顎を触る癖のある人の心理や特徴！顎に手を当てる人って？

ふとした時に顎を触っている人っていますよね。「考え事をしているのかな？」と思われがちですが、実は隠された心理状態があります。特に男性が顎を触っていたり、顎ひげなどを触っている場合は、考え事や悩み事ではなく、違った意味の心理があります。

また、顎を触っている瞬間に誰かと会話している場合は、「その人に向けたメッセージ」とも読み取れるんです。顔の一部を触る仕草は、言葉にならないメッセージが隠れていることもあります。

ビジネスシーンなどでも顎を触りながら会話する方は多いですが、どのような心理状態にいるのでしょうか。今回は顎を触る癖がある男女の心理状態は紐解いていきます。

顎を触る癖があるのは、男女比でいうと男性が圧倒的に多いです。それは顎を触る心理が関係しています。女性の前やビジネスシーンなど、どこでも顎を触って考えたりする男性っていますよね。では顎を触る癖のある男性は、どのような心理があるのでしょうか。

顎を触る癖がある男性には見栄っ張りの方が多いようです。特に顎ひげを触る方ほど見栄を張りたい、自分大きく見せたいという心理が働いています。ひげは男性の本能的な強さの象徴を表しており、「自分は他者とは違う」ということをアピールしたいのです。

また、自分のコンプレックスであったり、自信がない部分を隠したいときにひげを生やすことが多いといわれています。つまり、顎を触る癖がある男性や顎ひげを生やす男性は見栄っ張りということが言えます。

誰かと会話しているときに、顎を触る男性は相手を下に見ている場合があります。そもそも無意識に顎を触るという行為は、自分を大きく見せたかったり優越感に浸りたいときに表れる仕草です。それが他人との会話中に出てきているときは、相手を見下して自分の方が優れていると感じているときです。

特にビジネスシーンの会議などでは、顎を触りながら部下に説明する人っていますよね。そういった方は教育熱心に見えて、実は自分の方が優れていることに優越感を感じたりしています。その為、他人との会話中に顎を触る癖がある男性は、心のどこかで相手を見下している傾向にあります。

顎を触る癖がある男性の中には、自分を格好良く見せたいと考えるナルシストタイプも存在します。顎を触って考えたり集中している自分に酔いしれたいのです。また、ナルシストなタイプであると同時に、自信家でもあるためついつい顎に手がいってしまうのでしょう。

このナルシストタイプは女性の前で顎を触ることが多いです。無意識に顎に手がいってしまい「俺ってかっこいい？」と考えています。客観的にみると少し痛いですが、男性の中でも多いタイプと言えるでしょう。

顎を触る癖がある女性の心理は、周囲をよく観察している傾向があります。一人でいるときよりも、集団や誰かといるときに顎を触る女性は、心理が自分より誰かに向けられている場合が多いです。では顎を触る癖のある女性の心理をご紹介していきます。

顎を触る女性は、その場に緊張している場合があります。人間は緊張していたり、動揺すると自分の身体の一部を触って安心したいという心理があります。女性の中で無意識に髪を触ったり、撫でたりする方っていますよね。あれも自覚はありませんが、自分を落ち着かせたいためとも言われています。

誰かといるときにふと顎を触ったり、顎に手をついてしまう女性は、「つまらないな～」という心理を抱いています。例えば、男性に面白くない自慢話をされ続けているときや、タイプの男性がいない飲み会など。

そういった場面で女性が顎を触る場合が多いです。しかし、基本的に女性は人前で化粧をしていますので、自らの顔に触ることはあまりないでしょう。つまり顎を触っている女性がいるとしたら、余程その場がつまらないということになります。

顎を触る癖がある女性は、男性と同様に自分を良く見せたいナルシストタイプが多いです。「あの子よりも私のほうが可愛い」と品定めしているときに出やすい仕草とも言えます。基本的に顎を触る癖がある人は、「自分方が・・・自分の方が・・・」と考えてしまいやすいタイプなので、ナルシスト系が多いのでしょう。

