メガネレンズの取り外し方!眼鏡のレンズの入れ方も解説

ファッションのアクセントに眼鏡をするのが流行っていますが、メガネレンズがはまったままだと何かと不便です。今回は、様々なタイプの眼鏡のメガネレンズの外し方をご紹介していきます。また、外し方だけでなく、レンズ交換の為のコツと注意点についてもご紹介します。

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目次

  1. 1メガネレンズの取り外し方を覚えよう!
  2. 2メガネレンズの取り外し方【セルフレーム編】
  3. 3メガネレンズの取り外し方【メタルフレーム編】
  4. 4メガネレンズの取り外し方【ワイヤーフレーム編】
  5. 5メガネレンズの取り外し方【ナイロール編】
  6. 6メガネレンズの取り外し方【ツーポイント編】
  7. 7セルフレームメガネのレンズの入れ方
  8. 8100均の眼鏡のレンズは外れる?
  9. 9眼鏡のレンズを自分で交換する場合の注意点
  10. 10レンズの交換はプロにまかせよう!

メガネレンズの取り外し方を覚えよう!

ファッションのワンポイントに眼鏡を合わせると、可愛くおしゃれ度アップするので、最近とても人気があります。アイメイクが薄めでも眼鏡をすれば気になりません。

けれど、視力の為でなくおしゃれの為に眼鏡をする時、メガネレンズが邪魔に感じる人は多いはずです。外と室内の温度差や食べ物を食べる時に曇ったり、写真を撮るとき光が反射してしまったり、メガネレンズがあると不便なことがいっぱいです。

今回はおしゃれに伊達メガネを思いっきり楽しむ為に、眼鏡のフレームからメガネレンズを取り外し方をご紹介していきます。外し方だけでなく、レンズの入れ方もご紹介しますので、自分で眼鏡のレンズ交換をしたい人も必見です。

メガネレンズの取り外し方【セルフレーム編】

それでは、眼鏡の種類別にメガネレンズの取り外し方をご説明していきたいと思います。まずはセルフレームの眼鏡からの取り外し方法です。

セルフレームの“セル”は、セルロイドからきています。セルロイドはプラスチックの一種です。現在はセルロイドはあまり使われていませんが、金属製や木製ではなく、プラスチック製のフレーム全体をセルフレームと呼びます。

セルフレームは比較的丈夫で安価なものも多く、色の種類も豊富なのでおしゃれで眼鏡をするのにぴったりです。一般的な伊達メガネはこのセルフレームのものが多いでしょう。

外し方

プラスチック製のセルフレームの眼鏡からメガネレンズを取り外す為には、フレームの上下を手でつまむ様に持ち、レンズ部分を両方の親指で優しく押し出します。するとメガネレンズが押し出され、フレームから外れます。

プラスチックは比較的柔軟性のある素材ですが、より取り外しやすくする為にフレーム部分を温めるのもおすすめです。ドライヤーやヒーターで温める等してフレームを温めてから取り外し作業を行ってみてください。

注意点

フレームを指で押し出すメガネレンズの外し方は、フレームやレンズ部分に力を加えるので、破損の恐れがあります。

メガネレンズはガラスでできており、場所によって厚みが違います。薄くなっている箇所に急激に力が加わると割れてしまって怪我をする恐れがあるので十分注意しましょう。

また、フレーム部分を温める場合には、熱しすぎない様にしましょう。過剰に熱が加わったプラスチックは火傷の恐れがあったり、溶けて変形してしまう恐れがあるのでなるべくドライヤーやヒーターは遠くからゆるくあてましょう。

メガネレンズの取り外し方【メタルフレーム編】

続いて、メタルフレームの眼鏡の取り外し方をご紹介します。メタルフレームは主にアルミやチタン合金等、比較的軽い金属でできた眼鏡です。

セルフレームよりも比較的高価ですが、ゆがんだり、割れたりしにくく軽いので、毎日使う眼鏡にメタルフレームを選んでいる人はとても多いです。

伊達メガネとして使う場合は知的でシャープな印象を演出することができる眼鏡です。セルフレームとは外し方がかなり違いますので、気を付けてください。

外し方

メタルフレームの眼鏡のメガネレンズの外し方は、メガネレンズを金属で囲み、ネジで留めてある構造になっているので、まずネジを外す為のドライバーが必要です。ドライバーは、眼鏡用の精密ドライバーとして販売されているものを使用します。こちらは100円均一等でも購入できます。

レンズの耳側の際に、フレームを閉じているネジがあるので、そのネジをドライバーでゆるめていきます。ネジを完全に外さずに、ある程度ゆるめたら、セルフレームの時と同じ様に親指でレンズを押し出してレンズを外します。

