ベージュに似合う色の服は?相性のいいファッションコーデの組み合わせを紹介
ベージュ色は、女性らしい柔らかさを引き出してくれる万能カラーです。そんなベージュ色にスポットを当て、相性の良い色や、コーデ例の中で、大人女性に似合うファッションを学んでいきましょう。ベージュスカートに合うタイツの色も紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
ベージュに似合う色は何色なの?
ベージュ色とは、もともと染色していないそのまま麻の色、明るい薄茶色を指す色です。アイボリーほど白くなく、白に茶色や黄色混ざっていることから、日本人の肌色に合わせやすい色として知られています。
白色だと、勇気がなくて着れない!という人にも、取り入れやすい色で、大人の女性がコーデを考える際に使いやすい、ベーシックカラーです。
ベージュ色は、秋・冬のコーデ―に取り入れる人が多い色ですが、どんな色と相性が良いのでしょうか?ベージュに似合う色や、おすすめのコーディネートを紹介していきます。大人女性に似合うコーデ満載ですので、最後までご覧ください。
ベージュと相性のいい服の色
白に茶色や黄色が混ざったベージュ色は、どんな女性にも似合いやすく、大人の色気を引き出してくれる色です。
ベージュを基調にコーディネートを考える際、どんな色と相性がいいのか知っておくと、ファッションの幅も広がりますので、ベージュに似合う色を見ていきましょう。
ベージュは比較的どんな色にも合わせやすい万能カラーです。女性の肌にマッチしやすい色で、取り入れるだけで服装に色気が加わります。ここからは、ベージュに合う色と、コーデ例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.白との組み合わせ
ベージュ色にも色んなトーンがありますが、黒い色合いのベージュを選ぶと、全体的に地味なコーデになってしまうこともあります。清潔感と明るさをプラスしたいなら、ベージュに白色を合わせてみるのはいかがでしょうか?
ベージュと白は相性が非常に良く、同じトーンでまとめあげることができます。ベージュ色の中でも淡い色合いを選べば、ナチュラルティストなコーデが完成します。ガーリーな服装が好きな女性にもとても似合う色の組み合わせです。
この女性は、トップスにベージュのカーディガン+白のTシャツを合わせていますが、色のバランスが良く、また、ボトムスに小花柄のパンツを持ってくることで、地味になりすぎず、統一感のあるコーデになっています。
2.黒との組み合わせ
ベージュと黒も、大人っぽい印象になり、とても似合う色と言えます。黒は少し強めの色ですので、黒を持ってくる場合は、すっきりと同系色の色でまとめあげるのが良いかもしれません。
この女性はベージュの羽織物をプラスして、黒色を上手く調和させています。また、ボトムスに花柄のスカートを合わすことで、女性らしさをミックスさせた、どこか甘辛な印象を与えてくれる素敵なコーデに仕上がっています。
黒も万能カラーで何色にでも似合いますが、ベージュと合わせる際は、色のバランスを考えながらコーデを組むと、統一感が出ると思います。
3.ネイビーとの組み合わせ
黒よりも少し明るさのあるネイビーは、ベージュ色とも相性が良く、抜け感のある大人の女性のコーデにぴったりです。ネイビーを取り入れることで、全体的に引き締まった印象になりながら、さほど地味にならない、まとまりのある服装が仕上がります。
ベージュ色の中でも、色合いが濃い物を選ぶと、統一感が出て上級者コーデに。
4.グレーとの組み合わせ
グレーは、ベージュと色のトーンが同じため、とても相性が良いカラーです。その分、若干面白みのないコーデになってしまうこともあります。
メリハリをつけたいなら、異素材を組み合わせたり、差し色を上手く利用すると、大人女性に似合うコーデが仕上がるでしょう。
グレーとベージュは、何も考えず合わすだけでも、おしゃれなコーデになるので、ファッションに自信がない人にもおすすめです。
5.カーキとの組み合わせ
カーキと言えば、ミリタリーのイメージが強い色ですが、ベージュと合わすことで、女性らしい柔らかさがプラスされ、どこか懐かしさを感じさせる素敵なコーデになります。
カーキの割合を少なくすれば、より女性らしさが強調され、淡さの中にスパイスを感じさせる、メリハリ感のある服装が完成します。アクセサリーなどで縦のラインを意識すれば、スマートな印象を与えるでしょう。
6.茶色との組み合わせ
続いての、ベージュと相性が良い色は、茶色です。ベージュの中でも茶色が濃く出てる色を選べば、ブラウンとのきれいなグラデーションが出て、統一感のある大人の女性に似合うコーデが完成します。
同系色なので、若干淡い色のベージュとも相性が良く、抜け感のある軽やかさを感じさせる服装に仕上がります。
7.赤との組み合わせ
