無言電話の対策や撃退方法!いたずら電話をする人の心理や目的とは?
1人でいる時に無言電話がかかってくると、なんだか嫌な気分になります。もしも無言電話がかかってきたら、どんな対策や撃退をするといいのでしょうか。今回は無言電話の対策と、無言電話がかかってきた時の撃退方法をまとめていきます。
目次
無言電話に困ってませんか?
無言電話がかかってきた時、何かを言われるわけではないけれどなんとなく嫌な気分になってしまうものです。夜中にかかってくる無言電話や1人でいる時にかかってくる無言電話は不気味に感じることもあるかもしれません。
今回はちょっと不気味な無言電話がかかってきた時の対策や、無言電話への撃退方法を紹介していきます。相手がどういうつもりで無言電話をしてきているのかわからない時には、相手を刺激しないで撃退をするほうがいいようです。
無言電話をする人の目的とは?
無言電話をする人はどうして無言電話をかけてくるのでしょうか。まずは無言電話をする人の行動の目的についてみていきましょう。
嫌がらせ
無言電話をする人の目的には、相手に対しての嫌がらせが目的であることがあります。嫌がらせが目的の場合は、お互いが知り合いであるケースが多いようです。
同じような時間に何度も無言電話がかかってくるというのは、相手が何かの意思を持って嫌がらせをしているのかもしれません。
無言電話の場合はほとんどの場合が非表示ですが、番号が通知されている場合は、あなたに存在を気づいて欲しいという意味が込められている場合もあります。インターネットで検索してみましょう。
ストーカー
無言電話をするのは、ストーカーが目的の場合もあります。あなたの行動をチェックするために、何度も何度も電話をかけてきているのです。
ストーカーが目的の人は、それがイタズラになっているとは思っていません。心からあなたのことを知りたいと思っていたり、あなたのことが心配で電話をしてくるのです。
しかしあなたに話しかけるほどの勇気がないので、結果として無言電話というイタズラになってしまっていることになります。
暇つぶし・イタズラ
無言電話をする原因には、暇つぶしやイタズラであることもあります。小学校の頃にピンポンダッシュをしてしまったという人もいるのではないでしょうか。ピンポンダッシュと同じように、暇だからちょっとドキドキすることをしたいというのが原因です。
暇つぶしでイタズラをしているだけなので、無言電話をかける相手は誰でもいいという特徴もあります。適当に番号をプッシュして無言電話をかけてしまうのです。
犯罪の対象探し
気をつけなくてはいけないのは、無言電話がただのイタズラではなくて、犯罪の対象探し、つまりはカモを探している可能性もあるということです。
電話に出るか出ないか、誰が電話に出るのかなどで、その家のことを調べるために無言電話をしてきているという場合もあるのです。
犯罪の対象探しをしている可能性もあるので、見慣れない番号からの電話や、番号が非表示の電話に出る時には注意が必要です。
無言電話をする人の心理
それでは無言電話をする人とは、どんな心理からイタズラにもなる無言電話をしてしまうのかをチェックしていきましょう。
不安な様子を楽しみたい
無言電話をする人の心理には、イタズラをすることで相手が不安になっている様子を楽しみたいという心理があります。相手に不安を与えることで、自分が相手の気持ちを左右できるのだという心理になりたいという気持ちがあるのです。
無言電話をする人は、相手の不安な様子を楽しみたいという心理があるので、無言電話がかかってきた時に不安そうにするのは撃退の逆効果になることがわかります。
「あなたは誰なの?」なんて聞いてしまうよりも「わざわざ電話代をかけてイタズラするなんて変わり者なんですね」なんてのんびりと話すほうが対策になりそうです。
恋愛感情から声が聞きたい
無言電話以外にも、誰かにつけられているような気がするなど、ストーカーにあっているかもしれないという場合は注意が必要です。ストーカーの人が無言電話をするのはイタズラをしたいという心理からではなく、恋愛感情から声が聞きたいと思っているのです。
屈折した恋愛感情から無言電話をかけてくるので、ヘタに刺激をするのは危険な場合もあります。無言電話に対しては変なことは言わないで、いつ電話がかかってきたのか、動画などで記録をしておくというのもいい方法でしょう。
あまりに回数が多いという時には、早めに動画などを持って警察に相談をすることをおすすめします。
家族構成を知りたい
無言電話をしてくる人の心理には、イタズラではなく犯罪目的で、電話の相手の家族構成を知りたいと思っている場合があります。
