樹脂粘土でフィギュアの作り方!人形や動物のキャラクターを作るには?

樹脂粘土を使ったことはあるでしょうか?最近人気が出てきている、ハンドメイド作品の材料です。今回は、この樹脂粘土を使ったキャラクターフィギュアの作り方をご紹介します。かわいい動物フィギュアなど、自分のオリジナル作品を作ってみましょう。

樹脂粘土でフィギュアの作り方!人形や動物のキャラクターを作るには?のイメージ

目次

  1. 1樹脂粘土でキャラクターフィギュアを作ってみよう!
  2. 2樹脂粘土フィギュア作りに必要な材料や道具
  3. 3樹脂粘土を売っている場所は?
  4. 4樹脂粘土フィギュアの基本的な作り方
  5. 5参考にしたい自作樹脂粘土フィギュア【人形編】
  6. 6参考にしたい自作樹脂粘土フィギュア【動物編】
  7. 7フィギュア以外の樹脂粘土の使い方例
  8. 8樹脂粘土でスイーツや食べ物を作るのが流行り
  9. 9樹脂粘土で素敵なハンドメイド作品を

樹脂粘土でキャラクターフィギュアを作ってみよう!

フィギュアと聞くと、アニメオタクの人が沢山収集しているような美少女キャラの人形や、プラモデルのようなものを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、最近では動物などのかわいいキャラクターをハンドメイドで作るのが流行っています。

そこで活躍するのが、樹脂粘土です。皆さんは樹脂粘土というアイテムをご存知でしょうか?幼稚園や小学校の工作で使ったような粘土とは異なり、木工用ボンドの成分でできている粘土です。最近ハンドメイド作品の素材として、人気を集めているアイテムでもあります。

今回は、100均でも扱われている、初心者の人でも使いやすい樹脂粘土を使った、キャラクターフィギュアの作り方をご紹介します。ハンドメイドに挑戦したい方も、かわいいものが好きな方も、是非チェックしてみてください。

樹脂粘土フィギュア作りに必要な材料や道具

まずは、樹脂粘土を使ったキャラクターフィギュア作りに必要な材料や道具を見てみましょう。ダイソーやセリアなどの100均ショップでも扱われている材料や道具もあるので、初心者の人でも気軽に始められます。

もし作品作りに慣れてきて、もっと上級者向けの道具も使いたいとなったときは、手芸店などに行くと、色々と豊富なアイテムを見つけることができます。

樹脂粘土

まずは樹脂粘土がなければ話になりません。樹脂粘土は100均などでも買えるので、手軽に手に入れられます。100均では小さめのパックで売っているので、初心者の人が挑戦しやすいでしょう。

樹脂粘土は、乾燥すると固まってしまいます。最初から大量に入ったパックを買ってしまうと、次の作品を作るまでに固まってしまうこともあるので、注意しましょう。使い残った樹脂粘土は、きちんと封をするなどして、空気に触れないように保管してください。

土台に使う針金

針金は、キャラクターフィギュアのパーツを支える土台として必要です。小さくて丸っこいフォルムの物なら、針金無しでも大丈夫ですが、大きなサイズのものや、細いパーツが要るフィギュアだと、針金を中に入れて繋げないと、すぐに壊れてしまいます。

針金の他にも、爪楊枝でもパーツをつなぐ土台として活用できます。また、全体の土台としては、ティッシュを丸めて土台にすることもできます。

ただ、爪楊枝やティッシュはわざわざ買いに行かなくても家にあるのですぐ使えますが、針金だとそうはいきません。樹脂粘土を使ったキャラクターフィギュアを作る際は、まず針金は揃えておくといいでしょう。

形を整える粘土用ヘラ

ヘラは、粘土で遊ぶときには必須アイテムでしょう。樹脂粘土を使ったキャラクターフィギュア作りでも、ヘラは必須アイテムです。細かい部分の形成に、大いに役立ちます。100均でも扱っているので、樹脂粘土と一緒に揃えておきましょう。

表面を滑らかにする紙やすり

意外な道具が、この紙やすりではないでしょうか。出来上がったパーツを、よりきれいに仕上げるために使います。乾燥した樹脂粘土の表面を紙やすりで磨くと、表面が滑らかになり、きれいに仕上がります。

キメの荒い紙やすりを使ってしまうと、ザラザラが取れないので、キメの細かい紙やすりを準備すると良いでしょう。紙やすりも、100均で売っています。

着色する絵の具

これも必須アイテムなのが、着色に使う絵具です。アクリル絵の具を使うと良いでしょう。アクリル絵の具の特徴は、乾燥すると水に濡れてもにじまないことです。

水彩絵の具を使ってしまうと、上から他の色を縫った時に色が混ざってしまったり、上手く塗るのが難しいです。絵の具を選ぶときは、アクリル絵の具であるかどうかを、しっかりチェックしましょう。

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樹脂粘土を売っている場所は?

