怒りが収まらない時の対処法!怒りが収まらない人って?

みなさんは今までに怒りが収まらない場面を経験したことがありますか?仕事や人間関係と何かと考え事がたくさん溢れてくるのが、現代の日常と言えるでしょう。そんな中で怒りが収まらない時はどうするべきなのか、対処法を中心にまとめてみました。

怒りが収まらない時の対処法!怒りが収まらない人って?のイメージ

目次

  1. 1腹が立って眠れないほど怒りが収まらない!
  2. 2怒りが収まらない原因とは?
  3. 3怒りが収まらない時の対処法【行動編】
  4. 4怒りが収まらない時の対処法【思考編】
  5. 5怒りが収まらない時にやってはいけないNG行動
  6. 6なかなか怒りが収まらないのは病気の可能性もある
  7. 7適度に賢くストレス発散をしよう

腹が立って眠れないほど怒りが収まらない!

ストレスや不安で眠れない事例はよく耳にしますが、怒りが収まらず眠れないなんてことも珍しくはありません。みなさんの中に経験がある方も、いるのではないでしょうか。

そこで今回は、そんな怒りが収まらない時の原因や対処法についてまとめて解説していきます。

怒りが収まらない原因とは?

そもそも人はなぜイライラしてしまうのでしょうか?怒りが収まらない時のシチュエーションにはどういったものがあるのか、以下にまとめてみました。原因解決の糸口を一緒に見つけてみましょう。

旦那にイライラする

全てこちらに丸投げ、子供の面倒を見てくれない、コミュニケーションを取ろうとしてくれない、など旦那への不満やイライラを挙げれば、キリがない方もいるのではないでしょうか。

ゴミ出しさえしてくれない、休日は決まってダラダラなんてことも耳にします。お互いがお互いのことで忙しいとは言え、多少なりのヘルプが必要なときもあります。夫婦ですから、助け合いがなければいけません。

そういった相手の気持ちを理解して思いやれる人が少しでも増えてくれたら、解決できることではあるでしょう。

仕事でストレスが溜まる

仕事では上手くいかないこと、理不尽なことがたくさんあります。怒りが収まらない時の原因が仕事であることも珍しくはありません。積もり積もって爆発すると大変ですから、あまり溜め込むのはよくないものです。

とは言いながらも、仕事でのイライラは正直やり場に困るものです。残念ながら、この原因をなくすのは、ほぼ不可能であると言えるでしょう。仕事にはイライラが付き物だと割り切って頑張るしかないです。家に帰って早く寝てしまいましょう。

休日などには、ストレス発散できる時間を確保して、思い切り仕事のことは忘れましょう。

家族関係がうまくいかない

旦那や子供とうまくいかず、それがイライラの原因になってしまう事例もあります。

人間は言葉を口に出し、お互いコミュニケーションをとる生き物ですから、関係が上手くいかないことがあってもおかしくはないことではあります。知能が高い分、そういった人と人との関りや関係性が難しくなることも常に意識しなくてはなりません。

子供が言うことを聞かない

子供が小さかったりするとギャンギャン泣いてストレスになることも多いです。また、ある程度成長した子供でも反抗期という時期が必ずやってきますから、イライラしてしまう原因になることも考えられます。

子供が言うことを聞いてくれないのは、親にとって大きなストレスです。考えなければいけないことが他にある中で、子供が言うことを聞いてくれないとお手上げ状態になってしまう方もたくさんいることでしょう。ですが、この例はいずれも一時的なものですから、時期を過ぎれば自然に解決できそうです。

怒りが収まらない時の対処法【行動編】

ここからは、怒りが収まらない時の対処法をいくつかの例に挙げながらご紹介していきます。ご自身が一番実践しやすいものから試していきましょう。まずは行動編からです。

あたたかいお風呂に浸かる

入浴することで、血行が促進されることに加えてリンパの流れが良くなり、リラックスをもたらす効果があります。

お風呂は「ただのお湯に浸かるだけ」という行為ではありません。というのも、お風呂を楽しくさせるグッズが今やたくさんリリースされているからです。安眠を目指して、リラックス効果目的の入浴剤などもリリースされているくらいですから、お風呂の重要性にも頷けます。

特に怒りが収まらない時や情緒が安定しない時は、ぬるめのお湯に10分前後を目安にして浸かりましょう。お湯をぬるめにすることで、体内の副交感神経が活発になり、メンタル部分に落ち着きをもたらしてくれます。