また、顎を触ることでブリッ子にも見えますよね。このタイプは無意識ではなく、意識的に顎に手を置いたりして自分を可愛く見せようと目論んでいる女性に多いです。

顎を触る癖がある人には、どのような性格的特徴があるのでしょうか。普段から顎を触る人が周囲にいた場合、その人の性格の本質が分かるかもしれません。では顎を触る癖のある人の性格的特徴をご紹介していきます。

顎を触る人は気が強い傾向があります。顎を触るという仕草は、「相手より優位に立ちたい」「自分の方が凄い」と感じたときに無意識に表れる仕草です。そのことから、気が強く周囲を敵と思っている人ほど出やすい癖と言えるでしょう。

普段から顎を触っている回数が多い人ほど、負けず嫌いであったり、他人の意見を認めたくない天邪鬼な方もいます。その為、気が強すぎて孤立してしまうこともあるでしょう。

顎を触る人はプライドが高い人に多く見られます。基本的にナルシストで自分の能力が凄いと思っているので、相手を見下して顎を触ってしまいます。それは普段から人間関係に不満を感じており、相手の上に立つことでの優越感、満足感を得たいのでしょう。

プライドが高いことは悪いことではありませんが、度が過ぎると周囲も迷惑します。その為、他人と対峙したときは、「自分とこの人どちらが上だろう」という優劣をつけないように心がけましょう。

状況によってですが、会話中などに顎を触られるのはあまりいい気はしないですよね。「人の話聞いてるのかな？」とも思いますし、ビジネスシーンではマナーに欠けます。しかし、上記で紹介した通り、顎を触る癖のある人は気が強く、プライドが高い人が多いです。

その癖を直してあげようと注意しても逆効果になる場合もあるでしょう。顎を触る人との円滑な人間関係を作るには、ちょっとしたコツがいります。ではよく顎に手を当てる人との上手な付き合い方をご紹介していきます。

顎を触る人だけに言えたことではありませんが、相手を尊重した付き合い方が重要になります。顎を触る人はプライドが高く、また触っているときは動揺していたり緊張していたりする場合がります。その際に、弱点を突くような会話をすると激情する恐れもあるでしょう。

その為、まずは相手の意見には尊重してあげましょう。例えばビジネスシーンでの上司の発言には同調するように。友人だった場合はフランクに共感してあげるのがコツになります。

自分の意見をすべて正しいと思っている場合もありますので、間違っていても否定はせずに付き合うことで、顎を触る癖がある人とも円滑に付き合っていくことができるでしょう。

顎を触る癖のある人はプライドが高く、気が強い性格であると説明しましたが、そういう人にしてはいけないことは、揚げ足を取る行為です。揚げ足を取る行為は正論ですが、されたほうが「馬鹿にされている」と感じます。

普段から温厚でコミュニケーションが高い人ならばいいですが、プライドが高く気が強い人は「馬鹿にされている」と感じた瞬間にあなたを攻撃する恐れがあります。それが上司であったり、取引先だったりすれば大変なことになりますよね。

その為、普段から顎を触っている人には、揚げ足を取るような会話は避けて、褒めることに徹底しましょう。

顎を触る癖はあまり良いものではありません。状況によってはマナーに欠けて、社会人としてのレベルも疑われることになります。また、顎を触るときに人間はどんな心理か？というのを知っている人からすれば、この上なく気分が悪いことでしょう。その為、顎を触る癖がある人は早急に直したほうがいいかもしれません。

しかし、人の癖というのは簡単に直るものではなく、理由は無意識にしてしまっているからです。その為、まずは顎を触った瞬間に意識的にやめることから始めましょう。

何度か意識的に気を付けていると自然と顎を触らなくなります。または、部屋の壁に顎は触らないなどのメモをつけておくなども効果的です。つまり、視覚から意識を変えるようにして、顎を触る癖を直しましょう。

いかがだったでしょうか。顎を触る癖はプライドが高く、相手を見下しているときに出やすい仕草なため、もし普段から癖として出てしまう人は直すようにしましょう。また、周りに顎を触る癖のある人がいる場合は、相手を逆なでしないような接し方をすれば、円滑な関係性が作れるでしょう。