
なんでもできる人は、とにかく行動力が凄まじいという特徴があります。どれだけ入念に準備をしても、頭の中でシミュレーションをしても失敗するときはします。もちろん準備に越したことはありませんが、「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、経験に勝るものはないわけです。
なんでもできる人は、経験に勝るものはない、だから行動したほうが良いということを分かっています。だからこそ失敗を恐れずに行動してきた結果が、「なんでもできる」という人物を作り上げているのでしょう。
出来るまでやる
なんでもできる人は行動力があると説明しました。しかし、行動してもすぐに諦めてしまっては意味がありません。その為、なんでもできる人は「出来るまでやる」というのを心に抱いている方が多いです。「出来るまでやればみんな出来るよ!」と突っ込みたくなる気持ちもわかります。
しかし、ここで大事なので「出来るまでやる」ことの忍耐力なのです。多くの人は出来るまでやるということを実行できていません。とてもシンプルなことですが、非常に難しいことでもあります。
また、松下電器創業者の松下幸之助の名言には、「成功の秘訣は何か、それは成功するまでやること」というのがあります。つまりなんでもできる人ほど、成功するまでやっているだけのことなんです。負けず嫌いという性格がとてもリンクして、行動しているということですね。
目標の作り方が上手い
行動力があって、出来るまでやるというのは素晴らしいことですが、全員が実行できるわけではありません。それでもなんでもできる人はおり、実際に結果を残しています。なんでもできる人は、目標の作り方が非常に上手です。
人間は遠い目標を掲げても、遠すぎることでやる気を失くしてしまいます。「将来プロ野球選手になる!」と掲げても、何をどうすればいいのか分からないですよね。反対に近すぎる目標だけ掲げても、すぐに達成してしまい中だるみしてしまいます。
なんでもできる人は、目標を3段階で作ります。近い目標、間の目標、そして遠い目標。遠い目標がプロ野球選手ならば、間の目標はドラフトに入るために、甲子園で活躍することでしょう。そうなると近い目標はおのずと、甲子園に行くためにどうすればいいのか?ということになりますね。
そして、この3段階の目標の作り方をもっと細かく設定していきます。そうすることで、行動力と出来るまでやるというモチベーションが生まれ、結果を残せるわけです。
なんでもできる人の特徴【仕事編】
職場に一人はなんでもできる人っていますよね。いつ勉強しているのか疑問に思うほどの知識量であったり、定時まで楽々仕事をこなすさまなど。「こんな風にはなれないのかな」と諦めている人もいるかもしれません。
しかし、ちょっとしたコツを意識するだけで、誰でもなんでもできる人になりえます。では、仕事の際に、なんでもできる人の特徴をご紹介していきます。
要領が良い
なんでもできる人は要領が良く、それがビジネスシーンでは光ります。例えば、新人研修の際、普通の人ならば隅から隅まで覚えようと必死になるわけです。しかし、それでは多くの労力を使い、ストレスも溜まります。
なんでもできるマルチな人ほど、ポイントだけを覚えようとします。その為、あまり無駄な力は使わずに、要点だけを覚えれます。また、要領よく仕事をこなすことで他の仕事にも手を付けられるでしょう。
覚えるのが早い
会社にいるなんでもできる人は、覚えるのが早いという特徴があります。記憶能力が優れていることは、仕事はもちろん学校でもプライベートでもメリットしかありません。また、覚えるのが早い人は、不要なことは頭に入れず、必要なことだけ記憶するので仕事で成果を出しやすいでしょう。
記憶力というのは簡単に上がるものではありません。今までの経験や能力で左右される力です。しかし、普段からストレスを溜めないだけでも、頭が柔らかくなり記憶力が上がるという実験結果もあるので、なるべくストレスは溜めないように心がけましょう。
コミュニケーション能力が高い