赤色と言えば、差し色に使うことが多いカラーですが、ベージュとの相性も抜群だと言います。ポイントに赤を入れてあげれば、全体的に引き締まった印象になりますし、同系色の服でまとめていても、華やかさがプラスされます。
また、赤の中でも、ボルドーなどの少し暗さのある赤を持ってくると、季節感を感じさせながら、抜け感のあるおしゃれコーデが仕上がります。
8.青との組み合わせ
ベージュに青って似合うの?と思う人もいるかもしれませんが、実は非常に相性が良いんです。青にも色んな色合いがありますが、淡い色合いのものを選べば、トーンを合わすことができて、少女らしさを残す大人コーデに。
また、濃いめのブルーをチョイスすれば、大人っぽさを感じさせる、できる女風コーデが仕上がります。
9.ピンクとの組み合わせ
ピンク色と言えば、乙女の象徴。大人になっても可愛いピンク色をファッションに取り入れたいと願う女性は意外と多いです。ピンクとベージュは色合いが同じなので、とても相性が良いです。
ピンクにベージュを加えることで、甘さが抑えられ大人っぽさや、ボーイッシュ感をプラスすることができます。もちろんピンクに寄せて、淡いトーンのベージュを使えば、よりガーリーな印象に仕上がります。
10.緑との組み合わせ
緑色と言うと、カラフルなイメージがありますが、この方のようにくすんだ緑を選べば、ベージュとトーンを合わすことができ、違和感のないおしゃれな服装・コーデが仕上がります。
緑色にもさまざまな色合いがありますが、明るさをプラスしたいなら柄物を選ぶのがおすすめです。大人女性に似合う、上品さを感じさせるファッションになります。
11.紫との組み合わせ
紫とベージュも、意外な組み合わせに思うかもしれませんが、この2色もとても相性が良いと言います。パープルとのコーデを組めれば、おしゃれ上級者!紫の割合を考えながら、トップスに紫を持ってくると良いかもしれません。
淡い色合いよりは、ダークな紫を選ぶと、トーンを合わせやすく、全体に統一感が出ます。周りに差をつけたい人は、ベージュ×紫コーデを楽しんでみましょう。
ベージュと相性のいい女性の服装コーデ《スカート編》
ベージュに似合う色と、コーデを紹介してきましたが、いかがでしたか?似合う色がわかったところで、ここからはアイテム別にコーディネートを見ていきましょう。まずは、スカート編からです。
1.ベージュのスカート×黒白ストライプのロンT
さっそく、ベージュのスカートを活用した素敵コーデを発見しました。今回は、向かって左側の女性に注目して紹介していきます。
ベージュのスカートに黒白ストライプのロンTを合わせて、マリンティストでありながら、キャップで外してるのが素敵です。
トップスをインすることで、女性らしいラインが強調されながら、キャップ使いで、少年らしさもプラスされて、シンプルな中にこだわりを感じさせます。
2.ベージュのフレアースカート×花柄のブラウス×Gジャン
ベージュは柔らかい雰囲気を与えてくれる色ですが、この方のように、女性らしさを感じさせる淡い色合いのブラウスを合わせることで、色気がプラスされて、とても魅力的なコーデになります。
また、甘さだけでなく、羽織物にGジャンを使うことで辛さもプラスされ、全体に味わい深いファッションに仕上がっています。色のバランスも非常に良く、スカート丈が長めなのもポイントです。
ベージュと相性のいい女性の服装コーデ《パンツ編》
ベージュのスラックスパンツ、スカンツ、ガウチョ、ワイドパンツなど。ベージュのボトムスは店頭でもよく見かけると思います。ここからは、ベージュのパンツを活用した素敵コーデを見ていきましょう。ぜひお気に入りを見つけてみてください。
1.ベージュのワイドパンツ×ビビットピンクのシャツ
ベージュにビビットピンクを合わせた、かなり上級者コーデを発見しました。ポイントはトップスのシャツが女性らしさを感じさせながらも、硬めの素材だってことです。
これでテロっとした生地のブラウスだったら、あまり相性が良くないかもしれません。この方は、硬めの素材のビビットピンクを、淡い色合いのベージュと合わすことで、明るさを感じさせる、絶妙コーデに仕上がっています。
足元のサンダルを、パンツとトーンを合わせたブラウンでまとめてるところもいいです。よりブラウスが引き立ち、上半身に目線がいきやすいです。
2.ベージュのパンツ×シフォンブラウス
マネキンのコーデがあまりにも素敵だったので、紹介させてください。ベージュのパンツをアジアンティストのシフォンブラウスと合わすことで、こんなに柔らかな印象を与える、大人の女性にピッタリなファッションになります。
同じ色のハットを合わせることで、シフォンブラウスが浮くことなく、まとまりの良いコーデに仕上がってると思います。サンダルも、ベージュ系の色で合わせて、統一感もばっちり。
もちろん主役はブラウスかと思いますが、女性の華奢なラインが強調された絶妙バランスは、ぜひ参考にしたいものです。
