2019年03月19日公開
2019年03月19日更新
色黒に似合うメイクや化粧!地黒の肌の人に似合うアイシャドウも紹介
地黒肌で似合うメイクがわからないと困っている人はいませんか?色黒さんにぴったりの似合うメイクをご紹介します。もともとの色黒さんでなくても、日焼けで色黒になってしまって、普段のメイクがしっくりこないという人にもおすすめです。
目次
色黒・地黒な肌に似合うメイク方法を紹介!
健康的な黒い肌がみんなの憧れだった時代もありますが、「美白」がトレンドの今、色黒肌が悩みという人は多いです。色黒にコンプレックスを感じ、メイクでカバーしようと頑張っている人もいますが、色黒さんには色黒さんにしか似合わないメイクもあります。
色白さんだとけばけばしくなってしまうゴージャスなメイクも、色黒さんなら大人の色気が漂うエレガントな仕上がりになります。色黒さんだからこそ似合うメイク方法で、地黒の悩みとお別れしましょう。
色黒肌のメイクのポイント
地黒で色黒肌の人は、メイクが難しいと悩んでいる人も多いです。でも、メイクが上手くいかないのは、もしかしたら、色黒を隠そうとして、間違ったメイクをしていたのかもしれません。
自分の肌に合った化粧方法をマスターすれば、コンプレックスだった色黒肌が、チャームポイントに変わります。地黒の肌を美しく見せる化粧方法や、メイクのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。きっと新しい自分を発見できます。
肌の色に合わせたファンデーション
色黒さんが一番犯しがちな間違いは、肌の色を白く見せるため、地肌より白いファンデーションを選んでしまうことです。
普通肌の人にも言えることですが、肌を白く見せたいからといって本来の肌色より白いファンデーションを塗ると、白浮きしてしまい、化粧全体が上手くいきません。ファンデーションは肌の色に合わせた物を選びましょう。
地黒肌は、肌色に合わせたファンデーションを塗ると、健康的な魅力がぐんとアップします。地黒は隠すのではなく、長所を生かすメイクを心がけましょう。
アイシャドウ・リップの色は派手系を避ける
リップは顔の明るさを左右する大切なメイクアイテムですが、色黒さんがピンク系やローズ系の派手なリップをつけると、顔色が悪く見えることがあるので注意が必要す。
顔の印象を左右するアイシャドウも同様に、色黒さんが派手な色のアイシャドウをつけると、肌がくすんでしまううえに、深みが出過ぎて凄みのある目元になる可能性があります。
チークも、色黒さんは赤系は避けたほうが無難です。地黒肌に赤系のチークは発色が悪いので厚塗りに見えて化粧がのっぺりとしたり、不健康そうに見えてしまいます。
色黒に似合うメイク・化粧方法《ベースメイク編》
地黒肌は、もともと紫外線に強く、丈夫で健康なので、シミやそばかす、しわ、吹き出物などの肌トラブルが少ない理想的な肌です。NGメイクを回避すれば、もう地黒で悩む必要はありません。
地黒肌の化粧方法で大事なのは、肌の健康的な美しさを引き出すことです。そのためにはベースメイクをしっかりと施すことが肝心です。
色黒さんの肌の魅力を最大限に生かす、ベースメイクの方法をご紹介します。
コントロールカラーで透明感を出す
美しい化粧のためには、透明感のある肌は欠かせません。肌の気になる部分はコンシーラーでカバーします。色黒さんは、ファンデーションを明るくすると顔だけが浮き上がってしまうので、コントロールカラーを使うのがおすすめです。
すっきりとした透明感のある肌になりたいなら、ファンデーションの下にグリーン系のコントロールカラーを薄く塗ります。肌の赤みやニキビを隠す効果もありますが、塗り過ぎると白っぽくなってしまうので気をつけましょう。
パープル系のコントロールカラーは、グリーン系より透明感が高く、くすみを消して輝くような肌になります。こちらも厚塗り注意です。色黒さんの健康的な肌の魅力を生かしたいなら、オレンジ系がおすすめです。たるみもカバーしてくれますが、塗り過ぎると顔色が悪く見えます。
ファンデーションの選び方
色黒さんは、肌トラブルが少ないのが強みです。最低限のベースメイクとコントロールカラーで毛穴をしっかりとカバーしたら、ファンデーションは薄塗りでOKです。
ファンデーションのカラーは、顔ではなく、首の色に合わせて選びます。首の色は顔の色よりワントーン暗いので、顔の色に合わせてファンデーションを選ぶと、顔だけ浮き上がって見えてしまいます。顔と首の両方になじむ色を選びましょう。