深呼吸をする

一番手軽で今これを読んでいるそばからすぐに実行できるのが深呼吸でしょう。息を吸う時間を短く、吐く時間を長くすると副交感神経が優位に働きます。反対に、息を吸う時間を長く、吐く時間を短くすると交感神経が優位に働くようになっています。

イライラが収まらない時は、何よりもリラックスすることを優先したいので、副交感神経を高める必要があります。つまり、息を短く吸って長く吐くタイプの深呼吸がピッタリであると言えるでしょう。

おすすめの深呼吸方法は、息を4秒かけて吸って8秒かけてゆっくり吐くという方法です。なるべく下腹部からの呼吸を意識してこれを5回ほど繰り返しましょう。一回の深呼吸により時間をかけることで、心身ともに落ち着きやすくなります。

好きなことに没頭する

怒りが収まらない時は、自分の趣味や好きなことに没頭する時間を設けることで、意外と解決できたりすることもあります。好きなことですから、自然と楽しい気持ちになりたり、それだけでプラス思考に変われます。映画を観たり、本を読んだり、ゲームをしたり、人によって好きなことは様々ですが、試してみてはいかがででしょうか。

好きなことに没頭するだけでなく、好きな食べ物を食べたりすることもまたいいでしょう。美味しいものや好きなものを食べることで、イライラやストレスを解消できます。食欲や願望に任せて思い切り食べてみるのもひとつの手と言えるでしょう。

たくさん笑う

どうしても怒りが収まらない時は、半ば強引にでも別の感情にシフトしてみるのもアリです。全く別の場面や出来事でたくさん笑ってみるのです。脳からも嫌なことや怒りが自然とフェードアウトしていきます。

嫌な気分や怒りが収まらない時のために、おもしろい漫画やアニメ、お笑いのDVDなどを用意しておくことも、立派なひとつの対処法になります。たくさん笑ってスッキリするこの発散方法は、気分もよくなり、明るくポジティブになりやすくなります。

怒りが収まらない時の対処法【思考編】

行動を起こして対処することも大切ではありますが、頭を使って考えてリラックスするなんてことも不可能なことではありません。こうすることで直接、脳からリラックス成分を流すイメージでイライラを対処していきます。どうしても怒りが収まらない時はどんなことを思い、考えて過ごすようにすればいいのかご紹介していきます。

考え事の対象を他に移す

イライラの種をずっと頭の中に持っておくのは身体に毒です。同じことをグルグルと考えてしまっていては、いつまで経っても怒りが収まらないのも当然です。

ここはおとなしく、きっぱりと違うことを考えるようにします。最初は無理やりでも構いません。次第に考え事の対象からイライラが消えるのを待ちましょう。楽しいことを考えたり、好きなことをひたすら考えることで脳をだまします。

瞑想する

瞑想することで自身のマインドをコントロールし、内側からリラックスを求めていく対処法も存在します。落ち着かせるといった部分では「深呼吸」と似たような考え方です。

ただ瞑想するには適した環境、方法が存在するので下準備が必要です。まず瞑想するには静かな場所が必要です。雑念が入らず、邪魔するものが一切ないリラックスできる環境を作りましょう。

瞑想の詳しいやり方は調べればたくさん出てきます。疲れやストレスによるイライラでどうしても怒りが収まらない時、不安定な状態が長く続くようであれば実践の価値はありますので、ぜひ試してみてください。

脳を休ませる

脳を休ませることは対処としては一番思いつきやすい方法かもしれません。いつまで経ってもイライラが頭の中でぐるぐるしていては、延々と引きずることになってしまいます。落ち込んだ時と同様に、怒りが収まらない時もスムーズに違うことへ思考をシフトさせられるかが、重要になってくるかもしれません。

よく寝て忘れてしまうのが手っ取り早いと言えるでしょう。頭も身体もたくさん休ませてあげましょう。気が付いた時には、「なんであんなにイライラしていたんだろう」と怒りもすっかり、収まっているかもしれません。

怒りが収まらない時にやってはいけないNG行動

怒りが収まらない時に試すべきこともありますが、その逆もしかりで、やってはいけないNGな行動もあります。みなさんはご存知でしたか?それをしてしまうことで、火に油を注ぐ状態になるかもしれないのです。注意して見ていきましょう。