無言電話がかかってきた時に、慌ててきるよりも、近くに男性がいるのであればあえて男性に代わってもらってから電話を切るようにするというのも対策や撃退の方法になる場合があります。
無言電話がかかってきた時には、高齢者や子供がいるというようなことはわからないようにしてほうがいい場合もあるでしょう。
在宅の時間帯を知りたい
在宅の時間を知りたいという心理から無言電話をしてくる場合もあります。犯罪は詐欺ばかりではありません。空き巣目的で、家主の在宅時間を知りたいと考えている人もいるのです。
空き巣目的で在宅時間を知りたいという心理からイタズラのような無言電話をかけてくるという場合は、固定電話に何日も何度も無言電話があるという場合が多いそうです。
無言電話への対策
イタズラや恋愛感情、犯罪目的など色々な心理から無言電話をかけてくる人がいますが、そんな無言電話にはどういう対応をするといいのでしょうか。無言電話への対策をチェックしてみましょう。
1.無視をする
無言電話への最もいい対策は無視をするということです。ナンバーディスプレイになっている電話なら、非通知の電話やみたことがない番号からの電話には出ないという方法で対策をすることができます。
携帯電話であれば、用件がある人なら留守番電話を残すはずです。固定電話の場合も、留守番電話機能がついているものは、留守番電話にメッセージが残っているでしょう。
留守番電話の内容をチェックして、電話をするべき相手であれば電話をかけ直せばいいのです。無言電話が多く鳴ってきたという時には着信音のボリュームを下げて、出ないようにしましょう。
2.着信拒否にする
携帯電話や着信拒否機能がある固定電話であれば、非通知設定からの電話は着信拒否にしてしまうというのがおすすめの方法です。
非通知設定からの電話を着信拒否にすることで、イタズラが目的で無言電話をかけてくる人への対策になります。着信拒否にすると留守番電話にもメッセージを入れることはできません。
嫌な人からの電話も、着信拒否にしておくことで声を聞かなくてもすむという対策になります。着信拒否のやり方がわからないという人は、電話会社の人に問い合わせをしてみましょう。
3.転送電話機能を利用
家を空けることが多いという人は、転送電話機能を利用するという方法もあります。出かけている時だけ転送電話にしていると、家にいないことがバレてしまうこともあるので、家にいる時でも転送電話のままにしておくというのも1つの対策です。
転送電話機能にしておくことで、固定電話にかかってきた電話を携帯で受けることができます。
転送電話の機能によってことなりますが、携帯電話であれば相手の番号が表示されるものもあるので、無言電話をかけてくる相手を特定したいという時にもいいかもしれません。
4.ナンバーディスプレイにする
固定電話もナンバーディスプレイにするという方法は、無言電話の効果的な対策になります。ナンバーディズプレイにしておくことで、登録されていない番号からの電話には注意をすることができます。
非通知での電話には、基本的に出ないようにすることで、無言電話を受けなくてもよくなります。対策にもなりますし、撃退することもできる方法です。
5.着信時間を記録して警察に相談
ストーカーかもしれない、何かの犯罪に関わっているのかもしれないというような、何度も何度も無言電話がかかってくるという場合には、着信時間を記録して警察に相談することも大切です。
録音機能がある電話なら、無言電話がかかってきた時にそのやり取りを録音しておくのも1つの対策です。録音機能がない場合は、携帯電話などで録画をしておくのもいいかもしれません。
録音したものや録画したものを持って、警察に相談にいってみましょう。無言電話だけで警察が捜査してくれることはありませんが、周辺の見回りを強化してくれるということはあるかもしれません。自分からSOSは出していきましょう。
無言電話の面白い撃退法
無言電話がかかってきたら不安になるものですが、面白い撃退方法を考える事で、不安な気持ちを払拭する対策になることもあります。みんながやってみた、無言電話の面白い撃退方法をみてみましょう。
①お経を聞いてもらう
無言電話がかかってきた時の撃退方法として、お経を聞いてもらったというものがありました。
「無言電話がかかってきた時、とっさにCDをかけたらそれがお経のCDでした。ちょっとおどろおどろしい?お経を聞いて、相手は不思議な叫び声をあげて電話が切れました。それ以来、無言電話はありません。(40代/女性)」
たまたまかけたCDがお経のものだったというのも、神様の思し召しだったのかもしれません。
②どうせなら誰かに
カラオケが好きな人におすすめの撃退方法です。ポイントは、あまり上手に歌いすぎないということのようです。