その後、再びゆるめたネジをしっかりと留め直します。レンズ交換の場合は新しいメガネレンズをはめてからネジを留めてください。

注意点

メタルフレームから取り外しを行う際に注意したい点は、まずドライバーを使うので、ドライバーで眼鏡や自分の手を傷つけてしまわないことです。とても小さなネジなので、ネジの溝からドライバーが外れ、手が滑って怪我をしない様十分注意しましょう。

また、ネジがとても固い場合があります。これは、ネジしっかり留まっているだけでなく、ネジの先に汚れがつまっていたり、サビていたり、という原因が考えられます。

固いネジに無理やりドライバーを押し当てて回すと、ネジの溝がつぶれてしまって二度とドライバーで開けられなくなるので、あまりに固い場合は無理せず眼鏡屋さんで外してもらいましょう。

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メガネレンズの取り外し方【ワイヤーフレーム編】

よくある眼鏡はいくつかのパーツに分かれ、ネジで留めてある場合が多いですが、ワイヤーフレームの眼鏡は細長い棒状の金属であるワイヤーを曲げて加工してある眼鏡です。

ワイヤーフレームは金属性なので、メタルフレームの一種とも言えますが、ネジで留めてある部分がありませんのでメタルフレームの外し方とは外し方が大きく違います。

また、フロント部分がほぼ1つのパーツで作られている点ではセルフレームと同じですが、ワイヤーはプラスチックと違い、力を加えると曲がりやすいので、セルフレームと同じ取り外し方はおすすめしません。

外し方

ワイヤーフレームの外し方は、コツや技術が必要です。初めての場合、高価なものや、普段メインで使っているもの等、壊れてしまったら困るものでないもので練習してみると良いでしょう。

セロハンテープを二枚張り合わせたものや、クリアファイルを小さく切り取ったもの等をレンズとワイヤーの隙間にはさみ、レンズに対して垂直に広げる様なイメージで少しずつはさんでいるものを動かしていきます。

レンズの上下を持ち、耳側の部分からテープを差し込むのが一番ワイヤーをゆがめてしまわない方法です。少しずつ動かしてレンズとワイヤーの間に隙間を作り、うまく隙間ができていくと外れます。

注意点

注意点としては、とにかくワイヤーを曲げてしまわない様に力を入れすぎてしまわないことです。ワイヤーは繊細なので、外すことに集中して力を加えるとすぐに変形してしまいます。

鼻あての部分が歪んでしまうと眼鏡として使えなくなってしまうので、くれぐれも丁寧に、自分がどこに力を加えているのか意識しながら作業しましょう。

こちらも、自身がない場合は眼鏡屋さんにお願いすることをおすすめします。

メガネレンズの取り外し方【ナイロール編】

ナイロールタイプの眼鏡は、ハーフリムタイプとも呼ばれ、上下どちらか半分のフレームが見えない仕様になっているタイプの眼鏡です。フレームが無い部分は、レンズの側面に溝が掘ってあり、そこにワイヤーを通してレンズを固定しています。

クールなイメージが強いので、ビジネスシーン等におすすめのデザインかもしれません。知的な雰囲気を演出するのに最適です。

その変わり、レンズ全体をおおっているタイプのセルフレームやメタルフレームよりも強度が弱いという欠点があります。

外し方

ナイロールタイプの眼鏡のレンズの外し方は、まず、鼻側にあるフレームとワイヤーの境界線から、ワイヤーとレンズの間に爪を差し込みます。指の腹をレンズ側にして行いましょう。

すると、爪の上にワイヤーが乗るので、ワイヤーを乗せたまま爪をワイヤーに沿って動かしていきましょう。ある程度爪を動かしていくとレンズが外れます。

ワイヤーに爪を差し込めない場合は、紙切れ等薄いものをレンズとワイヤーの間に差し込み、何度か差し込んだ紙を往復させてみてください。

注意点

この外し方は爪に力が入るので、指を傷めない様に注意してください。また、レンズの半分に溝が入っている為、溝の横の部分が割れやすくなっていますので溝の横の部分に力を入れすぎない様に気を付けましょう。

また、ワイヤーとレンズがこすれるとレンズが傷ついてしまいます。外れたレンズをワイヤーでこすってしまわない様、ワイヤーに対して垂直にレンズが外れるように調整しましょう。

メガネレンズの取り外し方【ツーポイント編】

ツーポイントの眼鏡は、フレームが無く、レンズを直接ネジで留めてあるタイプの眼鏡です。縁なしとも、リムレスとも呼ばれています。レンズを取り外すと、2つのレンズとツルの部分、そして鼻あての部分の5つに分解されます。

