ミサンガの結び方!足首や手首への輪っかの付け方やくくり方も紹介
ミサンガは未だ根強い人気を持つアクセサリーの1つです。手首や足首につけて、切れると願い事が叶うとあって、ミサンガの結び方・付け方がとっても大事になります。今回は、ミサンガの結び方・付け方を徹底解説!解けない結び方や、外れない結び方、おしゃれな付け方も紹介。
目次
ミサンガの付け方が知りたい!
ミサンガとは、刺繍糸を何本もあわせて作る手芸の組み紐の一種です。手首や足首につけておしゃれを楽しむのはもちろんですが、それが切れると願い事が叶うと言われており、別名・プロミスリングとも呼ばれています。
ミサンガは手作りしたり、市販の物を組み合わせてファッションの1つとして取り入れる人が多いと思いますが、ミサンガと言えば紐を組み合わせてできてるアクセサリー。外れないように自分でしっかり結ぶことが大事になります。
今回は、ミサンガの付け方・結び方を紹介していきますので、自分なりのアレンジで重ね付けしたり、色を合わせてファッションを楽しんだりしてみてください。解けない結び方や、外れない結び方も伝授しますので、参考になると嬉しいです。
そもそも「ミサンガ」とは?
ミサンガは切れると願い事が叶う手首や足首に付けて楽しむアクセサリーです。カラフルな色合いが特徴的で、願いを込めながら手作りする人も多いと思います。
そんなミサンガの付け方・結び方を見て行く前に、ミサンガって何?という人のために詳しく説明していきたいと思います。
ミサンガの由来
ミサンガの由来には色々な説があるようです。メキシコで古くからお守りとして紐を腕に巻き付けつける習慣がありました。その習慣は現在もなお続いており、この紐がミサンガの由来になってるのでは?という説です。
他にも、今から400年ほど前に、ポルトガルのポンフィン教会で「フィタ」と呼ばれる紐を結んだのがミサンガの始まりでは?という説や、16世紀頃ブラジルへ連れて行かれた奴隷のアフリカ人たちの装飾品だったという説もあります。
日本では1993年Jリーグが開幕した頃から、ラモス瑠依さんがミサンガを付け始めブームになったと言われています。当時は、カラフルな刺繍糸を集めて手作りのミサンガを作った人も多かったと言います。
ミサンガのルール
ミサンガには大事なルールがあります。通常のアクセサリーであれば、お風呂に入る時には外すと思いますが、ミサンガはそれでは意味がありません。
切れるまでずっと自分の身に付けておく必要があるんです。そうすることで徐々にパワーが溜まっていき願い事が叶うというシステムです。
もちろんお風呂に入る時も、寝る時も、ずっとつけっぱなしです。一度付ければ切れるまでつけておくのがミサンガのルール。徐々に紐が細くなっていき、外れていく過程を見るのもミサンガの楽しみの1つなんです。
さらに、ミサンガが切れた後は、すぐに処分するのが大事です。長い間付けていたミサンガですので、切れた後も取っておきたい!なんて人もいるかもしれませんが、願い事が叶わなくなりますので、切れたミサンガはすぐ捨てるようにしましょう。
中には、友達や恋人からプレゼントされて、なかなか捨てれない人もいるでしょう。そんな人は、プレゼントされた相手に渡して処分してもらえばOKです。
ミサンガが切れた時は願い事が叶うタイミング。日々の生活を大事に、願い事が叶うように祈りながら待ってみると良いです。
付ける場所別のミサンガの意味
手首・足首につけて楽しむミサンガですが、カラフルな刺繍糸を合わせて作られた物がほとんどです。手作りする人も多いミサンガですが、ミサンガは付ける場所によって意味が変わってくると言います。
ここからは、付ける場所別にミサンガが持つ意味を見ていきますので、ミサンガをつける際には参考にしてみてください。
利き手の手首
利き手の手首にミサンガをつけると恋愛運気がアップすると言われています。恋愛成就を願う人は、利き手の手首につけるのがおすすめ。
また、恋愛運アップにはピンク色と赤色がおすすめですので、刺繍糸を選ぶ際はピンクと赤を多めに混ぜてあげると良いかもしれません。
利き手ではない手首
利き手とは反対の手首にミサンガをつけると、学力・仕事の運気がアップが望めます。入試を控える人や、仕事で何か成功を遂げたい人は、利き手と反対の手首につけてみると良いです。
学力・仕事運を上げたいなら、青・黄・灰色がおすすめ。特に青色には、学力・仕事運アップの意味がありますので、バランスを取りながら3色のを混ぜ合わせてみましょう。
