入院のお見舞いの言葉の文例!病気や怪我してる人にかけるメッセージ

友人から上司、ビジネス相手の人が入院した場合、お見舞いをどうするか悩みます。お見舞いの言葉もどう書けばいいか、悩む人は多いでしょう。今回は、入院のお見舞いの言葉の文例について紹介します。家族からビジネスの相手まで、広い範囲での文例を紹介します。

入院のお見舞いの言葉の文例!病気や怪我してる人にかけるメッセージのイメージ

目次

  1. 1入院している人へ失礼のないお見舞いの言葉とは?
  2. 2病気や怪我で入院している人へのメッセージの注意点
  3. 3入院のお見舞いの言葉の文例【ビジネスメール編】
  4. 4入院のお見舞いの言葉の文例【上司・目上の人編】
  5. 5入院のお見舞いの言葉の文例【同僚・部下編】
  6. 6入院のお見舞いの言葉の文例【友達編】
  7. 7入院のお見舞いの言葉の文例【家族編】
  8. 8悩む!お見舞いのタイミング
  9. 9ビジネスの場合は単独でお見舞いは避ける
  10. 10お見舞いで喜ばれるものは何か?
  11. 11お見舞いは思いやりの気持ちが大切!

入院している人へ失礼のないお見舞いの言葉とは?

自分の親しい人や取引先の人の、突然の病気や入院の連絡に、戸惑ったことはありませんか?お見舞いを贈る場合は、言葉の使い方にも気を付けなければなりません。

今回は、様々なお見舞いシーンで、活用できる、お見舞いの言葉を紹介します。入院時の面会は、入院した直後は、避けましょう。その代わり、メールやラインなどで、メッセージを贈るだけに留めておいた方が良い場合もあります。

お見舞いの言葉で、重要なことは、本人の体調を気遣うことです。相手に不快な思いをさせないように、お見舞いの言葉の選び方にも、細心の注意を、払うようにしましょう。

病気や怪我で入院している人へのメッセージの注意点

病気や怪我で、入院している人への、メッセージの注意点について、具体的に4つ紹介します。普段、普通に使っている言葉でも、病気や怪我で入院している人へのメッセージには、送らないようにしましょう。

1.「頑張って」は控える

「頑張って」という言葉は、病気で入院してる人に言うことも、メッセージで送ることも控えましょう。「頑張って」という言葉は、元気づける言葉としては、良い言葉です。しかし、病気で本人の体力が万全でもないのに、「頑張って」という言葉は、酷です。

普段から、無意識で「頑張って」と言って励ましている人は、面会時に、咄嗟に出てしまう可能性もありますから、注意するようにしましょう。相手がもし、自分の友人の場合でも、その気持ちを分かってくれるとは、限りません。

病気の人に、「頑張って」と言うよりは、「応援しているよ」など、フォローをする言葉にした方が良いでしょう。

2.忌み言葉や数字に注意する

病気の人へのお見舞いメッセージには、忌み言葉や数字にも注意しましょう。

忌み言葉・忌み数とは?

忌み言葉とは、受け取る側にとって、不吉なことを連想させる言葉のことです。日常なら、問題ない言葉でも、冠婚葬祭などでは、忌み嫌う言葉になります。

お見舞いの場合は、以下の言葉を使わないようにしましょう。また、不吉なことを連想させる数字のことを、忌み数と読み、贈り物の品の数も注意するようにしましょう。
 

忌み言葉 続く、重なる、重ねて、重ねがさね、繰り返す、再度、度々、またまた、弱る、衰える、終わる、消える、落ちる、長引く、長い、寝付く、失う、見失う
忌み数 4(死)・6(無)・9(苦)13(海外の人へのお見舞いには注意)

3.追伸やP.S.は使わない

親しい友人、知人にメールで、追伸などは、よくありますが、お見舞いなどの場合は、追伸やP.S.は使わないようにしましょう。

これは、先にお伝えした、忌み言葉で、「続く、繰り返す」を連想させてしまいます。追伸がある場合は、メッセージ本文に、盛り込むように、文章の構成を、見直しましょう。

4.返信は不要なことを書き添える

病気で入院している人へのメッセージには、返信は不要なことを書き添えましょう。入院生活では、手術、検査、治療などで、精神的にも、体力的にも、返信が厳しい時があります。

入院している人への、返信を期待させるような、文言はない方が望ましいでしょう。しかし、返信は不要と書くのが、気が引ける場合は、「ご返信は、お気遣いならさないでください」と書いてもいいでしょう。

入院のお見舞いの言葉の文例【ビジネスメール編】

ビジネスメールでの、入院のお見舞いの言葉の文例を2つ紹介します。ビジネスメールでは、相手の読む時間なども、負担にならないようにしましょう。

また、「病気や怪我で入院している人へのメッセージの注意点」でもお伝えした、忌み言葉、忌み数も使わないよう注意しましょう。

文例1.ご静養ください

相手の体調を気遣う言葉として、「ご静養を願っております」、「まずは、ご静養をなさってください」など、メールに書くと良いでしょう。

また、面会など行く前の、メールの締めの言葉は、「とりいそぎ、メールにてお見舞い申し上げます」など、短くまとめます。

文例2.ご全快を心より願っております

「ご全快を心より願っております」は、「回復を心より願っております」など、相手の病状などにも配慮しましょう。病気の中には、全快が厳しいものもあります。

また、面会はしないで、お見舞いの品を贈る場合は、「心ばかりの、お見舞いの品」など言葉を使うと良いでしょう。お見舞いの品を送った場合は、相手から礼状の手間を煩わせないように、返信は不要などの、文言を入れましょう。