では、樹脂粘土を扱っているお店を、しっかりとご紹介しておきましょう。紹介したお店の他にも、ネットでも購入できます。

田舎などでは、100均以外の大型手芸店などはあまりないので、ハンドメイドに慣れてきて、もっと沢山材料を揃えたいと思った時や、色々な道具を見てみたいと思った時はネットも視野に入れてみると良いでしょう。

ダイソーやセリアなどの100均

まず定番なのが、ダイソーやセリアなどの100均です。手軽に購入できるので、初心者の人におすすめです。

ハンドメイドのコーナーに行くと、樹脂粘土の他にもアクセサリーパーツや、作品の型など、作品作りの手助けになるようなアイテムが沢山そろっています。

樹脂粘土のキャラクターフィギュア作りに使うヘラや針金、紙やすりなども全て揃うので、ダイソーなどの100均ショップで材料や道具を一気に揃えると良いでしょう。

手芸店であるユザワヤ

ユザワヤという手芸店をご存知でしょうか?大型の店舗が多く、樹脂粘土以外の手芸アイテムも数多く揃えています。ハンドメイドに興味がある人は、一度訪れてみると楽しそうです。近くに店舗が無いという人も、通販があるので安心です。

作りたいキャラクターフィギュアのイメージやデザインを仕上げてから行くと、欲しいパーツや材料がしっかりと把握できているので、しっかり揃えることができます。

キャラクターフィギュアに衣裳を着せたいなら、布やレースなども豊富なユザワヤがおすすめです。

様々な道具や素材が集まる東急ハンズ

東急ハンズも、ハンドメイド作品の材料が揃うお店として人気です。初心者向けのものから、玄人向けの道具まで、幅広い品ぞろえです。樹脂粘土に関しても、様々な種類の物が売られています。

ネット通販もやっているので、近くに店舗が無いという人はのぞいてみると良いでしょう。

樹脂粘土フィギュアの基本的な作り方

では材料に関して知ったところで、ここからは樹脂粘土フィギュアの基本的な作り方を見ていきましょう。複雑なパーツの多いフィギュアを作るときも、まずはこの基本の作り方を押さえていることが大事です。

また、最初から複雑なものを作ろうとすると、挫折してしまうことも多いです。まずは、丸っこいイメージの動物のキャラクターフィギュアなどから始めるといいでしょう。細かいパーツに関しても、丸みのあるものなら、サイズが小さくても作りやすいです。

デザインを考える

まずは、どんなキャラクターフィギュアを作りたいのか、しっかりとイメージを描き起こしましょう。大事なのは、立体物を作るという事をふまえたデザインにすることです。

絵を描く時は、一方向から見たものだけを描きますが、フィギュアは立体なので、横・後ろ・上・下から見たときにどんな形になるのかを、しっかり意識しましょう。サイズを決めておくことも大事です。

この段階で、色も決めておきましょう。実際に色鉛筆などで塗って、どんな仕上がりになるかをしっかりイメージできると良いでしょう。

針金で芯を作る

デザインができたら、実際に作っていきます。まずはフィギュアの土台になる芯を作ります。芯はティッシュを丸めてセロテープでとめる方法や、針金や爪楊枝を組み合わせて作る方法があります。組みを作りイメージです。

なるべく細かい部分まで作りましょう。この作業を丁寧に行うと、仕上がりも上手くいきます。デザインに近いものを作れるように頑張りましょう。

樹脂粘土を付けて形を整える

フィギュアの骨組である土台ができたら、そこに樹脂粘土で肉付けしていきます。形がでこぼこになったり、粘土のつなぎ目が目立たないように気を付けましょう。

細かいパーツがある場合は、パーツごとに別々で作って、後で組み合わせるようにすると、上手くいきます。この肉付けの作業は、仕上がりにそのまま直結します。丁寧に作業しましょう。

多少であれば、表面に凹凸があっても、後で紙やすりで滑らかにできるので大丈夫です。形がデザイン通りになっているかに注意しましょう。

乾燥させる

形が出来上がったら、乾燥させます。樹脂粘土は、自然乾燥させることで、形が固まります。メーカーによっても差はありますが、大体3~4日できれいに乾燥します。

もっと早く乾燥させたいという人は、扇風機の風やドライヤーの送風で乾かすこともできます。ただし、ドライヤーの温風など、温めて乾かすやり方は、絶対に避けて下さい。高温になると、発火する場合があるからです。

また、表面だけが乾燥して、中身が乾燥していないと、ひび割れの原因にもなり得ます。時間がかかりますが、自然にしっかりと乾燥するのを待ちましょう。金網などに乗せて乾かすと、下側にも風が通っておすすめです。

着色する

しっかり乾燥したら、表面を紙やすりでなめらかに整えます。そして着色して出来上がりです。やすりがけで出た粉を筆などで払ってから、アクリル絵の具で着色します。薄い色から塗っていくと、きれいに仕上がるでしょう。

また、色は2~3回重ね塗りすると、塗りムラが無くなります。着色には実はやり方がもう一つあり、最初から樹脂粘土に絵の具を混ぜておくやり方もあります。大きなパーツが多いフィギュアや、色数が多くない細かくないフィギュアに向いているやり方です。