ベージュと相性のいい女性の服装コーデ《コート編》
トレンチコートやダッフルコート・・。秋から冬にかけて着る機会が増えるコートですが、ベーシックカラーのベージュを選ぶ人も多いと思います。黒やネイビーも使い勝手が良いですが、ベージュは顔周りに明るさが出るとあって、女性からも人気が高い色です。
ここからは、ベージュのコートを使った素敵なコーディネートを2つ紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。
1.ベージュのスプリングコート×ネイビーのワイドパンツ
ベージュのスプリングコートを肩がけしており、インナーはカーキのニット、ボトムスはネイビーのワイドパンツを合わせ、白のスニーカーと白のトートバックで明るさをプラスしています。
コートは膝丈のようですが、これを肩にかけて着ることで抜け感が演出され、上下ともにゆったりシルエットなのに、とてもコンパクトにまとまっています。
もちろんラフなまとめ髪も良い仕事をしてくれていますが、何より、この袖を通さないコートがきれいなAラインを作ってくれ、女性らしさを感じさせる大人女子にぴったりなコーデに仕上がっています。
2.黒のワンピ×ネイビーのタイツ×ベージュのコート
質感を感じさせるベージュのコートをさらっと着こなした大人の女子コーデです。インナーには黒のワンピースを着ており、タイツはネイビー、パンプスは黒になります。
このネイビーのタイツが黒の中にグラデーションを生み出し、ベージュのコートをより上品に見せてくれています。シンプルなファッションですが、ワンピースの丈や色のコントラストが美しく、質の良さを感じさせるコーディネートではないでしょうか。
ベージュのスカートと相性のいいタイツの色
ベージュのスカートを履いた時、タイツはどうしたらいいの?と、タイツの色に迷う人もいるかもしれません。基本的にベージュは、どんな色とも相性が良いので、あまり深く考える必要はないでしょう。
ただし、あまり派手な色のタイツだと、若干浮いた印象になってしまう場合があるので、注意が必要です。ダークカラーと合わせば、統一感が出るので、おすすめです。では、ベージュのスカートと相性の良いタイツの色を見ていきましょう。
1.ベージュのスカート×黒のタイツ
ベージュスカートに黒のタイツを合わせる人は、多いと思います。一番の定番カラーですし、足元を引き締めてくれるので、足を細く見せたい人にもおすすめです。パンプスと合わせれば、足元から女性の色気を感じさせ、ファッションを底上げしてくれるでしょう。
他にもブラウンやネイビー、カーキーやボルドーなど、ダークカラーのタイツであれば、どんな色とも相性抜群。迷った時は、黒もおすすめですが、ダークカラーをチョイスしておけば、間違いありません。
2.ベージュのスカート×白のタイツ
周りと差をつけたい人は、白のタイツと合わせると良いかもしれません。アイボリーやクリーム色だと、色合いも同じなので、特に浮いた印象になりません。
また、膝丈ぐらいのフレアースカートと真っ白のタイツを合わせるのもおすすめです。クラシカルな印象になり、周りとは違う個性的な雰囲気に仕上がります。
この女性のように靴下と合わせるのも良いです。白が中和され、より統一感が出やすいでしょう。なりたいイメージを想像しながら、タイツの色も楽しんでみてください。
ベージュと合わない色とは?
ベージュ色は、ふんわりとした柔らかさを出してくれるので、ダークカラーの中に取り入れやすく、女性の魅力を引き出してくれる万能カラーです。どんな色とも相性が良いと言われていますが、合わない色はあるのでしょうか?
イエローベースから離れた色だと合いにくい
ベージュは、イエローベースの低彩色です。基本的にはどんな色とも相性が良いですが、イエローベースからかけ離れた色とは、合いにくいと言われています。
例えば赤だと、ローズレッド、青なら、マリンブルー、緑なら、ターコイズグリーンなどになります。イエローベースではなく、青が主体になったブルーベースの色とは、相性があまり良くないようです。
青や緑を選ぶ際は、黄色が入った色合いのものを選ぶと、きれいなコーデに仕上がるかもしれません。コーデを考える際は、鏡の前でしっかりチェックし、色のバランスを計算していきましょう。
ベージュ色を取り入れてファッションを楽しんで!
ベージュ色は、どんな女性にも似合う万能カラーです。コーデに取り入れると、柔らかさと上品さが加わり、大人女性の魅力を引き出してくれる色と言えます。
今回はベージュ色を取り入れたコーディネートを紹介しましたが、いかがでしたか?何気なくベージュ色を選んでる人も、何か参考になる部分があったと思います。
ベージュはどんな色とも相性が良いですが、ブルーベースの色とは合いにくいと言われていますので、その点だけ気を付けて、自分なりのおしゃれを楽しんでみてください。