色黒さんには、クリームパウダータイプかリキッドタイプのマットなファンデーションがおすすめです。パールやラメ入りは、明るすぎると白浮きしやすくなるので気をつけましょう。
ファンデーションの塗り方
色黒さんのメイクのポイントは立体感です。ファンデーションは、顔の中央から外側に向けてスポンジやフェイスブラシで薄く延ばしていきます。
顔の中央は濃く、フェイスラインにかけて薄くしていきます。フェイスラインと首の境目が目立たないように、自然な感じでなじませ、Tゾーンとフェイスラインにハイライトを入れ、立体感を出します。
色黒に似合うメイク・化粧方法《アイメイク編》
目元の化粧は顔の印象を大きく左右する大事なポイントです。リップは塗らなくても目元のメイクは欠かさないという人もいるくらいです。色黒さんは、発色の悪いアイシャドウをつけると顔全体が暗い印象になりがちです。パステルカラーも避けたほうがよさそうです。
アイシャドウの色の選び方
色黒さんに多い悩みが、「かわいい」が似合わないということです。かわいいの代名詞のようなパステルカラーのアイシャドウは、顔が沈んで見えるので、残念ながら色黒さんにはNGです。色黒さんに一番よく似合うアイシャドウの色は、ブラウン系です。
ブラウンをベースにすると、パステルカラーを使わなくても、色黒さんでも「かわいい」が手に入ります。ブラウン系のアイシャドウをベースに、個性的なグリーンのアイシャドウをのせると、独特のニュアンスのあるかわいい目元になります。
色白さんには難しいグレーのアイシャドウも、色黒さんなら大人っぽい、クールで力強い目元になりおすすめです。これも色白さんにはハードルが高いオレンジ系のアイシャドウも、色黒さんなら健康的な目元になります。
アイシャドウの塗り方
ブラウン系のアイシャドウは、色白さんも普通肌さんも使う定番カラーですが、色黒さんには濃いブラウンもよく似合います。アイホールにしっかり乗せても肌色に負けないので、深みのある目元が演出できます。二重の内側にもう一段濃いブラウンを乗せると目力がアップします。
グリーンやブルーなど、個性的なカラーを乗せるときは、まぶた全体ではなく、目尻や目の際に細くのせ、インパクトのある目元を演出しましょう。下まぶたや眉尻にラメを入れると立体感が出ます。
アイラインの引き方
はっきりくっきりとしたラインを引きたい色黒さんには、ペンシルタイプよりリキッドタイプのアイアラインがおすすめです。白眼と肌色のコントラストがはっきりとしている色黒さんには、きりっとしたアイラインがよく似合うので、ぼかしたりしなくても大丈夫です。
目尻のアイラインを短めにするとかわいらしい目元に、長めに引くとクールな印象になります。カラーは力強いブラックや優しいブラウンがおすすめですが、ポイントになるアイシャドウの代わりにカラーアイラインを使うのもインパクトがあって素敵です。
マスカラの塗り方
色黒さんの健康的な肌を引き立たせるのは、ブラックのマスカラです。透明感を際立たせたいなら、紺やダークブラウンのマスカラで目元に明るさを添えましょう。
色黒に似合うメイク・化粧方法《チーク編》
チークはファンデーションの次に広い面積を占めるので、チークの色選びは顔色に大きく影響します。色黒さんは色が映えにくく、顔色が悪く見えやすいので、チーク選びには注意が必要です。
チークの色の選び方
地黒肌にしっくりと馴染むオレンジ系やブラウン系のチークなら自然で健康的な仕上がりに、ピンク系のチークなら明るい仕上がりになります。とくにおすすめはコーラルピンクのチークで、雰囲気がかわいらしくなります。
オレンジ系やブラウン系のチークの色が深いと、シェーディングのようになって、頬がこけて見えることがあるので気をつけましょう。
チークの入れ方
色黒さんのチークは、頬骨のあたりから頬に向けて斜めに入れるとシャープで格好良い印象です。濃くなりすぎるとかえって顔色が悪く見えるので、さっとはくように入れるのがポイントです。
色黒に似合うメイク・化粧方法《リップ編》
メイクの仕上げで顔の印象を決めるのがリップです。地黒肌の人は唇の色も濃く、リップに発色も悪くなりがちです。ダークトーンのリップだと、暗い印象になりやすく、赤系のリップは顔色がくすんで見えます。
リップの色の選び方
色黒さんに似合うのは、何といっても元気なオレンジ系のカラーです。色黒さんにはハードルが高いピンク系のリップでも、オレンジがかったピンクなら、しっくりとなじみます。大人っぽいメイクに仕上げたいなら、ブラウン系のリップもおすすめです。