・心ばかりの、お見舞いの品、送らさせていただきました。
・お返事は、お気遣いなされませんよう、お願い申し上げます。

入院のお見舞いの言葉の文例【上司・目上の人編】

次は、上司、目上の人への、入院のお見舞いの言葉の文例を2つ紹介します。上司・目上の人が病気で入院した場合は、部下からの、お見舞いメッセージは、ご家族にとっても、本人にとっても、励みになるでしょう。

そのため、先にお伝えした、忌み言葉や忌み数を書かないように、注意しましょう。上司・目上の人なので、ビジネスメール寄りのメッセージになりますが、親しみのあるメッセージになるようにしましょう。

文例1.お仕事など、気がかりなことも多いかと存じますが

上司・目上の人のお見舞いのメッセージは、精力的に仕事をする上司に労わるように、メッセージに込めると良いでしょう。特に、仕事に熱心な上司や目上の人は、自分が休んでいる間の仕事が、気がかりになる人も多いでしょう。

そのため、文面には、気がかりなことを、忘れて、まずは、静養するようにしてくださいなど、書くと良いでしょう。

・気がかりなことも、多いかと存じますが、まずは、ゆっくり、ご静養くださるよう、願っております。

文例2.ご病状はいかがでしょうか。

「ご病状はいかがでしょうか」は、お見舞いメッセージ以外にも、面会の時に最初の、挨拶などで相手を気遣う際にも使えます。病状を尋ね、次の文は、良くなることを願う文章で締めます。

・ご病状はいかがでしょうか。まだまだ、寒い日が続きますので、お体ご自愛下さい。
・ご病状はいかがでしょうか。元気にな姿で、お顔を拝見できますよう、願っております。

入院のお見舞いの言葉の文例【同僚・部下編】

同僚・部下に対する、入院のお見舞いの言葉の文例を紹介します。親しみを込めたメッセージと共に、思いやりを込めて書くようにしましょう。

文例1.英気を養ってください

「英気を養ってください」は、リフレッシュする、静養するなどの意味があります。若い人など、同僚や部下に贈るメッセージとしては、ぴったりな言葉になるでしょう。

養生するなどは、上司や目上の人などに対して使うようにすれば、良いでしょう。自分のことを、若いと思っている上司には、養生と書くよりは、静養と書いた方が良い場合があります。

・〇〇さん、病状はいかがでしょうか?今は、無理をせず、ゆっくり充電をして元気な姿を見せてください。
・〇〇さん、無理をせず、今はゆっくり休んで、英気を養ってください。

文例2入院したと聞き大変驚いています。

「入院したと聞き大変驚いています。」は、タイムラグと、連絡を聞いた時の率直な気持ちが、表れています。初めて連絡を受けた時に、相手がどのような人の場合でも対応できる文章です。

・〇〇課長から、●●さんが入院したと聞き、大変驚いています。
・仕事のことは、気にせず、今は、ゆっくり静養してください。

入院のお見舞いの言葉の文例【友達編】

友達への入院のお見舞いの言葉の文例を紹介します。友達なので、くだけた言葉遣いでも構いませんが、親しき仲にも礼儀ありと、いうように、入院の場合は、相手を気遣う文章にしておいた方がいいでしょう。

文例1.体調はどうですか?

友達への入院のお見舞いの言葉は、相手の体調を気遣う文章が、最初にあるとよいでしょう。友達との、親しさにもよりますが、まずは、相手を思いやる気持ちを、メッセージに込めましょう。

・〇〇ちゃん、その後、体調はどうですか?無理しないで、ゆっくり休んでね。
・●●君、体の具合はどうですか?落ち着いたら、皆と一緒にお見舞いに行きます。

文例2.退屈していない?

こちらの例文は、親しい友達へのメッセージです。入院生活が落ち着いてきた時に、退屈している友達へ差し入れしたい場合に使える文例です。

・●●君、病状が安定したようで安心しました。入院生活で、退屈してるなら、漫画本とか持って行こうか?他にも何かリクエストがあれば、教えてね。次に会える日を楽しみにしています。

入院のお見舞いの言葉の文例【家族編】

家族への入院のお見舞いの言葉の文例を紹介します。家族なので、病状も詳しく聞いていれば、お見舞いのメッセージも、病状に合わせておくるようにしましょう。

文例1.今は体を治すことだけ考えて

両親など、近い人が入院してしまった場合は、無理をし過ぎたことも原因として挙げられるでしょう。ストレスや休めない環境で、無理をし過ぎて、入院してしまう人も少なくありません。この文例は、病状について詳しいことが分からない場合でも、使えます。