日中に無理をすること

怒りやモヤモヤした状態を抱えたまま、仕事をしたり家事をしたりなどすると、集中できずに空回りしてしまうことがあります。下手をすれば体調にも影響が出てくるので、非常に悪循環となります。

かといって一日の中でやらなければいけないことはありますし、休んでいるわけにもいきません。確認しておきたいことは、「決して無理だけはしない」ということです。

しっかりと活動はするべきですが、ストレスやイライラで追い込まれているときに、体調不良を感じていた場合などは、なるべくその日の様子は経過とともに見守るようにしましょう。

暴飲暴食をすること

ストレスが溜まったり、怒りが収まらない時についつい暴飲暴食をしてしまう方も多いのではないでしょうか?溜め込んだストレスにやり場のないイライラが募りながらも、うまく別の形で発散できずに、暴飲暴食に手を出してしまう方が増えているようです。

暴飲暴食は肥満の元になると言われています。他にも、胸やけや胃もたれ、血糖値の急激な上昇による生活習慣病の恐れなど、身体によくないことだらけなのです。たくさん飲み食いしたあとに後悔するなんてことも珍しくはありません。そうならない為にも一度冷静になって、他の手段を試しましょう。

睡眠時間を削ること

睡眠時間を削るということは、脳も身体も十分な休息を得られないということになります。これは怒りを溜め込んでいる人にとっては致命的ともいえる大問題です。しっかりとリセットが出来ないことを意味するのです。

睡眠時間を削ることへのデメリットは他にもたくさんあります。怒りどころかストレスまでもが増大し、悪い道を辿る足に歯止めが利かなくなります。睡眠不足はエネルギー不足をも引き起こします。日中の活動におけるエネルギー不足により、集中力が欠けてしまい、外での怪我や事故のリスクも高まります。

怒りが収まらなくなる場面とは全く違ったところでのデメリットを紹介しましたが、怒りが収まらなくなることを大前提に踏まえた上で、こういった危険も潜んでいることを再認識したいところです。睡眠時間は大切にとるようにしましょう。

なかなか怒りが収まらないのは病気の可能性もある

何をしても、どれだけ時間が経っても、あまりにも怒りが収まらない時は、病気の可能性もあることを視野に入れた方がいいでしょう。人間は日々新しいことを脳にインプットしています。覚えておかなければならないものを最優先して記憶しているため、イライラしたことをそう長くは記憶として留めません。

では、どのような病気が考えられるのでしょうか?ご紹介していきます。

更年期障害の可能性

更年期障害の特徴は、すぐにイライラしてしまったり、感情のコントロールが自分ではうまく出来なくなってしまっている様子が主に挙げられます。このため結果的に、怒りが収まらないまま生活する状態が続いてしまうのです。

更年期障害は他にも、気だるさや頭痛、耳鳴りなど身体に不快感を示すものばかりが症状として現れやすくなります。そんな更年期障害の原因はさまざまにありますが、体内ホルモンが減少することにより、自律神経が不安定に乱れることが主な原因とされています。日々の生活を見直し、正していくところから始めてみましょう。

また、更年期障害は最近まで、女性だけがなってしまうものだと思われていました。ですが、男性も更年期障害になりうる率が高くなってきています。女性ほど自覚症状がない場合が多いので、注意が必要です。

うつ病の可能性

うつ病の代表的な症状はまさに「イライラしやすい」です。ずっと気分が落ち着かず、周りのちょっとした言葉や音にも敏感に反応し、不機嫌な態度をとるようになります。

また、常に足踏みをしていたり、しきりに物を触ったいたりなど、落ち着きを取り戻せずにいる場合も、うつ病の可能性が高いと判断する材料の一つになります。イライラすると人は怒鳴ったり、物に当たったりなど落ち着きがなくなりますが、これが慢性的に続くようであれば、注意が必要でしょう。

適度に賢くストレス発散をしよう

いかがでしたでしょうか?怒りが収まらなくなる恐怖や不安、危険性について少しでも理解を深めて、日頃から肩の力を抜ける時間スペースを確保しましょう。

仕事に忙しく息苦しい生活を強いられている人こそ、少しずつでも日々小分けでもいいので、ストレスやイライラを発散できる環境に身を置くことが大切です。その「ちょっと」がのちの人生にプラスをもたらしてくれるに違いありません。

怒りという感情は生きていれば、誰しもが持ってしまう仕方のない感情です。ですが、対策をしっかりとして、そのような怒りやモヤモヤは早めに上手く、頭から消し去るように努めましょう。

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