同人誌の廃棄処分の方法や捨て方!回収できる業者も紹介

同人誌を購入したのはいいものの、何かのきっかけで同人誌を手放さなくてはならないとき、その同人誌の廃棄処分の方法に困っている人もいるのではないのでしょうか。こちらの記事では、同人誌の廃棄処分の方法についての解説と、同人誌の回収業者を紹介いたします。

同人誌の廃棄処分の方法や捨て方!回収できる業者も紹介のイメージ

目次

  1. 1同人誌はどうやって廃棄する?
  2. 2同人誌の処分方法
  3. 3同人誌を引き取ってくれる業者
  4. 4同人誌を処分する際の注意点
  5. 5同人誌を処分したくなるのはこんなとき
  6. 6同人誌は電子書籍で購入できるものもある
  7. 7上手に同人誌を処分しよう

同人誌はどうやって廃棄する?

世の中の作品で、自分の好みに完全に一致しているものと遭遇するのはなかなか難しいものですが、オーソドックスなものからマニアックなものまで、幅広く扱っている同人誌は、より自分好みの作品を入手しやすいものとなっています。

しかし、その半面では、世間的には同人誌に対するイメージはあまり表立って見せられるようなものではなく、慎ましやかにひっそりと、限られた範囲で楽しむものといった印象もあることでしょう。

何らかのきっかけで同人誌を廃棄処分しなければならない場合、どうやって廃棄処分をすればいいか悩んでしまい、なかなか同人誌を手放せない人もいるかもしれません。同人誌は、どのように廃棄処分するのがいいのでしょうか。

同人誌の処分方法

その廃棄処分する同人誌が、他の漫画や本と変わらないようなものであれば、あまり深く悩まずに雑誌と同じように、資源ゴミとして出すことができるでしょう。

しかし、もしも同人誌が年齢制限があるようなものであった場合、近所の人の目や通行人のことを考えると、雑誌と同じように廃棄処分することにためらいが出てくるかもしれません。

同人誌を廃棄処分する方法には、資源ゴミとして出すだけではなく、複数の廃棄処分の方法があります。それらをいくつか、ご紹介していきましょう。

1.廃品回収で処分

同人誌を廃棄処分する際に、近所の人や通行人の目を気にする場合は、廃品回収で廃棄処分する方法があります。ですが、場合によっては業者の人に中身を見られてしまう可能性があるため、そのことも頭に入れて、資源ゴミとして出す必要があります。

また、地域によっては同人誌を引き取ってくれない場所もあるので、同人誌を廃品回収として廃棄処分する場合は、自分が住んでいる地域は同人誌を回収してくれるのかどうか、あらかじめ確認だけしておきましょう。

2.燃えるゴミとして処分

同人誌を雑誌のように紐でまとめ、資源ゴミとして出すことに抵抗がある場合は、同人誌を細かく裁断して燃えるゴミとして処分する方法もあります。

細かく裁断して他のゴミと一緒に可燃ゴミとして出すことで、あまり表立って同人誌の内容が見えることも難しくなります。

費用もかからず、その場ですぐに処分することができますが、もしも廃棄処分する同人誌が大量の場合は、それらを一つずつ裁断する手間がかかる可能性があります。

3.白ポストに入れる

過激な暴力表現や性的表現、薬物の描写など、主に青少年に悪影響を与える可能性がある書物を、有害図書と指しています。その有害図書を無料で回収しているのが、この有害図書回収箱です。白いポストのような見た目をしているため、白ポストとも呼ばれています。

一部過激な内容を扱っている同人誌は、ある意味では有害図書として指定されることもあります。そのため、同人誌は白ポストの回収可能な範囲内でもあるのです。

しかし、費用や手間などは一切かかりませんが、大多数の人目につく可能性が非常に高くなります。一冊ならまだしも、大量の同人誌を処分する場合は、気まずい気持ちになるかもしれません。

4.業者に引き取ってもらう

ゴミとして出すことに抵抗がある場合、同人誌を引き取ってくれる業者に頼むのも一つの方法です。処分方法は主に郵送という形で業者に送るので、大量の同人誌を処分したい人には一番最適で手軽な方法となります。

また、引き取る業者は廃棄することを主要としているため、同人誌の中身を確認することはほとんどありません。しかし、発送料金はこちらが負担することが多く、業者の中には処分するための費用がかかる業者もあるので、お財布に余裕がある人がオススメです。

同人誌を引き取ってくれる業者

同人誌を引き取ってくれる業者といっても、まずはどのような業者に頼めばいいのか、初めて利用する場合は、あまりわからない人が多いかもしれません。業者によってそれぞれ料金や、引き取ってくれる種類のものなども異なります。