利き足の足首
ミサンガは手首だけでなく、足首につけても効果があります。利き足につけると、友情の運気、勝負運がアップすると言われています。友達と仲を深めたい人や、何か勝負に挑む予定がある人は、利き足につけるのがおすすめ。
色は、オレンジ・黄緑色がぴったりです。2色を多めに混ぜた物を選べば、友情運・勝負運アップが期待できるでしょう。
利き足ではない足首
利き足ではない足首につけると、金運アップが期待できます。お金に困りたくない人は、ぜひ利き足ではない足首につけてみてください。
金運アップが期待できる色は、緑・黄色。この2色を取り入れたミサンガをつければ、効果抜群ですので、ぜひ試してみてください。
ミサンガの付け方・結び方《簡単編》
ここからは、いよいよミサンガの付け方についての説明です。可愛いミサンガを選び、つける場所も決まりましたか?では、さっそくミサンガをつけていきましょう。まずは簡単な結び方から紹介していきます。
①はた結び
結び目が小さく邪魔にならず、簡単にしっかりミサンガを付けたい人におすすめの結び方は「はた結び」です。
【はた結びのやり方】
1.左側を上にし2本の糸を交差させます。
2.左側の糸に右側の糸をくぐらせ、左の糸の上を交差させます。
3.左の糸を交差させた隙間に入れ、右の糸を引っ張ったら出来上がり。
ミサンガの付け方・結び方《取れない編》
ミサンガは切れるまで身につけるアクセサリーですので、しっかりと外れないようにつけたい人も多いと思います。ここからは、取れない結び方・付け方を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①本結び
ミサンガが取れない結び方・付け方は「本結び」です。この結び方は、1度結べばなかなか解けないと言います。結び目が解けて外れたくない人におすすめの結び方です。
【本結びのやり方】
1.両方の紐を交差させ、一方を下にくぐらせます。
2.くぐらせた端をもう一方の端の上から巻き付けます。
3.両端をそれぞれの方向に引っ張り結び目を作ります。
4.結び目にもう一方の紐を入れ両端を強く引っ張れば完成。
②男結び
「本結び」よりもさらに強度を求める人におすすめの結び方・付け方は「男結び」です。絶対に解きたくない、外れたくない人は、「本結び」より「男結び」の方がおすすめかもしれません。
手首・足首につける際は、一度水で濡らしてからつけると、さらに外れにくくなるので試してみてください。
【男結びのやり方】
1.両方の紐を交差させ、交点を親指で押さえます。
2.片方の紐で上に輪っかを作り、もう片方の下に通します。
3.さらに輪っかになってない方の紐をもう片方の下に通して引き上げます。
4.押さえながら輪っかに紐を通し、下方向に引っ張ります。
5.もう片方の紐を引っ張り締めれば完成。
③外科結び
「本結び」に強度をもたらした結び方の「外科結び」は、手術の際の結紮によく使われる結び方です。では、結び方を見ていきましょう。
【外科結びのやり方】
1.両方の紐を交差させ、一方を下にくぐらせます。
2.くぐらせた端をもう一方の端の上から巻き付けます。
3.この巻き付けを2度繰り返します。
4.両端をそれぞれの方向に引っ張り結び目を作ります。
5.結び目にもう一方の紐を入れ両端を強く引っ張れば完成。
ミサンガの付け方・結び方《調節可能編》
中には、長さを調節したい人もいるかもしれません。また、ミサンガを数本つけてファッションとして楽しみたい人もいるでしょう。そんな人は、すぐに付け外しができた方が便利かもしれません。
長さも調節できて、すぐに付け外しが出来る、簡単な結び方・付け方を紹介していきます。
①輪っか結び
「輪っか結び」をやる際は、片一方が輪っかになっていて、片一方が2本の糸に分かれてるミサンガだとやりやすいです。長さの調節が簡単に出来るので、緩めたり締めたりできますし、付け外しが簡単にできます。
大事なミサンガをお風呂の時は外したい人におすすめの結び方です。では、「輪っか結び」の結び方・付け方を見ていきましょう。
【輪っか結びのやり方】
1.輪っかの部分に2本の内の1本の紐を通します。
2.もう一本の紐を上にのせます。
3.のせた紐を輪っかに上から通して下に出します。
4.続いて、もう一方の紐を先ほどの紐の上から下に通して、上に持ち上げます。
5.持ち上げた紐を再び輪っかに通し、両方の紐をきつく引っ張れば完成。
②引き解け結び
