絡み酒の意味とは?絡み酒をする人の心理や対処法を紹介

会社の飲み会や友達同士での飲み会などでお酒を飲むとやたらと絡んでくる人は必ずいるもの。いわゆる絡み酒をしてくる人って少し鬱陶しいと思ってしまいます。とくに苦手な上司や知り合いに絡まれると厄介です。今回はなぜ絡み酒をしてしまうのかなどを詳しく解説します。

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目次

  1. 1お酒を飲むと変貌しちゃう人がウザい!
  2. 2絡み酒の意味とは?
  3. 3絡み酒をしてしまう人の心理
  4. 4絡み酒をする人の特徴【性格編】
  5. 5絡み酒をする人の特徴【行動編】
  6. 6絡み酒をしてくる人への対処法
  7. 7絡み酒を治す方法とは?
  8. 8絡み酒はモテない
  9. 9お酒はほどほどに

お酒を飲むと変貌しちゃう人がウザい!

普段、素面で接している場合はとくに問題もなくて楽しく会話ができる相手でも、お酒を飲みだすと急に変貌してしまう人はよくいるのではないでしょうか。普段大人しい人でもお酒が入ると怒りだしたり、突然笑いだしたり。いつも明るい姿を見せている人が急に泣き出したり。いきなり変貌されてしまうと驚いてしまいます。

中でも厄介なのは、お酒を飲みだすとやたらと絡んでくる人。そんなに仲良くない人や苦手な先輩や上司に執拗にベタベタと絡まれてしまっては、楽しいはずの飲み会でも台無しに。お酒がそんなに飲めない人は余計に飲み会が苦手になってしまうことも。

また、女性の場合だと男性の上司や友人にお酒の席で密着されたり、必要以上に個人的なことを聞かれると迷惑ですし、そういったことが慣れていない人にとって苦痛になることもあります。

絡み酒の意味とは?

一般的には毛嫌いされてしまう絡み酒ですが、その意味をご説明します。絡み酒とは、上司や先輩がお酒の勢いでしつこくお説教したりダメ出しをするとか、友人がお酒を飲んでからベタベタと密着したりすることを絡み酒と言います。

普段は何も言わない上司なのに、お酒を飲みだすと特定の部下に対して終始、お説教をしている人もよくいるでしょう。または、いつもダメ出しをする同僚がお酒を飲むとさらにヒートアップして、難癖を付けてくる。ということもよくあります。こういったお酒の席で必要以上に人に絡むことを、絡み酒と言います。

絡み酒をしてしまう人の心理

他の人にとってはとても厄介で少し鬱陶しいと思われてしまう絡み酒ですが、その絡み酒をしてしまう人の心理とは一体どのようなものなのでしょうか。詳しくご紹介します。

不満がたまっている

普段、大人しくて愚痴や文句など言わない人ほど日ごろから不満を溜めている傾向にあります。そういった人は、お酒の勢いもあってついつい誰かを怒ってしまったり説教し始めたりすることがあります。お酒を飲むと理性が飛びやすくなるので、大人しい人でもお酒を飲むと本音をぶつけてしまうのでしょう。

また、部下や後輩などがお酒を飲むとついつい、上目の人を相手に絡み酒をしてしまうこともありますが、やはり日ごろからの不満やイライラがたまってしまっている可能性も。しかし、上目の人に対して絡むのはとても失礼なことなので気を付けなければなりません。

相手を見下している

絡み酒で多いのが、上司のお説教。普段から聞きなれたお説教から、ヒートアップして昔の出来事を掘り出して再び指摘して怒鳴りつけるというものは多くあります。また、同僚から普段の仕事の仕方などを指摘されたり馬鹿にしたように言われることも多くあるでしょう。

こういった絡みをする人は、自分が相手よりも上だと確信しているからなのです。とてもプライドが高く、相手を下に見ているので、お酒の力もあってお説教や悪口を言い出してしまうのです。

溜まってしまったストレスや不安を、格下だと思っている相手に無意識にぶつけてしまっているのではないでしょうか。

構ってほしい

お酒の席でついつい誰かにベタベタと接してしまう人は、さみしがり屋で誰かに構ってほしいという感情があり、お酒が入るとその感情が高ぶってしまい、誰にでも執拗に絡んでしまうようです。

普段はクールで誰にも頼らないという人も、本当はさみしがり屋で誰かに助けてほしいと思っていることもあり、それがお酒の席で爆発してしまうこともよくあります。いつもはあんなに素っ気ないのにお酒を飲むと絡んでくる。という人は、案外多く存在します。

この場合は別に誰かを馬鹿にしたいとか、お説教したいという気持ちは一切なく、ただ単純に誰かと触れ合っておしゃべりしたいだけなのでしょう。

気になる相手

異性に対して絡み酒をしてしまう人は、その相手に好意を抱いていることも少なくありません。いつもは緊張してなかなか話しかけられない人でもお酒を飲み始めると、理性や我慢が無くなり相手に絡んでしまうことも。