同人誌を引き取ってくれる業者では、どのような業者を選ぶのがいいのか。いくつかある業者の中で、二つの業者をご紹介いたします。

①エコサリオ

同人誌の廃棄処分にあまり手慣れていない場合は、エコサリオがオススメです。エコサリオでは、引き取り可能の同人誌に制限はなく、どのようなジャンルでも引き取ってくれます。特殊な印刷紙であっても、ほとんどが引き取り可能です。

引き取る同人誌の数も、一冊から箱単位まで受け付け可能となっています。送料はこちらが負担することになっていますが、処分費用は無料です。また、発送した際の業者に対する報告も不要となっています。

そして、引き取られた同人誌はコミック紙の原料として再利用されるため、地球の環境にも優しいだけでなく、同人誌の資源としても貢献できるエコな処分方法となっています。

②ウエストウイング

同人誌の廃棄処分に手慣れていたり、販売する側でイベント会場から直接、同人誌の廃棄処分をしたい場合は、「ウエストウイング」がオススメです。大量の廃棄処分を主に受け付けているため、受け付けも箱単位のみとなっています。

発送報告は必要となっており、発送直後にメールで業者に報告しないと、発送した同人誌を受け取ってくれない場合があるので注意が必要です。また、箱の大きさによっては規定サイズを超えると特別料金として、通常の料金より倍になる可能性もあります。

送料や廃棄料金はこちらが負担となるため、お金に余裕があり、かつ大量の同人誌を廃棄処分しなければならない場合に利用するとよいでしょう。

同人誌を処分する際の注意点

同人誌を資源ゴミや可燃ゴミとして処分する方法や、業者に頼んで廃棄してもらう方法など、どのような廃棄処分の方法であっても、同人誌を処分する際には、前もっていくつかの注意点に気を付ける必要があります。

1.同人誌作者からのお願いや諸注意を確認

同人誌の中には、同人誌作者が直接、その同人誌の廃棄処分の方法を指定されている場合があります。もしもその同人誌の廃棄処分の方法が指定されている場合は、その指定に従って処分するようにしましょう。

また、多くの同人誌はネットオークションやフリマアプリなどで転売することを許可していません。転売してしまうと、法律違反となることもあるので、控えるようにしましょう。

2.作者の個人情報は切り取ってシュレッダー

同人誌の多くは、企業からの販売ではなく、各個人が販売していることが多くの割合を占めています。同人誌の表紙のどこかに、作者のメールアドレスや名前などの個人情報が表記されている場合は、それらを切り取って裁断しましょう。

裁断するのが難しい場合は、目隠しスタンプなどで、個人情報がわからないように配慮するのもよいでしょう。

同人誌を処分したくなるのはこんなとき

同人誌は一般に出回っているものと比較して、販売数にも限りがあり、希少価値があります。そんな同人誌を購入したのに、なぜ処分したいときがあるのでしょうか。それらにはきちんとした理由がいくつかあるのです。

好きなジャンルが変わった

今までハマっていたものでも、自分の好みのジャンルが変化してしまうと、今まで読んで楽しんできた同人誌が受け付けられず、あまり楽しんで読めなくなることがあります。

特にそれが好みとは真逆のジャンルの同人誌である場合、今後読む機会もなかなか出てこなくなるため、手放す可能性が高くなるのです。

趣味が変わった

そもそも根元の趣味がガラリと変わってしまい、同人誌を読むことをしなくなった場合もあります。同人誌を読まないどころか、興味さえ失ってしまった場合は、いくら希少価値があるものとはいえ、つい今の自分には価値のないものと判断して処分してしまうのです。

生活が変わった

引っ越しなどで生活の形態が大きく変化してしまった場合も、新たな生活への第一として、今まで持っていた同人誌を処分することがあります。引っ越しなどは、特に断捨離のきっかけになりやすい重大なイベントです。

今後の新生活のために、必要最低限の荷物をまとめるのに整理整頓をするため、一度読んだ同人誌を処分してしまうことが多くあるのです。

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同人誌は電子書籍で購入できるものもある

同人誌を本として購入したら管理や保管が大変ですが、現代では作者によっては同人誌を紙媒体だけではなく、電子書籍として販売している人もいます。電子書籍であれば、いつでも手元で読める上、誤って喪失することもありません。

廃棄処分で費用がかかったり、手間が増えるようなこともないため、同人誌を紙媒体で購入するのではなく、電子書籍で購入するのも一つの方法です。

上手に同人誌を処分しよう

同人誌は通常の雑誌や書籍と比べて、処分するのになかなか苦戦することがあることでしょう。人目を気にせずに捨てることも可能ですが、それでは巡りまわって同人誌への印象を、大きく下げる原因にもなりかねません。

同人誌は一期一会でもあります。同人誌作者や、これからの同人誌との出会いのためにも、上手に同人誌を処分して、最後まで同人誌に対する感謝だけは捨てずに持ち続けていきましょう。

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