「引っ解け結び」は、その言葉の通り、簡単に引っ張って解くことができる結び方です。もちろん、長さの調節も自由自在ですので、付けたり外したりしたい人にもぴったりです。
この結び方は、古くから鳥や小動物を捕まえる際に使われてきた結び方だと言います。輪っかを作る結び方ですが、この輪っか自体の長さの調節もできるので便利です。今回は1本の紐を使った結び方を紹介します。
【引き解け結びのやり方】
1.1本の紐を折り曲げて置きます。
2.上になってる紐を下の紐の上を交差させます。
3.下になってる紐の下をくぐらせ上に出します。
4.2本の間の隙間にさきほど上に出した紐を入れます。
5.もう一方の紐がある場所に引っ張り、締めたら完成。
③とめ結び
最後に紹介するのが「とめ結び」です。こちらは、数本の紐を1本にまとめることができ、長さの調節も可能です。ミサンガなどにぴったりな結び方ですので、覚えておくと便利です。
また、数本の紐を重ねても結び目がさほど大きくならず、見栄えを保つこともできます。では、「とめ結び」のやり方を見ていきましょう。
【とめ結びのやり方】
1.両方の紐の端を互い違いに重ねます。
2.両方の端に「とめ結び」をやっていきます。
3.「とめ結び」は一方にもう一方の紐をかけて、自分の紐の上を通して真ん中に出して引っ張ります。
4.両方の端を「とめ結び」すれば、結んでない方の紐が上下に動くようになります。
5.これで長さの調節ができるようになるので、完成です。
おしゃれなミサンガの付け方3選
ミサンガの結び方を紹介してきましたが、いかがでしたか?市販の物であれば、元々簡単に付け外せるようになっていると思いますが、手作りした場合は結び方が大事になります。
しっかり解けないようにしたいのか、それともお風呂に入る際などに付け外せるように結びたいのか?それによって結び方は変わってきますので、自分の用途に合わせて結んでみてください。
中には、ミサンガのおしゃれな付け方を知りたい人もいると思いますので、ここからはおすすめの付け方を紹介していきます。
1.単色使いのミサンガを重ね付け
ミサンガは簡単に手作りできるので、根強い人気があるアクセサリーです。まず紹介したいおしゃれな付け方は、単色のミサンガを合わせて運気アップだけでなく、コーデの一部にもなってる付け方です。
彼女たちはお揃いで、花の模様があしらわれたミサンガを2本ずつつけています。青×白、赤系×白と色のバランスもばっちり。右側の女性は細いタイプのブレスレットもしており、3本重ねることでさらに可愛さが出ると思います。
一本でつけるのもおしゃれですが、数本重ねるとボリュームも出てとってもおしゃれ。洋服とコーディネートしたり、アクセントとしてカラフルなミサンガを付けるのも素敵です。
2.シルバーアクセと合わせて
こちらも手作りのミサンガだそうです。さまざまな色があしらわれていて、細かい作業が光る1品になっています。ミサンガだけでもカラフルで存在感ありますが、シルバーアクセと合わせると、ごつさがプラスされて、より印象的な手首に。
可愛さにメンズ感がプラスされるので、手首を華奢に見せたい人にもおすすめです。洋服とコーディネートしておしゃれの一環として楽しんでみて。
3.足首のワンポイントに
スニーカーにアンクルソックスを合わせる人も多いと思います。そのままでも十分におしゃれですが、足首にミサンガをプラスしてみるのはいかがですか?
シンプルなミサンガを選べば、さほどうるさくなりませんし、足首にミサンガがあるだけでなんだか足首もほっそり見える気がします。普段あまり見えない場所ではありますが、気持ちも上がりますし、寂しい足元に色を添えることができます。
カラフルなミサンガも良いですが、足首に付ける場合は細いミサンガが良いと思います。この方のように2本ぐらい重ねると足元をおしゃれに演出できます。
ミサンガを結んで願い事を叶えよう!
ミサンガって、一昔前に流行ったアクセサリーでは?と言うイメージを持ってる人も多いかもしれませんが、最近もおしゃれの1つとして楽しむ人が多いようです。
今回は、ミサンガの由来やルール、付ける場所別の意味、ミサンガの結び方を簡単に紹介してきましたが、いかがでしたか?ミサンガを付ける際は、色や付ける場所を気にしながら、しっかり結んであげることが大事です。
おしゃれの1つとして付け外して使うのも良いですが、願い事を叶えたりなら、しっかり外れないようにつけておくのがベスト!ぜひ自分なりのアレンジや付け方で願い事を叶えてみてください。