・母さん、入院したと聞いて心配しています。今は、とにかく、体を治すことだけを考えて、ゆっくり休んでください。

文例2.また、一緒にお出かけしましょう

入院してしまうと、一日が長く感じたり、早く感じたりします。病院での生活は、息苦しくも感じられ、特に長期入院の場合は、気持ちも落ち込みます。この文例は、親しい家族で、長期入院してしまった場合に、希望を持てるメッセージです。

・父さん。先日の面会で、顔色が良くて安心しました。もし、お医者様が許可してくれたら、一緒にお出かけしましょう。

悩む!お見舞いのタイミング

入院したと聞いてから、どれくらいのタイミングがお見舞いがいいのか悩みどころです。病状によって、すぐ退院する場合もあったり、お見舞いのタイミングは、結構難しいです。

面会時間は、病院で決められているので、守ることは前提ですが、入院している人の検査など時間も関係しますので、お互いの連絡が必要になるでしょう。

午前中は、検査などが忙しくて、慌ただしいので、午後からの方がいいでしょう。午後からは比較的、ゆったりと過ごせますが、入浴時間が決められているケースがありますので、注意する必要があります。

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入院直後・退院間近は避ける

入院時は、本人や家族もバタバタしていて、とても面会相手に気がまわらないものです。入院したという連絡があった場合は、メールなどで、メッセージを送り、病状が分かり次第、お見舞いに行くのか、お見舞いの品を贈るだけにするのか決めれば良いでしょう。

また、手術予定があれば、前後は避けるようにしましょう。余計な気を煩わせないようにするのも、優しさです。

退院が早い場合もある

入院でも、様々な種類があります。病状によっては、1週間くらいの入院で、その後は通院になるケースもあります。事前に病状を尋ねて、訪問するタイミングを知るようにしましょう。

もし、1週間くらいの入院と返事があれば、お見舞いのメッセージだけにしておき、退院してから、別途メールなどで、体調を気遣うようにすると良いでしょう。その後、相手の都合に合わせて、食事する機会を作ったりしても喜ばれるでしょう。

長期入院の場合は体調に合わせて面会も

長期入院の場合は、体調に合わせて面会、もしくは、お見舞いの品を贈るなどすると良いでしょう。深刻な病状の場合は、面会を避けた方がいい場合もあります。面会する場合は、時間を聞いておくようにしましょう。

ビジネスの場合は単独でお見舞いは避ける

一概に言えませんが、ビジネスの場合は、単独でのお見舞いは避けるようにしましょう。上司と共に行った方が良い場合もあります。上司の場合も、一人で行くよりは、同僚と一緒に行った方が良いでしょう。

お見舞いで喜ばれるものは何か?

お見舞いで喜ばれるものは何があるのでしょうか?好みは人それぞれですが、あると嬉しい物を紹介します。

時間潰しができる物

お見舞いの品は、果物や花などがあります。しかし、本人の病状で、食べられない物があります。また、付き添いの家族も、疲れていることが多いので、手間のかかる品は贈らない方が良いでしょう。

それよりも、入院中は時間があるので、本人が好きな本など差し入れた方が、嬉しいかもしれません。面会前に、メールなどで、リクエストを聞くのも良いでしょう。

お金

入院中は、お金が何かとかかります。お見舞い金は、3千円~5千円位にします。近しい間の人へは1万円にするとよいでしょう。封筒は、無地、結び切り、あわじ結びなどのついたものに、「御見舞」と表書きします。

札は、新札、旧札どちらが良いか、諸説ありますが、何よりも気持ちが大切です。旧札でも、比較的綺麗なお札を入れるようにすればよいでしょう。

しかし、特に親しくしている人を除き、目上の人へ、現金を贈るのは、失礼になりますので、やめた方がいいでしょう。

何か困っていることはないか尋ねる

入院している人に対して、有難いものは、お見舞いの品やお金以外にも、気遣いのある声かけも嬉しく感じます。面会時に、「何か、お困りごとはありませんか?」など聞き、自分にできる範囲で対応してあげましょう。

付き添いの家族に対しては、「何かお手伝いすることがありましたら、ご遠慮なくお申しつけください」など、伝えて、できるだけ対応するようにしましょう。

しかし、ほとんどの場合、お願いされることはないかもしれません。ですが、このように声かけしてくれるだけでも、励みになるのです。特に、長期入院の場合は、支える家族の疲労は、計り知れません。些細な声かけだけでも、気持ちが救われることもあるのです。

お見舞いは思いやりの気持ちが大切!

大切な人が入院した場合は、慌てず、思いやりのある、メッセージを最初に贈りましょう。すぐに駆け付けたい気持ちも、分かりますが、家族の気持ちにも配慮しましょう。まずは、病状をよく聞いてから行動しましょう。

お見舞いには、他の患者さんにも配慮するようにしましょう。長時間の滞在は、治療を妨げることもあります。周囲の様子をよく見て、面会するよう配慮も大切です。

家族が入院した場合は、一人だけ重荷を背負うことがないよう、手助けを頼むのも大切です。年配の人が入院した場合や、病状によっては、寄り添う家族への配慮も必要になるでしょう。

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