参考にしたい自作樹脂粘土フィギュア【人形編】

ではここからは、参考にしたい樹脂粘土のキャラクターフィギュアをご紹介します。樹脂粘土でこんなフィギュアが作れるんだという参考にどうぞ。

キャラクターフィギュアは、人形の物は作り方が難しいことが多いです。しっかりとしたものを作りたい人は、パーツごとに作るといいでしょう。その際、デザイン画で型紙のようなものを作っていると、組み合わせたときにサイズの差が出ないでしょう。

樹脂粘土のひな人形

樹脂粘土の人形作品としておすすめなのが、ひな人形です。大きなひな人形を揃えるのは大変ですが、樹脂粘土で小さな人形を作るとかわいく仕上がります。造形もそこまで細かくなくてもかわいく仕上がるため、初心者にもおすすめです。

ひな人形の他にも、季節感のあるフィギュアを作って、玄関に月替わりで飾っても素敵です。

ウェディングフィギュア

ウェディングの記念フィギュアです。友人への贈り物としても素敵でしょう。結婚式など、一生に一度のイベントの記念として作るのもおすすめです。人形の他、ウェディングケーキやお花なども一緒に作ると、ますます素敵でしょう。

子どもの記念フィギュア

お子さんの七五三などの記念に制作されたフィギュアです。衣装など、細かい部分にこだわりが見られます。写真を元に作ると、クオリティの高いものができそうです。先ほどの結婚式同様、記念の作品としておすすめです。

参考にしたい自作樹脂粘土フィギュア【動物編】

ここからは、参考にしたい樹脂粘土フィギュアの、動物編です。同じ動物で、色んな表情を作ったり、作品の幅が広がりそうです。

動物モチーフのキャラクターフィギュアは、可愛らしさもありますが、何と言っても作りやすいのが特徴です。初心者の人にはおすすめのキャラクターフィギュアです。

特に、丸いパーツばかりでできているものや、デフォルメしたキャラクターが作りやすいでしょう。丸い形は、手のひらで丸めるだけで形がキレイに決まるので、良いでしょう。

かわいいうさぎ

こちらは、樹脂粘土を使ったウサギのフィギュアです。パーツが丸いものが多く、作りやすいと言えるでしょう。手や足は、樹脂粘土を丸めたものをボンドで貼っても良いです。目にはビーズを使うと、キラキラと光を反射してかわいらしくなります。

このようなフィギュアだと、着色は最初から樹脂粘土に絵の具を混ぜておいた方が上手くいくでしょう。慣れてくると、うさぎの表情を変えたり、衣裳を変えたりして、楽しく色んなパターンを作っていけそうです。

クマのひな人形

ひな人形も、日本人形のように作るのはハードルが高いですが、このようにクマや動物モチーフで作ると、初心者でも作ることができます。小さいパーツを作るのが難しいという人は、少し全体のサイズを大きくしても良いでしょう。

動物モチーフだと、デザインそのものが可愛いので、少し大きなサイズでも可愛いフィギュアになります。衣装などは、樹脂粘土で作るのが難しければ、布や千代紙などを使って作っても上手に仕上がりそうです。

デフォルメした動物フィギュア

動物フィギュアでは、このようにデフォルメしたキャラクターフィギュアにしてもかわいいです。特に、初心者の人は作りやすいでしょう。細かい模様やワンポイント的な部分は、樹脂粘土で作るのが難しければ、絵の具で描いても良いでしょう。

色違いで並べて飾ってもかわいいです。目を小さく「ちょん」と書きたい場合は、筆ではなく爪楊枝の先に絵の具をつけて描くと、上手くいきます。

フィギュア以外の樹脂粘土の使い方例

ここからは、樹脂粘土を使った、フィギュア以外の作品を見てみましょう。フィギュアには興味がないという人も、アクセサリーなどなら作ってみたいと思えるものもあるのではないでしょうか。樹脂粘土で作ったアクセサリーでは、特にピアスが人気です。

ピアスのパーツは手芸店や100均でも購入できるので、手軽に作れます。また、キーホルダーなどもよく作られています。

オリジナルアクセサリー

樹脂粘土で作るアクセサリーも、とても人気です。樹脂粘土だけでなく、他の素材と合わせてもおしゃれなものが作れそうです。

スマホケース

樹脂粘土を使って、かわいいオリジナルスマホケースを作ることもできます。小さなパーツを組み合わせると、作るのも比較的簡単でしょう。ハードケースのスマホカバーを用意して、そこに樹脂粘土作品をボンドで貼り付けるだけで完成です。

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樹脂粘土でスイーツや食べ物を作るのが流行り

ハンドメイド作品として、人気のモチーフはやはりスイーツなどの食べ物です。アクセサリーのパーツとしてもかわいいですし、沢山作ってお店屋さんのドールハウスを作るのも素敵です。

樹脂粘土で素敵なハンドメイド作品を

樹脂粘土を使ったフィギュアや、ハンドメイド作品はいかがでしたでしょうか?粘土は自分の好きな形にできるので、作品作りの幅が広がります。手軽に始められるので、是非作品作りに挑戦してみてください。

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