仕事でなんでもできる人ほどコミュニケーション能力が高いという特徴が見られます。コミュニケーション能力が高さが仕事の成果につながるという意見もあり、あながち否定は出来ません。また、人とコミュニケーションを頻繁にとることで、脳が刺激され活性化されるというメリットもあります。
コミュニケーションが高いだけでも、人に好かれ頼られ、そして信用されます。例えば、ある会社の社長は、自分のところの商品についてまったく知識がありません。しかし、実際にお客さんを前にすると簡単に売りさばくことが出来ます。
その社長はコミュニケーション能力が異常に優れており、商品知識がなくても相手を信用させる力があるからです。つまり、コミュニケーションが高いだけで、他の足りない部分を補えるということです。
なんでもできる人のよくある悩み
なんでもできるからと言って、悩みがないわけではありません。周囲からすると「悩むことなんでない」と思われるでしょう。しかし、本人はそれなりに抱えていることもあるんです。ではなんでもできる人のよくある悩みをご紹介していきます。
特化する部分がない
なんでもできる人は、言葉の通りなんでも器用にこなすため、特化している部分があまりありません。つまり、5角形のグラフで表すと丸に近いわけです。周囲からすると憧れかもしれません。しかし、本人からすると、何か特化する部分が欲しいと感じることもあるようです。
物事に面白みを感じない
なんでもできる人は、物事に面白みを感じなくなる傾向にあります。何とも贅沢な悩みですが、完璧にこなせるというのも悩みものですね。何しても簡単に出来てしまうため、壁にぶち当たらずに面白みを感じれないというのは、なんでもできる人特有の悩みと言えるでしょう。
なんでもできる人になるには?
なんでもできる人になれれば、人生がもっと輝きます。何を挑戦するのにしても楽しくなるので、好循環が起こりやすくなります。ではなんでもできる人になるには、どうすればいいのでしょうか。
有言実行
なんでもできる人になるためには、まず有言実行を意識しましょう。口から出た目標は必ず達成することを決めて、行動することが重要です。ポイントとして掲げた目標は周囲に伝えるようにしましょう。そうすることで、逃げられない状況を自分で作りだし、「必ず達成する!」というモチベーションに変わるはずです。
悔しいという気持ちを持つ
なんでもできる人になるには、何に対しても「悔しい!」という気持ちを持ちましょう。契約の本数や、起きる時間、なんでも構いません。普段から悔しいという気持ちを抱えることで、自分の中でやる気が芽生えるはずです。その気持ちを持ち続け行動に移せていれば、いずれなんでもできる人に変わっているでしょう。
人との関わりを大事にする
なんでもできる人になるのは、人との関わりを大事にしましょう。自分一人で努力するのも素晴らしいことです。しかし、自分一人で行動していると、次第に視野が狭くなり主観的な見方しか出来なくなります。
他の人の意見も聞いて「こういう見方があるのか」と感じるだけでも客観性が生まれます。主観性と客観性を両方持てれば、どんな状況に置いても失敗しにくくなります。なんでもできる人は失敗しない人とも言えるので、人との関わりは大事にしていきましょう。
なんでもできる人が嫌われる?
なんでもできる人は、場合によっては嫌われる対象にもなります。憧れの的にもなりますが、同時に嫉妬の対象にもなりやすいからです。少し違った例えですが、好きな芸能人と嫌いな芸能人のランキングには同じ名前の人が入っている場合があります。
つまり、憧れと嫉妬は表裏一体のような関係で、なんでもできる人はその的になりやすいんです。しかし、あまり気にする必要はありません。憧れの延長線上のような感情なため、気にしないことが大切です。
普段から意識して「なんでもできる人」になろう
いかがだったでしょうか。なんでもできる人について紐解いてきましたが、何か掴んだ人もいるのではないでしょうか。なんでもできる人は、決して生まれつきではありません。本人の努力の成果があってこその現在なのでしょう。ですので、あなたも今から意識を変えて、「なんでもできる人」になりましょう。