ネジで留める為にレンズに穴が開いている為、ナイロールタイプのもの同様、レンズをガラス製にしない場合がほとんどです。

フレームが無い為軽く、また、フレームが視界の邪魔をしない為に人気があるデザインです。

外し方

ツーポインとのレンズの外し方は他のタイプと違って難しいです。

レンズは、鼻あての部分とツルの部分をネジで留めてありますので、眼鏡用の精密ドライバーでそれぞれのネジを外していきます。レンズを外すというよりは、5つのパーツに分解するという感覚が正しいと思います。

デザインによっては、ネジが全く見えないものもありますので、そういった場合はあきらめて眼鏡屋さんにおねがいしましょう。

注意点

ツーポイントの眼鏡は、レンズとそれ以外の部分を特殊な技術で留めてあることが多いです。また、レンズを外してしまうと眼鏡としての形を成さない為、伊達メガネを作る為に外すのはやめましょう。

また、レンズを元通りに戻すのは、素人では不可能に近いです。できれば、取り外しや交換は眼鏡屋さんでお願いするのが良いでしょう。

セルフレームメガネのレンズの入れ方

様々なタイプの眼鏡のレンズの外し方を今までご紹介してきましたが、自分でレンズ交換を行いたい場合はレンズの入れ方も重要になってきます。

フレームの耳側か鼻側どちらかにまずレンズを差し込み、レンズ全体がフレームにはまるように手で包んで押し込みます。これはコツが必要ですので、力を加えすぎない様に注意しましょう。

うまくはまらなければ、こちらも眼鏡屋さんにお願いするのが良いでしょう。

100均の眼鏡のレンズは外れる?

眼鏡は比較的高価なものが多いので、おしゃれの為に購入するには気が進まない人もいるかもしれません。100均には安くて手軽に老眼鏡が売られていたりするので、100均の眼鏡のレンズを取り外せれば安くおしゃれが楽しめます。

では、100均の眼鏡のレンズは取り外すことができるのでしょうか。結論から言うと、取り外せるものと、取り外しできないものがあります。

安いものは、眼鏡とフレームが一体型になっているものも多く、そのタイプの眼鏡はレンズを外すことはできません。

一見、セルフレームタイプのものはセルフレームの外し方に沿って外すことができるかもしれませんが、安い眼鏡はレンズに合わせて細密いフレームが作られておらず、接着剤でフレームとレンズをつけている可能性もあります。

その場合は、お湯に長らくつけてから外すとうまくレンズが取れる場合もありますが、眼鏡そのものを壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。

外せればラッキー、くらいの感覚で、怪我をしない様に気を付けて作業してください。

眼鏡のレンズを自分で交換する場合の注意点

これまで様々なタイプのメガネレンズの外し方をご紹介してきましたが、伊達メガネを作る為でなく、眼鏡のレンズを自分で交換する為に外し方を知りたい方もいると思います。

こちらでは、自分でメガネレンズを交換したい場合に何に注意が必要なのかをご紹介していきます。

1.交換したいレンズがフレームに合うかあらかじめ確認する

世の中には様々なタイプ・デザインの眼鏡が売られていますが、多くの場合、眼鏡のデザインに合わせてレンズの形も用意されている場合が多いです。

もし、交換したい手持ちのレンズがフレームに合わない場合、無理やりはめ込んでしまうとフレームやレンズの破損につながります。度が合わなくなった等でレンズ交換をしたい場合は、眼鏡屋さんでお願いするのが一番安全です。

2.しっかりレンズがはまっているか確認する

プロでない限り、眼鏡のレンズ交換はレンズがしっかりはまっている様に見えてもゆるみがあったり、隙間があったりしても気づかない場合が多いです。

ゆるみ等があると、レンズを交換した眼鏡を装着している間にレンズが落ちたり、ずれたりする可能性が十分にあります。使用している途中でガラス製のレンズが急に落ちてしまうと怪我の恐れがあり、大変危険です。

しっかりレンズがはまっている様にみえても、ゆるみやズレがないか手で動かす等して確認しましょう。

レンズの交換はプロにまかせよう!

おしゃれの為に伊達メガネを作りたい時、この記事でご紹介したレンズの取り外し方はおすすめですが、違うレンズをはめたい等のレンズの交換はなるべく眼鏡屋さんでプロにおまかせすることをおすすめします。

また、伊達メガネを作る為にレンズを外すだけでも、デザインや場合によっては自分でやるのは危険なこともあります。レンズを外すだけなら無料でやってくれる眼鏡屋さんもあるので、うまく外れない時は眼鏡屋さんにお願いしましょう。

可愛い眼鏡を是非、伊達メガネにしてファッションのアクセントにしてください。

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