「無言電話がかかってきたので、そのまま無言でいようかなとおもったのですが、ふと最近練習している歌を聴いてもらおうと思って、大声で歌ってみました。そこから無言電話がなくなりました。ちょっと微妙な気持ちです。30代/女性)」
もしかしたらちょっと音が外れていたのかもしれませんが、大切なのは不安な気持ちになっていないことをイタズラ相手に伝えることなのかもしれません。
③イタズラはイタズラで撃退
無言電話がかかってきた時、1人の時は男性に代わってもらうこともできないかもしれません。そんな時におすすめの撃退方法です。
「無言電話がかかってきた時には、こちらも一言も話しません。受話器を置いて、やるべきことをやってしまいます。最長で30分、切らない無言電話の相手もいました。イタズラされた分、通話料をぶんどってやりました。(40代/女性)」
無言電話は相手が電話代を払うものなので、そこを逆手にとって通話料を使わせるというのもいい方法かもしれません。相手も無駄なことをやっていることがわかって、イタズラをやめるかもしれません。
無言電話にやってはいけないこと
無言電話がかかってきた時の対策や撃退法をみてきましたが、無言電話がかかってきた時にはやってはいけないことがあります。不安な気持ちからついついやってしまいがちなことをまとめていきましょう。
苗字を名乗って応答
無言電話がかかってきた時、ついついやってしまうことに、苗字を名乗って応答してしまうということがあります。「あれ?電話が遠いのかな?」なんて思って「○○だけど?聞こえてる?」なんて言ってしまうことがあります。
しかしこれはとてもよくありません。相手があなたのことを知っていて嫌がらせをしている場合は、そんな反応を聞いて楽しいと感じることがあります。
犯罪目的で無言電話をかけている場合は、あなたの個人情報が相手に伝わってしまうことになります。相手が誰だかわからないという時には、自分からは名乗らないのが鉄則です。
相手を刺激しない
相手がストーカーであるとわかっている場合には、相手をヘタに刺激しないことがあります。ヘタに刺激をしないといっても、何をしたらいいのかわからないかもしれません。
1番いいのは、電話に出ないことです。ストーカーかもしれないという時には、家族間でのやり取りは携帯電話を利用するというようにして、固定電話は電話線から抜いておいた方がいいかもしれません。
警察にも相談をした上で、対策方法を教えてもらうということもいいかもしれません。ストーカーになっている相手が携帯の番号も知っているという場合は、携帯を買い換えるようにしましょう。
番外編!無言ではないいたずら電話の時には
イタズラ電話は無言電話が多いですが、中には女性を困らせるような電話があったり、イタズラではなく犯罪かもしれないという電話があることもあります。そんな時にはみんなはどんな撃退法を使っているのでしょうか。
パンツの色は何色?
女性の立場から言うと、どうして下着の色を聞きたいのかわからないと思いますが、これは相手が女性が恥ずかしそうにするのを聞いて喜ぶということのようです。
「職場にイタズラ電話であるあるの『パンツの色は何色?』という電話がかかってきました。切ってしまおうと思ったのですが、隣にいた男性職員に代わってもらいました。男性職員が『今日は黒ですが、何か?』と言ったら電話が切れてしまったそうです。(20代/女性)」
男性に代わってもらうという方法もありますが、変わった撃退法には「ふんどしと答える」とか「そんなのイチイチ覚えてない」ときっぱり答える撃退法もあるようです。
オレオレ詐欺?
最近多い電話での詐欺ですが、詐欺かもしれないとわかっていても引っかかってしまうことがあるようです。これは犯罪なのかな?と思った時にはとぼけてみるのもいいようです。
「いわゆるオレオレ詐欺の電話がかかってきました。主人が痴漢をしたので、その示談金が必要との電話。もしかしたらという気持ちもよぎりましたが、だったら主人から連絡があるはずだと思い直しました。そこで『あの人、女性にも興味を持てるようになったのね』と伝えたら電話が切れました。(40代/女性)」
もしかしたらと思った時には、冷静になることが大切なようです。この方は1人で対応しましたが、できれば誰かに相談をしたほうがいいと言われています。
無言電話が続く時は警察へ相談を!
今回は無言電話の対策や撃退法を紹介させていただきました。1人の時にうける無言電話は不安な気持ちになることもあります。
あまりにも何度も無言電話がある時には、警察などに相談をするようにしましょう。1人で不安な気持ちを抱え込みすぎると、精神的に不安定になることもあります。たかが無言電話と思わずに注意をしてください。