相手も好意を持っていればまだ良いのですが、そういったことを何も思っていない場合は純粋に困ってしまうので、好きな相手ほど気を付けなければなりません。また、せっかく良い雰囲気であったにも関わらず、その絡み酒で相手を幻滅させてしまうこともあるので、十分注意しましょう。

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絡み酒をする人の特徴【性格編】

絡み酒をしてしまう人の心理をいくつかご紹介しましたが、では今度は絡み酒をしてしまう人の特徴、性格編を見ていきましょう。

ストレスを溜めやすい

普段、無口な人がお酒を飲むとおしゃべりになったり、逆に明るい人が何もしゃべらなくなったりとか、いつもは温厚な人が突然誰かに怒り出したりする絡み酒はありますが、こういった人は普段からストレスを溜めてしまっている傾向にあります。

無口な人は普段からたくさんの話したいことを心の中に隠していて、お酒が入るとそれを発散させているよう。とても恥ずかしがり屋で控えめな人は思ったことが言えないというストレスを溜めてしまっているのでしょう。

逆にいつも明るい人が突然無口になる場合は、その人が普段から少し無理をして明るく振舞っている可能性があり、それがストレスになっているよう。そしてお酒を飲むと誰かに怒ったりする人は、やはりストレスを溜めているのでしょう。普段は言えない怒りをぶつけてしまうようです。

小心者

普段は気が小さい人でもお酒を飲みだすとだんだん気が大きくなって、いつもはやるはずの無いことまでノリノリでやりだしてしまう人はよくいるでしょう。また、先輩や上司に怒りながら絡む人もいると思いますが、そういう人はやはり実は小心者だという場合が多いです。

お酒を飲むと、がらりと性格が変わるのは理性を抑えられなくなるためですが、いつも小心者でびくびくしている人も、本当はこんなことを言いたいとか行動したいと思っている人で、お酒を飲むと本性が出てしまうのでしょう。

この場合、とても厄介なのが本人は上司や先輩に絡み酒したことを覚えていないとき。後日、あなたの絡み酒で大変だったんだよ。と、伝えても本人はそんなつもりは全くないので、周りの人は困ってしまいます。上司や先輩が絡み酒を覚えていると、あとで説教されてしまうのも本人にとっては厄介なものでしょう。

目立ちたがり屋

普段からひょうきんで目立つことが大好きな人は、お酒を飲んだ時にもその目立ちたがりが際立ちます。一人で楽しんでいる分には良いのですが、これが絡み酒になってしまうと他の人は困ってしまいます。大人しい人であれば尚更困ってしまいますし、苦痛に思えることも。

また、普段は控えめな人であったとしてもお酒を飲むと突然テンションが上がり、心に隠していた目立ちたいという感情を抑えられなくなり、ついお酒の席で盛り上がってしまうこともあります。こういった人は次の日に後悔をしてしまうことが多く、もうお酒は飲みたくないと思ってしまうのです。

絡み酒をする人の特徴【行動編】

絡み酒をしてしまう人の特徴、性格編をご紹介しましたが次は絡み酒をしてしまう人の行動を詳しく見てましょう。

愚痴や不満を吐き出す

お酒を飲むと理性や我慢が出来なくなってしまう人は、多く存在します。そういった人が絡み酒をしてしまうのですが、その絡み酒の中でも疲れてしまうのが、終始誰かに愚痴や不満を吐き出している人。他の人は純粋にお酒を楽しみたいのにずっと愚痴を聞かされてしまっては苦痛になってしまいます。

しかし、絡み酒をする人はそういったことが考えられず、ついつい誰かに不満をぶつけてしまうのです。これが一度だけであればまだ良いのですが、毎回毎回繰り返されると飲み会に呼ばれなくなる、もしくは避けられてしまう可能性も十分にあります。

友達同士な仲間同士で、愚痴や不満を言える雰囲気であれば構いませんが、そうでない場合は気を付けなければなりません。

周りのこと考えない

お酒にある程度強い人であれば、しっかりと周りのことを見て考えて行動出来るのですが、お酒に弱くて自制心が無くなってしまう人は、まわりの状況を見ることが出来なくなり迷惑をするとか、困ってしまうということを考えれません。

そうなると厄介な絡み酒をしてしまうのです。また、お酒が弱くても上司に無理やり飲まされるといったことは仕方のないことなのですが、自分がお酒に弱いと思わず限界まで飲む人は自分のことも他人のことも考えていないことになります。

お酒に酔えばどうなるかを把握せず、他人にどういった迷惑をかけるのかを考えずに行動してしまうので、周りはとても困ってしまうでしょう。

攻撃的

攻撃的、と言っても複数の意味があります。例えばお酒を飲むと言葉が攻撃的になる人。お説教したり文句を言い出す人が当てはまるでしょう。そんな言い方をしなくても。と、思う程にきつい言い方をしてしまうのでまわりはその人から自然と離れていくでしょう。