パールピンクや白っぽいラメの入ったリップは、一昔前に流行ったガングロメイクやギャルっぽくなってしまうので気をつけましょう。
色黒・地黒肌さんにおすすめのプチプラアイシャドウ3選
肌に直接つけるものですから、メイク用品は価格より品質が大事、それは当然のことですが、メイク用品はたくさん必要なので、どれもこれも高価な商品を揃えるのは大変です。
アイシャドウは、気分やコーディネイトによって変えてみたいポイントメイクなので、プチプラコスメが断然便利です。プチプラならいろいろな色を揃えることもできます。
プチプラといっても「安かろう悪かろう」ではありません。品質にも十分気を配ったおすすめのプチプラアイシャドウをご紹介します。
1.キャンメイク
ローコスト、かわいい、高品質で若い女性だけでなく幅広い世代の女性に人気のブランド「キャンメイク」のコスメ。ドラッグストアでも手に入る手軽さも人気の秘密です。
「キャンメイク」のアイシャドウは、色黒さんには使いやすいブラウンからベージュのカラーラインナップが豊富です。ゴールドがセットになったタイプは、華やいだ席にはぴったりです。マットな質感と強めのラメも色黒さん向きといえます。
プチプラとは思えない発色の良さは見逃せません。さすがに一日中色持ちさせるのは難しいので、化粧直し用に持ち歩くのがおすすめです。
2.マジョリカマジョルカ
色黒さんは、パッと目を引くビビッドカラーのアイシャドウもよく似合います。でも、ほんの少ししか使わない個性的な色のアイシャドウを、高いお金を払って買うのは勇気が必要です。
もし似合わなかったら、そんな不安があるときは、プチプラで試してみるのがおすすめです。ドラッグストアでも手に入るプチプラブランド「マジョリカマジョルカ」は、色黒さんにぴったりのビビッドカラーのアイシャドウの品揃えが豊富です。
「マジョリカマジョルカ」のアイシャドウは、発色がよく、地黒の肌にも負けません。ラメも入って色黒さんにはうれしいブランドです。
3.LB(エルビー)
きらきらとした大粒のラメは、色白さんがつけると下品になってしまう可能性がありますが、色黒さんならハッとするような妖艶な色気を醸し出します。さすがに普段使いには少し派手なので、夜のデートやパーティにおすすめです。
「LB」のブレストリッチピグメントはジェルタイプなので、よれがちなラメもしっかりとのります。ゴージャスさに似合わず比較的低価格なのも嬉しい点です。
色黒・地黒肌のスキンケア
基本的に肌の質が強く、トラブルを起こしにくい地黒肌ですが、油断は大敵です。きれいな肌を保つために、スキンケアは欠かせません。
色白さんや普通肌さんももちろんですが、色黒さんはとくに毎日のスキンケアがメイクの仕上がりを左右します。
保湿は欠かさない
透明感のある肌は、日々のスキンケアが一番大事です。冬の保湿に気を配っていても、夏はうっかり忘れてしまう人もいるかもしれません。汗をかいて洗顔する機会も多い夏は、潤いも失われやすいので、冬以上に保湿には気を配る必要があります。
紫外線対策は万全に
黒い色は太陽光を集めるので、地黒肌は日焼けをしやすいです。何もしないとますます色黒になってしまいます。そして、地黒肌は紫外線のダメージには比較的強いですが、放っておくとやはり肌が傷付きます。
紫外線対策は、夏になってからでは遅いです。地黒肌の人こそ、年間を通してしっかりとした紫外線対策を取りましょう。
ピーリングで透明感アップ
角質を落として肌のくすみを取るピーリング。肌にダメージを与える可能性があるので、やり過ぎは禁物ですが、透明感がある素肌を目指すなら、たまにはピーリングで肌をリフレッシュさせましょう。
ピーリングクリームやピーリングジェルを手のひらにとって、目元や口元を避けて顔全体に延ばし、軽くマッサージするように洗います。ごしごしとこすると傷が付くので気をつけてください。
色黒・地黒肌のコンプレックスを自信に変えよう
今は「美白」がブームで、誰もかれもが白肌や白い肌に似合うメイクををしたがる傾向にありますが、色黒さんには色黒さんにしかできないメイクがあります。
黒い肌は、健康的で、すっぴんでもポジティブな印象を与えます。化粧をしないと不健康で、暗く見えがちな青白い肌の人にとっては羨ましい限りでしょう。
肌が黒いからとネガティブになって欠点を数えるのではなく、黒い肌の長所を生かして自分らしいメイクを楽しみましょう。