そして、お酒を飲むと強い力で叩いたりなどの攻撃。周りから見れば暴力に見えてしまうこともあります。上司や先輩が無理やりお酒を飲ませるのも、一種の暴力になるでしょう。

また、度を越して強い力で殴ったり蹴ったりしていても、本人は楽しんでやっているのでもっと厄介です。こういった場合にまわりが止めに入るのですが、それでも攻撃的なことをやめない人もいるようです。

絡み酒をしてくる人への対処法

絡み酒をしてしまう人の心理から特徴までをまとめてご紹介しましたが、どれを見ても迷惑に思えてしまう絡み酒。本当に親しい間柄であれば可愛いものですが、ただの知り合い程度でされてしまうと鬱陶しいと感じてしまいます。では、絡み酒をする人への対処法はどのようなものなのか。詳しく見ていきましょう。

適度にあしらう

しつこく恋愛のことなどの個人のことを聞いてきたり仕事の愚痴を言ってくる人に対しては、ずっと話を聞いていては精神的にも体力的にも疲れてしまうので、適度にあしらうのが一番良いでしょう。

適当に、うんうんと頷いて話を流すくらいでいれば良いでしょう。また、話の中で否定する言葉はあまり良くありません。なるべく賛同する姿勢を持って、共感してあげると相手は満足してくれるでしょう。

絡み酒をする人から離れる

一番、早い対処法として絡み酒をする人から距離を取ることです。隣の人が絡み酒をしてきたら上手に避けてなるべく遠くの席へ向かいましょう。追いかけてくる場合もありますが、絡み酒をする人は大抵誰でも良いということが多いので、一旦離れてみると落ち着くでしょう。

他の人に絡み酒をする人を任せるのが申し訳ないと思う人もいるかもしれませんが、その優しさが絡み酒をヒートアップさせてしまうこともあるので、なるべく避けるようにしましょう。

楽しんでみる

お説教や愚痴を言う人とはとても楽しめませんが、笑い上戸や楽しんで絡み酒をしてくる人には思い切って自分も楽しんで接してみるのも一つの手です。お酒の席は楽しむものですから、絡み酒を鬱陶しく思わずその絡みに乗ってみましょう。

また、普段大人しい人が絡み酒をしてきたら、その人の知らない一面が見られる可能性があるのでその人との距離も縮まるかもしれません。

早めにお開き

絡み酒をする人がいたら、ある程度の時間でお開きにするのも良いでしょう。絡み酒をするということはある程度、酔っていることになるのでヒートアップしてしまう前にお開きにした方が楽ですし、まわりの人にとってもその方が楽しく飲み会を終えることが出来るでしょう。

絡み酒をしない方が一番楽しんで飲めるのですが、なかなかそうもいかないでしょう。楽しくなるとお酒を飲むスピードも早くなりいつのまにか絡み酒をしてしまうことは多いのです。

絡み酒を治す方法とは?

ここまで見て、絡み酒はほかの人を困らせてしまう厄介なものだと分かりますが、飲み会では不快な気持ちにならず楽しく飲みたいもの。絡み酒を治す方法を見ていきましょう。

自覚する

まず治す方法として、絡み酒をしているということを自覚する必要があります。自分が絡み酒をして、どれだけ他人が困ってしまっているか、どれだけ自分が恥ずかしい思いをしているのか。をしっかり自覚して、自制心を保てるほどのお酒の量で我慢するようにしましょう。

自分を客観的に見る

自分を客観的に見ることはとても大事なことで、お酒を飲む際も自分を客観的に見て絡み酒をしていないか、もしくは飲み会が終わった後に、しっかりと考えることが大事です。他人に迷惑をかけていなかったかをきちんと考えて、もししていれば次からは気を付けるように心がけましょう。

また、他の人に絡み酒をしていた。と、言われた場合は素直に受け取って次から絡まないようにしっかりと飲む量も考えましょう。

絡み酒はモテない

お酒を飲む場では理性や自制心が飛んでしまい、異性に対してもしつこく絡んでしまって嫌われてしまうこともあります。知り合い程度の相手に対して必要以上に密着したり、色々なことを聞いてしまうと相手は少しづつ距離を取ります。気になる相手ならなおさら、気を付けなければ嫌われてしまいます。

良い雰囲気の相手に対して絡み酒をしてしまうと、相手は酒癖が悪いんだと認識して付き合うまでに発展しないこともあるので注意してください。

お酒はほどほどに

お酒は楽しいものでもありますし、関わったことのない人とも仲良くなれる機会ではありますが、記憶を無くしたり吐くまで飲み続けては、健康にも良くありません。また、お酒が得意ではない人に無理やり飲ませるのは大変危険なことなので、その場のテンションで強要してはいけません。

楽しくお酒を飲みたいのであれば、ある程度の常識を持って他人のこともきちんと考えて飲みましょう。飲みすぎている人がいれば知らんぷりをせず止めてあげてください。

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